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百間滑
2011/06/12(日) 大品山 (1404m)へ
富山県
城北P(6:00)→ゴンドラ山麓駅P(7:35~55)→登山口(8:15)→百間滑(8:25)→龍神の滝(8:45)
瀬戸蔵山(10:15~25)→大品山(11:10)→山頂広場(11:15~12:05)→大品山(12:10)→
瀬戸蔵山(12:50)→ゴンドラ山頂駅(13:25)→山麓駅(13:45~55)→サンピア立山(14:00~15:05)
→立山IC(15:35)→金沢東IC(16:15)→城北P(16:20)
新緑の大品山で、ブナ林と花を楽しむ
ゴンドラ山麓駐車場に車を止めて、降り立った瞬間の一呼吸、空気感がまるで違うと感じた。
冬は富山を代表するスキー場となる立山山麓、季節を問わず四季折々楽しめるトレッキングコースも数多い!
春はカタクリの群生地、今からの季節はパラグライダーを楽しんだり、夏は一面ヒマワリのゲレンデなど。
徒歩や、車でも数分の移動で利用出来る温泉宿泊施設も集中しており、日帰り温泉も楽しめる
山麓駅(標高560m)のゴンドラリフトで一気に山頂駅(標高1188m)の大高原に行けるのも魅力の一つだ!
今回登りは、数あるトレッキングコースの中から、百間滑、龍神の滝、瀬戸蔵山を経て大品山までのコース!
曇り空ながら山の稜線は綺麗に見えていたので、3000m級の山々を間近で見るのが楽しみだった
下山ではゴンドラを利用する予定だったので、登山口までの20分程は歩く必要があり
あわすのスキー場の短いリフト下に新しく出来た 「 清流の小径 」 と名付けられた遊歩道を行く!
ポイントで案内看板がありとても分かりやすく、百間滑400mと書かれた辺りが登山口だったのだろうか?
整備された階段や遊歩道を歩いていたら、いつの間にか百間滑に着いてしまった。
百間滑では思った程の水量は無く、流れとしての豪快さには欠けていたが、岩肌が美しい。
200mに渡り、滑るように水が流れる様子を目の前にする事が出来て、そういう意味では絶景であり迫力だ!
百間滑から500m先の上流に龍神の滝がある。 登山道はまだまだ歩きやすく、急坂には階段
他はウッドチップが引かれており、クッション性が良く水はけも良いと思われ、スニーカーでも気軽に歩けそう。
新緑の中に吸い込まれるように先へ進み、10分程で 龍神の滝 の展望休憩所に着いた。
百間滑の流れから想像は出来たが、龍神の滝の迫力もイマイチ、龍が天に昇って?…そうは見えないなぁ (^^ゞ
龍神の滝を過ぎると、立派な立山杉の老木が目立ち始める。 ここからはいつもの登山道らしくなってきたが
前日朝に降った雨のせいか、ぬかるんだ箇所も多くあり、登山靴はあっと言う間に泥んこ!
瀬戸蔵山まで0.45kmの看板を過ぎた辺りで、急坂に15m程の( 細いがしっかりしている鉄製 )
ハシゴが掛かっており、ハシゴを登り終えてからは、美しいブナの森に突入した!
急坂もブナに癒されながら…やがて、見覚えのある反射板が右手頭上に見えて、瀬戸蔵山に到着!
大日岳や立山連峰、弥陀ヶ原などが気持ち良くスッキリ見渡せて、ここでしばしの休憩タイムとする。
立山連峰の方角に展望が開けていたので、大品山頂より若干こちらの方が展望は楽しめるようで
望遠では大日岳と中大日岳の鞍部に、まだ雪に埋もれた様子の大日小屋も見えていた。
瀬戸蔵山は標高1320m、大品山は標高1404mであり、案内看板では1.3 km60分となっていた。
多少のアップダウンはあったが標高差の少ない、森林浴とも言うべきブナの森歩きが続き
濃いめのピンクのコイワカガミや、やや咲き残るイワウチワ、ギンリョウソウも足元に顔を見せ始めた。
谷側に一輪だけ見えていた シラネアオイ を見つけ、ちょっぴり盛り上がるも、写真には撮れず。
大品山頂では先客もおり、18人が寛ぐにはちょっぴり狭いので、100m先へ5分と書かれた山頂広場へ!
