雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

カナディアンロッキー縦断の山旅(6日目)

2013年08月25日 | カナディアンロッキー

グレイシャーリリー ( 黄色いカタクリ )…虫さん雨宿り?


2013/7/5(金)~13(土)  カナディアンロッキー縦断の山旅(9日間)


7月5日(金)…小松空港~成田空港~バンクーバー乗り継ぎエドモントン空港~エドソン(泊)
7月6日(土)…(マウントロブソン州立公園)キニーレイク周辺の往復ハイキング~ジャスパー(泊)
7月7日(日)…オパールヒルハイクとマリーンレイクのクルーズ~ジャスパー(連泊)
7月8日(月)…アイスフィールドパークウェイを氷河や湖を見ながら南下~レイクルイーズ(泊)
7月9日(火)…フェアビューマウンテン(2744m)登頂~レイクルイーズ(連泊)
7月10日(水)…アイスライン&ヨーホーレイクループハイキング~バンフ(泊)
7月11日(木)…ラーチバレーコースのモレーンレイク~ミネスティマレイク往復~バンフ(連泊)
7月12日(金)~13日(土)…カルガリー空港~成田空港~小松空(帰国)


7月10日(水) アイスライン&ヨーホーレイク ループハイキング


ホテル(8:30)→タカカウ滝P(9:20~30)→展望台(9:45)→アイスライントレイルヘッド(10:05)→
氷河展望地(12:15~13:00)→ヨーホーレイク(14:15)→タカカウ滝P(16:30)→
専用車でバンフへ移動~ホテル(18:30~)→ディナー(19:30~)→ホテル(21:40~)泊


諦めていた 「グレイシャー リリー」 の群生に出会う♪


カナダも6日目となると、何も知らなかった私でも、何となくトレッキングコースのイメージが掴めてくる。
ほとんどが点在する美しい湖を拠点に、数多くのトレイルが整備されているようであった。
とは言え本日は滝! ヨーホー国立公園にあるロッキー最大の落差を誇る「タカカウ滝」を見ながら登り、
その源に当たるデイリー氷河を望む展望地へのハイキングであるが、キーワードはやはりヨーホーレイク!

出発は昨日と同じ8時半と言うことで、朝食前の1時間位、3人でホテル周りを散歩に出かけて
ちょっぴり朝日に輝くフェアビューマウンテン、あ~~昨日はあの山頂だったなぁ…と、見とれていた。
今日は雲が多めだったが、まぁまぁの青空であり、後に霰が降るとはこの時知る由もなく(^^ゞ

トレイルの駐車場からも滝の流れが見えていたが、徒歩20分程の滝近くの展望地まで行った。
案内盤にタカカウ滝はロッキー最大、自由落下の落差が254m、全高400m、滝と言えば思い出すのが
日本一と言われる、あの富山の称名滝の落差350mであるが、迫力はどちらも凄い(@_@;)
氷河から流れる滝は水量が豊富で、これだけの落差があると、下の方はミストのように広がっていた。

途中まで引き返して滝を背にして車道を横切り、アイスラインのトレイルヘッドから今度は北方向に向かった。
このアイスライントレイルは何処までも続くようだったが、我々はデイリー氷河(後ろも氷河)の大展望地まで!
ここで昼休憩となりちょっぴり氷河上を散策!下は岩場であったが至る箇所で氷河の雪解け水が流れていて
今この場所が、やがて大河となる一つの原点でもあるのだろうかと、一人感慨深く眺めていた。

雨雲が迫ってきており、長居は無用と引き返し、アイスラインの分岐から今度はハイライントレイルを
ヨーホーレイク方向、南へと突き進む! そしてこのトレイルで、Mリーダーも予測不可能だった出来事が!
雪解けが遅かったようで、諦めていたグレイシャーリリー(黄色いカタクリ)の群生に出会えたのである。
サンシャインメドウのような草原一面にビッシリと言う訳ではないが、登山道の両脇に群生は続き、
金沢で言うと奥獅子吼山や大日山の登山道を歩いて、満開のカタクリを見た時のような感動であった。

心配していた雨雲がちょうど頭上にきた時、通り雨ならず通り霰がサッと降って、ちょっと驚いた(*_*)
その後も小雨が降ったり止んだりを繰り返し、ヨーホーレイクではまた青空、タカカウ滝P付近では小雨、
旅の最終地バンフへの移動中にすっかり雨はやみ、バンフ到着の頃また少し青空が戻ってきた。
秋でもないのにカナダの気まぐれ天気に振り回され、折たたみ傘がとっても頼りになった一日であったが
リーダー曰く、カナダ人は夏はほとんど傘を待たないらしい! 降ってもその内止むだろうの心境だとか。

我々はヨーホーレイクを周回して戻ったが、入口の看板にはエメラルドレイク11.9kmとあり
こんなのを見てしまうと、そこまで行って見たくなるのが、ハイキング大好き族かも?
地図上では一周約5kmのトレイルが整備された大きな湖、エメラルドと言う名前も何故か気になった(^^ゞ

それはさておき、バンフは登山基地だけあって、今までで一番大きな町で人も多く、活気に溢れていた。
しかもブリュースターマウンテンロッジは街の中心、散策やお土産のGETには持って来いの立地条件である。
が…チェックイン後にちょっと焦ったハプニング、エレベーターが故障中で私のトランクだけ届かない!
届いたのはギリギリ集合時間の5分前であり、お風呂も入れず着替えもなくて、おろおろするばかり(>_<)

急いで着替えだけして走ってロビーへ…夕食は2回目のフリー、リーダーから中華はどうですか?と聞かれ、
そろそろ日本食が恋しい頃で、中華も良いねーと即賛成(^^♪ 予約を入れて頂いてあったのだった。
実はバンフに関しては、密かに行ってみたいお店の候補もあったのだが、それは言いだせず(^^ゞ

