つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

ロウバイ

2014-01-12 13:07:39 | ジャズ


  中国原産で日本には江戸時代に渡来しました。

  また、12月ー=ろう月に咲くためとか、ロウ細工のような半透明の花弁にちなむからなど、名前の由来にはさまざまな

  説が。香りのよい黄色の花を冬から早春の庭に咲かせ、茶花や庭木として古くから愛されています・・・



  ロウバイ科


  原産地:  中国


  花言葉:  慈悲心



  今日聴いたジャズ・・・


    「MYRRA」



  本作は、イリノイ州シカゴ生まれ、スウェーデンの歌姫、ミラ・マルムバーグのリーダー・アルバム。


  ボサ・ノヴァ集。


  全10曲中、A・C・ジョビンの「HOW INSENSITIVE」「コルコヴァード」「トリステ」などの名曲に加えて、スウェーデンの作曲家


  たちによるオリジナルのボサ・ノヴァ・ナンバーが歌われている。


  アルバム全体の印象としては、爽やかで、さらっと歌っていて心地よい雰囲気が漂う。オリジナルのほとんどはミラ自身が歌詞を

 
  つけたもので、うち3曲はミラがメロディーも書いている。


  彼女はもともと、ミュージカル・シンガーとしての活躍が目覚ましくグラミー賞にも輝いている。本作のプロデュース、アレンジは


  スウェーデンのピアニスト、ペーター・ノーダール。そして、ノーダールはミラの旦那様でもある。


  前回書いた、ロヴィーサもスウェーデンの歌姫だったし、彼女の「THAT GIRL FROM IPANEMA」も素晴らしかった。


  ボサノヴァといえば、ブラジルというイメージがあるものの、2人のボサノヴァ集を聴いただけでも、それは覆される思いがする。

  どちらも、”SPICE OF LIFEレーベル”からリリースされている。


1・TAXIDRIVER・・・2・THE ONLY THING THAT I CAN THINK ABOUT IS YOU・・・3・BARFOTA i GRASET・・・
4・HOW INSENSITIVE・・・5・VEM TANKER HAN PA・・・6・CORCOVADO・・・7・VARLDEN SOM VAR MIN・・・8・SOM VANLIGT・・
9・AKTA・・・10・TRISTE・・・


  話が戻りますが、ペーター・ノーダールはフェイバリット・ピアニストなので、彼のプロフィールについて表記しておきます。



 ※ PETER NORDAHL:


   1966年5月29日、スウェーデンのテゲルフォルクス生まれ、ストックホルム育ち。影響を受けたピアニストとして、
   ウイントン・ケリー、アーマッド、ジャマル、ホレス・シルヴァーの名前を挙げている。いずれもファンキーなプレイに優れた
   巨匠たち。ジャズ・ミュージシャンとしての本格的なキャリアをスタートさせたのは1990年からで、ブルーコネクションという
   グループで、ドラゴンに2枚のアルバムを録音している。

   ペーターはクラシック音楽も学んでおり、ミュージカルやオペラ歌手との共演も行っている。
   ジャズミュージシャン / シンガーとは、ジェームス・ムーディー、スティーヴ・マリー・バーグマンらと共演している。