つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

ローズマリー

2014-01-13 12:42:42 | ジャズ


  香りのよい葉に青や紫の小花をつける人気のハーブです。

  鉢に1株植えておくと、肉料理などの香りづけとしても重宝します。

  名前の由来はさまざまですが、聖母マリアが、旅の途中で香りのよい草の上にマントを敷いて休憩したところ、一面にブルーの花が

  咲いたからという、すてきな言い伝えもあります・・・



  シソ科


  原産地:  地中海沿岸


  花言葉:  あなたは私をよみがえらせる




   今日聴いたジャズ・・・


   THE DAVID MORGENROTH TRIO・・・「いそしぎ」
   (+1 with EDEN ATWOOD)




   本作は、1961年11月16日モンタナ州、ミズーラ生まれのピアニスト、デヴィッド・モーゲンロスのリーダー・アルバム。


   ジョニー・マンデル作品集。


   クリス・コランジェロ(b)、ジョー・ラバーベラ(ds)を起用したトリオ編成。


   ジョニー・マンデルの曲は多くのミュージシャンが好んで採りあげている。中でもタイトルチューンの”いそしぎ”、”エミリー”

   などは、ピアノトリオでも、かなりの数に上るのではないだろうか。

   でも、ジョニー・マンデル作品集というものは、少ないと思う。


   全13曲、有名な曲から、比較的採りあげられることのない曲まで、収録されている。モーゲンロスの恩師はフレッド・ハーシュで

   あることから、ハーシュのタッチによく似たフレーズも随所に感じられる。

   ラストには、イーデン・アトウッドのヴォーカルで、しっとりとした”いそしぎ”を聴ける。この曲のみ、ドラムスが、ケンドール・

   ケイに代わっている。

   滅多にお目にかかれない、ジョニー・マンデル作品集、貴重盤。。。



1・CLOSE ENOUGH FOR LOVE・・・2・いそしぎ・・・3・WHERE DO YOU START・・・4・EMILY・・・5・DON’T LOOK BACK・・・
6・SONG FROM M・A・S・H・・・7・THE SHINING SEA・・・8・A TIME FOR LOVE・・・9・I’VE BEEN AROUND・・・
10・LITTLE DID I DREAM・・・11・VACATION FROM THE BLUES・・・12・TAKE ME HOME・・・13・いそしぎ・・・



    デヴィッド・モーゲンロス(p)
    クリス・コランジェロ(b)
    ジョー・ラバーベラ(ds)
    ケンドール・ケイ(ds 13)
    イーデン・アトウッド(vo 13)


    2010年5月12、13、 6月15日録音・・・


  ※ デヴィッド・モーゲンロス:

   音楽教育で有名なノース・テキサス州立大学でクラシックとジャズ・ピアノの学位を取得し、ダラス、フェニックス、サンフランシスコ
   などで経験を積んだあとの6年間ニューヨークでクラシック・ピアノ教育の第一人者ソフィア・ロゾフやジャズ・ピアニストの
   フレッド・ハーシュ、リッチー・バイラークに師事する傍ら、クラシックの室内楽からジャズまで、多岐にわたるアーティストとの
   共演をとうして研鑽に励み自己のスタイルを確立した。

   1998年にクリス・ポッターと共演したデビュー・アルバム”RADIANCE”を発表し、『ジャズ・ニュース』誌で”知性と明確な
   コンセプト、そして光輝くがごときエレガンスを持ったピアニスト。尽きることのない革新性と独創性を備えている”と極めて
   高い評価を得た。

   11年ぶりに発表した意欲作『アローン・ウィズ・デューク』はわが国のジャズ専門誌や識者から高い評価を獲得すると同時に、
   ジャズ・ファンの間で、一気に要マークのピアニストとなった・・・