雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

南南ア縦走…荒川三山(悪沢岳)・赤石岳・聖岳(4日目)

2024年07月31日 | 百名山の山


聖沢吊り橋


2014/8/19(火)~22(金) 南南アルプス縦走
                                 椹(さわら)島 登山口より 

(1日目)  椹島ロッジ登山口~千枚小屋
(2日目)  千枚小屋~千枚岳~悪沢岳~赤石岳~百間洞山の家
(3日目)  百間洞山の家~聖岳~聖平小屋
(4日目)  聖平小屋~聖沢登山口


聖平小屋(4:45)→滝見平(5:35)→聖沢吊橋(8:05)→聖沢登山口(9:25~10:00)→
井川観光協会バス(10:00~)→畑薙第一ダム臨時駐車場(11:00)


最終日、下るだけの快晴に後ろ髪引かれる。


やっぱり神のお告げ?夜中の3時頃に目覚め、窓の外を見てビックリ!この縦走3日間で一番のまばゆい星空である!
目もパッチリ覚めて、隣で寝ている仲間をそっと起こし、トイレを兼ねて星空☆観察に外に出た。。。
この小屋はトイレが別で少し離れており、道に迷わず歩けるように、小さな誘導灯は付いていたが、
一人ではちょっと怖い距離であり、夜中でもトイレは誘い合って行きたかったと言う訳である(*^^*)



真夜中の星空★


実際は
鮮明に見えたが、画像でも少し離れてみると天の川が何となく見える綺麗な星空が撮れた!
三脚を構えて、本格一眼レフで撮ったら、素晴らしい画像になっただろうと思えた (^^ゞ
良い画像とは言えないが、三脚なしで目いっぱいの努力と、仲間に教えて貰った技術で撮った記念の一枚!

この星空のまま朝を迎えたら、今日もきっと晴れの予感…樹林帯を下りるだけではもったいない!と頭を過る。
聖岳山頂で唯一一緒になった単独の男性は、明日は光岳を回ってから下山すると言っていたのを思い出し
羨ましい計画だなぁと思ったが、急な予定変更には危険と心配が付いてくるので、当然無理な事!

何だか、初日は荷物が重くてヒーヒー言ってて辛かったのに、ここにきて意外と元気な自分にも驚きである (^^ゞ 
山小屋3泊は長すぎると思ったが、見知らぬ同士でも山好きが集まる山小屋は、狭いながらも居心地が良い。

聖平小屋の朝食時間は自分で選べて、1番が4時からだったので、朝食後に予定通り出発する事ができた。
聖沢登山口10時発のバスを予約しており、次の便は13時迄ないので、何としても10時前迄の下山は必至だ!


  
聖平小屋の朝食                    朝食後の空の様子


薄暗い中をヘッデンで下山開始!


小屋を出てすぐに樹林帯に入るので、最初の20分位はヘッデンで足元を見ながらの下りであった。
やがて明るくなり、雲一つない眩しい朝となり、またまた下りるだけではもったいないと思わず口に出す!
最後の下山の日まで晴れてくれて、はるばる北陸から南アルプスにやって来て良かったなぁと改めて感謝 (^人^)

樹林帯を下りながら、少し開けた場所では、強烈な朝日が差し込んだ山の稜線が、黄色く浮かび上がって
縦走も4日目だと言うのに、暗い樹林帯よりあの明るい稜線を歩きたいと、またまた…またまた思えるのであった。



聖平小屋を出発!


10時前までの下山必須!


後ろ髪引かれながらも気持ちを切り替え、何としても10時のバスに乗らなければと、下山に集中したが
3ヶ所ほどは、なかなか手強い急下りであり、気持ちとは裏腹に、両足の膝は疲労感でいっぱいとなった (>_<)
初日には、白山を2回登った程の気分であったが、最終日は白山を2回下山してきた程の気分である。

注意が必要なトラバース箇所も多く、崩壊地などもあって、数ヶ所、谷川に頑丈な手すりも設置されていた。
聖沢登山口から登って来た数組とも擦れ違い、最後に登って来たガッチリ形の男性3人組に声をかけられた。

「県警です!18日に聖沢から登り、聖平小屋に宿泊予定が泊まらず、20日の帰宅予定日になっても戻らないので
家族から捜索願いが出ています。途中で何かお気付きの事など無かったですか?」…そんな話であった。

単独の男性と言う話であったが、この山域では単独男性の登山者をかなり多く見かけており、
何故かどの小屋でも、単独者を含めて大多数の宿泊者が、男性であったような気がする。(気のせいか?)

生憎、何も気付いた事は無かったので、県警の方達にその旨を伝えたが、そんな話の後は緊張が走る!
最後は急下りもあったので、「時間は気にせずゆっくり慎重に」と声を掛け合った。



聖沢を何度か渡る!


 
大雨で土砂がぶつかり壊れた橋はそのまま、直ぐ近くに新しい橋



近かったり離れたりだが、ずっと聖沢沿いを歩くので、沢も眼下だったり足元だったり・・・


丸太で補強の登山道(小沢)が数ヵ所!



手作り感満載の丸太の登山道・・・滑るので不安定で急ぐと危ない (^^ゞ



ここも丸太で補強?



ここの丸太が崩れそうで一番怖かった!


 
花にも癒されながらの下山



6時を過ぎたら眩しい青空が!



目を引く眺望もないのでカメラの出番もなく、ひたすら下る。



定員5人の橋を渡る!


最後に聖沢吊り橋を渡る!




長~い、聖沢吊り橋を渡る。


聖沢吊り橋から間もなく、柵のある登山道となる。


 
踏み外したら危ないので安心感はあった!


4時間40分後、聖沢登山口に無事着地!



聖沢吊り橋からⅠ時間10分強で、聖岳登山口に下りて来た。(バス待ちの先客あり!)


回りを散策しながらのんびりバスを待つ!


9:25分、我々はかなり余裕で下山できて一安心、密かに万歳をして、無事に下山できた事を喜んだ♪
予定通り10時発の井川観光バスに乗車し、約1時間後にマイカーのある畑薙第一ダム臨時駐車場に到着した。
そのまま車で5分程の場所にある 「赤石温泉 白樺荘」 へ走り、まずはお風呂(温泉)で汗を流す。
4日間を通してお天気に恵まれ、予定通りの行動で目標も達成、久々下界のランチを頂きながら話も弾む。


 
駐車場に戻ってきた!                  白樺荘で入浴(事前にチェック済)


通り道の観光巡りもまた楽しい♪


行き、金沢からは東海北陸道を走り、新東名高速道の島田金谷ICで下りて、大井川鉄道沿いをダムまで北上した。
この大井川鉄道そのものも貴重な観光資源のようであったが、大井川鉄道沿線と言うのがなかなかの景観で、
初日「帰路に見たい候補」をチェックしながら走ったので、時間の許す限り、観光気分で立ち寄りながら金沢に帰って来た。


観光① 車で渡る恐怖の吊り橋 (^^ゞ



2トンまでOK!車は1台つづ・・・ガタンガタン、ミシミシ・・・聞いたことの無い音と共に車で渡った!
助手席から「やめて!」と思わず叫んでいた (^^ゞ 聖沢吊り橋を渡るより数十倍怖かった(>_<)


観光② レインボー-ブリッジ「湖上遊歩道」を歩く



奥大井湖上駅まで歩ける。



トンネルの上の白い手摺の階段を下りて来た。


 
奥大井湖上駅                   ちょうど電車が止まった (^^♪


 
HAPPYベル                      駅からトンネル方向


観光③ 塩郷の釣り橋を歩く。



奥大井サスペンスブリッジ・・・住宅や車道が透けて見える上を歩くので緊張感あり!


