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雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

荒船山(1423m)と御座山(2112m)…日本200名山に登る②

2024年06月29日 | 長野県の山


御座山(おぐらさん)から八ヶ岳を望む!


2015/10/24~25(土日) 荒船山(1423m)と御座山(2112m)日本200名山に登る!


10月24日(土) 金沢~内山峠~荒船山~(荒船不動へ周回)~内山峠~長者の森キャンプ場(テント泊)
<10月25日(日) 長者の森キャンプ場~御座山ピストン~長者の森キャンプ場~滝見の湯~金沢

<2日目>長者の森キャンプ場P(5:45)→登山口(6:05)→鉄塔(6:50)→白岩コース合流点(7:00)→見晴台(7:50)→
前衛峰(8:15)→避難小屋(8:50)→御座山山頂(8:55~9:40)→前衛峰(10:10)→鉄塔(11:15)→登山口(11:55)
→長者の森キャンプ場P(12:10)→テント撤収(12:40)~滝見の湯~佐久南IC(15:10)→金沢森本IC(19:30)


御座山(おぐらさん)は長野県東部の最高峰!


夜中の2時過ぎに目覚めて空を見上げたら、星が輝いていて天気予報通り秋晴れの予感 (^^♪
4時頃から炊事棟で朝食準備を始めたが、やや風もあり外は半端じゃない寒さだった!
風が通るのでフリースの上にダウンを羽織り、パン、ヨーグルト、温かいスープ、玉子焼、果物で朝食を済ませ
テント以外のものは全て車に詰め込んで、テン場からキャンプ場の(管理棟隣)大きな無料駐車場に移動した。

紅葉時期も終盤だったので、土曜日とは言ってもキャンプ場はかなり空いており、テント泊は我々のみ!
管理人さんにお願いしたところ、テントは下山後の撤収でもOKとなって、明るくなり始めると同時に出発した。
林道(車道)を歩く事10分程、中間点に4~5台の駐車スペースがあったので、途中までなら車で来ることもできたようだ。



御座山GPS軌跡…長者の森キャンプ場Pより、登り3時間10分、下り2時間30分


明るくなって出発!



御座山入口こっちの案内から歩き始めた。

御座山の登山ルートは4ヵ所あるようで、ここは長者の森ルート、看板には「村のお勧めルート」と書いてあった。

登山情報として「5月下旬から6月上旬まで、シャクナゲが見頃」「ここより約3時間半で頂上に達する」etc・・・
見た目は登山口らしくないので、駐車場から直ぐの目立つところに大きな案内板があって、迷うことなく有難い!


 
山間の日の出は遅く、画像で見ると夕方のようだ。                  キノコ岩??


20分弱の林道歩きで御座山登山口



車道&歩道を経て、間もなく木の階段から始まる登り!歩幅が合わず、階段外を歩く皆さんと私 (^^ゞ


登り始めて間もなく、強烈な朝陽が頭上の山に差し込み、紅葉の黄色と重なって黄金色に輝き始めた。
やがて大きな鉄塔の真下を潜る頃には、眩しい青空となり、終盤とは言え、見渡す紅葉も青空に映えて綺麗だった。



6時30分頃から前方の木々が黄金色に輝き始めた!



大きな(ちょ~巨大)鉄塔の下を歩く頃にはすっかり青空となった。



鉄塔の天井と青空 (^^♪



尾根上の三叉路、白岩ルートとの合流点で、尾根に上がって左が御座山との案内あり!


咲き終わったシャクナゲ畑や樹林帯をアップダウン。。。


 
振り返ると、天井にして遊んだ巨大鉄塔が眼下に!遠くに浅間山も見えた!


 
見晴台(1750m)ここからは西側の展望、八が岳などが見えていた。


 
シャクナゲの道あり、樹林帯あり、急登あり!



標高2000m近くになったら、落ち葉の数ほど?氷柱が現れた!


やがて前衛峰(1992m)



シャクナゲに囲まれた前衛峰(標高1992m)


前衛峰には三角点があり、御座山山頂まで35分との表示もあったが、そこからはゴツゴツした岩場を注意しながら下る。
後は、気持ちの良い尾根歩きとなり、木々の葉っぱがほとんど落ちているので日差しが注ぎ、見通しも良かったが
朝から吹いていた風の影響や、北側斜面の尾根であることから、日の当たらない個所での体感温度(まだ8時過ぎ)はマイナス!

指先が凍る寸前で(カメラのボタンが押せないほどとなり、もしかして一部凍っていたかも?)(>_<)。

ジンジン痛くなってきて、一度凍傷になっているのでこのままではマズいと思い、風を避けて一旦止まって頂き(3分程)
手袋を脱いで、脇などで温めてから(血液が少し流れるようになり、手袋を2枚履きにして)再スタートした。

標高を上げると、足元に霜柱が立っていて、風が強かったので木々に付いた霜が雪のように頭上から降ってきた。
登りなのに体が温まらず、早朝出発の影響もあるが、やはりこの時期(10月末)の2000m級の山である事を実感したのであった。


御座山は八ヶ岳の眺望が素晴らしい!


 
最後の急登を登り終えると立派な避難小屋があった。
(入口の扉は二重になっていて、窓も雨戸付で頑丈な造りで、まぁまぁ広い)帰路に撮った画像!

避難小屋から山頂までは直ぐだが、そこからは岩場(大きな岩の塊)となっていたので
ザックをデポして、時には両手で岩を掴みながら、山頂の表示版がある位置まで辿り着いた。
岩場と言っても登りではなく、水平に大岩が続いており、足場もしっかりしている岩なので、特に問題はない。


小屋から直ぐに山頂への岩場



この岩をよじ登ると・・・



八ヶ岳が美しい・・・



更に岩を登ると・・・一番奥に山頂のだんご標識が見えた♪



狭い (^^ゞ けど視界は、ほぼ360度良好!


 
証拠写真撮れた♪      御座山の呼び方も標高の漢字「二一一二」縦書きも、外人さんには理解不能だな!



山頂から八ヶ岳



山頂から八ヶ岳の左奥に南アルプス


八ヶ岳連峰の東面が目の前に大きく広がり、左奥には南アルプス、右奥には北アルプスも小さく見えていた。
雲一つない青空の中、アルプスの山々の眺望をゆっくり眺めながら、安定した岩場の途中で大休憩とした。

心配していた強風も、山頂付近では意外と穏やかとなり、南からの日差しも注いでホッとする暖かさ。
昼ごはんには少し早い時間だったので、それぞれが持参したお湯でコーヒーを入れて体を暖め
予定より早く到着できたこともあり、山座同定しながら写真を撮ったり、のんびり至福のおやつタイムとなった。

山頂の岩場を下りて、下山道中では日も少し高くなり、早朝程の寒さは緩和されたようであった。

高度を下げる度に、上着を脱いでいき、登山口に到着した頃には、山頂付近で見た霜も融けたであろうと思えた。
擦れ違ったのは、若者の団体を含めて3組ほど、前日の荒船山の賑わいと比較すると、意外と少なかった。


山頂近くの岩場でしばし休憩!



特等席見つける!


休憩後、少し先まで回り込む!



平行棒のような岩の集まりを先に進むと・・・



一帯が氷  のツリー(霜とエビの尻尾付き)

山頂から冒険して、岩の道をぐるっと右回りで避難小屋に出た!


そして下り。。。



ここを登ると前衛峰!



頭だけ残して落ち葉散る 



フカフカ・・・靴が埋まる程の落ち葉の量 



早朝は暗かったけど、こんなに綺麗な道だった!


 
管理棟のPに戻って、テン場のテント撤収!


下山後、簡単に食事をしてテントを撤収後は、秘湯「滝見の湯」に立ち寄り湯をして、2日分の汗を流した。
滝見の湯は何故か大賑わい、大きな駐車場もほぼ満杯!湯上りのおまけで、近くの「いぬころの滝」も見に行った。


温泉で2日分の汗を流す



滝見の湯に行く途中の車窓より御座山


 
帰路に立ち寄った「滝見の湯」                 広い庭園で滝見


帰路はずっと浅間山!



佐久南ICに向かう道中、正面に浅間山(車中より)


帰路は佐久南ICで乗ることになったのだが、古いカーナビでは反応がなく、ナビ席私のスマホマップがお役立ち!
佐久南ICから佐久北ICまでは無料区間であり、佐久ICで乗るよりも時短で料金も若干安かった。



高速に乗っても浅間山(車中より)


北陸道に入ってから、新井道の道の駅から一般道を歩いた所にある「食堂ミサ」へ、ラーメンを食べに立ち寄った。
山帰りのご褒美がラーメンはイマイチだったが、S氏が、ここのラーメンが好みで食べたいと言う事であった。
中華からイタリアンまでの食事処や、果物から鮮魚まで商店が立ち並ぶ意外な場所で、けっこうな賑わいであり
近海で取れた新鮮な魚や刺身を(業務用のような大きさもあった)意外と安く売っていて、私はアジをゲット (^^♪

金沢から御座山登山口までは長い道中だったが、天候にも恵まれ200名山2座を制覇し、無事に金沢に戻ってきた。


御座山は、長野県南佐久郡北相木村と南相木村とにまたがる山であり、
樅(もみ)栂(つが)石楠花(しゃくなげ)の原生林におおわれ、山頂は眺望良く・・・と書かれていた。

何処で見たのか記憶にないが、案内に御座山(おぐっさん)と仮名が振ってあったので、地元の呼び名かも?
朝日が射すと同時に黄金色に輝いて見えたのが、樅や栂の木だったのだろうか?
今回、晩秋なので登山者は少なかったが、シャクナゲや紅葉がピークの頃は、賑わったのだろうと思えた。
日差しの無い2000m付近では手が凍りそうになったが、だからこそあの山頂眺望に巡り合えたんだと思われる (^^♪



 荒船山(1423m)と御座山(2112m)①へ



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敦賀富士…残雪の野坂岳(914m)

2024年06月28日 | 福井県の山


3月の新雪……野坂岳(914m)


2017/3/11(土)敦賀富士…残雪の野坂岳(914m)



金沢西IC(7:05)→敦賀IC(8:30)→登山口P(8:50~9:00)→野坂岳(11:15~12:00)
→登山口P(13:05~15)~今庄で買い物~今庄IC(14:35)→金沢西IC(15:40)


3月には珍しく野坂岳山頂はパウダースノー


今冬の山は雪が少ないと聞きつつも、3月に入って(3日ほど前の7日~8日頃)に、山では新雪が積もったようだ。
同じ頃、金沢市内でも3月では珍しく、朝起きたら真っ白、10cm位の積雪があり、夜中の雷も久々凄かった!

