中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

桜を見ると

2022-03-31 14:29:00 | 日記
青梅市周辺では桜が満開です。車を走らせていると、道路沿いにあるたくさんの桜が目に入り、華やかで温かい気持ちになります。
塾の仕事をしていると、生徒たちの進級・進学を毎年毎年人一倍実感を伴って感じます。新しいテキストを手渡す瞬間もそうですし、この間までとは異なり私服だった生徒が制服になり、制服だった生徒が私服になり、制服がこれまでとは異なるものに変わる時にも学年が上がったことを感じます。
朝、創研塾の生徒たちが通う学校の前を通ることが多いのですが、先日まではこちらに気付き手を振ってくれていた生徒が進学し、その姿を見られなくなると、「そうかもう高校に進学したんだもんな。」と思い、少し寂しい気持ちになることがあります。一方、小学6年生だった生徒たちが少し大きな制服を着て中学校に通い始めた姿を見れば「楽しい学校生活を送るんだよ。」と願いつつ、また手を振り合うようになるのを楽しみにしたりもします。
また今年も桜の花とともに新しい思い出が増える季節になりました。

半年で8個が53個に!突然地理が大好きになった生徒。

2022-03-30 13:56:31 | 日記
中1・中2の授業は、部活が活発な場合には授業時間である午後7時に生徒が揃わないことがたびたびあります。数学や英語のように各単元のつながりが強く、途中が抜けてしまうとその後の学習が困難になりやすい科目については、生徒が揃わないまま進めることは避けたいと考えています。そこで授業開始から数十分間は理科や社会の基礎的な内容を取り扱い、何度も繰り返すことで定着を図るようにしています。
例えば私が担当する社会においては、世界の国名や都道府県、県庁所在地のプリントを何度も何度も実施します。都立高校入試の社会では、一定量の文章やグラフなどの資料から国名を直接答えることはまずありません。該当する国の場所を地図から記号で選択する形式が取られます。普段から国の場所を把握しておく必要があるのです。教科書や参考書を丸暗記しているだけでは得点しにくい出題なのです。
さて、このような基礎定着を家庭でも気軽に頻繁に取り組んでほしいと考え、スマートフォンやタブレット端末で使えるアプリを探していたところ、世界の国の場所を答える面白そうなアプリが見つかりました。創研塾で準備しているタブレット数台にこのアプリをインストールし、生徒たちに休憩時間などに自由に使わせたところ、何人もの生徒が夢中になって取り組むようになりました。タイムトライアル機能があるため、他の生徒と競い合うことも楽しかったのだと思います。
このアプリに夢中どころから、まさにはまってしまっている中2の女子生徒がいます。家庭でも何十回も繰り返し、タイムトライアルでは私では全く歯が立ちません。冒頭の世界の国名を答えるテストでは半年前はわずか8個程度しか答えられず、「世界の国のプリントは嫌だ。」と言っていました。ところが、今では53問すべてに正解するようになりました。さらに、アフリカの小さな国々の場所と国名を覚えたり、ヨーロッパやアジアの国々をほとんど覚えてしまったり、国名に関する知識ではこちらも私など足元にも及ばないくらいになっています。この生徒にとってはこのアプリとの出会いは大変大きなきっかけになったのだと思います。
私の仕事は、このきっかけを逃さずに、地理にとどまらず歴史にも興味を広げ、さらに他の科目にも興味を広げられるように導くことだと思っています。これからも小さなきっかけを提示できるように、そしてそれを大きく広げられるように、私も多くのことに興味を持ち積極的に試してみることを心がけようと思っています。