バンフは鉄道の駅があり、大きな公園があり、美しいボウ川が流れていて、絵ハガキのような街並みである。
3日くらい滞在しても十分に楽しめそうだなーと思いながら、リーダーにとことこ着いて中華のお店に!
9人だけど10人前がセットコースになるらしく、何だか良く分からないバンフの(中国人経営の)中華屋さん
大皿で出てくるので、自分の欲しい分だけ食べる事ができて、久々の中華は美味しかったけど、
女性が6人だったのでやっぱり量が多過ぎて、もったいないけど食べきれず残してしまったのである。
残したのはマズかった訳ではなく、9人には9人前でしょーって、日本語で行って帰れば良かったかも(^^ゞ

中華屋さんはカナダ人にも人気で混んでおり、食べ始めたのも遅いが店を出たのは9時少し前であった。
まだまだ明るく近くのスーパーに行き、明日の為の買い物など(昼食は自分で用意)をした。
ホテルまでの帰り道、9時半頃なので夕景と言っていいのかどうか?若干赤く染まるMt.ランドルが見られた。
このMt.ランドルは、一風変わった形をしており、表側と裏側では全く別の雰囲気の山のようであった。
次の日、湖越しにじっくり眺める機会があって、最終日のカルガリー空港への車中からは裏側を見る機会あり!

山頂を踏んだのはフェアビューマウンテンのみであるが、ホテルから、登山道から、もしくは車中から…と、
望める山々の名前を知る事で旅の思い出が倍増、教えて頂いたMリーダーにとても感謝である(*^^*)

そして最終地のバンフに来て、旅もいよいよ終盤か?と思うと、なかなか寝付けない夜であった。


 
早朝散歩で朝焼けを満喫。。。


 
ホテルに戻り朝食タイム…カナダのバイキング朝食定番(コーヒー付き)


ヨーホー国立公園へ向かう!



ここにも立体模型あり!赤のラインはRunkeeper データより、自分で手書きしたものである。
P~滝の展望台~氷河展望地~ヨーホーレイク周回~P


 
インディアンペイントブラシ                    橋を渡って滝の近くへ



逆光になったが、離れていても水しぶきが飛んできていた。



川の水が乳白色なのは、氷河で削られて融けた物質によるとMリーダーが言ってたような(^^ゞ


アイスライントレイルから氷河の展望地へ


 
タカカウ滝を背に…一旦道路を横切って、正面に見える岩山の麓辺りまで!


トレイルヘッドは黄色の花畑だった。



植物本ではイエロー・レッド・ブルーコロンバインの3色だったが、これはピンクである 「 オダマキ属 」


    
     ??  ブロンズベルズ↑(日本にない)   ユキザサ属      ユキザサ属      チャルメルソウ属 
   

 
グレイシャーリリー(後に群生に出会う)                    滝が眼下になって行く


   
滝を下まで見下ろせる展望地で一息…滝の真上にデイリー氷河が姿を現す!



デイリー氷河アップ


 
ホーリー・マーモット                        ややガレ場の登り 
            


岩壁も凄かったが、足元の石ころがカラフル(縞々や茶色)で綺麗だった!


氷河の展望地に到着!



ここも氷河地帯であった…エメラルド氷河か?



この辺りで昼休憩!…あちらこちらで、岩の間を氷河の雪解け水が流れていた。



下から見上げたら迫力だったタカカウ滝であるが、ここからのスケール感は全く別物である。
もはや滝の存在はとても小さい。


 
見えている氷河に名前があるのかないのか?ここは氷河の山々に囲まれた場所である。



デイリー氷河…氷河は毎日動くと言うが、川の流れのように見えている。



すぐ後ろの氷河…近くで見ると、氷河の水色や氷河の年輪(層)がクッキリ見て取れる。


グレイシャーリリーの見事な群生!


 
ちょうど見頃のグレイシャーリリー



右手側を見上げながら、左手谷側を見下ろしながら、群生は20分程続いた。


 
霰と小雨が降ったので、花も生き生きしていた。


 
    ウェスタン・アネモネ(チョウノスケソウ)        木の間からチラッと見えた ジャンダルム2 (^^ゞ


ヨーホーレイク湖畔を歩く。。。


 
到着した頃は小雨でパッとせず!                  面白い形の山発見!



青空になったら、湖が輝いて全く違う色に…恐るべし太陽光!


最終地のバンフへ向かう。。。



移動の車中より…キャッスルマウンテン



移動の車中より…マウントランドル



バンフのストリートより…夕陽に染まる マウントランドル(21:28)


コメント (4)
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カナディアンロッキー縦断の山旅(5日目)

2013年08月21日 | カナディアンロッキー

ロッキーの宝石と言われる湖 「レイクルイーズ」


2013/7/5(金)~13(土)  カナディアンロッキー縦断の山旅(9日間)


7月5日(金)…小松空港~成田空港~バンクーバー乗り継ぎエドモントン空港~エドソン(泊)
7月6日(土)…(マウントロブソン州立公園)キニーレイク周辺の往復ハイキング~ジャスパー(泊)
7月7日(日)…オパールヒルハイクとマリーンレイクのクルーズ~ジャスパー(連泊)
7月8日(月)…アイスフィールドパークウェイを氷河や湖を見ながら南下~レイクルイーズ(泊)
7月9日(火)…フェアビューマウンテン(2744m)登頂~レイクルイーズ(連泊)
7月10日(水)…アイスライン&ヨーホーレイクループハイキング~バンフ(泊)
7月11日(木)…ラーチバレーコースのモレーンレイク~ミネスティマレイク往復バンフ(連泊)
7月12日(金)~13日(土)…カルガリー空港~成田空港~小松空港(帰国)


7月9日(火) フェアビューマウンテン(2744m)登頂!


レイクルイズホテル出発(8:40)→レイクルイズ湖畔(9:05~10)→トレイルヘッド(9:20)→
サドルバック2330m(11:20~40)→山頂(12:50~13:30)→レイクルイズP(16:15)→
ホテル(16:40)→駅舎を利用した近くのレストラン(18:45~20:35)→ホテル(20:50~)泊


2744m…白山と同じ位の標高の山、トレッキングではなく、この旅で初めてのピークを目指す登山である。
ところが今日は今迄で一番出足が遅く、7時半朝食で8時半出発とのMリーダー指示だった(?_?)

