以前から気になってたドラマ「セルフリッジ英国百貨店(MR SELFRIDGE) 」を0105まで見ました。マーティン・フリーマンとジョン・ワトソンの奥様でもあるアマンダ・アビントン兼メアリーが出ているのと、私がロンドンに住んでいた時セルフリッジというデパートが大好きだったからです。
原題は「セルフリッジ氏」ですが邦題はご覧の通り。これを知り「そうか日本で『ロンドンのデパート』と言えばハロッズとリバティ。セルフリッジの知名度はイマイチだったな」と思い出しました。なぜか?
それがドラマでわかりました。創始者のセルフリッジさんはアメリカ人だったからです。20世紀初め、伝統を重んじるイギリス人の心を徐々に掴みながら成功したおじさんの話だったのです。
そこが私にとってこのドラマのネックなんですの。イギリスでダウントン・アビーを放送しているITVの人気番組らしく今やシリーズ4まで行っているのですが、おじさんだって伯爵様+イケメンヒロインが二人いたダウントンと違うんですもの。
1歩譲っておじさんに魅力を求めるのは諦めるとして・・・
だがしかし「有閑マダム・キラーの若いウエイター」「セルフリッジ夫人が絵のモデルをたのまれたナショナル・ギャラリーで会った若い芸術家」この二人には大人の女性視聴者(私)もときめく設定のはずが、どっちも何不自由ないマダムの心を動かすには説得力が足りないと思いました。
主人公の紹介から話が逸れましたが、私が結構楽しめる要素は、当時のロンドンの様子がドラマ仕立てでよくわかることです。
・セルフリッジ以外のお店では、商品はお客が店員に欲しいものを告げ仕舞い込まれた棚や引き出しから出してもらう買い方だった。それを社長はカウンターやウィンドーにドラマチックにディスプレーして、誰にでも間近で見られるものとした。
・今でいうコラボ・キャンペーンをして、とにかく多くの来客を促す戦略。初めてドーヴァーを飛行機で渡ったパイロットと飛行機、最新のクルマ、当時大人気プリマだったアンナ・パブロワを店に呼び、彼女にプレゼントした商品と同じものを店頭で販売した。さらにパブロワそっくりの真っ白なマネキンを作って代表作の「瀕死の白鳥」のポーズをとらせてウィンドーに飾った。
・当時、女性の化粧品や香水は個人的なものとして紳士の目に触れることはハシタナイとされていた。それを店の入り口の売り場に集めて、騒々しい通りから来店したお客が良い香りに包まれる演出にした。
・出資集めに協力してくれたマダムがサフラジェット集会をレストランで定期的にできるようにした。サフラジェット達は嫌われていたので場所がなかったらしい。
・ロンドンのオックスフォード・ストリートは当時はセルフリッジの場所はもう繁華街も終わっていた場所だったがそこにゼロから店を建築した。ちなみに今では通りを挟んで並びにマークス&スペンサーが、そしてさらに遠くの本当にオックスフォードストリートの終わりには激安店として大人気のプライマークがあります。
・当時の婦人服には既製服は存在しなかった。
・高級店でも、時代は踊り子上がりの女性が紳士と結婚して社交界に顔を出すようになっていたので、社長のターゲットも店のスタッフのような普通の女性を含んでいた。そこで広報にスタッフの意見も取り入れて成功した。この辺、個人的にとても興味深いです。
今でもロンドンのデパートは高級店としてハロッズ、リバティ、ハーヴェイ・ニコルズが、もっと一般の人向けとしてジョン・ルイス、デベナムズ、ハウス・オブ・フレイザーなどがあります。そしてセルフリッジも前者の方に入るのですが、新しいものを取り入れるのが早いのは今でも同じで、しかもエッジーなチョイスなのです。リバティとハーヴェイ・ニコルズもかなりトレンドには強いのですけど、何が違うかな~と考えてみたら、セルフリッジには、「シャネル」も「トップショップ」も両方あることかな?!
原題は「セルフリッジ氏」ですが邦題はご覧の通り。これを知り「そうか日本で『ロンドンのデパート』と言えばハロッズとリバティ。セルフリッジの知名度はイマイチだったな」と思い出しました。なぜか?
それがドラマでわかりました。創始者のセルフリッジさんはアメリカ人だったからです。20世紀初め、伝統を重んじるイギリス人の心を徐々に掴みながら成功したおじさんの話だったのです。
そこが私にとってこのドラマのネックなんですの。イギリスでダウントン・アビーを放送しているITVの人気番組らしく今やシリーズ4まで行っているのですが、おじさんだって伯爵様+イケメンヒロインが二人いたダウントンと違うんですもの。
1歩譲っておじさんに魅力を求めるのは諦めるとして・・・
だがしかし「有閑マダム・キラーの若いウエイター」「セルフリッジ夫人が絵のモデルをたのまれたナショナル・ギャラリーで会った若い芸術家」この二人には大人の女性視聴者(私)もときめく設定のはずが、どっちも何不自由ないマダムの心を動かすには説得力が足りないと思いました。
主人公の紹介から話が逸れましたが、私が結構楽しめる要素は、当時のロンドンの様子がドラマ仕立てでよくわかることです。
・セルフリッジ以外のお店では、商品はお客が店員に欲しいものを告げ仕舞い込まれた棚や引き出しから出してもらう買い方だった。それを社長はカウンターやウィンドーにドラマチックにディスプレーして、誰にでも間近で見られるものとした。
・今でいうコラボ・キャンペーンをして、とにかく多くの来客を促す戦略。初めてドーヴァーを飛行機で渡ったパイロットと飛行機、最新のクルマ、当時大人気プリマだったアンナ・パブロワを店に呼び、彼女にプレゼントした商品と同じものを店頭で販売した。さらにパブロワそっくりの真っ白なマネキンを作って代表作の「瀕死の白鳥」のポーズをとらせてウィンドーに飾った。
・当時、女性の化粧品や香水は個人的なものとして紳士の目に触れることはハシタナイとされていた。それを店の入り口の売り場に集めて、騒々しい通りから来店したお客が良い香りに包まれる演出にした。
・出資集めに協力してくれたマダムがサフラジェット集会をレストランで定期的にできるようにした。サフラジェット達は嫌われていたので場所がなかったらしい。
・ロンドンのオックスフォード・ストリートは当時はセルフリッジの場所はもう繁華街も終わっていた場所だったがそこにゼロから店を建築した。ちなみに今では通りを挟んで並びにマークス&スペンサーが、そしてさらに遠くの本当にオックスフォードストリートの終わりには激安店として大人気のプライマークがあります。
・当時の婦人服には既製服は存在しなかった。
・高級店でも、時代は踊り子上がりの女性が紳士と結婚して社交界に顔を出すようになっていたので、社長のターゲットも店のスタッフのような普通の女性を含んでいた。そこで広報にスタッフの意見も取り入れて成功した。この辺、個人的にとても興味深いです。
今でもロンドンのデパートは高級店としてハロッズ、リバティ、ハーヴェイ・ニコルズが、もっと一般の人向けとしてジョン・ルイス、デベナムズ、ハウス・オブ・フレイザーなどがあります。そしてセルフリッジも前者の方に入るのですが、新しいものを取り入れるのが早いのは今でも同じで、しかもエッジーなチョイスなのです。リバティとハーヴェイ・ニコルズもかなりトレンドには強いのですけど、何が違うかな~と考えてみたら、セルフリッジには、「シャネル」も「トップショップ」も両方あることかな?!