志望校のこと、学校生活のこと、色々お話しました。

2022-03-29 14:40:35 | 日記
昨日の授業終了後、生徒たちを送り出しているといったん教室から出て行った生徒が戻ってきました。どうしたのかと尋ねると、外に出たらまだお迎えが来ておらず、寒いから教室に戻ってきたとのことでした。しばらく待ってもお迎えに来てくれないため連絡を入れると、これから自宅を出る、とのことでした。
時間にして15分から20分くらいでしょうか、その生徒と志望校や普段の生活について話をすることができました。実はこの生徒さん、春期講習から通うようになり、私が授業を担当するのはまだ二度目でした。まるで以前から通っている生徒のように、気さくになんでも話してくれました。
通常は入会したばかりの生徒さんの場合には、学力もわかりませんし、性格もわかりませんからお互いに気を使い、特に生徒さんは大人しくしていることが多いです。そしてしばらく経ってお互いに慣れてきたころに「入ったころは大人しかったのになぁ。」と言って笑いあうのが良くあるパターンです。
しかしこの生徒さんの場合には、お母さんが私の教え子であるということも大きいのでしょう、すぐに塾になじんでくれたようです。
私は、たとえ数分でも生徒たちと話をすることはとても大切だと思っています。内容は真面目でなくても、多少ふざけていても良いのです。ちょっとしたコミュニケーションを取り続けることが、いざというときになんでも相談できる間柄を築くことにつながると私は考えています。私は塾の仕事には勉強を教えることだけでなく、生徒たちとともに進む道を考えること、さらに悩みや問題を抱えたときには一緒に考えることも含まれると思っています。何と言っても悩み多き年代の子供たちを預かっているのですから…。
次にまたこの生徒と顔を合わせるのが楽しみです。

テキストの交換が終わりました。

2022-03-28 14:56:02 | 日記
創研塾は3月より新学年での授業をスタートしています。少し前のことになりますが、3月の初旬に新年度のテキストが届きました。その時の運送会社のドライバーさんから「他の荷物が壊れ、液体が漏れ出してしまった。この荷物に被害があれば連絡が欲しい。」と言われました。ドライバーさんの目の前で開梱し中身を確認した際には、段ボールが濡れているものの、中身に影響はなさそうに見えました。
しかし、その後慎重に中身をチェックすると、テキストの一部が濡れており、またこの液体(化粧品?)からのにおいがテキストに移ってしまっていることがわかりました。このままでは生徒に配布することができないので先ほどのドライバーさんに連絡しようとしたところ、連絡先を置いて行ってくれていませんでした。仕方なくテキストを送ってくれた教材屋さんに相談し、そちらから運送会社に連絡を入れてもらうことになりました。数日後、代替品が届き、後日運送会社のドライバーさんが濡れてしまったテキストと段ボールを引き取りに来ました。
今日、テキストを送ってくれた教材屋さんがあいさつに来られました。私としては生徒にちゃんとしたテキストを渡せたので何も問題は無いのですが、教材屋さんはしきりに謝って行かれました。教材屋さんに非が無いのは分かっていますし、「大丈夫ですよ。」と声をかけました。多分、今どきはずいぶんクレームを言う人もいるので、このような対応をされるのでしょう。大変だなと感じました。
さて、昨日一日春期講習はお休みでした。今日からまた一週間春期講習を再開しています。生徒たちとともに私も頑張ります。

23年ぶりでも変わっていませんでした。

2022-03-26 14:44:40 | 日記
昨日は春期講習初日で、春期講習から初めて授業に参加する生徒さん、無料体験授業初日の生徒さんが何人も来てくれていました。ブログにも書いた通り、私も緊張しながら楽しく授業をすることができました。
昨日が初めて創研塾に来た生徒さんの中には、23年前創研塾に通い今はお母さんになった卒業生のお嬢さんもいました。帰り際に「お母さんが迎えに来ているので会いますか?」と聞かれたので迷わず会いに行きました。23年の歳月が経っても、当時とはあまり変わらず元気で活躍している様子がうかがえました。ほんの数分でしたがお話することができ、懐かしい思いと嬉しさがこみ上げました。長く塾をやっていて良かったと思える瞬間でした。
さて、今日も春期講習を実施しています。来週は月曜から土曜まで毎日春期講習があります。途中からの参加も可能ですし、講習期間中も無料体験授業を実施します。お気軽にお問い合わせください。