今日は土曜日と言う事もあるが、我々が野坂岳登山口 Pに着いた時は、既に駐車場の車は15台位で満車に近く
登り下りで擦れ違ったほとんどの方達は敦賀市内から来ており、足元を見ると長靴スタイルの方が多かった。
野坂岳は、金沢で言うと医王山のような存在で、敦賀の地元では冬に手軽に登れる山として人気のようだ。

914mの野坂岳も積もったかな?敦賀の街に近く積雪から3日過ぎているので、新雪は期待薄かな?と思っていたが
意外や意外、登山口付近はシャーベット状態だったが、746m尾根付近からの雪質は良好 (^^♪
山頂付近では3月とは思えない50cm程のパウダー新雪で、広い山頂も気持ちが良いほど真っ白だった。

そして先行された皆さんのお蔭でトレースはバッチリ!カンジキを持ってきたが、登り下りともツボ足で歩けた。

 晴れたり曇ったりの天気だったが、山頂はまずまずの眺望!敦賀湾と三方五湖、琵琶湖も確認できて
懐かしい敦賀の町並みは眼下(以前に住んでいたので)、一度登ったことのある西方ガ岳も間近に見えていた。



駐車場のすぐ横にある登山口…最初は舗装された林間歩道から入って行く!
それでも「野坂岳登山口」と書かれ、頂上まで2時間30分との案内板が立っていた。



谷川の支流沿いを歩く



一旦支流に下って若干渡渉!ハシゴの階段を登り、トラバース気味に歩いて
パラボラアンテナのような電柱と電力の建物の横を通り、後に尾根沿いに出た!



尾根上はパウダースノー



尾根上では街と湾が見えて来た。


 
避難小屋を兼ねた神舎(と、この時は思っていた)の前を通って直ぐに山頂!


広い山頂に着いた!



パウダースノーの山頂、メンバーで貸切!



山頂眺望①



山頂眺望②


小屋で昼休憩させて頂く!


到着したころの山頂は穏やかだったが、山頂直下に小屋「嶽権現安置所」があったので、ここで昼休憩をとった。
地形図上では神社のマークしかないので、良くある神社の鳥居があるのかと思っていたが、
小屋の中に小さな神社が納まっており、床に腰を下ろせて、冬場の休憩所としてはとても有難かった。


 
避難小屋ではないのかも??嶽権現さまの安置所のようだが、敦賀市スポーツ連盟の担架が壁に架かっていたので
雪山訓練とかに使用するのだろうか??野坂岳に避難小屋はいらない気もするので、色々謎の小屋である (^^ゞ


そして下り…

ツボ足の下りはけっこう滑る!特に夏道が階段になっているような箇所は、油断すると危ない!
夏道ではジグザグに歩く箇所など一部直登している事もあり、下ってみると意外と急登だったんだなぁ・・・
と感じる箇所が 多いのだが、
飛ぶように下りていく先頭の T さんに必死で着いて行ったら、
2時間15分かかった登りだったが、何とあっけなく1時間5分で下りてきてしまった (^^ゞ



尾根上は気持ち良い下り



下りでは地形を見極めて、多少急でも強引にトラバースする!(雪慣れメンバー)



上から見ると迫力が違う、下りの階段。。。



登山者の踏み跡多数で道迷いの心配はなし!



やっぱり最後は泥靴になった (+o+)


下りが早すぎて余裕の時間が出来た!


と言う訳で余裕の時間が出来て、帰りに今庄の造り酒屋でお目当ての日本酒「雪きらら」を買って帰ることに!
隣のお店で今庄の厚揚げもGet!…今回のメンバー(主婦4人)山で遊んだ帰りでも夕食の心配は必須である (^^ゞ 

毎年、同じ頃に野坂岳に登っているという地元のお兄さんの話では、この時期こんなに雪が多いのは珍しいのだとか!
3月に振った新雪が多かった為だと思うが、運よくこんな日に訪れる事が出来てラッキーだった (^^)v

事前の計画ではタイトル通り残雪の野坂岳!に登ったつもり・・・だったけど、新雪の野坂岳に変えるべきか?




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雪の西穂丸山(2452m)厳冬期の修業登山!

2024年06月27日 | 長野県の山


西穂だるま君が笑顔で出迎えてくれた♪


2015/2/6(日)   雪の西穂丸山(2452m)厳冬期の修業登山!
                                          ( 例会下見に参加 )
                                 
金沢森本IC(6:10)→富山C(6:45)→新穂高温泉(8:10)→しらかば平駅(8:30~50)
~ロープウェイ~西穂高口駅(9:25)→
西穂高山荘(10:55~12:00)→ 西穂丸山(12:30)→
西穂高山荘(12:50)→
迷路で遊びながら西穂高口駅(14:00)→ロープウェイ~しらかば平駅(14:35~50)
→富山IC(16:35)→金沢森本C(17:10)

 

 新雪のラッセル要員必須で10名参加 !



トイレ休憩の新穂高温泉で「北陸新幹線の開業を祝うモニュメント」発見!(開業1ヶ月前)

東京と金沢を約2時間半で結ぶ北陸新幹線が、2015年3月14日開業したので、長野から金沢までも近くなった。
今は2024年、今春3月に金沢から敦賀まで北陸新幹線が延伸開業して、更に便利になった。




新幹線の隣に北アルプス!長野らしさ満開 (^^♪


ロープウェイで一気に標高2156mへ



ロープウェイのしらかば平駅


 
下りて最初の雪景色と暗さ!出口に西穂高口駅の標高は(2156m)と書いてあった。


全員アイゼンを付けて出発!



トレース有り(^^♪ 視界無し!



 モンスターツリーの間(下)を1時間30分歩く。。。


西穂山荘の屋根が見えた (^^♪



皆さんここに来て急に急ぎ足・・・



西穂山荘と証拠写真を撮って頂く!



玄関前にでっかいだるまさんがいた!身長2.367mかも?


専門店も顔負け?の美味しさ (^^♪



ここで食べたら何でも美味しいとも言えるが、西穂山荘名物ラーメンで体も温まり、いざっ!目的地へ。。。


西穂丸山(2452m)再びアイゼンで出発!



西穂山荘の標高は(2367m)なので、丸山まで単純標高差は85mで、距離も近い。
山頂の証拠写真は撮れたが、
気温が低すぎて、この後カメラがフリーズ(電池の反応がなくなった)



温まってカメラ回復!他にもアイゼン、ピッケル持参の到着組あり!我々はもう帰る準備!


雪の回廊 周遊コースで遊ぶ♪



穂高口駅近くに来たら、迷路を通って駅に向かう通路が作ってあったので入る!



楽しく歩きながら穂高駅口に着くと言う迷路であるが、もし迷ったら乗り遅れるのか?



迷路の終点で「穂高口駅」無事発見!



「ようこそ2156m」ここが出口!入口ともいうが、登りでは遊ぶ余裕がなかった (^^ゞ


生憎の天候で眺望は無く短い雪山修行になったけど、高山に気軽に来れるのが良い。
過去に何度も訪れている(通りすがるが正しいかも?)西穂丸山なので、眺望なくても新雪歩きが堪能できた♪


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北岳縦走で出会った花たち。。。

2024年06月26日 | 百名山の山

大樺沢沿いに群生していた キツリフネ


長い間、ブログ更新をサボっていましたが、下書きが大量にあり、整理して今更ですがアップしています。

     2011/08/09(火)~11(木)  北岳(3193m)~間ノ岳(3189.3m)縦走   
                                           広河原登山口より


1日目前半 ) 芦安P(車中前泊)~広河原~北岳山荘
(1日目後半八本歯のコル~北岳山荘
2日目前半 ) 
北岳山荘~間ノ岳
2日目後半 ) 
間ノ岳~北岳~北岳肩の小屋
3日目前半
)  北岳肩の小屋~北岳~二俣

3日目後半)  二俣~白根御池小屋~広河原


北岳縦走で出会った花たち。。。

大樺沢沿いには 花がいっぱい。。。


    
ホタルブクロとクサボタン      キツリフネ          キタダケトリカブト

     
ホタルブクロの群生                         ハクサンフウロ

     
タカネナデシコ             ミヤマハナシノブ      イブキトラノオ

    
エゾシオガマ         ミヤママンネングサ         ミヤマミミナグサ

    
タカネグンナイフウロ      ミヤマダイコンソウ         チシマギキョウ



ミヤマハナシノブ … 北岳と白馬だけに咲く花とか。


 
背中に止まった高山蝶のベニヒカゲ…後に鳥さんも私の近くにやって来た!何だかとても HAPPY !!


トラバース道は広大なお花畑 だった。


    


     


     


     


    


    



一輪や二輪ではなく、どれも群生している花が多かった。
こうして並べて見ると、北岳花図鑑…とでも呼んでみたくなる程の種類だ!



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残雪の小白木峰(1437m)…冬限定ルートを歩く

2024年06月25日 | 富山県の山


小白木峰より北アルプスを望む!


2015/4/23(木) 冬限定ルートで小白木峰(1437m)へ
                                                           21世紀の森Pよりピストン

金沢森本IC(6:05)→砺波IC(6:20)→21世紀の森P(7:35~45)→登山口取付(8:10)→
1226ピーク(10:15)→1402ピーク(11:00)→小白木峰山頂展望台(11:10~12:00)→取付(14:05)→
21世紀の森P(14:30~40)→砺波IC(15:58)→金沢森本IC(16:15)


残雪の尾根を見極めて歩く 。。。


今冬は山雪型だったが、桜の開花も例年より早く、フキノトウやタラの芽、ウドなど山菜の収穫も若干早く
4月に入って暖かい日が続いたせいもあり、標高の高い個所では残雪が多くても、麓では雪解けが早く進んだようだ。

冬限定の登山道を歩くには少し遅かったようだったが、R471沿い夏道の登山口までは残雪でまだ車が入れず
結局のところ、このルートを選択して、「為せば成る何事も!」と、行動が先に伴う頼もしいメンバーに混ざり
やぶ漕ぎ&残雪歩きで、小白木峰山頂展望台にて、金剛銅山や北アルプス遠望の眺望を楽しんできた。



GPS軌跡…冬限定ルート(登り3時間、下り2時間5分 ・ 単純標高差817m ・ 往復歩行距離10.2km)

下りでは、標高950m付近から右に反れてしまい、標高800m付近で自分達の登りの足跡を見つけたが
再び直ぐに右に反れて、その辺りの残雪は斑で、かなり急下りの危険なヤブ漕ぎだったので、
下りの軌跡は参考にならず(^^ゞ

結果論だが、登りでは最初の取付から標高850m付近まで、大谷沿いに歩いており、下りでもこの辺りで迷っている。
登山口は同じでも、最初からもう少し右側に伸びている尾根に入った方が、分かり易く登り下り出来たのではないだろうか?
残雪具合にもよるが、あくまでも私の予想!である (^^ゞ

R471を約25分歩いて登山口へ


 
R471は冬季閉鎖で通行止め!                国道だけど残雪 (^^ゞ


 
支流(大谷)に架かる橋を渡る!                 先人が決めた登山口

橋を渡って1分のこの場所が、ベテランリーダーによる見覚えのある登山口との事である。
地形図を見ても、まずは標高60m位、なだらかな尾根の登りから入って行くようだった。



木陰で水分補給の休憩!

