(つづき)
北九州市小倉北区の「砂津」バス停(西行き)における側面表示。
一つ目。
「90番」「91番」「97番」は、いずれも砂津と黒崎(一部は小嶺、香月まで)を中井口、戸畑、枝光、中央町経由で結ぶ路線なのだが、「春の町」と「西鉄黒崎バスセンター」の間で、以下のような経路の違いがある。
「90番」
春の町~西本町・八幡駅前~陣山~黒崎駅前~西鉄黒崎バスセンター
「91番」
春の町~西本町・八幡駅前~市立八幡病院前~祗園三丁目~黒崎駅前ふれあい通り~西鉄黒崎バスセンター
「97番」
春の町~平野一丁目~祗園三丁目~黒崎駅前ふれあい通り~西鉄黒崎バスセンター
通称「山手線」(やまのてせん、ではなく、やまてせん)を通る割合が、下に行くに連れ高まるのだが(「90番」は山手線を全く通らない)、この表示ではそれらの違いが全くわからない。
“小倉都心部から90番台に乗る人は八幡東区までは行かないだろうし、もし行く人がいたとしてもそれは常連客なので番号で判断できるだろう”という考えもわからないではないのだが、そうであるならば、戸畑地区あたりまでの経由地表記の充実を期待したいところである。
二つ目。
福岡では、都市高速経由のバスは、都市高速を降りた時点で「都市高」の表示が消えているケースが多い(306番、312番の博多駅行きなど、消えないケースがないもあり)が、北九州では消えない場合が多い。
この「170番」は、“ここ砂津から青葉車庫に行くまでの間に都市高速を通ります”という意味ではなく、あくまで“既に都市高速を通ってきました”という意味なのだが、敢えて表示する必要があるのだろうか?ということは常々感じる(“敢えて表示している”のではなく“消すのが面倒”ということなのかもしれないけど)。
方向幕の時代は、都市高速に乗る前でも降りた後でも「都市高速」の文字が入っていたが、それは、全区間を「1枚」の幕で表現することが通常だったからである。
LEDの“通過停留所(←停留所に限らず、通りや都市高速なども含め)を消していける”という(数少ない)利点を、もう少し活かしてもらいたいものだ。
三つめ。
「八幡製鉄所総合センター」…やはり長い。
もし終点じゃなかったら、LED表記における経由地として採用されることはなかったかも。
(つづく)
北九州市小倉北区の「砂津」バス停(西行き)における側面表示。
一つ目。
「90番」「91番」「97番」は、いずれも砂津と黒崎(一部は小嶺、香月まで)を中井口、戸畑、枝光、中央町経由で結ぶ路線なのだが、「春の町」と「西鉄黒崎バスセンター」の間で、以下のような経路の違いがある。
「90番」
春の町~西本町・八幡駅前~陣山~黒崎駅前~西鉄黒崎バスセンター
「91番」
春の町~西本町・八幡駅前~市立八幡病院前~祗園三丁目~黒崎駅前ふれあい通り~西鉄黒崎バスセンター
「97番」
春の町~平野一丁目~祗園三丁目~黒崎駅前ふれあい通り~西鉄黒崎バスセンター
通称「山手線」(やまのてせん、ではなく、やまてせん)を通る割合が、下に行くに連れ高まるのだが(「90番」は山手線を全く通らない)、この表示ではそれらの違いが全くわからない。
“小倉都心部から90番台に乗る人は八幡東区までは行かないだろうし、もし行く人がいたとしてもそれは常連客なので番号で判断できるだろう”という考えもわからないではないのだが、そうであるならば、戸畑地区あたりまでの経由地表記の充実を期待したいところである。
二つ目。
福岡では、都市高速経由のバスは、都市高速を降りた時点で「都市高」の表示が消えているケースが多い(306番、312番の博多駅行きなど、消えないケースがないもあり)が、北九州では消えない場合が多い。
この「170番」は、“ここ砂津から青葉車庫に行くまでの間に都市高速を通ります”という意味ではなく、あくまで“既に都市高速を通ってきました”という意味なのだが、敢えて表示する必要があるのだろうか?ということは常々感じる(“敢えて表示している”のではなく“消すのが面倒”ということなのかもしれないけど)。
方向幕の時代は、都市高速に乗る前でも降りた後でも「都市高速」の文字が入っていたが、それは、全区間を「1枚」の幕で表現することが通常だったからである。
LEDの“通過停留所(←停留所に限らず、通りや都市高速なども含め)を消していける”という(数少ない)利点を、もう少し活かしてもらいたいものだ。
三つめ。
「八幡製鉄所総合センター」…やはり長い。
もし終点じゃなかったら、LED表記における経由地として採用されることはなかったかも。
(つづく)