別名ユキノハナ。早春、まだ雪のとけないころに顔を出し、白い可憐な花をうつむきぎみに咲かせます。
名前は「雪のしずく」という意味に解釈されることが多いのですが、本来は、中世期のヨーロッパで女性がつけた耳飾り
の形に由来します。白い清純な花姿は、聖母マリアの花ともたたえられています・・・
ヒガンバナ科
原産地: ヨーロッパ
花言葉: 恋の最初のまなざし
今日聴いたジャズ・・・
ALESSANDRO LANZONI & ARES TAVOLAZZI・・・「I SHOULD CARE」
本作は、イタリアの若手ピアニスト、アレッサンドロ・ランツォーニの初リーダー・アルバム。
録音当時、14歳という若さ。にもかかわらず、タッチは正確でエモーショナルなフレーズを聴かせる、まさしく神童という言葉
がふさわしい。本盤は、アレス・ダヴォラッティ(b)とのデュオで綴られている。ドラムレスということもあってか、
ピアノ、ベースとの掛け合いが楽しい。2作目はトリオ編成(ベーシストも同じ)なんだけど、何故トリオにしなかったのかな・・
とも思う。
全12曲、お馴染みのスタンダードで構成されている。
本盤では長めのトラックになっている”星影のステラ”なんか聴くと、どこかキースに通じるものを感じたりする。
ラストの”JUST FROENDS”では、やはりイタリアの若手アルトサックス奏者の(当時16歳)フランチェスコ・カフィーソが
参加。でもこれは、蛇足だと思う。カフィーソは「ニューヨーク・ララバイ」で目を見張るものがあったけれど、ほかは感心しない。
1・I LOVE YOU・・・2・I GOT IT BAD・・・3・SCRAPPLE FROM THE APPLE・・・4・HERE’S THAT RAINY DAY・・・
5・いつか王子様が・・・6・I SHOULD CARE・・・7・CARAVAN・・・8・星影のステラ・・・9・MY ROMANCE・・・
10・HERE’S THAT RAINY DAY(alternate)・・・11・I SHOULD CARE(alternate)・・・12・JUST FRIEND・・・
ALESSANDRO LANZONI(p)
ARES TAVOLAZZI(b)
FRANCESCO CAFISO(as on12)
2006年6月20日録音・・・
※ アレッサンドロ・ランツォーニ
2006年のマッシモ・ウルバニ国際コンペティション優勝。2010年にマーシャル・ソラール国際で最優秀若手ソリスト賞
を受賞した。
イタリアの若手の登竜門シエナ・ジャズ・ワークショップで2年腕をみがき、後、バークレー留学する。