ちょうど電車が来た (^^♪



大井川鉄道と車道と住宅(電車と車と家と大井川)の真上を歩く吊り橋である。


山旅の終わり、ご褒美は「うなぎ定食」と決めていた (^^♪



帰路に立ち寄れる「うなぎ」の有名店も調べてあった!言うまでもなく美味しかった (^^♪




100名山中 標高順 20座まで後1座 !


今回の南南ア縦走で、標高6位、7位、13位のピークを踏めたので、残り1座となった。


100名山中 標高順 20座! < 2024/7月現在、山頂未踏は残り1座 >

①富士山(3776m)

②北岳(3193m) ③奥穂高岳(3190m) ④間ノ岳(3190m) ⑤槍ヶ岳(3180m)
⑥悪沢岳(3141m) ⑦赤石岳(3121m) ⑧御岳山(3067m) 塩見岳(3047m)

⑩仙丈ヶ岳(3033m)

⑪乗鞍岳(3026m)

⑫立山(3015m) ⑬聖岳(3013m) ⑭剱岳(2999m) ⑮水晶岳(2986m)

⑯甲斐駒ヶ岳(2967m)

⑰木曽駒ヶ岳(2956m) ⑱白馬岳(2932m) ⑲薬師岳(2926m) ⑳鷲羽岳(2924m)


30位まで広げると未踏は5座…この未踏のうち登ってみたい山は 「笠ヶ岳・黒部五郎岳」 である。

100名山と言う縛りをなくし、純粋に 「日本の高い山ランキングベスト100座」 と言うのも興味深いが
もしも100名山を外して、単に日本の高い山20座としたら、私の目標は程遠いものになってしまうのか?…(^^ゞ
調べてみたら(下記表)2024/7月現在の未踏は2座、北海道や九州じゃないので、何とか手が届くだろうか??


< 日本の高い山ランキング ベスト20座 >

①富士山(3776m)

②北岳(3193m) ③奥穂高岳(3190m) ④間ノ岳(3190m) ⑤槍ヶ岳(3180m)

⑥悪沢岳(3141m)

⑦赤石岳(3121m) ⑧涸沢岳(3113m) ⑨北穂高岳(3106m) ⑩大喰岳(3101m)

⑪前穂高岳(3090m)

⑫中岳(3084m) ⑬荒川中岳(3083m) ⑭御岳山(3067m) 農鳥岳(3051m)

塩見岳(3047m)

⑰仙丈ヶ岳(3033m) ⑱南岳(3033m) ⑲乗鞍岳(3026m) ⑳立山(3015m)


う~ん、「塩見岳」「農鳥岳」縁がないなぁ (*'ω'*) ・・・目標とは決めず余り気にしないでおこう (^^ゞ
何回登っても違う光景や違う花に出合える♪自分の好きな山に季節を変えて登る方が、私には向いている!




南南アルプス縦走(完)


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南南ア縦走…荒川三山(悪沢岳)・赤石岳・聖岳(3日目)

2024年07月30日 | 百名山の山


兎岳山頂のタカネビランジと聖岳


2014/8/19(火)~22(金) 南南アルプス縦走③
                             椹(さわら)島 登山口より 

(1日目)  椹島ロッジ登山口~千枚小屋
(2日目)  千枚小屋~千枚岳(2880m)~悪沢岳(3141m)~赤石岳(3121m)~百間洞山の家
(3日目)  百間洞山の家~聖岳(2982m)~聖平小屋
(4日目)  聖平小屋~聖沢登山口


百間洞山の家(5:40)→中盛丸山(7:10)→小兎岳(8:15)→兎岳(9:15~25)→兎平避難小屋(9:35)→
聖岳手前で昼休憩(12:00~20)→聖岳(12:40~13:25)→小聖岳(14:30)→聖平小屋(15:50)


本日は10時間の歩きを予定!


本日も昨日に負けない位、約10時間の歩きを予定しており、早朝5時には出発する計画であったが
朝食は並んだ順番で一番が5時から、おにぎり2日連続は避けたく、予定を30分遅らせて朝食後の出発とした。

小屋からはいきなり急登で登り応えあり!アップダウンして中盛丸山、小兎岳と順調にピークを踏んで進み
兎岳では、山頂に見頃で群生して咲き誇っていた「タカネビランジ」が余りにも可愛くて、しばし写真タイムとなった。



中盛丸山(中央ピーク)へ向かう。



稜線に出てからの中盛丸山



大沢岳(2820m)方面を振り返る!



中盛丸山(2807m)



中盛丸山から聖岳方面



小兎岳、兎岳へ向かう。



ガスに包まれた「小兎岳」


兎岳では見頃のタカネビランジに癒された♪




兎岳山頂


 
兎岳のタカネビランジ


いよいよ最後のピーク聖岳へ!


兎岳避難小屋を過ぎてからは細尾根が続き、左右の谷側は大きく切り立っていて、スリル&迫力!
鞍部と思われる場所を過ぎて次は、見上げると真っ赤な大岩の急登!一息してから気合を入れてスタートしたが
短い足にはやや難儀(^^ゞ 大きな岩にへばり付くので、ルートの丸を見逃すと、どの岩に取りつくのか時々迷う。

赤石岳の登り下りでは、どちらかと言うと黄色ぽい赤岩が多かったので、これほど赤い岩の連続はなかった。
ここ、聖岳への登りの方が、赤石に相応しい登山道(山名)かも?と思える程、真っ赤な岩壁や赤い岩の登山道であった。



兎岳から最後のピーク聖岳に向かう


 
兎岳避難小屋(上からは屋根のみ見えた)            ホシガラスが飛び交っていた!


細尾根のアップダウンが続く。。。



聖岳ピークを目指す!



登山道が読めない登り!



吸い込まれそうな谷



真っ赤な岩壁を見ながらの登り!



真っ赤な岩とお花畑



赤石岳方面



大きく切れた登山道。。。雨とガスの日は足元要注意!


エネルギー補給の後は力も増し、ひと頑張りで聖岳山頂に到着!


赤い岩の登りが終わり、少し穏やかな稜線に出て、聖岳山頂目前だったが12時だったのでエネルギー切れ(^^ゞ
大きな岩を、イスとテーブル変わりにして昼休憩! お弁当のおにぎり(天むす風4個&肉の佃煮)を頂いた。
赤石岳の北側が望めて、東尾根の稜線上には赤石小屋も見えており、ここからの眺望もなかなかであった。



聖岳目前!この辺りで昼休憩!



昼ご飯を食べながら赤石岳方面に思いを馳せる!


聖岳で富士山を見ながらのんびり過ごす!


富士山とはずっと一緒だったが、いよいよここでお別れだと思い、時間があれば往復予定だった奥聖岳は断念!
若干雲に覆われていたが、まだまだ綺麗に望めた富士山を眺めながら、何枚も記念写真を撮って、
コーヒータイムでのんびり過ごし、諦めないで歩いてきて良かったと、縦走最後となった聖岳からの眺望を楽しんだ♪
いつもここぞ!と言う時に、美味しいコーヒーを入れてくれる仲間に感謝(^人^) 山頂コーヒーは特に美味



聖岳山頂(3013m)と富士山①



奥聖岳(2979m)への稜線と富士山②



聖岳山頂(3013m)丸い案内板と富士山③



富士山④



聖岳から「赤石岳~兎岳」歩いて来た稜線が一望できた!