以前カンジキハイクでこの山頂広場に来た時に、美しいダケカンバの林が印象的だったので
夏場はどんな風に見えているのか? と言うのが、私の密かな目的でもあったのだが
ブナの新緑に押されて、思ったほど目立つものでは無かったと言うのが、正直な感想だ。
雪山の稜線から見た立山連峰と、真っ白な世界に浮かぶダケカンバの美しさは、やはり冬独特のものだった。
12時前の昼休憩だったにも関わらず、鍬崎山方面からの下山者が3組程、山頂広場を下って行く!
土日はゴンドラの運行が早朝6時からとなっていたが、それにしても皆さん速足健脚…
大品山から鍬崎山(標高2089m)まで3kmと書かれており、山頂広場から見えていたあの尖った山頂まで
標高差685mもの急坂を思うと、こんな時間に戻ってくる皆さんに、ついつい注目してしまった (^^ゞ
下りは、戸蔵山経由でゴンドラリフトが待っているので、気持ちも余裕だ!
大品山頂に戻り集合写真を撮って、またまたブナの森に突入! ややガスもかかり幻想的なブナ林歩きで
朝は見えなかった有峰湖なども見え、瀬戸蔵山では、今度は雲海に浮かぶ立山連峰が見られた。
下りのゴンドラリフトからは、パラグライダーが飛び交う様子が見られ、夏の奥獅子吼高原にも似た雰囲気だ!
午後2時前に山麓駐車場に戻れて、近くのサンピア立山でゆっくり温泉タイムの後、金沢に戻った。
遊歩道 「清流の小路」 を歩く 。。。
あわすのスキー場の遊歩道を歩き、登山口へ向かう。
(左)この辺りが登山口、5~6分で前方に、百間滑に架かる橋が見えてくる。(右)百間滑の橋を渡る!
れき岩の上を滑るように流れる 百間滑
長さ(200m)から名前が付いたと言う 百間滑
龍神の滝 … 今回は水量不足で迫力はイマイチ
滝を過ぎると、立山杉が目立ち始める!
立山杉を見上げる 立山杉の門が…
人が楽々通れる大きさの丸い穴…樹齢を感じさせる幹回りの立山杉
突如現れたハシゴを登る!
しっかり安定したハシゴなので安全
展望の開けた瀬戸蔵山に到着!
瀬戸蔵山 山頂より北アルプスを望む
瀬戸蔵山より、立山連峰と弥陀ヶ原 (建物も薄っすら見える)
大日岳 と 大日小屋
大品山までは、美しいブナ林の登山道
ブナの森に癒されながら …
大品山山頂に到着!
大品山山頂看板と三角点(北アルプスの展望もあ (右)山頂広場へのブナ道
100m 先にある 山頂広場へ
山頂広場で昼休憩 鍬崎山
大品山山頂広場の ダケカンバ と ブナ林
今回見られた花々…
ギンリョウソウ イワカガミ ツクバネソウ ツバメオモト タムシバ
キブシ クロモジ ?? イワカガミ ??
帰路はガスのブナ林 。。。
オブジェのような 立山杉 の下を歩く ガスのブナ林を歩く
楽々、ゴンドラ山頂駅に到着!
ゴンドラ山頂駅と、近くに咲いていた ニッコウキスゲの蕾 (10本ほど並んでいた)
ゴンドラ山頂駅から山頂展望台方面!
ゴンドラ山麓駅と、頭上を優雅に飛び交う パラグライダー
猛暑のみぎり、ご自愛のほどを。
富山の方達にとって立山山麓の山々は、庭みたいなもんですよね!
そうですかあのハシゴ、昔は無かったんですね、登山道も年々良くなっているようです。
確かに、今でも熊注意の看板があったような気がします、良くご無事で (^^ゞ
「四季の道」時々拝見させて頂いており、今でも柴田さんの編集後記のファンですよ。
立山旧道ですか? 金沢に来てから立山には縁がないので、また久々に行きたいです!
私は先週の3連休、薬師岳に行って来たので、24日はおとなしく自宅待機ですが…。
近況報告とご訪問ありがとうございました。