目指すフェアビューマウンテンは標高差が1000m、往復タイムは約6時間との予測であったが
カナダは遅くまで明るく一般的に出足が遅いので、旅も中盤であり、私達の疲れを考慮しての事だったのか?
日本の山歩きに比べたら、全く疲れていないんだけど、団体行動とはこんなものだろうと納得。
その分、朝はたっぷり時間があったので、ホテル裏の高台から朝霧に包まれた山々の眺望が楽しめた♪

兼用の駐車場に車を止め、まずはレイクルイーズを見に行くと、既に大勢の観光客で賑わっていた。
湖に隣接する「フェアモント シャトーレイクルイーズ」 氷で閉ざされた真っ白な湖とホテルの写真は有名である。

カナディアンロッキーの宝石と言われる湖の前に立てた事が嬉しく、久々の好天に恵まれた朝であるが
湖が近過ぎて思っていた画像は撮れず、ビューポイントはどうやら別の場所にあるような気がした。
それはいったいどこだろう?と見回しているうちに、Mリーダーから引き返します!の合図!
滞在時間が5~6分間(カメラの画像から計測)しかなく、余りにも短かったのは、ちょっと悲しかった(>_<)
と言う訳で、個人旅行の機会があれば、フェアモント シャトー レイクルイーズに、是非泊まってみたい。

レイクルイーズ駐車場は標高1731m、湖畔からスタートし南に向かって森林帯を登って行き
水平道のあとサドルバック(2330m)へ、ここから方向転換して、南壁のガレ場の急斜面を登って行く。
短く雪渓が残る箇所が3ヶ所あり、北陸育ちの我々5名は慣れていてお手の物!むしろ楽しい雪渓歩き!
スタートから3時間半で山頂に到着!雲が上がってきていたが、360度の絶景を見ながらの昼休憩であった。

のんびり休憩後、そろそろ下山と言う時に、別の日本人4名のグループが到着!
Kさんがこの4人グループのリーダーが秋山さんである事に気付き、私の所に飛んできたので
え~~っ?と半信半疑ながら声をかけて見たら、やっぱり秋山さんだった(^^♪

もしかして一緒にカナダを旅していたかも知れない方であったが、ここで、しかも山頂で会えるとは
金沢組では話題の方だったので、5人で一緒に出会いの記念写真を撮り、握手もして頂いた(*^^*)v
後に、最終日のラーチバレーコースでもお会いし、カナダ出発前にfacebookでもお友達になり、
秋山さん発行の本「カナディアンロッキーの高山植物」も買わせて頂き、何だか縁を感じる方である。
facebookに、何処かのトレイルでお会いできるかも?とコメントがあった通り、偶然は2度もあったのだ♪

Uさんの足が限界の痛さだった事もあり下山はゆっくり、お陰で花の写真がいっぱい撮れて
下山方向の眺望もゆっくり楽しむ事ができ、私としてはむしろUさんに感謝かな(^^ゞ

下山後、夕食の集合は6時半だったので、一人部屋のKさんの部屋に女性6人が集まり
この旅のメインイベントであったフェアビューマウンテン登頂を祝して、途中で購入した缶ビールで乾杯!
夕食時間まで待てないビール派の提案だったが、下山後のビールはとても美味しかった♪
続けて、またまたお抹茶タイム!MさんとKさんのお手本ご指導があり、銘々でお茶をたてて頂いた。
その頃男性陣は、部屋に入る前に既に缶ビールを飲み干していた模様(^^ゞ

本日のディナーはホテルから徒歩10分強、駅舎を利用した趣のあるレストランで頂いた。
線路がすぐそこなので、時折り豪音と共に目の前を列車が通過して行く光景!(食事中に2回程)
ここではリーダーお薦め(写真はないが、一度は味わってみて欲しいと言われて)バイソン料理を頂いた。
チーズでグラタン風になっていたので全く癖がなく、バイソンは牛肉のような味わいだった。
そしてもちろん、フェアビューマウンテン登頂を記念して、またまたカナダビア―で乾杯した。

ホテルに戻り明日は何処だっけ?そんなことよりまた荷物を持っての移動なので、整理整理…!


素晴らしい朝を迎える!



ホテル後ろの高台より、朝霧に浮かぶ Mt.テンプル ・ フェアビューマウンテン ・ Mt.ビクトリア



フェアビューマウンテン(2744m)…昼頃にはあの山頂だ! 北から南に巻いて南斜面を登る予定。



真っ白オーラ全開!!輝いていた マウントビクトリア(3464m)と、ビクトリア氷河


レイクルイーズに到着!


 
カヌーやボートに乗る人、ただ眺める人…駐車場もいっぱいで湖も観光客で溢れていた。
右画像は、湖に隣接する贅沢で豪華なホテル 「フェアモント シャトーレイクルイーズ」の一部



こんな日は、ボーっといつまでも眺めていたい湖



レイクルイーズ湖畔から見上げる、フェアビューマウンテン


フェアビューマウンテンの トレイルヘッドに向かう。。。


 
トレイルヘッドは湖から徒歩5分の距離、入口看板にはサドルバックまで3.5kmと書かれており、
サドルバックからは急斜面を1.3km、ガレ場の頂上稜線を辿って山頂に向かった。(往復9.6km)
右画像は登山開始から30分後、上の画像と比べると、何処を歩いているのかが良く分かる。


 
裏がオレンジの白い苔がビッシリ                       ヨウラクツツジ属



左手眼下の眺望…レイクルイーズ湖畔のホテルや、遠くに美しい山々とスキー場などが一望だった。


サドルバックまでの中間辺りは花の群生が続いた



満開で登山道を飾っていたオダマキ


 
羽根を広げた蝶のようで、日が射して透き通るトンボの羽根のようで、オダマキは美しかった。


 
インディアンペイントブラシ                           カノコソウ属(?)


花から花後の 「ウェスタン アネモネ」


 
ウェスタン アネモネ(イチリンソウ属) 裏側はほんのり水色、茎は毛で覆われている。


 
(左)↖こうなってからこうなる↗(右)…チングルマに似ているかも?


