雪の中からぽっかりと顔をだすように咲くクロッカスは、寒さの厳しいヨーロッパの国々で特に愛され、春の使者として
親しまれてきました。ギリシャ神話では、最高神ゼウスと妻ヘーラーのぬくもりから芽ぶいたといわれ、古代には結婚式に
この花が飾られたのだそう。花壇やコンテナ、水栽培などで楽しめます・・・
アヤメ科
原産地: 地中海沿岸 西アジア
花言葉: 愛をもう一度
今日聴いたジャズ・・・
木住野佳子・・・「ボッサ・ノスタルジア」
本作は、日本の女性ピアニストを代表する一人、木住野佳子のリーダー・アルバム。
タイトルからも分かるように、ボッサ、サンバ中心の作品。
全12曲中、オリジナル7曲(1、2、4、5、6、7、9)、それにアントニオ・カルロス・ジョビンの曲が5曲(3、8、10、
11、12)で構成されている。
ストリングスを交えた、聴きやすく、木住野佳子のエレガントなピアノが光る作品。
アルバム内容としては・・・
聴きやすいボッサの1、ノリの良い洗練されたサンバの2、ジョビンのしっとり加減がいい3、ストリングスを効果的に使った、
日本のフォークのメロディのような4、ピアノトリオでノリの良い、メロディアスな5、切なく哀愁を帯びた6、陽気に展開する
サンバの7、憂いのあるジョビンの8、ワルツ進行でストリングスの雰囲気がよい9、ラテンタッチで渋さも兼ね備えたジョビンの10、
ギターとのデュオでノリの良い11、美しいメロディで淡々と語る12。。。
木住野佳子のボサノヴァ・アルバムでは他に「シェスタ」もあるけれど、全体的な雰囲気としては、本作のほうが気に入っている。
また、彼女の作品は、どれを聴いてもいい。一度、ライブで聴いてみたいピアニストの一人でもある。
1・夏への扉・・・2・ボッサ・リーブラ・・・3・ダブル・レインボウ・・・4・紫陽花・・・5・UKIUKI・・・6・ノスタルジア・・・
7・ボッサ・デ・ファンク・・・8・パッサリン・・・9・お散歩・・・10・おいしい水・・・11・ワン・ノート・サンバ・・・
12・スー・アン・・・
木住野佳子(p)
古川昌義(g)
鳥越啓介(b)
藤井学(ds)
岡部洋一(perc)
仙道さおり(perc)
ストリングス
2006年3月8、9、12日録音・・・