中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

春期講習では平常授業ではつかめないことがわかります。

2021-03-31 14:19:53 | 日記
現在、春期講習と平常授業を並行して行っています。平常授業では来月からの新学年の予習内容を中心として授業を進めています。一方、春期講習ではこれまでのまとめや復習、弱点個所の補強を中心に行っています。
毎回の講習でまとめや復習、弱点個所の補強を行っていると、平常授業では見えてこない生徒たちの状況がつかめてきます。授業の内容が難しく感じたり、ついて行くのが困難な生徒の場合、現在学習している単元が難しい場合もありますが過去に学習した内容の定着が不十分だった場合も相当数あります。その点をクリアすることで現在学習している内容がすんなり入っていくケースも多くあります。
生徒によって問題レベルや量を調整しながら、私たちは生徒たちの状況を見極め、生徒たちが安心して学習を進められる環境づくりをしています。

早速困っています。

2021-03-30 15:46:59 | 日記
中学校の教科書がこの春改訂されます。今回は改訂の内容が多岐にわたっており、学校でも塾でも数年間は対応に苦慮することが予想されます。
例えば英語では、これまで中2で学習していた不定詞(名詞的用法)を中1で学習します。今度中2になる生徒たちが春期講習で中1内容の復習をすると、まだ習っていないはずの不定詞(名詞的用法)がすでに学習した内容として扱われ、困惑している場面がありました。要点を簡潔にまとめて説明し、今日のところはそのまま進めることができましたが、今後このような状況は何度もあるように思います。
今度中2・中3になる生徒は、ほかの科目においても同様の状況が何度も生まれることが想定されます。創研塾では、生徒たちが不安になったり自信を無くしたりすることが無いよう配慮しつつ対応をしていきたいと考えています。中間試験や期末試験の対策が色々と大変になることも覚悟しています。

春期講習が始まりました。

2021-03-29 19:00:10 | 日記
春期講習が始まりました。普段とは異なる時間帯、異なるメンバーと同じ教室になる環境の違いから、生徒たちにも多少の緊張感があったように思います。もちろん私たち教える側も同様に緊張感がありました。講習時間の時間帯が終わると平常授業も別途ありますので、なかなかハードな一日になっています。
さて、春期講習ではこれまでの学年での復習から始めています。このブログでも度々取り上げている通り、昨年の三か月間の休校期間があった影響は大きく、1学期の学習内容に不安を感じている生徒は(特にその期間塾に在籍していなかった生徒を中心に)多いようです。この不安な個所を少しでも減らし、自信を持って新学年の内容に入っていけるようにすることがこの春期講習のテーマです。
小学生3年生から大学受験生までの生徒たちと私たちスタッフが全力で取り組み、成果を上げられるよう努力していくつもりです。
さて、昨日は久しぶりに予定の無い休日となりましたので、家族で少し足を延ばしてきました。思えば出張以外で東京を離れるのは数カ月ぶりでした。緊急事態宣言明け初めての日曜日、春休みに入って初めての日曜日で各地で大渋滞があるかもしれないと覚悟していましたが、ほとんど渋滞はなくスムーズに行って帰ってこられました。春期講習と平常授業で大忙しの一週間となりそうですが、気分をリフレッシュできましたし、頑張ろうと思っています。

会う度にできるようになっています。

2021-03-26 20:19:32 | 日記
今日は私は青梅校で授業を行っています。
今月入塾したばかりの生徒が、毎週会う度に理解度・定着度ともにかなりのペースで向上していることを感じます。これまでマイペースで学習していたところが、コンスタントに塾に来て勉強するようになり、眠っていた能力が目覚めてきたのではないでしょうか。
例えば暗記は長距離走のようなものだと考えています。長距離走においては、初めはスピードが遅く、また走れる距離は短いものです。ところが練習を積んでいくうちに走るスピードは速くなり、走れる距離も長くなっていきます。彼の場合は急速に速度も持久力も向上しているのでしょう。本人にその話をしてもあまりピンと来ていないようですが、30年この仕事をしている私には、はっきりと向上していることがわかります。
学校の授業が絶対に進まないこの時期に新学期からの予習をしておくことはかなり有効性が高いと思います。今から頑張っていかに貯金を作れるか。中学3年生にとっては入試本番の実力とともに学校での成績も重要になってきます。
コロナ禍で昨年の学習内容があいまいになってしまったお子さんは少なくないと思います。この春休みに少しでも取り戻し、逆転の足がかりを作っておくことが大切だと強く感じています。

覚えていてくれると嬉しいものです。

2021-03-25 20:13:17 | 日記
中学生の英語の授業で、動詞の不規則変化について確認をしています。
(教える)teach-taught-taught
(考える)think-thought-thought
上記の動詞の過去形、過去分詞形の後半部分がaughtなのかoughtなのかは多くの生徒たちが迷うところです。私自身も散々迷いました。どうしたら迷わずに済むのか考えてみたところ、ある法則に気付きました。
aughtになる単語は、原形に[a]の文字が入っているのです。catchには[a]が入っているのでcaught、bringには[a]が無いのでbrought、文法的に正しいのかは確認していませんが、特に高校入試までに出てくる動詞についてはこの覚え方で大丈夫だと思います。
以前授業の中で扱ったこの覚え方を先ほど生徒たちに確認したところ、ちゃんと覚えていてくれました。教える側としては覚えているかどうかの質問を投げかけたときには、内心「覚えているかなぁ、大丈夫かなぁ。」と心配もしているものです。きちんと覚えていてくれて、ほっとしましたし、うれしかったです。
ほかにもこのようにオリジナルの覚え方はいくつも作ってきました。生徒たちには折に触れて紹介しています。