 
岩がゴロゴロしているが、登山道は歩き易かった。


 
大休憩したくなるような眺望の良い水平道の後、サドルバックへ(熊!4人以上のグループで歩けとの忠告)


ガレ場でも、まだまだお花が楽しめた♪


 
    チョウノスケソウ属                     モス キャンピオン(マンテマ属)
 

山頂直下! そして山頂へ。。。



山頂目前!ガレ場の急斜面だが、眺望が素晴らしいので足が弾む!



山頂から…目前に迫り大迫力の マウントビクトリア(3464m)と、ビクトリア氷河



山頂で秋山さんと金沢メンバー、何故かいつもピースが癖の私(^^♪
皆さん勝手に一枚乗せました!良い笑顔でサングラスなのでお許しくださいm(__)m



山頂の住人?愛らしく飛び回るシマリスと、山頂からのマウントテンプル(3544m)



マウントテンプルの雪壁に人がいると言う I 氏…疑問は解けました!あれはクレパスだ!



山頂からのレイクルイーズ…直下すぎて全貌は見えず(^^ゞ


 
お天気も良く、多くのハイカー(日本人グループやカナダの家族連れ)と擦れ違った下山だった。


駅舎を利用したレストランで ディナー


  
ログハウスの素敵な駅舎で、食べたのはバイソン(^^ゞ


 
色が濃い方はしっかり味、薄い方はライトな軽い味…何処に行っても常に2種類が用意されていた。
右画像…駅舎と言うだけあって、客車(写真は展望列車だった)や貨物列車が何の前触れもなく走っている。


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カナディアンロッキー縦断の山旅(4日目)

2013年08月17日 | カナディアンロッキー

ホテル 「レイクルイーズ イン」 から見えていた美しい山 「マウント テンプル 3544m 」


2013/7/5(金)~13(土)  カナディアンロッキー縦断の山旅(9日間)


7月5日(金)…小松空港~成田空港~バンクーバー乗り継ぎエドモントン空港~エドソン(泊)
7月6日(土)…(マウントロブソン州立公園)キニーレイク周辺の往復ハイキング~ジャスパー(泊)
7月7日(日)…オパールヒルハイクとマリーンレイクのクルーズ~ジャスパー(連泊)
7月8日(月)…アイスフィールドパークウェイを氷河や湖を見ながら南下~レイクルイーズ(泊)
7月9日(火)…フェアビューマウンテン(2744m)登頂~レイクルイーズ(連泊)
7月10日(水)…アイスライン&ヨーホーレイクループハイキング~バンフ(泊)
7月11日(木)…ラーチバレーコースのモレーンレイク~ミネスティマレイク往復~バンフ(連泊)
7月12日(金)~13日(土)…カルガリー空港~成田空港~小松空港(帰国)


7月8日(月) アイスフィールドパークウェイを氷河や湖を見ながら南下


ジャスパーホテル(8:00)→アサバスカ氷河(9:30~11:20)→クロッシング(12:00~13:00)→
ペイトレイク(14:20~30)→ボウレイク(14:50~15:20)→レイクルイズホテル(15:50~)泊


4日目は移動日です。 ジャスパーのホテルから、途中、氷河や湖を見ながら
アイスフィールドパークウェイを、バンフ国立公園のレイクルイーズに向けて専用車で南下。

今日もブラックベアに遭遇、車中からの写真は、今度はボディしか写らずでした。(>_<)

ジャズパーでは青空だったが、南下するにつれ雲行きが怪しくなり、今にも降り出しそうな天気だった。
アサバスカ氷河の拠点となる大きな建物でトイレを済ませて、更に車で氷河直下の駐車場に移動した。
ここからは雪上車で氷河に降り立つ観光で有名だが、我々は往復1時間程、自分の足でじっくり歩いて
氷河近くまで行き、近年後退の著しい氷河の歴史など、熱く語るMリーダーの話を沢山聞く事が出来た。

ポツポツ降ってきた雨が、ランチ休憩を予定していた、サカスチュワン・クロッシングに到着と同時に
本格的な大降りとなってきたので、ランチ休憩は大きな東屋の中でとることになった。
ランチ前に、金沢からKさんが持参したお抹茶(茶菓子付き)を、MさんとKさんがたてて下さり、
皆で久々の本格的日本茶を美味しく頂き…抹茶の香りと色に、ホッとする一時を過ごせた。

ペイトレイク駐車場に到着した頃には雨はやみ、5分程歩いてペイトレイクを見下ろせる絶景ポイントへ!
その後、ボウレイクに立ち寄った頃また小雨となり、レイクルイーズのホテルには16時頃到着した。

ホテルの庭や駐車場で、前日オパールヒルハイキングで出会った地リスに、再び出会う♪
本日のディナーは、唯一ホテル内のレストランで食べると言うので、チェックイン後近くを散策。。。
地リスの鳴き声がする方に釣られて行ってみると、あっちにもこっちにも、いるわいるわ…(@_@;)
何かを食べる仕草がハムスターにそっくりで、ちょこんと立つ姿は、まるでこけし人形のようで面白い!

レイクルイーズに到着してから天気は回復気味で、青空が徐々に戻ってきていた。
ホテルの部屋から雪を抱いたマウントテンプルが綺麗に望め、ホテル前の道路まで出るとより美しかった。
マウントテンプルの隣には、明日登頂予定のフェアビューマウンテンが望めて、若干残雪も確認できた。
Mリーダーから、明日の天気は晴れ予報だと聞き、ひと安心して、明日に備え早めの就寝の予定だったが
マウントテンプルに陽が射し、更に美しく輝いていたので、ディナー後も部屋に戻れずしばし見とれていた(^^ゞ

明日はこの旅一番のメインイベント!フェアビューマウンテン(2744m)登頂日(^^♪


アサバスカ氷河の直前まで歩く。。。


 
アサバスカ氷河の拠点となる、氷河を一望の高台にある 駐車場と施設



橋の上からアサバスカ氷河を撮る!