心地よい日差しで大汗を搔く事もなく、気が付いたら1時間半ほど黙々と歩いていた。
春先の里山歩きで良く見る、キノコの柄のように木の根っこ近くから雪融けは進んでいくので、
道なき道を歩く時は、近寄り過ぎて足が急激にスッポリ!と言う事もあり、踏み抜き注意である。



雪も締まって歩き易い尾根となる。



右手側には金剛銅山と、
なだらかな稜線大きく見えて来た。


左手側に白木峰が大きく顔を出した。



1402m尾根は間近!右奥が山頂!


小白木峰の尾根上に出た!



小白木峰から金剛堂山のロング尾根を眺める!



小白木峰から北アルプス遠望!



小白木峰(1436.7m)山頂・・・日当たり良くここだけ雪が無かった。


今回もやぶ漕ぎトラバースの下山で鍛えられた!



白木峰を正面に下山開始!



1402m尾根を左に巻いて、ちょっと近道で下りてきた。



下りの途中で、春先の雪山で見かけるタムシバの花が見られた。



下山は、登りとは真逆になるので、木々で次第に眺望も無くなり、似たような尾根の左右に迷うこともある。


 
登りに使った尾根を外れる事2回!見覚えもなく雪も疎らになったが、道らしき所に下りられてホッとする (^^ゞ
更に杉林の中をトラバースして、最後は見覚えのあるR471近くに下りてきた♪(右画像)


雪山の教訓…冬季限定の登山道でヤブ漕ぎを避ける場合は、なるべく3月か4月初旬までに行くのが賢明だろうと思った。 
とは言え、持参したカンジキ要らずの固い雪で、ラッセルもないので少人数でも気軽に登れるのも確かである。

今回はベテランリーダーのアドバイスもあり、ヤブ漕ぎも訓練!…今思えば思い出深き残雪の小白木峰 (^^♪ 



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白馬五竜&47スキー場で初滑り!

2024年06月24日 | スキー


1892m尾根手前より、五竜岳~唐松岳~白馬三山までの眺望!


2017/1/25~26(水・木) 白馬五竜&47スキー場で初滑り!


<1/25(水) 金沢東IC(5:20)→糸魚川IC(7:30)→いいもりゲレンデP(8:40)→白馬サンバレーホテル(泊)
<1/26(木) 白馬サンバレーホテル(16:35)→十郎の湯(16:40~17:35)→糸魚川IC(18:35)
→(有磯海SA夕食休憩)→金沢東IC(20:45)


足慣らしスキーだったが、寒くて早々に撤退!


今冬一番の寒気で、前日までに金沢市街にも20cm程の積雪があり、出発当日の早朝もチラチラ小雪が舞っていたが
26日にかけて全国的に回復傾向の天気予報でもあり、予定通り、今冬初滑りに出発した!
高速は終始50キロ制限の表示が出ており、途中の朝日ICより(除雪か凍結の為?)通行止めの表示が出ていて
下道を走る覚悟をしたのだったが、直前で解除になったようで、運よく糸魚川まで高速で行く事が出来た (^^)v

今回は一泊二食とスキーチケット2日券付き(その他特典あり)で、一人14600円の予算だった。
古い建物だったがゲレンデ前のホテルだったので、ちょっとお得に購入&宿泊ができた (^^♪ 

初日は一日曇りで日差しが弱く、ゴンドラ山頂付近は「-9度で強風 」の為、体感温度は自宅の冷凍庫並み!
カメラも持参してないので早めにホテルに戻り、直ぐ近くの温泉「十郎の湯」へ…つるつるのお湯でなかなかいい温泉だった
今日は早朝に金沢から走って来た事もあり、明日に備えて早めの就寝となったが、夜中に目覚めて空を見ると満天の星空
雨でも晴れでも雷でも、日頃、空をお友達のように気にしているから、こんな時に運よく目覚めるのかな? (^^♪



2日目は五竜展望台まで足を延ばす!


2日目…雲一つない快晴となり、滅多にないスキー日和!山日和!キラキラ輝く白銀の世界が待っていた!
ゴンドラ山頂駅付近は「-1度で無風!」昨日の寒さとは大違いで、太陽も眩しく汗ばむほどの陽気となったのだ!


リフトの運行時間に合わせて朝はゆっくり。。。


 
宿泊したホテル、7:30頃は日陰だった。          ホテルから奥に陽の当たる山が見えた♪

第一高速ペアリフトがホテルの目の前にあったので、何かと便利な2日間を過ごす事ができた。
朝食後、8時半のリフト運行開始に向けて準備!


まずは早朝散歩!五竜ス
キーエリアTOPを目指す!



リフトに乗って日陰脱出!


朝一、リフト山頂駅から若干の登りとなる「地蔵ケルン」まで行ってみる予定で、長靴を背負ってリフトに乗った!

ホテル横のリフトでは五竜トップまで一気に行けないので、ゲレンデコースガイドと睨めっこ!(☆_☆)
「リフト→リフト→ゴンドラ→リフト」と、滑り降りながら次のリフトに乗り継いで、何とか最高所のリフト終点まで辿り着く!
長靴に履き替えて登山口に立つまでに、約50分かかってしまったが、途中の滑り、リフトやゴンドラから眺望を見るのも楽しかった♪

たまたまゴンドラで一緒になった登山装備の単独男性に、何処まで行くのか尋ねたら、小遠見山まで行くとの事だった。

最後のリフトを下りて長靴に履き替えて先を見ると、先客BCボーダーやスキーヤーのトレースしっかり付いており、
天気も良いので我々も予定を変えて、
五竜岳の眺望が良い個所まで足を延ばす事にたのである!(^^)v



リフト終点から少し歩いて、ここが登山口

スキー場の管理区域外であり自己責任でと、英語と日本語で書かれていたが、
カンジキなどの雪山ハイクは何度も経験があるので、行ってみようと気を引き締めて出発する!



後ろからボードやスキー板を持った団体がやってきた!



少し登って振り返ると凄い眺望!最初は目的としていた「地蔵ケルン」が眼下に見えていた。



白銀の世界・・・キラキラ光る雪!



右手側には唐松岳から伸びる白馬三山!



左手側には天狗岳(1940m)



スキー歩行の人が多いので、巻いて行く!



白馬の稜線が目線の高さに!



五竜エリアTOPである地蔵の頭から下のスキーコース一部と、麓の街までが一望!


1892m尾根の手前で立ち止まる!



1892m尾根手前の開けた場所までツボ足で歩き、青空の中、360度真っ白な雪山の眺望に感動!しばし見惚れていた。



五竜岳と唐松岳



ここから少し先辺りで足を止めた!五竜岳が十分に美しく、ここが我々の五竜岳展望台と決めた(^^)v
右のピークが1892m尾根で、
中央ピークが小遠見山(標高2007m)である。
小遠見山まで行ったらその先に、鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳がドンと見えると思われたが、我々はスキーに来たのだった!




五竜岳と遠見尾根



五竜岳、山頂直下のマンゴーの切り身のような岩群!最後の頑張りでよじ登った記憶が蘇った!



唐松岳と白馬三山



三兄弟のように綺麗に並んでいる。



雪庇注意!



後ろの外国人グループ、滑走準備!

前後に何組ものBCボーダー(スキーヤー)が登ってきており、 考えられない急降下の尾根を滑って行く様を見た!
ここは本格的な山スキーのコースではないが、ゲレンデ+ちょっぴり新雪パウダーの山スキーが楽しめる地形のようだ。
彼らの多くは外国の方であり、日本人は数人のみ!言葉を交わした一組はニュージーランドから来たようだった。 

2日間でランチのために入ったレストランでも、日本人を探すのが困難なほど、外国人グループが多く
ホテルのレストラン店員も外国人、まるで海外旅行に来たようなスキー場になっており、 ちょっとビックリだった (^^ゞ


目にもカメラにも焼き付けて下山開始!



上から見ると楽そうだけど・・・


 
実際の下りはスリル満点!上級者山スキー派の気持ち納得!


最初の目的にしていた地蔵ケルンに立ち寄る。



やっぱり人気の頂点!エリアTOPの特等席!



地蔵ケルン



地蔵ケルンからの遠見尾根と五竜岳・・・足元のその先に何かが?



慰霊碑「 こよなく岳を愛し 雪を愛した友よ 安らかに眠れ 」・・・(@人@。


大満足で下まで滑走 。。。



地蔵の頭直下から1892m尾根付近まで徒歩往復、地蔵の頭からいいもりゲレンデまでスキー



ゲレンデ滑走!


 
信濃大町の地酒振る舞いと餅つき・・・ご馳走さま (*^_^*)
                    十郎の湯

 
午後からは快晴のゲレンデで気持ち良く滑り、15時頃に麓のイベントに遭遇した。
そして、初日の印象では良い温泉だったので、帰りの夕方にも「十郎の湯」で疲れを取って帰宅した。




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鑓水観音山(402m)…春を探しに里山へ

2024年06月23日 | 石川県の山


春一番に咲く「マンサク」の花


2017/3/30(木)鑓水観音山(402m)…春を探しに近場の里山へ。。。
                                                 石川県能美市

自宅(8:00)→名水P(9:00)→登山口(9:10)→観音堂(9:40)→7合目分岐(9:50)→山頂(10:00~30)
→ 下山口林道(11:25)→名水P(11:40~55)→七ツ滝(12:15~35)→<途中昼食>→自宅(14:00)


春一番を見つけた!


3月に入り、気温が上がって春らしくなったと思ったら、寒の戻りで山には雪が積もったりしている。
残雪だと思って登った山にも想像以上の新雪がみられ、3月にサラサラ雪に出合えるのは嬉しいのだが、
猿山では雪割草も咲き始めたと言うので、半日コースの近場の低山へ春を探しに出かけた。



鑓水観音霊水堂



鑓水観音霊水堂から少し先に登山口があった。

出発点では頂上まで1250m、観音堂まで650m・・・そして1合めから9合目までの案内もある。
歩き易く整備された登山道に加えて、出発点から山頂までのカウントダウン案内が目立つように立てられており
この山で迷う人はまずいないだろうと思われたが、実は下りで登山道以外を歩こうとして間違えたのである (^^ゞ



登山道中に多かったのは深紅の「ユキツバキ」、花は見頃で蕾も多かったので、しばらく楽しめそうだ!



