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「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

エネルギー・マスター養成講座を受講する

2012-02-14 10:52:35 | 一治療家の視点

治療家をやっているが、治療系でも、あまりいろいろなセミナーを受け歩くということをしない。ヒーリング系のセミナーなら、なおさらだ。不器用な人間なので、つまみ食いのようにいろいろなメソッドを学んでも、結局は何も身につかずに終わりそうだし、昔、カイロプラクティックを学んでいた時、そこの講師の1人だった岡根知樹先生から「治療法のコレクターにはなるな」と言われたことも関係しているかもしれない。

そんな私だが、今回、レイキや宝地図の望月俊孝さんの主催する「エネルギー・マスター(EM)養成講座」というのを受講してきた。


というわけで、BGMにはアニメ『ガンダムOO(ダブルオー)』のOSTから「Trans-Am」。『OO』にはガンダムに内蔵されたシークレット・モード、トランザム・システムという架空のシステムが出てくるのだが、「Trans-Am」──「私」という存在を越えていく──というネーミングは実にいいね。


望月さんの無料メルマガは、もうずいぶん長く取っていて、当然そこにはレイキや宝地図などのセミナー案内も載っているが、いつもただ「ふ~ん…」という感じで目で流すだけだった。しかし今回は、理由はわからないけどなぜか「受けなきゃいけない」という気になって、以前もブログに書いたように直感には従うようにしているので、決して安くない受講料だったのだがメソッドの内容もわからないまま申し込んだ(EMには、実際にそのメソッドを体験するベーシックコースがあるのだが、それを知ったのは申し込んだ後だった)。

その後、過去の受講者の感想や望月さんからのPRのメールはもらったものの、結局、メソッドがどういうものなのか何もわからないままセミナーに参加することになった。だから「返金保証をうたってるとは言え、高いカネ払ってしまったけどホントに大丈夫なんだろうか?」という疑いの気持ちは間違いなくあった。しかし現在、全4日の日程のうちの2日間を終えたが、EMを受けて確かに自分が変わったと感じる。


テキストからの受け売りになるが、EMの基本的な考え方は次のようなものだ。

成功哲学の中でよく言われているように、セルフ・イメージが変わることで人は変わっていく。心の中のネガティヴな想念を泥に例えると、人の心は水の中に泥の混じった泥水のような状態であり、セルフ・イメージを高めるとは、その泥をどうにかすることだと考えられる。

そのためによく使われる方法としては、ポジティヴ・シンキングや「ありがとう」を唱えたりするものと、瞑想やイメージ・トレーニングによるものとがある。前者は泥水の中に綺麗な水をつぎ足して、泥水をあふれ出させる方法であり、後者は泥水の中の泥だけを沈殿させる方法だと言える。
それに対してEMは、泥水を一旦捨ててから新たに綺麗な水を注ぎ込む、という考え方に基づいている。


──EMの説明の中でそういう話を聞いて、「言われてみれば確かにそうだよなー、何で今まで気づかなかったんだろう」と思った。

えてして重要な発明というのは、他の誰にも思いつけないようアクロバティックな発想から生まれるものではなく、そういう「誰でも思いつきそうなのに、ほとんどの人が気づかなかった」ことから生まれるものだ。そして発想がシンプルなものであればあるほど、使える範囲も限りなく広がっていく。

望月さんは「レイキとバッティングするので、EMを健康法としては打ち出さない」という考えらしいが、心身相関ということを考えると、心の中によどんでいる泥を吐き捨てさせるだけでも体は変わっていくから、当然のことながらそういう方向での効果もある。

私もセミナーの中で私も2度セッションを受けたが、EMは人を非常に(上に書いた意味での)Trans-Amを引き起こしやすい状態に持って行ける強力なメソッドだと思う。ウチでも近いうちに始めようと思うので、興味のある方はどうぞ。


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