雪上車も見える程、目いっぱいズーム。。。



Mt.コロンビア(3747m)と コロンビア大氷原


 
1982年・1992年にはここまで氷河があったそうだ。



氷河で削られた傷痕が残る岩



ギリギリのところまで見に行く
 


氷河上にいるのは、雪上車から降り立った団体さん?



あっこんな所に ことじくんがいる!…きっと石川県民の仕業だ(^^ゞ


 
イエロードライ アド(黄色のチョウノスケソウ)…氷河が消えた場所は花の群生となっていた。    
(右画像)ワタリガラス(真っ黒で見え辛いが、氷河に住んでいるだけあって胸の羽毛が凄い!)


クロッシングで ランチタイム


 
建物の後ろの東屋で、お抹茶を頂く。


ペイトレイク & ボウレイク に立ち寄る



ペイトレイク…生憎の曇り空にもかかわらず湖は神秘的な色だった。(晴れた日はどんな色か?)



湖畔を歩く事ができる 「ボウレイク」


ボウレイクの周りは花が多かった。


 

    



車中からの 「クロウフット氷河」

 

ボウ湖から車で移動、すぐ右手に 「クロウフット氷河」 が見えて来た。
Mリーダーのお話によると、以前はカラスの足のように3本だったが、一番下の氷河が崩れ落ちて
現在の形になったとか。 (走る車中からだったが、上手く撮れたのでアップ!)

        
バンクーバー空港やジャスパー駅前で、不思議な絵の(日本で言うと歌舞伎のような)書かれた
オブジェやポールのようなものを沢山見かけたのだったが、今思えば(ワタリカラスのような)守護動物や伝説を
カナダ先住民が表現した物?かも知れない。 もっと早く気付けばリーダーに聞けたのになー(>_<)


ホテルの周りの住民たち。。。


 
時々このスタイルで動かないので、草むらにいてもとても目立つ!


 
お花畑と切り株がお似合い                         赤ちゃんリス


ホテルのレストランで ディナータイム


 
たっぷりポテトの上に特大お肉が乗っていた!(この日もカナダビア―で乾杯!)


夜の9時で、この明るさ!



ホテル前からの マウントテンプル と フェアビューマウンテン



明日登頂予定の フェアビューマウンテン(2744m)



マウントテンプル3544mが美しい(見えているのは北壁)…明日はこの山を背中にして登る予定である。
大洪水の影響で若干予定が変更となり、最終日はマウントテンプルの南壁の麓まで行く事となった。
 

  

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カナディアンロッキー縦断の山旅(3日目)

2013年08月12日 | カナディアンロッキー

ロッキーを代表する景色のひとつ…マリーンレイク と スプリットアイランド


2013/7/5(金)~13(土)  カナディアンロッキー縦断の山旅(9日間)


7月5日(金)…小松空港~成田空港~バンクーバー乗り継ぎエドモントン空港~エドソン(泊)
7月6日(土)…(マウントロブソン州立公園)キニーレイク周辺の往復ハイキング~ジャスパー(泊)
7月7日(日)…オパールヒルハイクとマリーンレイクのクルーズ~ジャスパー(連泊)
7月8日(月)…アイスフィールドパークウェイを氷河や湖を見ながら南下~レイクルイーズ(泊)
7月9日(火)…フェアビューマウンテン(2744m)登頂~レイクルイーズ(連泊)
7月10日(水)…アイスライン&ヨーホーレイクループハイキング~バンフ(泊)
7月11日(木)…ラーチバレーコースのモレーンレイク~ミネスティマレイク往復~バンフ(連泊)
7月12日(金)~13日(土)…カルガリー空港~成田空港~小松空港(帰国)


7月7日(日) オパールヒルハイク と マリーンレイク クルーズ


ホテル(7:30)→マリーンレイク登山口P(8:30)→1949m分岐(9:40)→2200mピーク(10:55~11:30)
~周回して再び1949m分岐(13:25)→~登山口(14:05~20)→マリーンレイク クルーズ(14:50~16:30)
→ホテル(17:45)→レストランで夕食(18:50~)



2日目は、ハイキングとこの旅では珍しい船でのクルーズ、マリーンレイクを上からと下から眺める豪華版!
マリーンレイクとオパールヒルなど、幾つかのトレイルヘッド兼用で、拠点に大きな駐車場があり、
誰かの手の辺りに伸びている赤のラインがオパールヒルコースである。(クルーズ船乗り場の立体模型より)


オパールヒルズはお花畑がピークだった!


ジャスパーのホテルから1時間程で、標高1710mのマリーンレイク駐車場に到着!
途中の車中からは湖が見えたり、またまた(今度は角が立派な)エルクに出会ったり、移動中も楽しい♪

トレイルヘッドは駐車場からすぐ、標高差約500m 総距離6.3kmのオパールヒル ループ(周回)ハイキングに出発!
10分程歩いたところで、仲良く草を食べる2頭の雄エルク(角があるのは雄??)を発見!
その後は沢山の花に出会い、特に森林限界を過ぎてからは、足場がない程、見事な花の群生が出迎えてくれた。
会いたかった花のひとつ 「ビーナス スリッパー」、群生はホワイト ドライアド「チョウノスケソウ属」などである。

2150mピークからはジャスパー周辺の山々、眼下には、横たわるようにマリーンレイクの一部が見えていた。
マリーンレイクはロッキー最大の湖で、長さは22km、幅は約1kmの細長い湖である。

下山後は、観光気分でマリーンレイクのクルーズ船に乗り、往復約1時間半のクルージングを楽しんだ♪
湖を取り囲むように鋭い形の岩山が連なり、名前は覚えられないのだが氷河が残る山など、圧巻であった。
湖に佇む小さな島 「スピリット・アイランド」 と湖のショットは、ロッキーを代表する景色のひとつ…とのことである。
10分程上陸して写真タイムが(2~3分)あったのだが、本日も雲が多めで画像としては今一つかな?