何と言っても山での春一番は「マンサク」、今春は初めての出会いだったのでちょっと嬉しかった♪


春先に咲く花がいっぱい見られた♪


 
キクザキイチゲ                      ショウジョウバカマ


    

   
「ヤマザクラ」と「ショウジョウバカマ」も、かなりの数が咲いていた。



おっ!9号目・・・もう少しだ!


花を愛でながら、あっという間の山頂!



山頂の展望台・・・鑓水観音山(402m)頂上、全長1250mとの案内あり!

のんびり春を愛でながら写真を撮って、ルンルンと歩いていても、50分で山頂に着いてしまった(^^ゞ



山頂には4等三角点と展望台があり、展望台からの眺望は小松の街並み、反対側に白山・・・
残念ながら春霞でスッキリしない展望だったが、日差しが暖かいのでコーヒータイムで30分ほど過ごした。


下りはグルット周回を試みて、登山道を外れた (^^ゞ



鑓水観音山GPS軌跡(時計回り)

あっけない登頂だったので、グルット周回したと言う方の情報が頭にあり、真似をしてみることにした。
下り、8合目の分岐を勘違いして鉄塔まで下りたが、鉄塔から先に道がなく、GPSを確認してまた8合目に戻ったのである。
その後、7合目の分岐から左手に入り、道中2つの鉄塔下を歩く登山道となり、最後は15分程林道を歩いて名水Pに戻った。


鑓水観音山は、ピストンがお勧め (^^ゞ


 
8合目にあったこの赤い矢印、北電さんの整備用で、道はいかにも登山道のように見えていたのである (^^ゞ



戻った8合目から7合目に下り、懲りずに鉄塔の矢印通り左手に入る!
鉄塔の道もなかなか、マンサク、ヤマザクラ、ユキツバキ、ショウジョウバカマ、スミレや木々の新芽など・・
楽しみながら歩いたのではあったが、今思えば素直に往復(ピストン)して戻るべきだった!



本来の整備された登山道と違い、やや危険個所もあった。


 
途中、杉の切り出し作業中!ここは生活道路のようだった。



深いエメラルドグリーンの池の横を通り



この先に、登山口のある鑓水観音霊水堂がある。



戻ってきた~



「平成の名水百選」空のペットボトルに、美味しいお水を頂きました (^^♪


能美市に来たので、七ツ滝に寄り道!



歩き易く整備された観光地



三の滝



一番大きい二の滝


金沢に帰る途中、ついでにちょっとだけ寄り道をして、能美市の名勝「七ツ滝」を見て帰った。



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日本海と太平洋の分水嶺の山 … 能郷白山(1617.4m)

2024年06月22日 | 福井県の山


山頂より下山方向の尾根


2015/7/12(日日本海と太平洋の分水嶺の山  能郷白山(1617.4m)

                                      温見峠登山口より(200名山・一等三角点)
 

金沢(600)→温見峠登山口(82040)→能郷白山山頂(1100)→山頂白山神社奥宮祠(1105~昼休憩~50
→能郷白山山頂(1200)→温見峠登山口(13451400)→お風呂(水芭蕉 15351635)→金沢(1735


 
     能郷白山GPS軌跡…往復歩行総距離(5.7km)・7月12日の天気図…台風の影響で日本海側と北海道で猛暑となった。


台風の影響で猛暑日となる!

 昨年、雨天中止となった能郷白山例会、今回はお天気に恵まれた?と言うより台風の影響で全国的に気温が上がった。
12日は猛暑日予報の中、クラブの参加者21名の大所帯となり
、2班編成で行く事にした。(私がリーダーでこの山をチョイス)

ちなみに能郷白山は、深田久弥が荒島岳と能郷白山のどちらを日本百名山に選ぶか迷ったという話が有名だとか!
結局、荒島岳が百名山入りしたが、能郷白山はのちに深田クラブによって、日本二百名山に選ばれたようだ。

 そして、能郷白山は日本海と太平洋の分水嶺となる山、200名山でもあり山頂には一等三角点があった。
今回の登山口である温見峠ルートは、R157号線沿いの福井県大野市と岐阜県本巣市の県境にあり、
駐車場がないので、峠付近の路肩に寄せて駐車する。



能郷白山登山口…温見峠岐阜県側は通行止めとなっていた。

先着の県外ナンバー車が数台止まっており、下山時にも登りの数組とすれ違っているので
 登山口の標高は既に1020mであり、半日でも登れる、まぁまぁ人気の山のようであった。
ちなみに登山口にはトイレがないので、
往復とも途中にある真名川ダムのトイレに立ち寄らせて頂いた。



最初は気持ちの良いブナ林


見つけた!ノウゴウイチゴ??



かと思ったけど、只の草花だった (@_@。ガックシ・・・

ちなみに、ノウゴウイチゴは能郷白山で発見されたことから名前がついた・・・と、以前に知った!


ブナ林を過ぎてからの1時間強は樹林帯の急登だった!


             
ロープありの急登が続く(先頭はB班)      前も急登で後ろも急登!(後続のA班)

薄雲が広がっていたので強烈な日差しは多少和らいだが、ゆっくり登っても皆さん汗だくとなり、
額からポタポタ落ちるほどの汗、30分毎に水分補給の休憩を入れながらの登りであった。



振り向いたら白山!・・・のはずが (+o+)



この辺り、本来なら視界が開けた後方に白山の姿も見えるのだが、
振り返っても福井の周辺の山々と荒島岳が淡く見えるのみであった。




アザミの花ロード。。。

樹林帯を抜けてからは登山道両脇に鮮やかな赤紫のアザミの花が目立った。



 前半の急登とは一変、1492mピーク過ぎからの後半約1時間は、ルンルンの尾根道だった。


能郷白山山頂(1617.2m)に着いた!



山頂は笹に囲まれて眺望はないが、一等三角点があった。



山頂より5分ほど先の、白山神社奥宮祠に向かうも、ガスで眺望なし!(晴れれば360度の眺望)



山頂付近から祠まで、イブキトラノオが群生して咲いていた。


祠前の広場で昼休憩!



白山神社奥宮祠(能郷白山神社)

山頂付近ではガスっていて期待の眺望は無かったが、祠の周辺はイブキトラノオが花ざかりだった。
ガスのお蔭で昼休憩は涼しく過ごせて、今回ばかりは大いに助かった!とも言える? (*^_^*)


下山開始!再び山頂を通る。



山頂を過ぎて下山方向



下山時の眺望も淡い山々であった。


   

   
登山道両脇に一番多く咲いていたのはアザミの花で、コアジサイも多く咲き残っていた。
 他には、ギボウシ、カラマツソウ、トリアシショウマ(?)マルバダケブキ、ユキザサ、オオカメノキ(実)etc 


覚悟の急下り! 



登りでの急登は下りでも要注意!この付近落石しやすいガレ場だった。


 
新入会員2名の初参加登山でもあり、B 班とA班の中間で見守るリーダー(私)(^^ゞ



急下りが終って、登山口目前のブナ林



温見峠登山口・・・21名全員元気に無事下山。


帰宅後、夕方のニュースでは福井市の最高気温が35.7度の猛暑日、金沢市では33.4度の真夏日だったと発表があった。

下山後の反省会でも、思ったよりは登りがきつかったとの意見があったのは、ゆっくりでも体に影響が出る程の暑さと、
標高差にして400m程の連続急登が続いたからだと思われた。
単純標高差が600m程なので、距離はない代わりに、約3分の2が急登の山と言う計算である。

 下山後は勝山温泉センター「水芭蕉」で汗を流して清算後に解散となった。
水芭蕉は、レジャー帰りの猛暑日らしく駐車場は大混雑、天然温泉でトロトロの良いお湯で疲れも取れたのだが、
入浴料金が昨年は510円、今回は一気に650円に値上がりしていた。(^^ゞ




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白馬八方尾根スキー場に出かける。

2024年06月20日 | スキー




2009 /1月25日(日) 26日(月) 27日(火) 
白馬八方尾根スキー場に出かける。
                                       (過去の下書きが出てきたのでアップ)

白馬八方尾根には、昨年の夏にも訪れている。
唐松岳から五竜岳を目指して、高山植物を愛でながらの登山である。

一歩一歩を踏みしめながら、自分の足で登り下りした登山道は消え夏の様子とは全く異なっており、
白銀の世界とゴンドラやリフトのみ!
見えない登山道がとても気になったが、
冬景色を楽しみつつ一気に滑り降りる、
スキーの醍醐味を十分に楽しむことが出来た



冬季オリンピックで使用された「ジャンプ競技場」
まずは、白馬村に入って直ぐに、このジャンプ競技場が目につく。



眼下に うさぎ平 八方展望ペアリフト
中央の建物は、初日にラーメンとチャーハンの昼食を食べた…「うさぎ平109」
八方尾根のほぼ中央にあり、かなり大きな施設だったが超満員だった!




うさぎ平ゲレンデより、山頂を見上げる。




うさぎ平から、アルペンクワッドリフトに乗継いで降り立つと黒菱平だ!
黒菱平には、八方展望ペアリフトや、黒菱第3ペアリフトでも来ることが出来る。
滑るよりも、一息ついて景色を楽しむ人達が目立っていた。
手前の黒い建物は… 「TENBO REST SPOT 1680 」晴れていれば、名前通り標高1680mの展望が楽しめるレストハウスだ!
奥に「1998」と書かれた五輪マークの建物を発見!白馬八方尾根では、一番高所にある 「 VIRGIN CAFE HAKUBA 」



夏はこんな雰囲気で建っていた。(登山時の過去の写真)



一息ついて楽しんだ景色はこんな感じ…白馬村が眼下に。
ここからの滑りは本日一番の急坂だったかも?コブがあり慎重に下りた^^;




黒菱平から山頂を見上げる!グラードクワットリフ…八方尾根スキー場の最上部へと繋がっている。

初日はちょっと自信がなくて、余りにも急坂に見えた為このリフトはパスした^^;
昨夜降った何センチかの新雪もあり、ミシッミシッ…っと足元に心地よい快音 黒菱平、標高1680mの雪質は最高だった!



