プロゴルファーの松山英樹選手がマスターズで優勝してから10日経ちました。私もずっとテレビを見ているわけにはいかなかったので、時々結果をチェックしながら注目していました。
さて、プロスポーツ選手は緊張とどう付き合っているのだろう、と常々思っていました。私自身は運動会の徒競走でさえ緊張し、まるで雲の上を走っているかのようにフワフワしてしまったことを覚えています。
松山英樹選手がインタビューで「朝からずっと緊張していた。」と答えたのを知り、大変驚きました。緊張していたままであの見事なショットを打っていたなんて、という驚きです。相当な練習量が、緊張している中でも見事なショットを打てる力をもたらしたのでしょう。プロ野球のピッチャーもマウンドに上がる時、投球するときには相当緊張するそうです。
私も人前で話すときなどには緊張しますが、そのような機会が多いためか、経験がその緊張を和ませてくれます。あの時も緊張したけれど何とか話し切ることができた、という経験を思い出し、自分に自信を持たせるようにしています。
ところが、私ではなく生徒たちが受験に行くときには言い方が難しいです。彼らの多くは受験が初めてですから、当然緊張しますし、緊張した時に自分がどうなるか経験していないケースも多いです。「緊張して当たり前だし、緊張している中でも実力を出せるように頑張ってきたんだよね。」と送り出しますが、毎年毎年心配です。これからは「あの松山英樹選手だって、朝から最後までずっと緊張していたんだって。プロで何10試合、何100試合こなしていても緊張するし、緊張していても優勝できるのはやっぱり練習量なんだろうね。練習量が自分に勇気と自信を与えてくれるんじゃないかな。」、こんな話も加えてみようと思っています。
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