岩に咲く高山植物を見ながらの下り。。。


後は下るだけ…最初は小石のザレ場のジグザグ急下りが続き、足を滑らせないように慎重に下りた。
そこを過ぎると若干アップダウンの細尾根の連続であったが、あんなところに?と思える岩場に咲く花々が可愛く
ハイマツの実を食べに来ているホシガラスも多く、鳴き声が響き、飛び交う姿を何度も目にした。

そんな訳で、下るだけのはずが、花やホシガラスの観察と相成り、聖平小屋にはなかなか辿りつけず(^^ゞ



ガスが出て来た登山道では、足元の花が余計に目につく。




群生して満開のイブキジャコウソウ



岩壁にタカネツメグサ



岩壁にホタルブクロ



下りてきた尾根


ガスの中をホシガラス飛び交う。。。



登山道にホシガラスの餌場


 
ハイマツの実を冬の為に溜めている!



食事中のホシガラス①



食事中のホシガラス②・・・ガスが出て来た!


小聖岳でガスに包まれる。



小聖岳(2662m)地形図には載っていないが、文字の消えかけた看板あり!


標高差750m位を下って聖平小屋へ!


やがて眼下に小屋の赤い屋根が見えてからも、登山道は茶臼岳方面へ大きく回り込むようになっていた為、
今見えていた小屋が魔法のように消えてしまい、あれあれっ?と思いながら歩いていたら目の前に木道が現れた。
案内通り木道を進み、奥に小屋らしきものが見えた時は、やっと着いたと言う思いでホッとしたのであった。
色々遊びながら歩いたが、時間はほぼ予定通り、出発が遅れた分の遅れはあったが、10時間頑張った!

夕食は小屋では2番目となる17時5分からであった。(1番の方達は16時半からで、かなり早い)
他の小屋では到着順で決められていたが、ここでは先着順に希望で選べるようで、空きは16時半しか無かったが
到着後、着替えも出来ずに直ぐと言うのもせわしなく、スタッフの気遣いで何とか遅い方に入れて頂き、助かった!

宿泊の手続きを済ませると、この小屋では思いがけず、ウェルカムフルーツポンチが、紙コップ一杯づつ頂けた♪
スタッフの数も多くて対応も良く、食事も美味しく、小屋も清潔に心がけているようで、なかなか良い小屋であった。

気になった点は、お布団がなく、もちろん枕もなし、一人につき寝袋ひと組だけが与えられるのであるが、
ピーク時の涸沢小屋では一つの布団に3人と言う事もあったので、比較すると、まぁ寝袋も悪くはないと思えた。

小屋からはこれと言った眺望もないのだが、夕方から小屋周りはガスで真っ白になった。
食後に開放された食堂で、しばらくポスターや本などを見て、聖平小屋の歴史や南アルプスの知識を得る!

スマホは、登山道や山小屋ではほとんど圏外だった事もあり (途中で何度か電波が来ていたが)
今回の3泊縦走を考慮して、直前にネットで手に入れた「13000mah」のモバイル充電器で十分に間に合った!
GPSをずっと使用していたが、携帯充電は1回半、カメラの充電に2回使用しても、余裕の残量で頼もしかった。

ちなみに、小屋から少し離れた場所(木道付近)で、ドコモのスマホの電波が若干来ている場所があった。
聖岳の山頂でも、ドコモのスマホは圏外だったが、ドコモのガラケーは圏内!(電話もメールもできたようだ)


小聖岳を過ぎたら景色が一変 (^^ゞ


 
緩い下りに入るとお花畑が待っていた。。。


 
登山道両脇、何処までもメタカラコウ


 
トリカブト                        メタカラコウ



西沢渡への分岐


お花畑は小屋まで続いた。



散歩しているような登山道を花を愛でながら歩く



木道を進むと。。。


 
聖平小屋


 
WELCOMEフルーツポンチ                    小屋の夕食



(4日目)  聖平小屋~聖沢登山口



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南南ア縦走…荒川三山(悪沢岳)・赤石岳・聖岳(2日目)

2024年07月26日 | 百名山の山


日の出直後の悪沢岳、赤石岳への稜線


2014/8/19(火)~22(金) 南南アルプス縦走②
                                   椹(さわら)島 登山口より 

(1日目)  椹島ロッジ登山口(1120m)~千枚小屋(2500m)
(2日目)  千枚小屋~千枚岳(2880m)~悪沢岳(3141m)~赤石岳(3121m)~百間洞山の家
(3日目)  百間洞山の家~聖岳(2982m)~聖平小屋
(4日目)  聖平小屋~聖沢登山口


千枚小屋(4:00)→千枚岳(4:50~5:25)→丸山(6:25)→荒川東岳(悪沢岳 7:20)→荒川中岳(8:45)
荒川前岳(9:00)→荒川小屋(10:25~11:00)→大聖寺平(11:25)→小赤石岳(13:05)→
赤石岳(13:50)
→百間平(15:10)→百間洞山の家(16:00 …正確には15:57分着)



千枚岳で富士山と30分過ごす!


千枚小屋の朝食一番は4:30分からなので諦め、朝食&昼食ともお弁当を頼んだら、合計6個のおにぎりだった。
昨日のボランティア高校生(20名程)は、特別に3:30分から朝食タイムなのだとか! 仲間に入れて欲しかった(^^ゞ
悪沢岳に登頂してから本日中に下山すると言う事で、早めの朝食だったらしく、元気な地元の高校生たちであった。

我々はヘッデンを付けて予定通り4時に出発!30分程歩くと森林限界となり、富士山のシルエットが全貌を現す!
千枚山頂では、富士山を囲む水平線が徐々に明るくなり、素晴らしいご来光を迎える事ができた(^O^)/

朝ご飯を兼ねてご来光を待つ予定だったが、開けた山頂での360度、少しづつ変化する光景が美しすぎて
一時も目が離せず、滅多に見られない富士山のご来光に見惚れて、結局朝ご飯を食べる機会を逃したのである(^^ゞ



(5:06)来た~



(5:09)モルゲンロート



(5:10)ご来光!



(5:22)いつまでも美しい。。。


 
千枚岳(2880m)と富士山



千枚岳から塩見岳方面


荒川東岳(悪沢岳)を目指す!


丸山手前付近から稜線上は強風となったが、荒川東岳(悪沢岳)への登り途中で大岩の陰に入り、何とかおにぎりを頬張った!
長い一日なので、早めのエネルギー補給は大事であり、それ以降は強風にも負けず、悪沢岳へ一直線に登頂できた。

千枚岳では夜明け直後だったのでやや暗かったが、悪沢岳からは南アルプス北部の山々が鮮明に見えていた。
近くに塩見岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、遠くには甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、地蔵ヶ岳のオベリスクも目視できた。
荒川東岳を通過した頃には強風も収まり、その後は穏やかで清々しい稜線漫歩…ずっと富士山と一緒である(*^^*)



荒川東岳方面


 
岩のザレ場越えあり!


     
岩の間に咲く花に癒される。



北アルプスでは見ない光景なので、ずっと見えていた富士山にテンション上がる (^^♪


荒川東岳(悪沢岳3141m)に到着!