白馬鑓ヶ岳と杓子岳…残念ながら白馬岳は雲に隠れていた。 

雲の切れ間から太陽の光が射し、白い山が更に白く幻想的に光る…ここは咲花北尾根クワッドリフトを降り立った場所、
一瞬息を呑んだ光景だった!
雲の流れは速く、2~3分で光のショーは終わった。



スカイライン第2ペアリフトと青空の下を滑走。



スカイラインコースを滑走…赤い屋根は「北尾根レストハウス」
東の空には青空が広がり、妙高・黒姫・戸隠方面の山々が綺麗だった。




パノラマコース からの景色と…レストハウス「サンテラスぱのらま」


2日目は、朝から小雪が舞う中を滑る。



標高が低い所はアイスバーンになっていて、ザラザラと滑りにくい個所が目立つ。
小雪が舞うだけでは追いつかないのか、ここ名木山リフトの下では、人工降雪を降らせていた。
晴れていた昨日よりも、小雪が舞う今日の方が暖かくて意外だったが、逆にこの暖かさが、べた雪を生む原因になるようだ!

名木山リフトの上から、リスが雪上を元気に走るのを2回も目撃した!
そう言えば、雪深い高山に住む動物たちは、何処でどのように冬を越すのだろうか?



スカイラインコース途中、青い屋根の「カフェテリア黒菱」
カレー専門店かと思えるほど、各国のカレーがメニューに並ぶレストハウス

2日目の昼食で、本格インドカレーにクリームコロッケをトッピングして食べた!
ご飯が多めで食べきれなかったが、とても美味しかった



天候はやや回復してきた…2日目、マックの特等席でコーヒータイム
「うさぎ平109」の中にある、マクドナルドのテラスよりゴンドラリフト方面を撮る。


そして3日目も雪だった…

予報では長野市内は晴れだったが、山は雪で山頂の視界は悪かった。
晴れたら行こうと思っていた、標高1680m黒菱平からの
グラードクワットリフトで行く最上部に、ちょっぴり…いや…かなり未練あり!と言う訳で…


霧の中の…リーゼングラードコース
晴れていれば、標高1850m…360度パノラマ展望が望めると言うが…
この上はいったいどうなっているんだろう?
霧が濃くて滑り降りるのも不安だったが、最上部への興味でリフトに乗ることになった!



ちなみに夏山はこんな風だった!(登山時の過去の写真)



リフトは短いので直ぐに降り場が見えていたが、霧が深くて、その先の視界はなかった!



グラードクワットリフトを下りると、昨年目指した唐松岳への稜線が目に入った。
霧と雪と空が合体して、何処が境目なのか分からない、ホワイトアウトに近い状態だった。
このまま何処までも歩いたら、天に登って行けるような気が・・・

良く見ると、小さな2人の人影が動いている…どうやら登山者のようだった!
もしかしたら山スキーを楽しむために、更に上部を目指していたのだろうか?

小さな人影が近付き、そこにやって来たのが、変わったスキーを履いたお兄さん2人…



お兄さんの了解を得て写真を撮らせて頂いた!

スキーは全体的に幅広で、先は鋭利に尖ったカーブ、靴はボード用に似ていて
ストックも登山用と同じで、収縮自在のものだった。

特注なので、雪道も普通の歩きと同じくらいに歩けると言う!

何とお仕事!これから上部の雪を調査に行くと言っていたが、後姿を見送ってまたまた驚く!

慣れた歩きで本当にスイスイ…あまりにも早い歩きに、しばし見とれていた^^;



そしてここ、グラードクワットリフトの終点には、八方池山荘があった!
入り口の看板には標高1850mと書かれており、しかも営業していた。

そう言えば、またまた思い出した夏山のこと!

黒菱の駐車場を早朝に出発し、ここ八方池山荘でトイレ休憩をしたのだった!
山荘の前では、前泊でお泊まりしたらしい団体さんが一斉にラジオ体操をしていた。
そして、ここから見た唐松岳への稜線は美しかった!



これは夏に撮った、八方池山荘前の看板!
リフトに乗り継げば、簡単にこの場所まで来れるので、夏には軽装でも高山植物を見たり、
足を延ばして八方池までの散策など、
八方尾根自然研究路をトレッキングする人達が多い。



せっかくの最上部なので、八方池山荘で午後のティータイム
今朝降った雪で作ったと言う 「クマだるま」 がテラスでお出迎え…
スコップの置き場がGood…隣にあった「うさぎだるま」はクマだるまさんが作ったのかも?



八方池山荘から滑り始めてすぐ、第1ケルンを発見!

夏の看板には、唐松岳山頂までの間に、こうしたケルンが6個あると書いてある。
夏山では距離や目標の目印になり、何故かホッとした記憶があった!
尾根すじは穏やかに見えていても、急に崩落している渓谷が多い為、霧が濃く天候の悪い時には遭難の危険が多いので、
こうしたケルンは、登山者の為に作られたと言うことだ!



標高1850m…最高所からの滑走は、最高のパウダースノーだった!


2日間のディナー紹介


 
1日目、フランス料理の本格フルコースだった!
メインの牛ヒレステーキ  &デザートのチーズケーキ!言うまでもなくとっても美味しかった


 
そして2日目のディナーは、和食の本格フルコースだった!メインのすき焼きと、デザートは杏仁豆腐。
今日も満足!
2泊しても飽きない気配り…ちなみに朝食はバイキングでした。

リゾートホテル ローゼンハイム白馬 …ゲレンデも近くてお勧めです!お風呂も大浴場あり、もちろん温泉でした



3日目の帰路に寄った「みみずくの湯」

ホテルの受付で近くの日帰り温泉 をチェック!白馬山麓には良い温泉がたくさんあったが、
今回はここ「みみずくの湯」へ・・・お湯はつるつるで最高!
露天風呂もあり、露天から白馬八方スキー場や白馬岩岳スキー場が一望できた!


こうして、楽しかったスキー三昧の3日間が終わった!
スキーの腕前はまだ初級…ずっと初級!皆さんに着いて行くのがやっとだったかな ^^;


 

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燕岳~蝶ヶ岳…表銀座縦走(4日目)

2024年06月19日 | 長野県の山


また会えた(^^♪ ゴジラの木


2015/8/18~21(火水木金) 燕岳~蝶ヶ岳縦走④
                                            中房温泉登山口より


(8/18 火) 金沢~中房温泉~燕岳(2763m)~燕山荘(泊)
(8/19 水)燕山荘~大天井岳(2922m)~常念小屋(泊)
(8/20 木)  常念小屋~常念岳(2857m)~蝶ヶ岳(2679m)~蝶ヶ岳ヒュッテ(泊) 
(8/21 金) 蝶ヶ岳ヒュッテ~三股~中房温泉~金沢



 蝶ヶ岳ヒュッテ~三股~中房温泉~金沢


<4日目>蝶ヶ岳ヒュッテ(6:50)→まめうち平(8:35)→三股(9:50)→三股P(10:05~10)→
中房温泉P(11:05)
→(中房温泉で入浴後、昼は麓の信州そばを頂いて、帰路はR41経由で金沢に帰宅 )



蝶ヶ岳ヒュッテ~三股GPS軌跡


今日はカメラの出番なし!


天気予報が外れてほしいなと、ホンのちょっぴり期待していたが予報は大当たり!(^^ゞ
朝からしとしと雨であり、最後の望みのご来光も拝めず、雨の中を三股まで下るだけの日になってしまった。

蝶ヶ岳ヒュッテの玄関には100円硬貨で使える衛星公衆電話があり、安曇野タクシーの電話番号が貼り付けてあった。
幸いドコモは圏内だったので、スマホでタクシーを予約する事ができた。(三股は圏外との情報)

ヒュッテから三股Pまでの下山予想タイムは、早くて3時間、遅くて4時間と書いてあったので、4時間後を予約!
実際には、三股下山口まで3時間、ゲートのある登山口Pまで林道を10分強歩いているので、3時間10分かかった。


朝ご飯を食べて余裕の出発!


  
昨日の朝食(常念小屋)                今朝の朝食(蝶ヶ岳ヒュッテ)


まめうち平で一息!



蝶ヶ岳直下の急下りを終えて、一息!(カッパからも解放された)
一旦雨も止んでカメラの出番!まめうち平は(標高1900m)との案内あり!



まめうち平付近はシラビソの森!ここを過ぎても、途中もう一ヶ所、急下りが待っていた。


三股登山口まで残り30分の森の中で・・・



突然現れた「ゴジラの木」・・・歯並び悪くなったんだけど、年取ったかな?雨で顔色も悪い?
以前に見た時は、三角▲の石がズラ~ッと綺麗に並んでいた気がする。



三股に近付くと、何ヶ所か登山道が整備されていた。



本沢に架かっていた、長い吊り橋を渡る。



本沢の流れは勢いがあり、かなり急流である。


橋を渡り終えると・・・


 
大きな看板に大きな文字で、河川増水時の「う回路」案内・・・雨が続く梅雨時や冬場は増水するのだろうか?
気になったら寝られないので、帰宅後、地形図で調べてみたら、う~ん、なる程~
ここから標高約100m登って、また標高約1
50m下るのかぁ~雨だったけど増水してなくて良かった~ (^^♪



そして、後はゆるゆる歩いて小さな橋を渡ると、間もなく三俣登山口だった!


三股登山口に着いた!



登山届を提出する場所のようである。(何故か車が3台止まっていた)
トイレと小さな小屋もあり、「登山相談所」と書かれていたが、人の気配なし!
更に、三股駐車場は800m先との案内あり!


 
10分強歩いて三股駐車場に着いた。               目の前にタクシー発見!

タクシー予約時間までまだ50分ほど時間があったので、待ち時間でコーヒータイムにしようと話しながら下りてきたが
何と、タクシーが既に2台待機しており、先ほど擦れ違った何組かが乗ってきたタクシーかも?と思われた。
同じ安曇野タクシーなので、予約の時間でなくても乗車OKとの事で、ロスなくスムーズに乗車できたのである (^^)v

しかも運良くと言うか良い運転手さんと言うか、さり気に事情を話したら、中房温泉まで9000円で交渉成立!
しゃくなげ荘でバスに乗り換える手間もなく、待ち時間もなく、とてもラッキーであった。
下りるときに感謝を伝えたら、また安曇野タクシーを宜しくと言われたけど、言われなくても乗りますね (^^)/



表銀座をグルッと回って戻ってきた (^^)/



中房温泉、
山荘で貰った100円割引券は使えないが)ここで入浴!

前回は有明荘のお風呂を利用したが、今回は中房温泉に入ってみることにした。
熱めと温めの露天風呂が2つあるのみだったが、トロトロつるつる、良い温泉だったと、メンバー全員の意見である。



温泉入浴後は昼ご飯!久しぶりの下界のご飯 (^^♪


ネットで調べて、松本の波多集落へ直行!


