中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

オリオン座

2020-01-31 15:59:45 | 日記
以前も書いたことがありますが、毎晩自宅に着くと夜空を見上げています。ご存知の通り、冬は空気が乾燥しているため星がきれいに光っています。
冬の代表的な星座であるオリオン座が、冬になったばかりの頃は、帰宅時には南東の方角に見られました。現在は南西に見られるようになりました。中3の高校受験生には、星は一日の中で地球の自転によってその位置が移動し、その角度は1時間に15度であること。地球の公転によっても見られる位置が変わり、毎日同じ時刻に見るようにすると一日におよそ1度動いていくことを説明しました。12月の初めと今夜を比べるとおよそ60度くらい同じ時刻では移動していることになります。家に入る前に毎日夜空を見上げてごらん、と話しましたがほとんどの生徒が忘れてしまっているように思います。
理科でも社会でも、他の科目においても、実際に見たり聞いたり体験したりすることは本当に大切だと私は考えています。その内容を勉強した時「あぁ、これだったんだ!」と知識と体験がつながる瞬間をもてるようになるからです。簡単なこと、身近なことでもちょっと気を付けて物事を見つめる習慣を持ってほしいと考えています。

そう言えば…あれ、どうなっているのだろう?

2020-01-30 21:02:36 | 日記
ニュースを見ると、新型コロナウィルスについての報道一色になっている印象があります。日本にも感染者がいますし、まだまだ謎ばかりでしっかり情報を伝えてほしいのはもちろんです。
しかし、時々ふと思うことがあります。今この時、アメリカとイランの関係はどうなっているのだろう?北朝鮮は今何をしているのだろう?など、ついこの間まで世界を騒がせていたことが、すっかり報道されなくなっています。インターネットなどで細かく探していけば情報は出てくるとは思いますが、テレビから情報を得るのは難しいように思います。
こう考えると、テレビなどこちらが受け身で得られる情報はずいぶん偏っているのだと気づきます。
国内の問題にしても、このように目をそらされてしまっている情報が気づかぬうちに相当あるのだと思います。

2月・3月は勉強を始めるのにいちばん良い時期

2020-01-29 12:44:58 | 日記
創研塾では、2月・3月は勉強を始めるのに一番良い時期だと考えています。どの学年においても3月は進学・進級を見据えて学校の授業の進みはゆっくりになりますから、その間にこれまでの学習内容に不安があれば一気に弱点対策をしてしまえますし、新学年の先取り学習を学校の進度を気にすることなくじっくりしっかり取り組むことが可能になるからです。

小学生は教科書改訂の年になりますので、春から使用する教科書はこれまでと違ったものになります。これまでに学習した範囲に不安を残したままにすることなく、安心して4月を迎えられるように準備をする時期です。
また、数学のパズルや読書の習慣付けなど興味や関心、視野を広げる指導は早いうちから始めておきたいものです。都立高校の共通問題では毎年大問2に規則性を見つけるなどパズルの要素を含んだ問題が出題されています。また、都立高校の入試問題の文字量は全国でもトップクラスに多く、読書の習慣が無い生徒はまずその文字量に圧倒されてしまい、試験時間内にすべてを読み切れないといった話もよく耳にします。将来を見据えた内容に取り組むことができるのがこの時期です。

中学生は、2月末の学年末試験対策に向け、現在の学年で学習した範囲をまずはしっかり定着させます。そして、1学期の中間試験はどの科目においても一年間で一番成果を出しやすいので、その準備を始めます。例えば数学を例に取れば、2学期や3学期は関数や図形がメインとなることが多く、難しい問題が出ることも少なくありません。しかし1学期は計算分野がメインとなることが多く、やり方をしっかり身につけ十分な演習を行えさえすれば良い結果を出しやすいのです。
中1の生徒にはよく伝えるのですが、1学期の数学は「正負の数」と「文字式」が中心です。これは英語の教科に例えるとアルファベットのようなものでこれから先、ずっと使い続ける内容です。ここでつまずくとずっと苦しいまま学習を進めなければなりません。他の教科、他の学年でも同様で、1学期の内容は今後つながることが多いのでしっかり取り組んで成果を出し、今後につなげていく大切な時期です。

また、高校受験生にとっては、部活がこれから終盤を迎え、最も力を入れる生徒が多い時期です。その中で受験に向けてスタートを切ることは、夏休み以降に大きく影響を与えてきます。周りがまだ始めていない時期だからこそ、順位や学力に差がつく時期なのです。

中学受験生にとっては、現在の学年よりも上の内容を先取り学習し、余裕をもって応用力を付けるための時間を確保するため、この時期は特に重要です。受験に向けて学習計画を立てやすい時期でもあります。早い時期に基礎力をしっかり身につけることは、夏期講習で思考力・応用力を養成するためにどうしても必要です。

明後日は都立高校の推薦入試の合格発表です。どのような結果になるか気になります。とは言え本番はあくまでも2月の一般入試と生徒たちに声をかけながら私自身にも言い聞かせています。

推薦入試が終わって

2020-01-27 21:32:00 | 日記
今日も朝から塾に来て仕事をしていました。生徒たちと笑うのですが、私自身は全く働き方改革になっていません。
さて、午後来客があり、話をしている最中に隣の教室から物音がしました。打ち合わせが終わった後教室をのぞくと、中3の生徒が来て勉強を始めていました。一人の生徒は、先ほど都立高校の推薦入試が終わったばかりで、制服を着たまま勉強をしていました。さすが、よく頑張る生徒たちと心の中で拍手をしてしまいました。「推薦が終わってそのまま来るなんて、頑張っているね。」と声をかけると、「推薦の準備や推薦入試があったので、一般の準備が遅れていますから。」と笑顔で答えてくれました。
こんな生徒たちが通ってくれる塾で私はとてもうれしいです。明後日水曜日は学校が研修授業で早く終わるそうで、その分早く塾に来て自分に本当に必要な勉強ができる、とガッツポーズをしている生徒もいます。
自分の部屋の勉強机よりも明らかに塾の机に向かう時間の方が長い生徒たちが多いのが創研塾です。私も当然、塾にいる時間が一番長いです。都立高校の一般入試まで3週間ちょっとになりました。彼らとともに、私も精一杯努力していこうと思います。

規則性を見つける問題

2020-01-27 15:29:54 | 日記
昨日から都立高校の推薦入試が始まっています。都立高校の推薦入試は2日間にわたって行われるため、今日も受験生たちは頑張っているはずです。

都立高校の推薦入試は全員の生徒が受験するわけではなく、筆記試験のある一般入試に絞って受験する生徒もいます。ですから、昨日も入試に向けた対策を行いました。その中で、数学の大問2で出題される規則性の問題について昨日は授業を行いました。このような問題ではあらかじめ公式があるケースは少なく、その場で自分で公式を作り出すことが多いため、じっくりとそして様々な角度から考える力が問われます。このような問題が苦手な生徒の場合には、教える側も丁寧に時間をかけて教える必要があります。

一方、このような問題が得意な生徒は数学系のパズル(数独など)が好きで数多く解いている傾向があります。型にはまった問題を解くだけでなく、できれば小学生くらいから数学パズルなどに触れていると、それまで解いたことが無い出題に対してもその場で解き方を考える力が養われていきます。