ツバキと近縁の仲間ですが、晩冬~春に咲くツバキに対し、サザンカは童謡「たき火」で歌われているように、晩秋~初冬の
花で、ツバキより平たい花形です。また、ツバキは花が終わると花ごと落ちますが、サザンカは花びら一枚ずつ散ります。
江戸時代から観賞用として親しまれてきましたが、古い時代にはツバキと厳密に区別されておらず、そのため中国語でツバキ
を表す「山茶」(さんさ)が転じて花名となりました。
野生種は北海道を除く日本各地の山林に自生し、白やピンクの一重咲きですが、園芸種では紅色や八重咲きのものもあります・・
ツバキ科
英名: SASANQUA CAMELLIA
別名: ヒメツバキ、チャバイ
花言葉: 謙譲 (赤) 愛嬌 (白)
今日聴いたジャズ・・・
OVE INGEMARSSON・・・「HEART OF THE MATTER」
本作は、スウェーデンを代表するテナー・サックス奏者、オーヴェ・イングマールソンのリーダー・アルバム。
メンバーは、ピアノにラーシュ・ヤンソン、ベースにラーシュ・ダニエルソン、ドラムにアダム・ナスバウムという強力布陣を
従えたワン・ホーン・カルテット編成。
全8曲中、イングマールソンのオリジナル4曲(1、2、6、7)、ダニエルソンのオリジナル2曲(3、4)
ラーシュ・ヤンソンが1曲(8)、それにスタンダード1曲で構成されている。
サポート陣は随所でベテランらしいプレイを披露しているものの、何しろ、イングマールソンの直立不動で威風堂々と吹きまくる
テナーは実に爽快きわまりなく、スカッとする。ややスローテンポに展開するのは「ALMA」だけで、他は、アグレッシヴで、
エリック・アレキサンダーに負けずとも劣らないブローを聴かせる。
ラーシュ・ヤンソンとイングマールソンの共演は、2002年の NEW BLUES / OVE INGEMARSSON や ラーシュ・ランソンの
リーダー作、「EVERYTHING I LOVE」でも聴くことが出来る。
ドラムのアダム・ナスバウムはトム・ハレルのアルバムにも参加していることでもお馴染み。。
1・HEART OF THE MATTER・・・2・THIRD STAR・・・3・GRAFENAST HOTEL・・・4・ALMA・・・5・THE MASQUERADE IS OVER・・
6・HOTEL TRIANON・・・7・SEEMS LIKE YESTERDAY・・・8・UNIO MYSTICA・・・
OVE INGEMARSSON(ts)
LARS JANSSON(p)
LARS DANIELSON(b)
ADAM NUSSBAUM(ds)
1995年1月録音・・・