 
直売所の周りはスイカ畑オンリーだった (@_@。

既に収穫時期は過ぎたようで、売り物にならなかったであろうスイカが、どの畑にもゴロゴロしていて
ヤマバト??の餌になっている光景にビックリ  ひゃ~こんなに沢山のスイカがムダになるのなら高いはずだ
直売所でお目当てのスイカをGetできて大満足!帰りもまた、スイカゴロゴロの光景を見ながら走った。


帰宅の途中で晩御飯 (^^♪



4日間頑張ったご褒美!下界のご飯(2)



(完)


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燕岳~蝶ヶ岳…表銀座縦走(3日目)

2024年06月18日 | 百名山の山


常念岳山頂直下からの眺望(歩いてきた尾根方向と槍ヶ岳)



蝶槍直下からの槍穂(雨上りの雲海とのコラボが幻想的)


2015/8/18~21(火水木金) 燕岳~蝶ヶ岳縦走③
                                    中房温泉登山口より

(8/18 火) 金沢~
中房温泉~燕岳(2763m)~燕山荘(泊)
(8/19 水)燕山荘~大天井岳(2922m)~常念小屋(泊)
(8/20 木)  常念小屋~常念岳(2857m)~蝶ヶ岳(2679m)~蝶ヶ岳ヒュッテ(泊) 
(8/21 金)
蝶ヶ岳ヒュッテ~三股~中房温泉~金沢



 常念小屋~常念岳(2857m)~蝶ヶ岳(2679m)~蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)


<3日目>常念小屋(5:45)→分岐(6:50)→常念岳(7:05~20)→蝶槍(11:00~10)→
蝶ヶ岳ヒュッテ(12:00~昼食&山頂)泊


 
常念小屋~蝶槍~蝶ヶ岳GPS軌跡 (常念小屋~途中まで測定on入れ忘れ)
 

日の出は過ぎたが薄暗く・・・



5時45分頃、常念小屋を出発!


昼頃から雨の予報だったのでもっと早く出発したかったが、常念小屋の朝食一番は5時からだった。
常念小屋には「登山相談所」があり「常念岳直下の前常念~三股コースは岩場や急坂があり危険を伴うので相談がお勧め」
と書かれており、別棟に「信州大学診療所」もあるようで、表銀座人気の中心である常念岳の貫禄である!
我々の
エスケープルートは、早朝に常念岳往復の後、小屋から一の沢へ下山する計画だったので、正解であった。


日差しが弱い中、まずは常念岳を目指
す!



標高約400mの登り!常念岳は視界の中!


そして恒例の振り返り (^^ゞ



昨日、巻いてきた横通岳の山様が美しい・・・登る人、下る人、この時間は登山者多数!



山頂の手前の尾根でお猿さん発見!岩に飛び乗って槍穂の眺望?見ていたのではなさそうだった (^^ゞ


常念岳山頂に到着!


 
遠目では丸かったので思っていた雰囲気とは違い、ゴツゴツ岩の山頂だった。



ここまで散々見て来たけど、常念岳山頂からも素晴らしい眺望の槍穂!



歩いてきた方向の稜線と山々・・・



燕岳と燕山荘(中央赤い屋根)の奥に見えていたのは、剱岳?あの山容はきっと剱岳だ!



そして、今から向かう蝶ヶ岳方面!奥の空はやや怪しい色 (+o+)



蝶ヶ岳を目指して下山開始!


常念山頂から岩稜の400mを下る最低鞍部の少し手前で、(私が先頭)
踏み後通りに歩いていたら
いつの間にか右に反れてしまい、稜線から外れてどんどん谷に向かって歩いていたので、あららっと思い立ち止まった!
どう見ても踏み後通りだったので、このまま進むか?登り返すか?意見が分かれたのだったが
200mほど先の岩に赤い〇印があるのが見えて、岩場だったので登り返さずにトラバースで難を逃れて、ホッと一息 (^^ゞ



この谷に吸い込まれそうだった!槍穂の見過ぎが原因かも (^^ゞ

ここで激しい雨だったり、ガスっていたりだったら、気付かずに進んでいたかも知れないのだ!
GPSで位置を確認できたが、数メートルの違いは読めず、大きく反れない限り判断は難しいと思えた。

そして鞍部の手前辺りで、あの尖りはもしや??




三つ目のピークが尖っているのを発見!蝶槍??


と思っていたら足元の倒木に。。。



ハイマツ帯の中でホシガラスに出合う
ピントが木の白い枝に合ってしまったけど、結構大きい鳥だったので、まぁ見れる (^^ゞ



食べカス散乱!まるでMLB選手!

ハイマツの実などを集めて、太いクチバシで上手に割って食べている。
食べものが乏しい冬期の為に、何処かに運んで隠しているらしい。ここも隠し場所の一つかも?
背中の白い点々が夜空の星に見えるから「ホシガラス」だと、昔々富山時代の山仲間が教えてくれた。


お天気が怪しいので、蝶を目指して黙々と歩く。。。


無事に鞍部に着いて、2512mピーク手前辺りで、予報より早い9時頃からポツポツ小雨。。。
小雨だったので傘でも良かったが、予報が雨だったので多少暑いのを我慢して、カッパ上下を着て再び歩き出した。
標高2500mを超えていたので、思ったほど暑くはなく、岩場が終り間もなく樹林帯に突入し、雨でも気は楽であった。
樹林帯では濡れた草木が足元に触れ、同時にカッパズボンを履いたことも正解だったようだ。 


 
樹林帯に入り、約1時間強黙々と歩いてこの辺り、足元に花が多くなって尖りも近くなった!


Top of the mountain (蝶槍TOP)


雨は本格的に振り出し、時々止んだりしながら黙々と歩いている間の2時間くらい続いたが
蝶槍の手前辺りでピタッと止んで、今回で3度目となる蝶槍だったが、何故か蝶槍からの眺望に感動 (@_@。

1度目も2度目も蝶ヶ岳側からの登頂だったので、登山道も楽々で、
ずっと同じ眺望を見ながら蝶槍に立ったと言うのがあり、ここが蝶槍かぁと言う思いしかなかった。
今回は岩稜と樹林帯のアップダウン、雨の中をまだかまだかと辿り着き、到着と同時に雨がピタッと止んで、
ピークの岩のTOPの文字と、雲海に浮かぶ槍穂が同時に目に飛び込んできたのである。



蝶槍TOP!ここで一瞬ガスに飲み込まれたが・・・


ガスは直ぐに、さ~っと引いていった!



蝶槍からまずは槍穂 (^^ゞ 樹林帯を抜けて再び出会った!何度見ても見飽きない!



蝶槍から蝶ヶ岳方面、蝶ヶ岳ヒュッテの赤い屋根が見えていた。



常念岳から蝶槍までの稜線!


下山開始!




蝶槍を越えて振り返る!なるほど~あの尖りはやっぱり蝶槍だった!


雲の切れ間から薄日が差す!



蝶槍直下で、より鮮明になった槍



北穂と奥穂に挟まれた涸沢岳・・奥穂山荘も見えた!

青空の写真は全く撮れなかったが、  諦めずに蝶ヶ岳を目指して良かったなぁと言う思いなど色々、
ここからは蝶ヶ岳ヒュッテも見えていて、ヒュッテでお昼寝が出来るんじゃない?と思えるほど時間も余裕であった。


蝶ヶ岳ヒュッテに到着した!


 
眺望を見ながら昼ごはん、のち蝶ヶ岳山頂へ・・・青空少し出てきた♪



瞑想の丘



蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳


散策後はヒュッテでのんびり過ごす。。。


 
スキー場には良くあるけど、ここにも薪ストーブあった!                 ヒュッテの夕食


早めの夕食後も更にのんびり (^^ゞ


  
窓ガラスが曇ってきたので拭いてみたら、外にポツンと一人、一眼レフを持った人が見えた!何狙っているんだろう??
暇なので外に出てみたけど、秒読みで槍穂が消えそうだった (^^ゞ 期待空しく、
今日も夕日に振られた!


スクリーンでの勉強会に参加した。

夕食後の7時から、医学部学生と先生による 「高所(低酸素)順応とは?」 がテーマの講座に出席させて頂いた!

興味深かったのは、 「低酸素耐性と遺伝子型」 …研究の結果、遺伝子型は 「 I I ・ I D ・ DD 」の3種類だとか!
セブンサミットを制覇した登山家達の遺伝子型は、ほとんどが「I I 型」だったそうであり、親からの遺伝であるとの事。

スクリーン展開の難しい話を聞きながら、私の遺伝子型は「DD」かも?と、ちょっと落ち込んだのであった (*'ω'*)
長丁場での持久力はかなりあるが、最初の出足30分~1時間くらいはゆっくりでないと、後半息切れしてしまうのだ!
そういう現象は高度順応が遅いからなんだろうと勝手に考えてるけど、正しいのかどうか質問しておけば良かったなぁ・・・


余談であるが、ヒュッテの瞑想の丘で若いカップル(女性)にデジカメで撮った画像を見せられた。

「すみませ~ん、これって雷鳥ですか?」…「あぁーこれはホシガラスです。 黒のボディに白い点々が夜空の星に見えるから…」
隣で聞いていた男性が先に「え~~っ??てっきり雷鳥かと思ってた!」と、嘆くように苦笑いをしながら答えた。

今回、夏の花々にはちょっと遅く、雷鳥にも遭遇できなかったが、常念山脈縦走でよく見かけたのは「ホシガラス」である。
今回の縦走で我々も雷鳥には遭遇できなかったので、2人に雷鳥の画像を見せてあげられなかったのは残念だ (^^ゞ

10年位前の自分も、山には全く縁がなく、そんな程度の知識しか無かったなぁと、昔の自分を見るようであった。
あのカップルも、少しづつ知識を身につけ、これからどんどん山にハマっていくのだろうか?と思った。



燕岳~蝶ヶ岳縦走④へ



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燕岳~蝶ヶ岳…表銀座縦走(2日目-2)

2024年06月17日 | 長野県の山


常念岳(2857m)と常念小屋


2015/8/18~21(火水木金) 燕岳~蝶ヶ岳縦走②-2
                                            中房温泉登山口より

(8/18 火) 金沢~中房温泉~燕岳(2763m)~燕山荘(泊)
(8/19 水)燕山荘~大天井岳(2922m)~常念小屋(泊)
(8/20 木)  常念小屋~常念岳(2857m)~蝶ヶ岳(2679m)~蝶ヶ岳ヒュッテ(泊) 
(8/21 金)
蝶ヶ岳ヒュッテ~三股~中房温泉~金沢


 燕山荘~大天井岳(2922m)~常念小屋(泊)


<2日目>燕山荘(6:20)→大下りの頭(7:30)→喜作レリーフ(8:50)→大天荘(9:30)→大天井岳(9:40~10:00)
大天荘(10:05~11:15)→東天井岳分岐(12:00)→横通岳南肩(12:50)→常念小屋(14:00)泊


大天荘を出発!



