(つづき)
「32番」「33番」「34番」の終点となっている糟屋郡宇美町の「極楽寺」バス停。
「エンギモノ」度もかなり高い。
ここから南西方向に下る「極楽寺入口」バス停に向かう道路では、現在は営業運転は行われておらず、この「極楽寺」が「狭義の終点」となっている。
かつては、極楽寺~障子岳間で上りと下りのルートが現在とは逆であり、
・上障子岳~障子岳~極楽寺~極楽寺入口~柳原方面
・障子岳~飛岳団地~極楽寺入口~柳原方面
という、主にふたつのパターンで運行されていたが、例外もかなりあり、複雑なものとなっていた。
そして、1996年12月1日のダイヤ大改正の際に、起終点を極楽寺に揃えることにより、ルートがかなりすっきりしたものとなった。
大改正時のチラシの極楽寺地区バージョンのものには"「どこに行くのかわからない」ということはありません"と書いてあり、それまで乗り間違いや苦情が多かったことをうかがわせる。
大改正当時、「極楽寺」を発着する路線は「32番」と「34番」のみであったが、その後、「33番」も運行を開始している。
ただし、当時の「32番」「34番」合計の本数は50本(平日)であるの対し、現在は3路線合わせても36本であり、約3割減少している。
「33番」は、障子岳からJR宇美駅、役場、地下鉄福岡空港駅方面への足として開設されたローカル線の「1番」の大幅縮小に伴う代替の機能に、既存の「32番」を組み合わせてできたような路線である。
「32番」と「33番」の極楽寺行きの違いは、「宇美公園前経由(32番)」か「上宇美経由(33番)」かの違いということになるのだが、上宇美止めの便は「33番」ではなく「32番」を名乗っており、このあたりの線引きがとても難解である。
一部区間のみ経由地が違うというだけで違う番号を与えたのなら、まったく違う行先の原田橋行きが「32番」というのはバランスを欠くような気がする。
そうなると「34番」のほうも、極楽寺行きと原田橋行きで番号を分けないといけなくなる…。
「どこまでを同一の番号とするのか」という定義がない以上、こういうことを考え始めるとキリがない。
なので当面は、今のままそっとしておいたほうがかえってよいのかもしれない…。
(つづく)
「32番」「33番」「34番」の終点となっている糟屋郡宇美町の「極楽寺」バス停。
「エンギモノ」度もかなり高い。
ここから南西方向に下る「極楽寺入口」バス停に向かう道路では、現在は営業運転は行われておらず、この「極楽寺」が「狭義の終点」となっている。
かつては、極楽寺~障子岳間で上りと下りのルートが現在とは逆であり、
・上障子岳~障子岳~極楽寺~極楽寺入口~柳原方面
・障子岳~飛岳団地~極楽寺入口~柳原方面
という、主にふたつのパターンで運行されていたが、例外もかなりあり、複雑なものとなっていた。
そして、1996年12月1日のダイヤ大改正の際に、起終点を極楽寺に揃えることにより、ルートがかなりすっきりしたものとなった。
大改正時のチラシの極楽寺地区バージョンのものには"「どこに行くのかわからない」ということはありません"と書いてあり、それまで乗り間違いや苦情が多かったことをうかがわせる。
大改正当時、「極楽寺」を発着する路線は「32番」と「34番」のみであったが、その後、「33番」も運行を開始している。
ただし、当時の「32番」「34番」合計の本数は50本(平日)であるの対し、現在は3路線合わせても36本であり、約3割減少している。
「33番」は、障子岳からJR宇美駅、役場、地下鉄福岡空港駅方面への足として開設されたローカル線の「1番」の大幅縮小に伴う代替の機能に、既存の「32番」を組み合わせてできたような路線である。
「32番」と「33番」の極楽寺行きの違いは、「宇美公園前経由(32番)」か「上宇美経由(33番)」かの違いということになるのだが、上宇美止めの便は「33番」ではなく「32番」を名乗っており、このあたりの線引きがとても難解である。
一部区間のみ経由地が違うというだけで違う番号を与えたのなら、まったく違う行先の原田橋行きが「32番」というのはバランスを欠くような気がする。
そうなると「34番」のほうも、極楽寺行きと原田橋行きで番号を分けないといけなくなる…。
「どこまでを同一の番号とするのか」という定義がない以上、こういうことを考え始めるとキリがない。
なので当面は、今のままそっとしておいたほうがかえってよいのかもしれない…。
(つづく)