富山きのこクラブの皆様、橋屋様
薬勝寺池公園のムレオオイチョウタケの観察(その2)をお届けします。
観察中の旗を立てて観察をいたしました。
8/14 炎天下の中、潰れかけてから4日も経過するが腐敗も極端な異臭もなしで虫もつかずでした。
橋屋様、虫も近寄らない物質でも出しているのでしょうか?
四ツ木 丈司
四ツ木様、富山きのこクラブの皆様
この暑い期間に、けっこう長い時間をかけて成長するのですね。
四ツ木さんの観察は非常に面白いと思いました。
この時期、きのこ採集に出かけるとカビたり虫害にあって腐ったりしたきのこを多く見るため、この時期のきのこは短時間に成長し、直ぐに胞子を落と して、すばやく腐ってしまうのかと思っておりました。
ムレオオイチョウタケは非常に大きくなる肉質なきのこで、このきのこをつくる養分は全て菌根を作っている樹木から貰っているのだと思うと非常に興 味深いと思います。
きのこ(菌類)が他の腐敗に関する菌類やバクテリアに対する抗菌物質を作っているのか面白い課題だと思います。この効果が高いきのこを選び、物質 を抽出、構造式を確定すれば…など興味は広がりますね。
薬勝寺池公園では他のイグチ類やテングタケ類の発生はいかがでしょうか?
ここしばらく雨が降ったので、そろそろきのこが出て来るのではと考えています。
2012.8.16 富山県中央植物園 橋屋 誠
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