大天荘でもゆっくり出来て、美味しいカレーで体力も戻り、アップダウンが少ない稜線歩きを楽しむ♪


大天荘を振り返る!



大天荘小屋の後ろが大天井岳!

一番左の建物は独立していて、屋根に「冬季小屋」と書かれていたので、
もしや、冬場の登山者の避難小屋になるのだろうか??



薄曇りでも槍方面は絶景!



雲に見え隠れしていた穂高連峰が、見えるようになってきた。
前穂と奥穂の間のカール・・・まだ雪渓が残っているが、あの下に紅葉時期は大賑わいの涸沢がある!



標高2800m前後の優雅な稜線歩きが続く!


ここまで沢山の花にも出会っている。


    

    
初秋の花が多い



常念岳の丸い頭が見えてきた。



東天井岳分岐(右手の尾根は廃道、通行止めとなってロープが張られていた)



分岐から少し下って常念岳方面(中央が常念岳)



横通岳(2767m)を巻いて行く!

山頂への踏み跡もあったが、山頂からだと常念小屋まで300m強の下りとなる。
小屋は標高2450m付近、どちらにしても下るが若干楽を選び、文字通り横通りさせて頂く (*^_^*)


常念小屋がもうすぐの高所で。。。



奥穂と北穂を望遠で覗く!(画像拡大で見えた)

右手正面に近付いてきていた穂高連峰・・・涸沢カールの下の方に涸沢ヒュッテの赤い屋根が見えていた。
えっ!凄い!あんな所に!北穂高岳の山頂にも、北穂高小屋の赤い屋根が見えていたので、
大っきくしたけど画像では見えないかも? 帰宅後に思い出の画像で振り返るのも、山行の楽しみの一つである♪


本日最後の下り。。。



東側の山壁にぶつかっていたガスが勢いを増して、小屋に迫ってきているのが見えた!
昨日と同じパターンなら、今夜も夕日は怪しい予感 ・・そして予感的中 (+o+)


 
一旦、木々の中を通り、抜けると小屋とテン場がドンと見えてきた。


後ろに槍穂の眺望!常念小屋に到着した。



 
常念小屋と小屋の夕食


常念小屋に到着するまで槍ヶ岳はずっと姿を見せていたが、どうやらお天気は下り坂のようであった。
同日、常念小屋に泊まった他のグループの皆さんも同じ話題であったが、我々も明日の行動予定をどうするか?
予定通り蝶ヶ岳に向かうのか?早朝に常念岳往復の後、エスケープルートで一の沢へ下山するのか?
今回は、どの小屋からもドコモのスマホは通じていたので、天気予報を考慮して悩んだ結果、行程は予定通りと決まった。

そしてここではザックの整理だけして、散歩もせずに早寝した (-_-)zzz


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燕岳~蝶ヶ岳…表銀座縦走(2日目-1)

2024年06月16日 | 長野県の山


大天井岳山頂から槍ヶ岳方面


2015/8/18~21(火水木金) 燕岳~蝶ヶ岳縦走②-1
                                            中房温泉登山口より

(8/18 火) 金沢~中房温泉~燕岳(2763m)~燕山荘(泊)
(8/19 水)燕山荘~大天井岳(2922m)~常念小屋(泊)
(8/20 木)  常念小屋~常念岳(2857m)~蝶ヶ岳(2679m)~蝶ヶ岳ヒュッテ(泊) 
(8/21 金)
蝶ヶ岳ヒュッテ~三股~中房温泉~金沢


 燕山荘~大天井岳(2922m)~常念小屋(泊)


<2日目>燕山荘(6:20)→大下りの頭(7:30)→喜作レリーフ(8:50)→大天荘(9:30)→大天井岳(9:40~10:00)
大天荘(10:05~11:15)→東天井岳分岐(12:00)→横通岳南肩(12:50)→常念小屋(14:00)泊


 
燕山荘~大天井岳~常念小屋GPS軌跡


ご来光待機も空しく。。。


朝一番(4:30~)に朝食を済ませて、燕山荘の前で5:06分予報のご来光を待った。
早朝は雲が厚く、つかの間のご来光となり槍穂のモルゲンロートは無かったが、運よく稜線はクッキリだった。
雲上に、お茶碗をひっくり返したよな富士山や、遠方の山々のシルエットも見えていた。


 
小屋の朝食                        鑓ヶ岳


 
ご来光は分厚い雲に阻まれ、つかの間となる!


 
窓から素敵なお姉さんがにっこり(^^) また会いに来ます♪・・・小、中、大、メガ 


右手側に槍ヶ岳を従えて大天井岳に向かう!


本日は常念小屋までなので、昼は大天荘名物 「インディアンカレーランチ1200円」 を食べる予定としていて、
長い稜線歩きで、槍ヶ岳が一番近く(正面)に見えていた大天井岳と大天荘で、ゆっくり過ごす事ができて大満足(^^♪



燕岳見納め!



雲上カフェ・・・お世話になりました(^^♪



槍ヶ岳に向かって(るつもりで)GO 


今回の山行目的は、燕岳から蝶ヶ岳までの縦走だけど、ここから頑張れば1泊でも槍ヶ岳まで行けるようだ!
秘境を開削し、それを可能にした人物が後ほど出会う(大天井岳手前のレリーフに刻まれていた)小林喜作さんである。
私の場合、レリーフに興味を持ちこの人物は誰?と思うところから、人物像と山の歴史を知るのである (^^♪


薄曇りでも稜線クッキリ!



今から目指す大天井岳(左ピーク)まで、眺望良好!



歩く予定の手前の尾根と、槍~南岳、北穂高岳アップ!



左のパックリ割れた岩の間を通り抜ける!・・・と、カエル岩が現れる!



う~ん・・・どれ??
6年前は通り抜けた割れた岩の事だと思っていて、カエルに見えないなぁと思っていたから(^^ゞ



雲海に浮かぶ。。。



黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・・・と思われる。

 
やがて。。。



大下りの道標!



大天井岳までの稜線一望だったが、大下りの始まり!100mの急下りと登り返し!



鞍部は風の通り道・・・高山で健気に生きてます!



大天井岳が近くなる!


大天井岳手前の切通岩!



ここは唯一の鎖場、鎖とハシゴを下りて・・・



直ぐに登りの階段!右手の岩壁に喜作新道と書かれたレリーフがあった。


槍ヶ岳方面と常念岳方面の分岐!



常念岳方面(大天荘)に向かう!



分岐から、歩いてきた尾根と燕岳方面を振り返る!上り下りした鎖場とハシゴも確認できた。


分岐から大天荘は近い!30分弱の歩き。



大天井岳を巻くようにトラバース道があり、後400m、300m、200m、100m、カウントダウンの案内がある。
分岐からの直登は無かったような気がするので、一旦小屋に行く必要がある。




大天荘到着!


大天荘から大天井岳山頂へ向かう!



10分弱の登り!大天井岳山頂から槍ヶ岳方面!喜作新道はどれだろう?


 
手のひらサイズの槍で遊ぶ                       山頂祠



山頂から燕岳方面!

山頂から見ると登山道らしき岩の道があり、急で危険を覚悟ならここから槍ヶ岳分岐近くへ下りられるかも?

と思ったが、見た感じ実際は、大天荘からの往復が一番安全な登山道である。急がば回れ!


 
小屋に戻って大休憩、大天荘名物 「インディアンカレーランチ1200円」を頂く。



燕岳~蝶ヶ岳縦走②-2へ


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燕岳~蝶ヶ岳…表銀座縦走(1日目)

2024年06月15日 | 長野県の山


燕岳のイルカ岩


2015/8/18~21(火水木金) 燕岳~蝶ヶ岳縦走①
                                            中房温泉登山口より

今回の山旅はちょっと迷いが多かった!…と言っても道迷いではなく、登山口までと下山口からの移動の経路などである。

① 2泊3日か3泊4日か?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨年までの縦走ではちょっと無理をして長時間歩いていたが、槍穂のパノラマを見ながらのんびり稜線歩きを選択!
メンバーの意見を纏めると、どうしても泊まりたいのが燕山荘と蝶ヶ岳ヒュッテだった事もあり、山小屋3泊とした。

② 下山口~登山口への移動手段はどうするか?車は1台である。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しゃくなげ荘を起点に公共のバスで中房温泉まで、下山口の三股~しゃくなげ荘までタクシー移動が一番良いと考えたが
1番バス(発5:20-6:05着)に乗る為には、前日夜発で車中仮眠か前泊が必要であり、2番バスは3時間後だったので
待ち時間など中途半端!…結論は、到着して自由に出発でき、時間に無駄がない中房温泉Pに車を止めることになった。
帰りは時間に余裕ができそうなので、三股~しゃくなげ荘はタクシー、しゃくなげ荘~中房温泉はバス移動とした。

③ 大型台風が二つ迫っていて出発日は?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当初の予定17日出発を18日に変更したが、エスケープルートの案も計画し、1日くらいの雨は覚悟である (^^ゞ



燕岳~蝶ヶ岳縦走ルート予定図(歩いたGPSではなく、歩く予定の自筆です)

(8/18 火) 金沢~中房温泉~燕岳(2763m)~燕山荘(泊)
(8/19 水)燕山荘~大天井岳(2922m)~常念小屋(泊)
(8/20 木)  常念小屋~常念岳(2857m)~蝶ヶ岳(2679m)~蝶ヶ岳ヒュッテ(泊) 
(8/21 金)
蝶ヶ岳ヒュッテ~三股~中房温泉~金沢


金沢~
中房温泉~燕岳(2763m)~燕山荘(泊)

<1日目>金沢東IC(3:15)→糸魚川IC(4:40)→中房温泉P(7:20~50)→登山口(8:10)→第一ベンチ(8:50)→
第二ベンチ(9:30)→第三ベンチ(10:15)→富士見ベンチ(11:00)→合戦小屋(11:40~昼休憩~12:50)→
三角点(13:10)→燕山荘(14:00~宿泊手続き~35)→燕岳山頂(15:15~40)→燕山荘(16:25)泊



中房温泉~燕岳(実際に歩いたGPS軌跡)


6年ぶりにイルカに会いにやってきた (^^♪ 燕岳初登頂は2009/8月


町営Pに車を止めて、懐かしい中房温泉(標高1462m)ここから出発!  


