都立高校生もパソコンを購入

昨日、この春都立高校に合格した生徒が勉強をしに来ました。公立中学校ではタブレット端末が無償で貸与されていますが、都立高校に入学する際にはパソコンを購入しなければならないと話してくれました。そう言えば、と思い調べてみると一人３万円を負担して一人一台パソコンを購入するそうです。差額は東京都が負担してくれるようですから、「良かったね。しっかり活用してね。」と伝えました。

私立高校に入学する他の生徒からは、11万円払ってタブレット端末を購入すると聞いていました。しかも、個人的に購入したものは利用できず、必ず学校を通して購入しなければならないとのことでした。我が家にもタブレット端末が複数台ありますから、すでに所持しているのにさらに11万円を支払って新たに購入しなければならない、しかも学校で買わなければならないと言われたら考えてしまいます。3万円支払うことにはなりますが、この点は都立高校は良いですね。…と書いたところで気になって私立高校の場合を調べてみると、私立高校に入学した場合でも助成は行われているようです。こちらは東京都私学財団が行っているようです。

ちなみに私の子供が今春大学に合格しました。この大学では、MacBook（Apple社製のノートパソコン）を買わなければならないそうで、タブレット端末よりもさらに高額です。私はもちろんパソコンを持っていますし毎日使用していますが、残念ながらWindowsパソコンのためこの大学では使えないそうです。高校も大学も入学にあたっては本当に色々と費用がかかりますね。

さて、東京都教育委員会から令和４年度（令和３会計年度）地方教育費調査報告書が発表されました。先日受けた研修によると、日本では学生と高齢者に相当予算を使っているそうです。細かな表ですが、きっとこの中に都立高校生が使うパソコン差額分も含まれているのだと思います。そういう目で見ると、興味深く資料を見ることができそうです。

●参考：端末一人一台リーフレット（東京都教育委員会）

●参考；令和４年度（令和３会計年度）地方教育費調査報告書（東京都教育委員会）

●参考：令和４年度私立高等学校新入生端末整備費助成事業のしおり （東京都私学財団）