富山きのこクラブ

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第4回 定点観察会

2008年07月12日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様
土砂降りになったかと思うと、からからに晴れ上がる…北陸の梅雨とは思えない天気が続いていますが、きのこにとっては(もとい、きのこ好きにとっては)あまり有難くないですね。
今日は…晴れ…風が有るのでやや過ごしやすい中、10名のメンバーが集まりました。
Dscn0285冒頭、橋屋さんから前回の採取記録と「ベニタケ族の話(その1)」が配られました。前回の分だけで#63まで番号付けがされています。

とても小さい…不明種。
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3県観察会でのハナサナギタケ採取場所とよく似た環境には、冬虫夏草が出ていました。甲虫の幼虫から出ている様子で…ヒメクチキタンポタケ?マイヅルナガエムシタケ(2008.7.17 橋屋さんのご指摘により修正)…たくさんの固体が見られましたので、成熟を待つこととなりました。ハナサナギタケも採取されました。
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今日はツルタケがたくさん見られました。
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ツルタケダマシ
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ムレオオイチョウタケ
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傘に条線のある、白い、テングタケの仲間
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今回はいろんなきのこが出始めたせいか…とてもスローペースで、見えないふりをして看過したものも幾つかありましたね。100を超える(釣り用語では1束)きのこが採取され、写真の記録が終わったのは13:00をまわっておりました。
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キアシヤマドリタケ(北陸のきのこ図鑑仮称)
キアミアシイグチに似ていますが、味がマイルド(食毒不明!)で幼時管孔が白い菌糸で覆われている点が異なっています。
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7月20日は吉峰でのきのこ観察会です。蚊の対策をお忘れなく。また、今日参加された県立大/佐藤先生のご協力で、電子顕微鏡講習会が企画されています。どうぞお楽しみに!

昼食の帰りに、ヤマドリタケ仲間の様子を見てきました。
ムラサキヤマドリタケ
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老・盛・幼とここ1週間の間に五月雨式に発生している様子です。
古洞の森のアカヤマドリはどうなっているのでしょうか?

_/_/_/_/_/ 伊藤春雄 _/_/_/_/_/


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