蟹淵
2015/6/23(火) 蟹淵~揚原山(487m)~高野山(373m)周回
自宅(6:00)→駐車場(6:50~7:10)→揚原山林道入口(7:15)→登山口(7:35)→蟹淵(7:40~8:30)
→揚原山(9:05~15)→車道出合(9:40)→東屋(9:45~10:05)→高野山(10:30~40)→
高野山登山口(11:05)→駐車場(11:10~20)→自宅(12:10)
天然記念物の蟹淵「GANBUTI」と近くの2座を周回
今回は富山の山友と3人で、能美市鍋谷の蟹淵へ、ルリイトトンボのハートが見たくて行ってきた。
前日まで、午後から崩れる予報で早朝出発したが、当日は大逆転!曇りから午後は晴れに変わった(^^♪
鍋谷町297号線の村外れにある、辰口町指定天然記念物「蟹淵」と書かれた大きな丸い石と案内板が目印で
そこから左に少し走ると、左手に高野山登山口があり、間もなく右手に車4~5台ほどの駐車スペースがあった。
蟹淵手前まで続く林道は現在通行止め、鎖で閉鎖してあるが、駐車場から蟹淵まで徒歩30分ほどである。
この季節、ガクアジサイの群生が見られて、沢の流れに癒されながらずっと沢沿いを登って行く。
その前に、何と林道途中で林道を横切る子熊を目撃(@_@。…10m位は離れていたけど、ヤバくて後ずさり。。。
少し前に、小松の男性が散歩中クマに襲われたと言うニュースを見たばかりだったので、余計に緊張!
近くに親熊がいそうで若干待機、クマ鈴リンリン、笛ピッピッ…いつも使ったことのない道具が役に立つ(^^ゞ
大丈夫そうだったので、前後左右を確認しながら、笛を吹き続けて進んだ。(一人では危険な山域である。)
前日の大雨もあるが、蟹淵までは陽の当たらないじめじめした場所が多く、苔むした岩は靴底が滑るので注意!
特に蟹淵の周り、ぬかるみを木の板で補強した部分、うっかり乗ったら滑ること100%なので避けるべし。
つい乗ってしまうのだが、転ぶ直前の危うい体制数回、私は先頭を歩いていたので特に危なかった(^^ゞ
蟹淵では目線を低くして、小さいので目を凝らすと、目的のルリイトトンボがいっぱい飛んでいた。
池の中のフトイ(?)に数匹とまってくれたりしたが、恋の季節は終わったのか?目的のハートは見られず!
モリアオガエルの卵は、半分は池ポチャだったが、白い花が咲いたように、まだ沢山残っていた。
同じ頃に咲くと言う、ヒツジグサは何故か見られず、ハスのような葉っぱが浮かぶのみであった。
大雨のせいかどうか?池の水は少々濁っていたかな?思ったほど綺麗な色ではなかった。
それでもトンボの観察会で蟹淵に長居して、飽きた頃に揚原山と高野山を登頂して、11時頃に下りてきた。
駐車場から駐車場までゆっくり一周してちょうど4時間、その内、観察会と休憩時間が90分ほど占めていた(^^ゞ
山間の登山道も広く、涼しい日の半日散歩にはお勧めの周遊コースであるが、クマさんには要注意
その他、色々な鳥の鳴き声もいっぱい聞こえて姿も見えたが、画像には撮れずでした(^^ゞ
蟹淵・揚原山・高野山GPS軌跡…一周7.6km(山旅ロガーの表示)
蟹淵と書かれた、丸石の左手車道を入る。(クマ注意!キケン)
高野山登山口(今回はここが下山口)を過ぎると、少し先の右手が駐車場
駐車場から5分ほどで蟹淵→の案内とクマ注意の看板あり!
見頃のアジサイを見ながら沢沿いを歩く。。。ここはやはり歩きが良い。
昨夜の雨で濡れたアジサイが一段と輝いていた。
通行止めはいつからなのか?車輪跡がクッキリ。。。ここで子熊が横切った!
ここが地図上の車転回場、蟹淵の入口。
入口の看板…あのハートは見れるかな??と、ここでは期待していたのだったが(^^♪
ちょっと心配で後ろを振り返る!クマさんは追いかけて来ていなかった(^^ゞ
沢沿いの登り!
直ぐに蟹淵に着いた!
一周できるのだが池の右側を歩いた。
泡のなかで育ったオタマジャクシが池にダイブ寸前。。。
すぐ近くの木の枝で、お子達を見守るモリアオガエル母さん?父さん?
モリアオガエルの聖地のようで、池の周りにビッシリ。。。
周囲300mと書いてあった小さな池…ゴミのように見えているのは全て卵
足元にオタマジャクシ大量!…先に生まれたモリアオガエルのお兄さんか?
肝心のルリイトトンボはピントが合わず、ボケボケ画像だった(^^ゞ
沢山飛んでいたが仲良しカップルは見られず、まだ早朝だから寝てたのかも?(@_@。
ヒツジグサ…花はなし
周遊開始!
最初は急登だったが、尾根上は快適な登山道
メタボのギンリョウソウではなく、ギンリョウソウの実…トックリのようだ!
登山道も山頂広場も草刈りをしてあり、花はなかったが緑がいっぱい!三角点のある揚原山山頂広場 ↑
途中の展望広場より
至る箇所の分岐に親切な案内あり!
林道出合から5分ほどの階段上りで東屋、ここで大休憩のコーヒータイム
高野山へダウンの階段 鉄塔付近は木が伐採されていた。
分岐…左は高野山登山口へ 右は高野山山頂 ↑ …ここにも三角点
下に下りてきたら、またまたアジサイロード
沢沿いの水平道になったらすぐに登山口(下山口)だった。