 
赤石山脈と言うだけあって、赤い岩が目立って多かった。



荒川東岳(3141m)



東岳から赤石岳方面(頭に雲)


荒川中岳を目指す!



荒川東岳を振り返る(富士山がまだ美しかった)


 
中岳手前にある荒川中岳避難小屋


 
この先トイレ岳(標高3063mにあるトイレ)

荒川中岳の5分程手前には、中岳避難小屋があり、避難小屋横の少し離れたトイレへの案内板が面白い!
良くある山での宴会岳と同じノリだが、「この先は行き止まり! トイレ岳→」 つまりあるのはトイレだけと言う事(^^ゞ
看板を見たにも拘らず、登山道と間違えて行きそうになった私、けっこう深刻なダジャレだったのであった。


 
荒川中岳(3083m)


荒川前岳を目指す!


荒川前岳は、地形図では登山道の途中にある様に勘違いしやすいので、ボーとしていたら通り過ぎてしまうかも?
中岳から直ぐの赤石岳方面への分岐を、高山裏避難小屋方面に5分程登ったピークが前岳であった。
荒川三山と言う事で、是非押さえておきたいピークであり、分岐の看板は文字が半分消えかけていた事もあるが、
明確な案内はなく、持参した高原地図にも載っていないと言って、分岐で悩んでいた登山者さんもおられた。



前岳への分岐



荒川前岳(3068m)



前岳から中岳と東岳


荒川小屋で昼休憩!


途中で、ポスターにも登場している一大お花畑を通り過ぎて、しばらく樹林帯を下った後、荒川小屋に辿りついた。

お花畑で我々の後ろから来られて、同じように写真を撮りながら少し話をした単独の男性が、
途中で先に行かれたのではあるが、荒川小屋で休憩していない事に気付き、昼には少し早いので通り過ぎたのか?
こんなに良い休憩所を通過して、何処で昼休憩するの?とこの時、単独の方の行方をちょっぴり気にした。

荒川小屋では小屋前にテーブルがあったので使わせて頂き、朝ご飯と全く同じおにぎりで、昼休憩を取った!
荒川小屋のランチメニューは豊富で、注文している方も多く、おでんやカレー、お蕎麦からデザートのかき氷など、
どれも美味しそうだったので、ちょっと失敗だったかな? 知っていたらおにぎり6個は避けたんだけど(^^ゞ
それでもコーヒータイムはしっかり取った後、予定より20分程遅れていた事もあり、早々に出発した。



広大なお花畑はグルっとフェンスで守られたいた。



鹿などはお花が大好物!


 
夏から初秋の花で、見渡す限り満開だった!


お花畑を過ぎて眼下に荒川小屋が見えて来た!



赤い屋根が3つ、トラバース道に荒川小屋が見えた!


 
荒川小屋から、赤石避難小屋まで150分、荒川中岳避難小屋まで90分の案内あり!



荒川小屋の周辺マップ(テントサイト、水場あり)


雷鳥の親子に2度遭遇!


大聖寺平を経て、小赤石岳の5分程手前で雷鳥の母子(ヒナ5羽)が、登山道で砂遊びをしているのに遭遇した。
母雷鳥が見守る中、ヒナが仲良く遊んでいるように見えたが、実は暖まった砂でお腹を温めているらしかった。
余り近付けないので、画像は小さくてややズレてしまったが、数分だけ動画も撮ってみた。

その後も赤石岳山頂直下で、またまた雷鳥の母子(ヒナ3羽)に遭遇! 母雷鳥は少し高い場所に上がり
しきりに周りを警戒していたが、何故か我々人間には警戒心ゼロ(^^ゞ お陰で写真がいっぱい撮れた!

今朝、悪沢岳山頂から赤石方面を見た時、赤石岳の頭にだけ雲がかかっていたのを思い出した!
赤石岳にはガスが湧き易いのか?もしや、雷鳥たちはその環境を利用して、ここハイマツ帯を住み家としていたのかも?
2回とも遭遇が赤石岳だったので、ふとそんな事を考え、雷鳥の母子としばし遊んでから、赤石岳へ登頂!



大聖寺平



大聖寺平から赤石岳方面へ


イワヒバリ、雷鳥親子に次々遭遇!



イワヒバリ



小赤石岳へのハイマツ帯



雷鳥の母子(雛5羽)が砂でゴロゴロ・・・登山道なので、行くに行けずしばし見守った!



水浴びのような砂浴び!



赤石岳山頂直下にも雷鳥



少し上から雛を見守る母雷鳥


小赤石岳に到着した!


 
小赤石岳(3081m)                  赤石小屋、椹島への分岐



赤石岳直下でも雷鳥夫婦(ツガイ)?


赤石岳に到着!


山頂から避難小屋が直ぐ眼下に見えていたが、徐々にガスが濃くなり真っ白に! 雷鳥と遊んでいた事もあり
20分の遅れはなかなか取り戻せず、16時までに百間洞まで辿りつけないので、証拠写真だけ撮って先を急いだ!



赤石岳(3120m)ガスって来たので早々に下山!



山頂直下に赤石岳避難小屋があった。小さく見えるが意外と大きかった。



(14:22分)ここでの案内には「百間洞山の家まで120分」と書かれていた。
ヤバい!98分しかないので間に合わない・・・と、夕食トンカツは一旦諦める (@_@。


百間平はひたすら急いで歩く。。。


慌てて時計を見たら既に14時22分、百間洞山の家までは標準タイムで2時間と書いてあった!

休憩も必要なので、あ~我々の足では16時には間に合わない! でもここまできたら向かうしかなく
トンカツは諦めて、残ったおにぎりと、カップヌードルを買って夕食にしましょう!と皆で、しょぼい話になった。

夕食は諦めたが、小屋にはなるべく早く入りたいので、新たに16時半を目標に決めて、休憩も最小限とした。
名前の如く平坦で広く続いていた百間平の登山道では、挽回はここしかないと、ひたすら黙々と早足で歩き、
小屋手前の小岩の急下りは難儀したが、何と!初めて標準タイムを上回り、結果2時間弱で歩き切ったのであった!

小屋の受付に飛び込んだのはギリギリ15時57分!! 最初に目に入ったのは 窓口中央に置かれた「夕食終了」 の文字!
めげずに「夕食は間に合いますか?」と一応尋ねて見たら、スタッフの方がチラッと斜め後ろの時計を見てから
「はい、大丈夫ですよ~」と言いながら、「夕食終了」の立て札を片づけてくれたのであった ♪♪ 嬉ぴっ ♪♪
後ろの時計をチラッと確認するあたり、早々に終了の立て札を置くあたり、やっぱり16時迄は本当だったんだ!

赤石避難小屋から百間平への分岐には、「山小屋には16時までに入りましょう!」と書かれた看板があった。
誰かのブログで見たのだが、百間洞山の家の夕食は揚げたてトンカツで、16時までに小屋に入るのが原則であり
16時を過ぎると締め切るので、このトンカツが食べられないのだと書いてあったのである。(@_@;) ヤバッ!

喜んでいたら後ろから 「 間に合いましたね!」の声が…下山途中で風のように追い越して行った単独の男性だ!
そっかぁやっぱり16時を意識して、トンカツに間に合うように、あんなに急いで下って行かれたのであった!
それにしても風のような歩きは只者では無かったようで、本人曰く、標準タイムの6割位で歩けるとの事であった。

そして夕食は17:40分から、めでたくボリューム満点の揚げたてトンカツ定食を頂き、大満足であった。(^^)v
ちなみに私の隣で一人だけ、トンカツではなく「うどん」を食べていた男性がいたのだが、何故なのか聞くに聞けず
もしや16時に間に合わなかった方だったのだろうか??それともトンカツが嫌いだったのか?


