つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

サザンカ(山茶花)

2014-01-07 01:37:03 | ジャズ


  ツバキと近縁の仲間ですが、晩冬~春に咲くツバキに対し、サザンカは童謡「たき火」で歌われているように、晩秋~初冬の

  花で、ツバキより平たい花形です。また、ツバキは花が終わると花ごと落ちますが、サザンカは花びら一枚ずつ散ります。

  江戸時代から観賞用として親しまれてきましたが、古い時代にはツバキと厳密に区別されておらず、そのため中国語でツバキ

  を表す「山茶」(さんさ)が転じて花名となりました。


  野生種は北海道を除く日本各地の山林に自生し、白やピンクの一重咲きですが、園芸種では紅色や八重咲きのものもあります・・


   ツバキ科
   
   英名:  SASANQUA CAMELLIA
   別名:  ヒメツバキ、チャバイ



   花言葉:  謙譲 (赤)  愛嬌 (白)



   今日聴いたジャズ・・・



   OVE INGEMARSSON・・・「HEART OF THE MATTER」





   本作は、スウェーデンを代表するテナー・サックス奏者、オーヴェ・イングマールソンのリーダー・アルバム。


   メンバーは、ピアノにラーシュ・ヤンソン、ベースにラーシュ・ダニエルソン、ドラムにアダム・ナスバウムという強力布陣を


   従えたワン・ホーン・カルテット編成。


   全8曲中、イングマールソンのオリジナル4曲(1、2、6、7)、ダニエルソンのオリジナル2曲(3、4)

   ラーシュ・ヤンソンが1曲(8)、それにスタンダード1曲で構成されている。


   サポート陣は随所でベテランらしいプレイを披露しているものの、何しろ、イングマールソンの直立不動で威風堂々と吹きまくる

   テナーは実に爽快きわまりなく、スカッとする。ややスローテンポに展開するのは「ALMA」だけで、他は、アグレッシヴで、

   エリック・アレキサンダーに負けずとも劣らないブローを聴かせる。


   ラーシュ・ヤンソンとイングマールソンの共演は、2002年の NEW BLUES / OVE INGEMARSSON や ラーシュ・ランソンの

   リーダー作、「EVERYTHING I LOVE」でも聴くことが出来る。

   ドラムのアダム・ナスバウムはトム・ハレルのアルバムにも参加していることでもお馴染み。。


1・HEART OF THE MATTER・・・2・THIRD STAR・・・3・GRAFENAST HOTEL・・・4・ALMA・・・5・THE MASQUERADE IS OVER・・
6・HOTEL TRIANON・・・7・SEEMS LIKE YESTERDAY・・・8・UNIO MYSTICA・・・





    OVE INGEMARSSON(ts)

    LARS JANSSON(p)
    LARS DANIELSON(b)
    ADAM NUSSBAUM(ds)



    1995年1月録音・・・