ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

「エミーリア・ガロッティ」は現代的感覚のギリシャ悲劇だと言ってもよいのではないか

2006-03-22 07:07:09 | アーツマネジメント
ひとつ前の記事の続き。 「エミーリア・ガロッティ」は、今から234年前の1772年に初演されたG. E. レッシングの芝居が元になっている。 ヨーロッパ近代演劇の古典とされる作品の上演と言えば、普通はオーソドックスな(日本で「新劇」と呼ばれるような)リアリズム演劇を連想するのが普通である。だが、この舞台は、まったくそれとは正反対で、観ていて18世紀に書かれた古典演劇という印象はまったく受けない . . . 本文を読む
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