富山きのこクラブ

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キイボカサタケで死亡?

2007年07月26日 | きのこ

富山きのこクラブの皆さんへ
植物園の橋屋です。
昨日、ニュースで流れた愛知県のきのこ中毒の記事を下に貼り付けます。
記事にはキイボカサタケとありましたが、キイボカサタケが人を死亡させる毒を持っていたのか、いっしょに他の猛毒きのこ(例えばフクロツリタケやドクツルタケ)が混ざっていたのか、本当のところはわかりませんが、後者の可能性も高いと思います。
いずれにせよ「種類のわからないものは食べない」ことに加えて、この季節「痛んでいるものは食べない」ことも大切であると思います。
_/_/_/_/_/ 富山県中央植物園 橋屋 誠_/_/_/_/_/

食中毒:毒キノコを食べ、東海の女性死亡 /愛知
7月24日11時0分配信 毎日新聞

 県知多保健所に23日入った連絡によると、東海市内の女性(86)が今月22日、大府市内の公園で採った毒キノコを食べ、食中毒による脱水症で死亡した。県によると、県内で毒キノコによる死者が出たのは2年ぶり。
 県によると、女性は19日午前、同市内の知北平和公園を散歩中に、毒性のあるキイボカサタケを採取。同日夕方、ラーメンに入れて食べたが、20日朝になり、吐き気や下痢を訴えた。東海市内の病院で「食中毒の疑いがある」と診断され、点滴を受けたうえで、自宅で静養していたが、22日午前10時ごろ、寝室で死亡しているのを家族が見つけた。毒キノコを食べたのは女性だけだった。
 家族の話では、女性は今年に入って、2~3回、同公園内で採ったキノコを食べていたという。県生活衛生課は「分からないものを採って食べないようにしてほしい」と話している。