帰路の道中では、ブラックベア―の親子に出会う♪…動く車中からだったので、シャッターチャンスは1回のみ!
で。。。慣れない一眼だし(良い訳?)写真は残念と言うか、見事にピンボケだった(>_<)
それにしても車道のすぐ近くを、のっしのっしと歩いているのには驚き! 怖いけど歩く姿は可愛いかったかも?

ホテルに戻って、本日の夕食はフリーだったが、I 氏のリクエストで皆でイタリアンのお店に行き、パスタ&ピザ!
一人前は量が多いので、皆で適当にシェアして、もちろん本日もカナダビア―で乾杯した。

明日はジャスパーとお別れ、荷物を車に積んでの移動なので、(洗濯物も乾いて)荷作りしてから就寝。。。



半端じゃない長さの(芸術的な)角を持つエルク(雄)



こちらは可愛い小鹿のような2頭のエルク(兄弟かな?)


会いたかった花のひとつに出会う。。。



ビーナススリッパー


 
白っぽい ビーナススリッパー                   コモン ラブラドール ティー



標高2000m付近の樹木


    
  ウサギギク属     ヨウラクツツジ属            ツガザクラ属           チョウノスケソウ属

    
         イワヒゲ属              ツガザクラ       マンテマ属      ワスレナグサ属

 
リンドウ属                                 ??


2200mピーク付近は「ホワイト ドライアド」が群生



カナダ名「アルパイン フォゲットミーノット」の群生と、小さく見えたマリンレイクのクルーズ船



シオガマギク属



カナダ名「ホワイト ドライアド」…チョウノスケソウ属の群生



広いピーク一面に群生



マリーンレイク と ジャスパー周辺の山々



大きな花束が置かれているように群生していた。…バックは周遊コースの下山方向!



カナダ名 「モス キャンピオン」 と 黄色の花は「マウンテン メドウ シンクフォイル」…花びらがハート


 
花が終わると、右画像の「にんじん」ような実を付ける。…本にもないので名前は忘れた(^^ゞ


高山帯を周回して下山。。。



チョウノスケソウの群生を見ながら下山開始


 
広い高山帯をハイキング。。。森林限界がクッキリ!


   
     ユキノシタ属(シコタンソウ)         ??         イチリンソウ属


インディアン・ペインブラシの色、色々。。。



交雑をしやすく種類が多い花であるとのことで、自然雑種によりピンク、オレンジ、白、クリーム色など多色。
高速道路を走りながらも道路わき一面、真っ赤なインディアンペイントブラシの群生が続いていた。


    
オレンジ                             クリーム(白?)


 

 
この周回コースで、若干濃さが違うピンクなどのインディアンペイントブラシを見かけた。


鳴き声に連られて。。。


 
「グランド スクウァラ」 の住家、この時はやっとカメラに収めたが、後に数えきれない程登場してくれた。(リス科)


 
トールパープルフリーベン                     黄色のオダマキ


 
ピンクのオダマキ2種


ここから出発!マリーンレイク クルーズ。。。



カナダのベンチはどれも木でできており、形は1品ものばかりで手作り感が良い感じ(^^♪



クルーズ船より



何故かずっと気になっていた、カナダの「ジャンダルム」 ?(^^ゞ



3000m以上の山々には氷河が残っているようだ。



上陸してスピリットアイランドの画像を撮る!


船に乗って戻りましょう。。。えっもう?



滞在は短く10分なかったような? トイレがあるとの案内があったが、とんでもないお世話(^^ゞ
少し高台まで登ったが、せっかくの撮影タイムは短く、せめて15分にして欲しいかも (-"-)


 
帰路に見かけた(ピンボケ)ブラックベアの母子…写っていないが子連れだった。

(右画像)本日も恒例のディナーで乾杯!…お洒落なレストランはグラスもお洒落!と楽しんでいたら
半分飲んだところで、張り切り過ぎた店員さんが私のビアグラスをひっくり返して、隣のI 氏が大被害に(@_@;)
黙っていたが、私のジーンズとカメラにもビールがかかり危なかった(>_<)
I 氏にはクリーニング代をお払いしますと謝っていたが、自分で洗うから大丈夫と太っ腹のI 氏であった!
当然ながら新しいグラスでお代りがきたが、そんなに飲めない私はKさんに助けを求めて一件落着。
今思えば、こんなハプニングも旅の思い出。。。(^^ゞ


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カナディアンロッキー縦断の山旅(2日目)

2013年08月08日 | カナディアンロッキー

キニーレイク…頭は見えないが、奥にホワイトホーンマウンテン、手前がMt.ロブソンの麓の一部


2013/7/5(金)~13(土)  カナディアンロッキー縦断の山旅(9日間)


7月5日(金)…小松空港~成田空港~バンクーバー乗り継ぎエドモントン空港~エドソン(泊)
7月6日(土
)…(マウントロブソン州立公園)キニーレイク周辺の往復ハイキング~
ジャスパー(泊)
7月7日(日)…
オパールヒルハイクとマリーンレイクのクルーズ~
ジャスパー(連泊)
7月8日(月)…
アイスフィールドパークウェイを氷河や湖を見ながら南下~
レイクルイーズ(泊)
7月9日(火)…
フェアビューマウンテン(2744m)登頂~
レイクルイーズ(連泊)
7月10日(水)…
アイスライン&ヨーホーレイクループハイキング~
バンフ(泊)
7月11日(木)…
ラーチバレーコースのモレーンレイク~ミネスティマレイク往復~
バンフ(連泊)
7月12日(金)~13日(土)…
カルガリー空港~成田空港~小松空港(帰国)




7月6日(土) キニーレイク周辺の往復ハイキング (マウントロブソン州立公園)


 
今回はキニーレイク①まで…看板によると、ボーグレイクとその先までトレイルは続いているようだ。


ホテル(8:00)~<所要3時間30分>~マウントロブソン州立公園P(11:15)→トレイルヘッド(12:00)
→キニーレイク周辺散策(13:45~14:45)→トレイルヘッド(15:55)→公園P(16:05~20)→
ジャスパーのスーパーで買い物(17:20~35)→ホテル シャトージャスパー(17:45)宿泊手続き
近くのレストランへ移動して夕食(19:00~20:10)→ジャスパーの街で買物(20:30~)→ホテル(21:20)泊