 
第二ベンチ手前で滑車発見!多分スイカの運搬だ 


マザサの道を過ぎると、しっかり踏み固められた広い登山道が続くが、なかなか急登である。
第一ベンチ(水場案内あり)第二、第三、富士見ベンチと名前通り長~いベンチがあり、ちょっと休憩には有難い!
第一ベンチから燕山荘まで4.5km、第二から3.8km・・全てに案内があり、全行程5.5km中の位置が把握できた。


合戦小屋でいつもの2倍のんびり昼休憩!


 
北アルプス3大急登の一つと言われる合戦尾根を登り切って、他の皆さんもここで大休憩のようだった。
合戦小屋は(2350m)燕山荘まで約1.7km、1時間30分!・・・この看板と美味しいスイカで活力戻った (^^♪



 
食前のデザート (^^ゞ 到着直ぐに「16/1個」頂いて、合戦小屋と記念撮影も (^^♪


合戦の頭に三角点あり!


 
三角点

トウヤクリンドウやアザミ、初秋の花を愛でながら合戦小屋から20分弱で、砂山のような広場に三角点があった。
ここでの案内版は、燕岳まで2.3kmと言うものだった!つまり、燕山荘から燕岳山頂まで約1kmなのである。
ここにも長いベンチがあり、ゆっくりして行ってね!と言う雰囲気だったが、小屋で十二分に休んだので、タッチして通り過ぎる。


花崗岩と砂地のような登山道


 
この後、右手に見える山の山頂に、燕山荘が小さく見えていた。



山荘直下は階段で整備されていた。正面にテン場が見えたら左手が燕山荘だ!


14時に燕山荘に到着した!


 
まず目が行くのは燕岳と槍ヶ岳!



古代の神殿跡地のような雰囲気の階段を上がって行く!


なかなか宿泊手続きが出来ない (^^ゞ



ここは雲上のテラス。。。テラスでしばし眺望を楽しむ♪



テラスからの槍ヶ岳!



テラスからのテン場と燕岳

北アルプスの女王、燕岳山頂へ。。。



東側は終始ガスが迫っていた。



高山植物の女王「コマクサ」がポツポツ咲いていた。



イルカとのツーショット実現 (^^♪

前回は青空(快晴)だったこともあり、花崗岩の白い砂浜に波間からイルカが飛び出してきたように見えていて感動!
以来6年間、私のPCのデスクトップ画像はお気に入りのイルカ岩が独占 一度も浮気無し (*^^*)

ちなみに、文章だけ書いて長い間ブログアップをほったらかしだったから、今は2024年6月である。

古いPCは既に壊れたけど、新しいPCにも画像を引き継ぎ、デスクトップは今もイルカ岩!(何と!15年一途な私である)



王宮への階段のような岩!これ、穴二つだからメガネ岩だった!



美しい。。。



山頂手前にも「コマクサ」



花崗岩の階段を登ると山頂!



燕岳頂上(2763m)より北方面

奥は国土地理院地図に表記はないが、巷では北燕岳と言われるようだ!



山頂から燕山荘と大天井岳のアップ!


 
北アルプスの女王燕岳山頂で、女王の椅子を見つけた!            雲上に立つクラーク像 (^^ゞ

いつもの例会では皆さんの後姿などをひたすら撮って、クラブのHPを担当しているのだが、
今回は個人山行であり、時間設定を余裕で組んだ事もあり、記念となる自分の画像をいっぱい撮って貰えた (^^♪


そしてそして、山荘に戻る途中でブロッケン現象現る!!



背中に太陽!前方にガス・・・太陽が西に傾き始めたことにより好条件となった!


花を愛でながら優雅に散策!


    

    



イルカ岩とコマクサ


女王気分で王宮に戻る (^^♪


 
白い窓枠にえんじ系の色合いが高級感!


 
ビール・ワイン・おつまみ・おでん、メニュー豊富!                    小屋の夕食


尾根の東側に迫っていたガスが、とうとう燕山荘の頭上を越えて、本日の夕日は見られずだった (+o+)

今回2度目に会えたイルカ岩は、曇り空で槍も半分見え隠れ、コマクサも沢山咲いていたが、見頃を過ぎてやや終盤!
代わりに山頂付近で見頃だったのは、トリカブトやトウヤクリンドウなど、お盆を過ぎたら秋の雰囲気漂う燕岳であった。

合戦小屋のスイカを今回も楽しみにしていて、値段は変わらず「8/1切れ800円」思わず計算…丸1個は6400円だ (^^ゞ
甘くて水分が多くてとても美味しく、帰りには下原スイカに拘って本物を求め、松本の波多集落まで行き、産直買い!
それそれが丸ごと1個買って帰った!( 優2Lの大きさで1800円だったが、遠回りした甲斐ありで美味しかった!)



燕岳~蝶ヶ岳縦走②-1へ



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紅葉の涸沢と槍ヶ岳~南岳縦走…氷河公園経由で下山③

2024年06月13日 | 長野県の山


氷河公園のナナカマド越しに槍ヶ岳を撮る!


2015/10/3~5日(土日月) 紅葉の涸沢と、槍ヶ岳~南岳縦走③


10月3日(土) 紅葉の涸沢往復(横尾でテント泊)
10月4日(日) 槍沢~槍ヶ岳登頂と大喰岳~中岳~南岳縦走(南岳小屋泊)
<10月5日(月) 南岳~氷河公園(天狗池)経由で上高地へ下山


<3日目> 南岳小屋(6:55)→稜線上の天狗原分岐(7:15)→天狗池(8:40~55 小休憩 )→天狗原分岐(9:25)→
槍沢大曲り(9:55)→ババ平キャンプ場(10:15)→槍沢ロッジ(10:50)→横尾(12:00~13:00 昼食)→
徳沢(13:50~14:05)→上高地(15:25)→バス(15:50発 )→アカンダナP(16:25)
(入浴)→金沢(19:35)

 

槍ヶ岳(3180m)大喰岳(3101m)中岳(3084m)南岳(3033m)
3000m越え4座制覇!


 
10月に入ると「秋晴れ」と言う言葉をよく使う! 爽やかで清々しい一日が思い浮かぶが、それは下界の話だと思い知る!
小屋情報では、南岳小屋は標高3000m(ピッタシ?)今朝の目覚めで、想像の遥かに上を行く寒さが待っていたのである!

昨日は大喰岳辺りで槍を見ながら、のんびりコーヒータイムでもすれば良かったなぁ・・・(^^♪ と、今更思うが
寒すぎてジッとしていられなかったと言うのが実情であり、10月に歩く3000m級の山々は、装備も含めて決して侮れない!


氷点下の中、南岳小屋を出発!



朝起きて、期待薄の日の出チェックにと外の様子を見に行ったら、足元の石が・・・


   
朝ご飯はちゃんと頂きました(^^♪


待機して遅い出発としたが、ガスは晴れず!


 
南岳小屋を出て、隣のテン場を覗くと360度、視界無し!



凍り付いた南岳山頂を通り過ぎる。。。



山頂から先もガス、ガス、ガス・・・人は歩いていたがほぼ見えない!


南岳から10分ほど歩くと。。。



右手側に光が射す!が、間もなく消えた (+o+)


稜線上の天狗原分岐案内を見つける!



このガスの中を直進して下れ!と、看板の矢印が言っている。・・えっ!・・・


ここで若干待機!



しばらく待機していたら、下る方向の尾根が見えてきて、登山者も何組か集まって来た。



痩せた岩尾根の鎖場を下る!・・右に大きく伸びているのは横尾尾根!



次はハシゴ・・・35段! 小屋に書いてあった!数えてないです (^^ゞ



鎖とハシゴを下りて振り返る!



眼下には本谷右俣カール!巨大野球場のような雰囲気、中央に雪のベースもある (^^ゞ


遭難!3歩ほど手前 (^^ゞ



メンバー3人が覗いていたキケン場所、この後、突入してしまった!

前の単独男性に釣られてメンバー二人下りたら、頭上から「違いますよ」の声が聞こえた!あわわっ・・・
鎖もハシゴも足場もない岩場の急下りだったので、うっそ~ここ??・・と言いつつ、K さんに続き私も下りた人 (^^ゞ
これだけ足場の悪い岩下りが続くと、こんな箇所も有りかな~と、変な錯覚をしてしまうのが怖いところ!
私は3m程しか下りてなかったけど、まさかの登り返しが難儀だった!( 実際は左の尾根直進のち左手に下る )

先頭の単独男性、遭難はこうして起こるのかも?の教訓!・・・考えずに着いて行った我々も同様かも?



気が付いたら青空!



緊張の岩下りを終えて左を見ると、両手を広げる槍! 槍ヶ岳山荘も、殺生ヒュッテも見えてきた。



実際はこんな感じで、手長槍!



この先、突き当りにある中央の大きな岩辺りが「 天狗のコル、標高2700m 」のようだった。
コルから左に、カールをトラバースするように下りて行く( この先、右に伸びる横尾尾根は冬季ルートで、進入禁止)



下りて来ても大岩ゴロゴロ・・・岩に書かれた白いペンキの○と→を頼りに歩く!



前方にようやく鮮やかな秋の気配が・・・氷河公園だ!
ここまでの地形、カール(氷河圏谷)やモレーン(氷河堆積堤)などの氷河地形が連続するところ!とのこと。


天狗池が視界に入る!



天狗のコルから、標高150m位下りてきた!天狗池は標高2524mだと、小屋に書いてあった。



天狗池・・・毎年お盆頃までは雪で埋まっているらしい。なごりの雪があった。



天狗池と逆さ槍!

本日の逆さ槍ベストショットだけどイマイチだった!天敵は雲と風 (^^ゞ

標高を下げて青空も見えてきて、真冬から一気に秋に戻り、暖かくなった気分で上着を脱いで片付ける。
ここでは15分ほど休憩したが、南岳や北穂高岳、穂高連峰方面は終始ガスの中だった!



槍ヶ岳に別れを告げて。。。



ナナカマドの真っ赤な湯船に浸かる槍! 槍ヶ岳を撮った最後の画像となる (^^)/


そしてここから槍沢の紅葉三昧で、上高地に戻る!


    

    

    
クリック拡大!
 


氷河公園過ぎた辺りからすっかり青空になったが、上高地に着いた頃は曇り空になっていた。
河童橋からの穂高連峰も山頂はガスっているように見えた。山の天気は運任せ (^^ゞ


本日の歩行距離( 約 21km )歩行時間( 約8時間30分 休憩含む )
横尾から上高地まで、疲れた足で流石に長かったが、紅葉と槍三昧の3日間だった。


( 完 )


 

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