 
ガレバあり、歩きやすい登山道あり!



(15:52)赤い屋根が見えた (^^♪


15時57分!ギリギリ受付に走る!



百間洞山の家



16時に間に合ったので、揚げたてのトンカツ定食を頂きました (^^♪


12時間覚悟でキッカリ12時間を歩き切った!


考えてみたら明日もけっこうハードな計画で、10時間の歩きを予定しており、お天気がとても気になった。
この小屋では食事中は(食堂の)TVが見られず、食後に見られるように食堂を開放してくれるとの事
昨日の千枚小屋で見た予報では、傘マークがあり心配だったが、何と!晴れのち曇りに変わっていたのである!

百間洞まで来てしまったので、もうエスケープルートはなく、雨になっても予定通り歩くしかなかったので
晴れマークがついたと聞いて一安心、部屋も階段上の中2階だったが、区切りがあり何となく落ちついて休めた。

小屋からは唯一聖岳がドンと大きく見えていたが、渓谷沿いの谷間に建てられ、夕日も山影となり見られないようで
長距離、長時間歩きの疲れで周りを散歩する気力もなく、星は綺麗だったが外に見に行く元気もなく…(^^ゞ
千枚小屋での夕焼けと星空、富士山とご来光が印象的で、トンカツも間に合って身も心もお腹いっぱいが本音かな!

百間洞山の家では、薄めの寝袋+毛布3枚が一人分であり、寝袋と毛布2枚を敷布団、毛布1枚を布団にして、
赤石岳では慌ただしかったけど、雷鳥が可愛かったなーと思い出しながら、早めの就寝体制とした。




(3日目) 百間洞山の家~聖岳(2982m)~聖平小屋



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春木山(1584m)カンジキ山行

2024年07月17日 | 富山県の山


いよいよ下り!北アルプスの眺望も見納め!名残惜しい・・・

2015/3/17(日) 春木山(1584m)カンジキ山行


金沢(6:00)→路肩駐車(7:20~35)→春木山(12:00~13:00)→ P(15:30~40)→金沢(17:00)



春木山GPS軌跡


お天気と読図が頼りの雪山登山!


今朝は4時過ぎに起きて早速窓の外をチェック!・・おっ・・真っ暗だったが三日月がクッキリ見えて晴れの予感♪

春木山は国土地理院の地形図には名前がなく、富山の人形山や三ヶ辻山、マルツボリ山への通り道の尾根である。
雪山を登りつくしている某クラブ「Mさん」の案内で、晴れ予報だった本日、6人でカンジキ登山が実現した!

人形山には登っているが、今回の雪山は何処をどう歩くのか?春木山に無知識の私は着いて行くのみだった (^^ゞ 

カンジキ登山を始めてから知ったのは、目標がしっかり見定められるなら、雪山は基本何処でも登山道である。
積雪の量と歩く時期にも左右されるが、木の葉が落ちて見通しも良く、尾根上を歩ける山はカンジキに最適と言えそうだ!
とは言え、尾根以外を歩く時や雪庇には注意が必要で、やはり先人が歩いた道を引き継ぐのが賢明である。

お隣の県なので今回高速は使わず、1時間20分ほど走った所で、利根川沿いの県道が通行止めとなっていた。
「大勘場から県境まで通行止め」の電光掲示板手前の路肩の空き地に車を止め、除雪されていない車道を歩き出す!

途中から林道のような雪道に入り、小さな川を越えて高度を少しづつ上げながら出発から1時間ほど歩いた。
川に沿ってはいるが、次第に標高が高くなり、林道は雪で埋もれて斜面化し、川底は100m位眼下となった箇所あり!

その後は林道を離れて斜面に取り付き、そこから2時間後の9時40分頃、ようやく最初の尾根上にでて一安心で一息ついた!
空は真っ青 (^^♪ 山々の眺望もクッキリで、春木山へとつながる尾根も確認できて、皆のやる気モード全開!

長丁場で急登もあったので振り向く余裕は無かったが、1346m尾根ピーク辺りの休憩で、槍の頭と乗鞍岳が見えて来た!
一番間近で目立っていたのは、三ヶ辻山(東面の壁)、後は360度、グルっと名も無い1500m前後の山々に囲まれおり、
例えるなら、底が白くて大きなすり鉢の中を歩いているような感じである (^^ゞ

さらに高度を上げながら黙々と尾根上を歩く事2時間30分!ついに、真っ白で広々とした春木山に着いた!

後ろを振り向いた時、海の水平線に浮かぶような、一直線に並んでいるように見えた北アルプスに大感動!
一つ一つの山は小さいのだが、真っ白に冠雪して一斉に並ぶ姿が美しかった (^^♪
金剛堂山や白木峰でも同じような雰囲気はあったが、4時間半カンジキで頑張ったシチュエーションは大きい!

この先、夏や秋に春木山に登れたとしても、こんな感動は二度とないと思える程、私の脳裏に焼き付いた!
上手く言えないが、浮かぶのは画像の中の北アルプスではなく、あの時見たあの場所の記憶である。


早朝4時起き、晴れの予感♪


 
自宅から空を確認                 五箇山方面に向かう途中の前方


 
現地は3月でも融けない大雪(通行止め案内)             雪の車道を歩き始める


 
カーブミラーが埋まっている車道             車道から林道へ(最初は穏やかな林道)



雪崩で埋まり斜面化していた林道を乗り越える!


 
鞍部から取り付く!                 2時間歩いてやっと尾根に出た!まずは方向確認! 
  


目指す方向を見ながらの尾根歩き



一旦休憩で水分補給・・・雪庇に気を付けて、まずは中央に見えたピークを目指す!



間近に三ヶ辻山の東壁



乗り越えて来たいくつかの尾根を振り返る!後方奥に乗鞍岳


最後の急斜面!



金剛堂山を右手にして、最後のロング急斜面を登る!



左手には三ヶ辻山、標高180m程の急登だったが、眺望良くて苦にならず (^^♪


春木山(1584m)は目前!


急斜面から一転!緩いピークをいくつか越えて、どこに座ろうか迷うほど広い春木山に到着した!
広すぎて、それぞれ好みの場所があり、3人づつ分かれて昼食タイムとなったのでした (^^ゞ


 
緩いピークを2つ程踏んで・・・



3つ目がついに春木山!


この場所で1時間寛ぐ。。。



このまま進んだら、右に人形山、左に三ヶ辻山、楽々行けそうな雰囲気 (^^♪
どちらか迄足を伸ばせば、白山が綺麗に見えたのではないかと思われる。



冠雪の北アルプスが美し過ぎる。。。



槍~中央は笠~穂高



黒部五郎岳方面



剱~別山~立山



乗鞍岳~南アルプス~御嶽山


午後からややガスって来たがまだまだ美しい。。。



下山開始で見納め!



右端のピーク辺りから下りて来た!最初から最後まで我々の貸し切りだった!



細尾根に突入!雪は閉まって歩き安く快適!



取り付いた箇所の足跡発見! いつもの事だが下りは超特急だった!


 
川沿いの林道を経て無事に下りて来た。









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残雪の福地山

2024年07月07日 | 北陸&長野県以外の山


右奥に見えるはずの焼岳はガスの中!