ハイキング初日は、キニーレイク周辺まで、往復4時間程の足慣らしハイキングである。

薄曇りの朝を迎え、エドソンから3時間半をかけて、ジャスパー経由でマウントロブソン州立公園に出発!
R16をひたすら走り、ジャスパーを過ぎて途中に州境があり、そこからがロブソン公園の入り口となっている。
ひたすら大地と大空だった車窓が、ロッキー山脈に近付くにつれ、山々が連なる光景へと変わっていった。

土曜日と言うこともあり、家族連れやトレイルハイクのグループが多く、公園兼駐車場は混んでいた。
広大なカナダらしいキャンピングカーも多く、日本では滅多に見ない特大車に興味津々。。。

ロッキー縦断の中で、この公園は唯一「ブリティッシュコロンビア州」に位置する為、時差が1時間あるのだが
リーダーからは、「ややこしいのでそれは無視して、アルバータ州の時間で行きましょう」と…へい了解!(^^ゞ

キニーレイクへのトレイルヘッドは、ロブソン公園 P から徒歩10分強の、ロブソン川の橋を超えてすぐであった。
ちょうど昼頃だったので、ジャスパーのベーカリーで購入したサンドイッチを、ロブソン橋手前の東屋で頂く。

正確には「キニーレイク」のその先「バーグレイク」へのトレイルであると、入口の看板に書いてあったので
お天気と時間が許せば、Mt.ロブソンの南壁を仰ぎながら北壁までの半周も夢ではない、ナイスなトレイルだ!
今回はキニーレイクの中間辺りまでの往復に留まったが、ここまではほぼ平坦で整備されたトレイルであった。

陽気で常にハイテンションの我がリーダーは、道中ハイカーとすれ違う度に声をかけ盛り上がるので、
必然的に私達もノリノリ…初日から 「ハーイ!」 「ハロー!」と、気軽に挨拶が交わせるようになっていた(^O^)/

途中パラパラっと雨が降る場面もあり、傘の出番となってお天気はイマイチだったが、運良くお花はピーク!
始めて見た花は「インディアンペイントブラシ」…他は名前は違うが、日本でも見ている花々がほとんどだった。

ロッキーの最高峰 Mt.ロブソン(3954m)は、最後までその姿(頭)を現さず、本日の目的達成ならず(>_<)
キニーレイクは美しかったが、微風の為、期待した湖面にホワイトホーン・マウンテンの倒影もなし!(@_@。。。
傘の出番もあり、イメージ通りの光景には出会えず、ちょっとテンション下がったけど、まだまだ初日と言い聞かせる!

ジャスパーに戻り、街のスーパー(ROBINSONS)で明日の昼食用など、各自が好きな食料を調達して、
本日から2連泊のお宿、 シャトージャスパーで宿泊手続きをして、部屋で2日分の洗濯後、夕食は街に繰り出した。
そしてこの旅、このメンバーでは恒例となりつつあるのだが、またまたカナダビア―で乾杯!!

食後は一旦ホテルに戻り、絵ハガキと切手を買いたいと言うKさんにつきあって、再び街に繰り出す!
明るいので店の営業も長く(ギリギリだったが)買い物も無事にできて、おまけに雨上がりの虹も見られた。
ホテルに戻りようやくお風呂に入り、明日のお天気を祈りつつ就寝。。。


エドソンのホテルから3時間半のドライブ。。。


 
(左)ロブソン公園へ向かう途中、草原で寝そべっていたエルク(オオツノシカ)…車中より撮影
(右)マウントロブソン公園の看板と、奥にトイレをお借りしたビジターセンター


 
公園Pには大型のキャンピングカーがズラリ!…右画像のようなスタイル(カヌーや自転車積み)の車も多い。



小さなマンションが移動しているみたいで、真横から見るとホントに大きい!
それぞれに個性的で大胆な絵が書かれており、「窓から覗くワンちゃん」かと思えば、それも絵だった(^^ゞ


ランチを済ませていよいよスタート!



Mt.ロブソンの雪解け水、流れの勢いが強いロブソンリバーの橋を渡り切ってすぐが
キニーレイクへのトレイルヘットであり、ここから森に突入する。



右手にずっとロブソン川が流れており、苔生した感じと真っ直ぐな木々が、日本の戸隠辺りを思い出す。


水の豊富なところにお花畑あり!


 
カナディアンロッキーを代表する花…「インディアン ペイントブラシ」


 
     シンブルベリー(キイチゴ属)             レッドフラワード コロンバイン(オダマキ属)


  
プリックリー ローズ(バラ属)…果実はビタミンA・Cが豊富で、日本でもローズヒップティーとして親しまれている。
カナダは車のナンバープレートに州毎の絵があり、右画像はアルバータ州のプリックリー ローズ(タカネバラ)


カナダ名は省略 (他にも沢山の花の種類と群生に出会った)


    
  フウロソウ属        キキョウ科        ヤナギラン          マメ科       チチコグサ属

    
  ツバメオモト属                                              フラワーロードを行く

    
イチヤクソウ属    ウメバチソウ属   アズマギクの仲間   ゴゼンタチバナ属     サワギク属


マウントロブソンは最後まで姿を現さず!


 
雲は上がらず、尾根の一部と、どっしりとした麓だけ(^^ゞ



キニーレイクに架かる橋…リーダーは「河童橋」とか言ってたけど本当か??う~ん嘘っぽい(@_@;)



キニーレイク


近くのお洒落なレストランでディナー


 
エディ―マーフィー似の店員さんがいて、似てると言ったらエディーの笑い真似をしてくれて、楽しいディナー。
もちろんこの日もカナダビア―で乾杯! 量が多くて満腹お腹に、食後のデザートも満腹サイズ!


