そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

20本買って、やっとつかんだ幸せ。ギルドD-55。

2011-11-10 21:59:04 | ギルド、ギルド、I Love You!!


高くても「生涯の1本」と思って買うギター。
しばらくすると「サブはいる」と一つ増え、「違
った音」とさらに増え。この繰り返しで、気が
つけば予算も少しずつ上がって。「今度こそ、
打ち止め」の声は何度も聞くが、みんな、その
繰り返し。しかし、20本目で出会ったギルドさ
ん、特に、D-55さんとは相性がいい。演奏す
る場所やプレイスタイルが変わらない限り、
長い付き合いになりそうだ。

思えば、今は閉鎖となった大宮のロックイ
ンで、たまたま弾いた新品のギルドさんのD
-50。これが結構よくて、「隣りにある上位機
種のD-55はもっとよいのでは」と弾いたらび
っくりする程よくて、関東圏の店頭にあるD-
55をしらみつぶしで弾いてまわって、ネックの
状態がよく、好みの音の個体を選んで手に入
れた。セッションをした楽器のわかるミュージ
シャンが「凄いね」と口を揃える個体。幸せな
のだ。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
        http://pub.ne.jp/solo_solo/



青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」

http://www.stickam.jp/video/179719778

追記。何て事を書きつつ、今日、池袋で青柳さ
んのバースイヤーである1966年のマーチンの
D-28を弾かせてもらった。

  青柳さんは、材質への思い入れは持たない
が、枯れ切ったハカランダの彼女は乾いた優し
い音を出した。音も大きく、気持ちよくスッと前に
飛び出した。価格は66万円。70年代の硬いロ
ーズの音をこよなく愛する人には「軽い」のだろ
うけれど、青柳さんにはこの娘の方がいい。

 興味は膨らんで、隣りにあった50年代の28も
弾かせてもらった。こちらは、さらに古くてボロだ
が、グローバーより断然に華奢なペグをつけた
個体は、さらに優しく、繊細に鳴った。価格は
130万円。青柳さんはマーチンのギターは好み
ではない。しかしながら、ここまでくると心の底か
ら欲しいと思った。

 でも、マーチンD-28の山には、さらに上があ
る。戦前につくられたボディにヘリボーンの縁取
りがあるのが最高峰?きっと、もっと凄いのだろ
う。価格は400万くらいか?(笑)。

 だけど、あらゆる物事には「身の丈」がある。ギ
ルドさんのD-55位が青柳に相応しいのだろうな。

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