2017/3/19(日) 残雪の福地山(1672m)

 

集合場所(6:00)→金沢森本IC(6:10)→富山IC(6:40)→駐車場(8:05~20)→登山口(8:30)→
乗鞍岳展望台(10:50)→山頂展望台(10:55~昼休憩~11:35)→登山口(12:45)→
駐車場(12:55~13:05)→
富山IC(14:40)→金沢森本IC(15:10)→集合場所(15:15)


現地看板の福地山案内・・登山口標高は960mと書かれていた。



福地山GPS軌跡

富山ICを下りてR41~R471と走り、はるばる福地温泉まで行って来た!
はるばる・・・温泉 ・・・何だけど、Tさんグループは下山したら直帰が原則で寄り道は必要最低限!
夕食時は何かと忙しい主婦4人なので、その原則も考え方次第で、まぁ有難い事ではある (^^ゞ

と言う訳で、今回も岐阜県の未踏みの雪山をカンジキで楽しく歩けて
真っ白な雪の上に座り込んで、食べたおにぎりも飲んだコーヒーも美味しく、そんなひと時が何より (^^♪

本来なら焼岳がド~ンと間近に見えるはずだったけど、生憎ガスっていて山頂眺望はなかったが
そんな山行も今までに何回もあったので、今回はそんな日だったと皆で納得し合う!

駐車場から登山口まで行く途中の、昭和レトロ感残る建物や、古い看板を懐かしく見る事ができたし、
登山口に入って歩き出してから、「青だる」と言う青い不思議な雪の塊(滝)を見たり、猿軍団に出合ったり (^^ゞ
私としてはちょっと異世界だったので、それはそれで一日楽しかったのである♪


温泉と天然青だる(滝)の街だった!


登山者用の無料駐車場


昭和レトロな店の前を通る



ここが入口・・・階段の上から車道を少し歩いて登山道に入る



まずはゆったり雪の車道



道路左手側に(人口)青だる



う~ん青い!



歩き易い広い登山道


 
尾根側コース無然平(1350m)10分の案内            尾根コース or 谷川コース(選択)



展望台から何も見えず・・・

ここまで来る途中に、早春に見られる「福地壁」と言う天然の青だる滝があったようだが、見られず (^^ゞ



乗鞍岳も見えず・・・


山頂でまったり・・・



福地山(1672m)



東側が開けていたが、見えたのは無名の山のみ (^^ゞ ぼんやり焼岳


カンジキ下山は滑るように。。。


2時間30分かけて登った山を、1時間10分で下山してきた!雪山カンジキの成せる技だ!



相変わらず軽快に下って行く、前方のメンバー3人・・・



こちらも軽快に走る猿軍団・・・ワンクッションが木の枝



木の枝から落ちそうな子ザルを助けていた (^^ゞ 順番待ちも出来ている! 賢い!



帰路でも気になる青だる・・・ライトアップもあるようだが今冬は終了かな?



入口の階段まで下りて来た。



(カフェではなく茶屋が良い)レトロな辻茶屋と石動の湯案内!



温泉の案内看板は無視して、こっちはジックリ見る人 (^^ゞ




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猪臥山(1519m)周回コース

2024年07月05日 | 北陸&長野県以外の山


猪臥山(1519m)山頂


2016/10/15(土)   猪臥山(1519m)周回コース
                            (登り)彦谷ルート(下山)立渡ルート


金沢自宅(5:55)→福光IC(6:35)→飛騨清美IC(7:20)→猪臥山P(7:30~45)→登山口(8:10~15)
猪臥山山頂(11:00~昼休憩~12:05)→NTT鉄塔(13:10)→登山口(14:45)→猪臥山P(14:55~15:10)
飛騨清美IC(15:15)→白川郷IC(15:35)→一般道→五箇山IC(16:00)→福光IC(16:15)→金沢自宅(17:00)



GPS軌跡行方不明につき、現地看板アップ


山頂は360度の大展望!


猪臥山・・・「いぶしやま?」山頂方位盤には「いぶせやま」どっちが正しい呼び名なのかは不明 (^^ゞ
猪臥山は標高1,519 m、岐阜県飛騨市と高山市にまたがる山で、岐阜百山にも選定されている。
登山道はしっかり整備されており、良くあるカウントダウン看板が、500m置きくらいに設置されていた。

特に危険な個所はなかったが、周遊コースは登山口までの車道を含めると全長11km強あって、かなりロングコースだった!
紅葉の時期でもあり期待して行ったが、今年の紅葉はイマイチ?だった!もしや見頃はもう少し後だったのか?

冬山として登る場合は中ルートでピストンするのが人気らしく、いつもとは違う山頂の360度大展望が見られそうだ!
金沢からは高速を利用すれば日帰り圏内ではあるが、若干遠いので、雪の頃はなかなか縁がないのが現実である (^^ゞ


 
車は下山予定の立渡ルート手前Pに止めて、車道の更に先に目的の彦谷ルート登山口があるのだが
車道より目の前にある林道で行くのが良さげと、誰かの提案で川沿いの林道に入った・・・が・・・



 
工事中でもあり、素直に車道を歩いた方が距離的にはかなり近かったようだ (^^ゞ (失敗!)


遠回りになった登山口



車道沿いにあった「彦谷ルート」登山口からスタート!案内には山頂まで約5Kmと書かれていた。


 
山頂までの距離4000m、2000m・・・アップダウンはあるけど、代り映えしない笹と木々の道が続く。


 
登山道に「でかまるキノコ」多数!        ←←山頂まで1500m付近から、やや秋らしくなってきた!


 
けど、鮮やかさは余りなく部分的に枯れ葉のような紅葉だった。


 
山頂まで後1000m付近から木々の間に山々の眺望が顔を出す!(後に白山と判明)



山頂まで後500m付近で、木々の間に猪臥山の山頂が見えて来た!



山頂が見えてから12分後、山頂だ!!


貸し切り山頂に到着した!



猪臥山(1519m)山頂


360度の丸い方位盤と山座同定



ほぼ東方向に左から・・・大日岳、奥大日岳、剱岳、立山、薬師岳、北ノ俣岳、水晶岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、
三俣蓮華岳、双六岳、笠ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳、北穂岳岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳、焼岳・・・

メンバーは、ほとんど制覇している山ばかりで、見覚え有りの山様と山座同定にも力が入る!



拡大鏡(虫眼鏡)必須!



東南方向に乗鞍岳と御嶽山、乗鞍岳の左奥に薄っすら見えるのは南アルプス



御嶽山噴火の様子も伺えた!



西方向に我らの「白山」・・・左から御前峰(2702m)、剣ヶ峰、大汝峰



乗鞍岳の方向に何かが?



「山之神」さまの祠があった (^人^)


立渡ルートを下る。。。


到着した時、先着2名の方がいたが下山して行き、休憩中の1時間はほぼ我々の貸し切り山頂だった!
12時少し前、どんどん人が到着して一気に賑やかになったのだが、我々はもう十分満喫したので下山開始!



下山方向は笹原の登山道。。。


 
山頂から1km下りた所で木に「展望台、山頂まで1km」と書かれていたが、笹で眺望なし!
延々笹林を下っていたら、山頂まで後2kmの案内辺りから登山道の雰囲気が一変!



NTTの電波塔現る!近くには車も2台止まっていて、ショベルカーで工事中だった!



と言う訳で、ここから車道歩きとなったのだが、間もなく片側ガードレールの道となった! 
5段ガードって普通は見たことなかったが、隙間を覗いてみたら右側はスパッと切れていた (^^ゞ
 


ガードレールに沿って7~8分歩いたら、抜け穴登山道の案内だった!


 
ガンバレ!登山道入口まで後2km、裏に出ると山頂まで後3km・・・周回案内の苦労が見えた (^^♪



ガードレールを抜けると普通の登山道だった。


動物の森でひっそり遊ぶ!



「黒猫」さんの後姿発見!太いしっぽ立ててます!



木に飛びついた「カエル」さん


 
尻尾の長い恐竜さん                    恐竜さん足蹴り!



いきなり上から滑り降りて来た口あんぐりの「ワニ??」名前思い浮かばないけど迫力あった!



山頂まで後5000m(つまり、もうすぐ下山口)ここからは広くて穏やかな登山道となる。



立渡ルートの入口(我々の下山口)・・・山頂まで5.5kmと書かれていた。


 
ここを乗り越えて、前方に見える車道に出て駐車場へ



帰路の高速道路では、白川郷と五箇山間が事故の為通行止めで、一旦下りてまた乗ると言うハプニング!
それでも17時過ぎには帰宅できたので、急いでシャワーを浴びて、夕食準備を頑張った (^^ゞ



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白山平瀬道(清掃登山)

2024年07月03日 | 石川県の山


平瀬道からの白山剣ヶ峰


2013/9/30(日) 白山平瀬道 清掃登山…(室堂まで)
            
                         ゴミを拾いながら室堂(2450m)まで往復


集合場所(5:00)→金沢森本IC(5:10)→白川郷IC(5:50)→大白川P(6:30)→登山口(6:55)→
大倉山避難小屋(9:20)→賽の河原(11:10)→室堂(11:30~12:35)→大倉山避難小屋(13:50~14:05)
→登山口P(16:00~30)→白川郷IC(17:20)→金沢森本IC(18:00)→集合場所(18:10)


日頃親しんでいる山に感謝の清掃を



毎年クラブで企画されている清掃登山、今回は白山観光新道から南竜ヶ馬場(ランクA)、参加12名
白山平瀬道から室堂(ランクB)参加10名の2企画が実施され、私は白山平瀬道に参加した。 

 早朝5時前、真っ暗な集合場所からはひときわ輝く星が見られ、今日も好天の予感!
「紅葉にはまだ少し早いよね? ゴミは少ないかなぁ?」 車中ではそんな話をしながら大白川の登山口に着いた。

CL・SLから、往復なので大きなゴミは場所を記憶して帰りに拾いましょう!との提案があり、
皆さんゴミ袋とゴミバサミを持って出発!  小さなゴミを拾いながら1時間半程登ると右手側が大きく開け、
北アルプス、乗鞍岳、御嶽山の頭が雲海に浮かび、眼下には白水湖も見えて来た。

高度を上げる度にその姿は大きくなり、皆で何度も見返す!  自宅に戻ってからカシミール3Dで確認したところ、
北アルプス はもちろん、驚いたことに乗鞍岳の後ろに八ヶ岳連峰、御嶽山の後ろに中央アルプス、
更にその後ろには、昨年登った南アルプスの山々も薄っすら見えていたのである!

 白山の頂上を踏まなくてもアルプスの眺望は室堂平まで続き、室堂手前の賽の河原では
ナナカマドの紅葉が始まったようで、赤や黄色に色付き、思いがけない美しさの連続であった。
後一週間もしたら、白山一帯が、更に見頃になるのではないかと思え、平瀬道の登山者も増えそうだ。
9月も終わりであるが、今日は気温も高く秋の風が爽やかで気持ち良く
ゴミ拾いのご褒美を先に貰ったと言う気分のひとときを、過ごす事ができた一日であった。

 室堂に到着すると、相変わらず大勢の登山者で賑わいを見せていた。
テーブルの空きを見つけて昼食後は、室堂周辺の(大きなゴミが多くタバコの吸い殻も多かった)を拾って、
下山では登りで目を付けていたゴミを拾いながら、大倉山避難小屋周りや小屋の中も点検し
下山後の大白川登山口周辺などを重点に見て回って、駐車場でゴミの計量後に解散となった。

秋晴れに恵まれて、気分も山もクリーンハイク。。。


  
大白川登山口           平瀬道からの白山はツイン尾根のように見えていた。



別山方面の眺望が開ける


  
下りで寄り道した大倉山山頂(2038.4m)はここから直ぐ…三角点は見つからず。
山頂分岐から直ぐに大倉山避難小屋



大倉山避難小屋を過ぎると、鮮やかさが増し紅葉の気配



後ろを振り返ると、雲海に浮かぶ北アルプス、乗鞍岳、御嶽山…



槍ヶ岳、穂高連峰



平瀬道からの剣ヶ峰



賽の河原の紅葉と別山



室堂が見えて来た。


  
一番頑張ったT さん               山頂をバックに全員で



やや雲が上がってきたが、まだまだ美しいアルプスと白水湖を眼下に下山


  
登山口に戻り、ゴミの計量…室堂ではタバコの吸い殻など、予想よりゴミは多かった。

 


<白山平瀬道 ゴミ拾い報告>
☆燃えるごみ(1.3 kg) ☆埋め立てゴミ(1.4 kg)  ゴミの量合計(2.7 kg)+ペットボトル(1本)


 

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医王山クリーンハイク&TV撮影

2024年07月02日 | トルコ世界遺産の旅


撮影もしばし休憩、新緑の三蛇ヶ滝


2016/6/5(日)  絵文字:晴れ後くもり 医王山クリーンハイク&TV撮影!



6月の第一日曜は全国一斉クリーンハイクの日、我がクラブでも恒例の医王山清掃登山の日である。

先日、北陸朝日放送(HAB)さんよりクラブに、TV取材への協力依頼があり、
「ゆる旅で、キゴ山か医王山でのハイキングを考えている」と言う事から、会長とHP部で打合せを行った。
本日の清掃登山に同行して頂くのが良いのでは?と提案して、結果「医王山」にスポットが当たった!

「2時はどきどき5ch」と言う番組「ゆる旅のすすめ」コーナーの取材で、放送日は6月29日(水)14:00~である。

恒例の医王山清掃登山であるが、毎回参加者多数で、A・B・Cの3班に分けて行っている。(今回総勢32名参加)
登山道も複雑多様な医王山なので、歩くコースやゴミ拾いから枝の伐採まで、皆さん自分の技量に応じてコース選択!

テレビ局に提案したのは、一番変化に富んでいる 医王山清掃登山Bコース の(覗~大沼~白兀山896m)である。

案内人は我がクラブを代表して会長のN氏、テレビ取材の様子を更に取材するのは、私を含めたHP部2人 (^^♪
そして草花の名前に詳しいベテランのM氏にも同行をお願いして、TVクルー班4名+クラブの4名、計8名で
Bコースを歩くクラブの皆さんの後方を別行動で歩きながら、テレビ撮影がスタートした。  
  


<撮影しながらのコースタイム>
キゴ山スキー場P(7:50~8:10)→見上峠(8:30)→西尾平(9:35)→覗(10:15)→
大沼(10:50~11:20)→
白兀山(12:35)→西尾平(13:20~14:00)→スキー場P(15:00)解散



TV取材同行班としての報告!




クラブの出発式!


西尾平から撮影スタート!



西尾平でまずは前撮り!…「初心者の私が今から山に登りま~す!」

同行途中で話して分かったのだが、このスタッフ(アナウンサー)さん、ホントに登山初心者だった!
タイトルがゆる旅だったので、このコースはまぁまぁ正解だった (^^ゞ



「会長さん、持ち物や服装は?」・・・はい、もう一回!

リハーサルないので、最初はやや緊張気味の怪鳥でした (^^ゞ



Bコースの皆さん、後ろを歩くTV取材班に見送られて出発!…一応カメラ回ってます(^^ゞ



カメラマンのお兄さんだけジーンズにスニーカーだったけど、後ろ歩き大丈夫?
他のスタッフさんは普通に登山装備だった。


覗休憩所に到着した!



覗休憩所にて…「今からあそこに見えるトンビ岩の下まで行きます!」
「・・・え~~まだあんなに遠いの~(*´з`) 」



 
「イタチさんの気分でサンカヨウの実を味わっています。まだ熟す前なので薄味です!」

サンカヨウの実を食べる人、私は初めて見たかも (^^ゞ



 
あちらこちらで満開だったエゴの花


 
( C )コースの整備の足跡見つけました!派手に切っています。お蔭で歩き易かったです。


  
キショウブの花が満開                   ウスバシロチョウ



大沼平にて、鳶(トンビ)岩と大沼の撮影



大沼から見たトンビ岩!鋭い爪に見えるんだけど (@_@。名前の由来は何だろう?



大沼(おおいけ)



大沼の写真を撮っていて、ふと見たら、トンビ岩の爪の先にへばり付く人が見えた!

そう言えば、私も岩の近くまで行ったんだった!怖くて先端には行けなかったけど (^^ゞ



三蛇ヶ滝にて撮影&水遊び休憩!


昼休憩も撮影に手抜きなし!



大沼に戻り昼ご飯の撮影!テイク2もあって、その間、怪鳥は笹寿司を3個食べたとか (^^ゞ



サワフタギ



花火のような白い花が満開だった!


白兀山の好展望地に到着!



青空と新緑は最高だけど、眺望はやや霞んでいて白山が見えなくて残念。



白ハゲ山での撮影シーン



この後、撮影を中断してスタッフ全員が展望台に・・・



山頂からの下りのシーン



ササユリの撮影に集中!


 
 撮影のササユリ                  三蛇ヶ滝でも開く間際の可憐なササユリ一輪見つけた。     


 
しがら首から近道下山後、車道歩きで西尾平へ      西尾平に下山した設定で、一旦入ってUターン (^^ゞ

これぞ、撮影秘話??・・・でもないかぁ・・・TV撮影は大体こんなもんなんだろうな? (^^ゞ



西尾平でいよいよラストシーン…拍手で撮影終了でした!


怪鳥お疲れさまでした(^^)/


怪鳥(会長の別名)さんも途中からはすっかりリラックスで俳優気分だったかも?

後日の放送日、私は残念ながら急用でTVを見ることは出来なかったのだが、
今回、打ち合わせを含めて撮影を見守る後方班の役割も、結構楽しかった♪




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雪の松尾山(1163m)楽々リフトで

2024年07月01日 | 石川県の山


セイモアTOP、三雄山から烏帽子山と口三方岳


2015/2/28(土) 雪の松尾山(1163m)…楽々リフトで

<雪山ワカンハイク コースタイム 参加者 8名 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
集合場所(7:30)→セイモアスキー場P(8:00)→リフト(8:15~9:00)→三雄山(9:05)→
1117ピーク(10:00)→
松尾山山頂(10:45~11:30)→三雄山(12:25)→山麓リフト乗場(13:35)→
スキー場P(13:40)→集合場所(14:05)


晴れ予報を狙って松尾山へワカンハイク! 


 松尾山は、冬場はセイモアスキー場のリフトを利用すれば、短時間で眺望が楽しめる山である。
今日はお天気にも恵まれ、口三方岳、大笠山、笈ヶ岳、白山、大日山など、360度の眺望が楽しめた。

頂上リフトを下りて、5分ほど登った三雄山は既に標高が1040mあり、
 三雄山からカンジキを付けて尾根沿いに、1073mピーク、1117mピークとアップダウンを数回繰り返して山頂へ!
朝は気温が低かったが風もなく、足元は前日に積もった新雪(30~40㎝)のサラサラパウダーだったので、
キラキラ光る木々の樹氷に見惚れながら、気分もワクワクのカンジキ歩きが楽しめた (^^♪

 単独の先行者を途中で追い越してからは、8人交代でラッセル! 雪山はこれでなくっちゃ!です (*^_^*)
自分が先頭に立って自在に付けられる足跡が気分爽快! 冬場は見通しが良く、分かりやすいピークも幾つかあり、
雪山での読図訓練にも向いている山ではないだろうか?(金沢では読図訓練は余りないが、富山では恒例だった)


 下りでは、軽快に飛ばすスキーヤーを横目に、邪魔をしないように気遣い端っこを歩いた。
途中コースを外れてトラバース冒険を数回、茂みから尻セードでいきなりスキーコースに出てしまったとき、
カモシカと間違えられないか心配だったが、何事もなく、何とか第一リフト降り場に辿り着いた。

 4人乗り用の第一リフトのみ下りでも乗れると言う事で、最後は楽々リフトで下山!
メンバー全員がスキーヤーなら、三雄山までスキーで行き、ついでに数回滑って帰るのも良さげ (^^♪

しか~し、今回はリフト乗車が初体験と言う可愛いメンバーもいて、最初のリフトは私と一緒に手を繋いで乗った (^^)v
間近で見えた白山に感動してくれた新人メンバーもいて、それもこれも含めて思い出深い雪山ハイクとなった。


リフトで楽々。。。


 
麓からリフトで出発!                  頂上リフトを下りて。。。



まぁるいピークが三雄山(1040m)

ちなみに、セイモアスキー場を設計した「三浦雄一郎」さんにちなんで「三雄山」と名付けられたそうです。



三雄山からの眺望は、特に烏帽子山、口三方岳が間近で美しい。。。



付いていたのは、本日の先行者さん一人の足跡・・・後に追い越したのだけど (^^ゞ
新雪ラッセルは軽く、一人でも十分に歩けたようだ。
中央の一番ピークに見えているのが松尾山!急登もなく標高差は123m程!


 
木々の樹氷を仰ぎ見ながら快適な尾根歩き。。。



見通しも良く新雪が眩しく美しい。。。


 
見通しの良いピークで一息!

キラキラ光る新雪と、左手の奥に見えたキラキラ光る真っ白な白山(山頂からの白山も綺麗だった)


松尾山(1163m)に着いた!



このまま雪の上を歩いて何処までも行けそうな広い山頂!



山頂からの白山(空は薄曇りとなる)



大笠山と笈ヶ岳の頭


山頂で昼休憩後に下山開始!



下山は自在♪ はみ出して新雪を踏みながら (^^♪



 雪が軽く下山も楽しくて快適。。。



三雄山で最後の眺望を楽しみ、戻ってきた!


スキー場に突入!



狭い尾根だったので、滑っているすぐ横を歩くようで、ちょっぴり気が引けた (^^ゞ



広くなっても端っこ端っこ・・・



第一リフト降り場に辿り着いた!ここでカンジキを外してリフトに乗り込む!



一気に山麓へ楽々・・・下るリフトは初乗りだったけど、係の方、お世話になりました (^^)/




コメント
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