絵ハガキを買いに食後の散歩。。。



土地が広いので平屋が多く、代わりに半地下付き!と言うのが普通の住宅で、どの家も花がいっぱい。



街と並行して鉄道が走っており、偶然に客車を見かけた。(貨物列車は良く見かけた)
もしや、バンクーバー発の長距離寝台列車か?日本で言うと豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」


 
       散歩中に虹が出た!              ホテルシャトージャスパーのお洒落な案内板


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カナディアンロッキー縦断の山旅(1日目)

2013年08月06日 | カナディアンロッキー

エドモントン空港から、カナディアンロッキーを南下しながら縦断、そしてカルガリー空港から帰国


2013/7/5(金)~13(土)  カナディアンロッキー縦断の山旅(9日間)


7月5日(金)…小松空港~成田空港~バンクーバー乗り継ぎエドモントン空港~エドソン(泊)
7月6日(土)…(マウントロブソン州立公園)キニーレイク周辺の往復ハイキング~ジャスパー(泊)
7月7日(日)…オパールヒルハイクとマリーンレイクのクルーズ~ジャスパー(連泊)
7月8日(月)…アイスフィールドパークウェイを氷河や湖を見ながら南下~レイクルイーズ(泊)
7月9日(火)…フェアビューマウンテン(2744m)登頂~レイクルイーズ(連泊)
7月10日(水)…アイスライン&ヨーホーレイクループハイキング~バンフ(泊)
7月11日(木)…ラーチバレーコースのモレーンレイク~ミネスティマレイク往復~バンフ(連泊)
7月12日(金)~13日(土)…カルガリー空港~成田空港~小松空港(帰国)


カナダに行くにあたり、一眼(ミラーレス)デビューしました。。。(*^^*)v


 
一眼デビュー & オフラインで見られる World Clock アプリ


4月の中旬過ぎ、秋(9月)のカナディアンロッキーに行こう!と言うお誘いを頂いたところから始まり、
色々あったけど、「初めてなら花が綺麗な夏がお薦め!」との、プロの皆さんのご意見を参考に、
皆の気分は急きょ夏に切り替わり、今回は旅行会社 「アルパインツアーのパンフレット」 から、
靴マーク3個(トレッキングではややハード)の、フェアビューマウンテンに登頂するツアーを選んだ。

個人的には、現地ツアー会社(日本人スタッフ)の「 ヤムナスカ 」 と 「 オンサイト秋山 」さんがお薦め!
航空機の手配を自分ですれば、観光などの自由行動も含めて、オリジナリティー溢れる山旅が作れる。
両社にメールで問い合わせをしていたが、今回時間が足りなくて断念してしまい、ちょっと後悔(^^ゞ

前回のヨセミテで、山歩き以外何処にも行けなかったので、街歩きもしたかったと言うNさんの意見もあり
少し自由が欲しいと、最終地のバンフで一泊延長も検討したが、ツアーでは部分キャンセル料などもあり
何だかんだと総合的に高くなってしまったので、後ろ髪引かれながらも、バンフでの延泊は諦めた!
とは言っても、アルパインの事務の方には当日まで色々とお世話になり、何度も電話を頂き有難かった。

今回のツアー参加者は、東京のUさん、新潟のI 氏、福岡のF氏がそれぞれ一人参加で
金沢から5名(Mさん、東京のK姉さん、Nさん、Kさん、そして私)と、現地ツアーリーダーM氏で総勢9名。
見知らぬ者同士の集まりでも、直ぐに山談義に花が咲き、個性豊かな仲良しメンバーとなった。

現地7日間の工程全てを、11人乗りのワゴン車で移動(エドモントン空港からカルガリー空港まで)
M氏は現地ヤムナスカの会社の方で、ワゴン車の運転手も兼ねており、もちろん英語もパーフェクト!
つまりは、アルパインツアーさんとの現地提携会社が「ヤムナスカ」であったと言う、不思議な縁!
そしてもう一つ、オンサイトの秋山さんは、ヤムナスカの元ツアーリーダーさんであったと言う繋がり。

そしてそして、広~いカナダのトレイルで、オンサイトの秋山さんに偶然に2度もお会いしたのである♪
と言う訳で、2度目のカナダがあるとすれば、エスプラナーデのロッジングを秋山さんと歩きた~い!
3度目は、秋のレイクオハラとカナナスキスも魅力…カナダは広過ぎて1年住んでも回りきれないかも?
国の大きさも自然のスケールも桁違いで、カナディアンロッキー縦断と言っても、ほんの一部なのである。

私にとっては10年振りの海外であり、山に行く時のいつもの癖で、下調べにはかなり力が入った!
暇を見つけて、グーグルストリートやグーグルアースで、宿泊予定のホテルや近くの観光地、
登る予定のフェアビューマウンテンなどを見に行ったりして、行く前から気分は相当カナダだった(^^ゞ

ず~っとコンデジだったが、カナダを機に憧れのミラーレス一眼を購入した。(取説見る時間はなく)
ネットの最安値で37000円代で購入できて、互換用の換電池も安くて2個GET!
問題は初めての一眼であり、試し撮りが一度しかできなかったので、上手く撮れるかどうか?
結果は花のマクロや他でも失敗はあったが、この先使いこなせばちょっと頼もしいカメラである。

現地での天気は、前半は曇り時々雨、カナディアンロッキー最高峰のMt.ロブソン(3954m)は見逃したが
後半は晴れ!一時パラっと雨、お天気雨というか、晴れていても通り雨が時々降ってきた程度。

大洪水の復旧は急ピッチで進められていたが、ヒーリークリークへの橋が寸断されていて通行不能!
メドウハイキングで出会うはずだった、グレーシャーリリー(黄色いカタクリ)の群生は見逃したが
運良く雪解けが遅かったヨーホーレイク周回コースで、群生に出会うことができたのである(^^♪
この時、ガッツポーズをして一番喜んだのは私…ではなく、リーダーのM氏!
予定変更となり、「会いたかった」と呟いていた私達の念願が叶い、ホッとした思いを体で表現してくれた。

カナダは気候が日本の北海道に似ていると聞いていたが、動物に出会う確率も北海道並みで
走る車の中からだったりして、写真には上手く撮れなかったが、ブラックベア―にも2回遭遇した。
一番印象に残ったのは、レイクルイーズのホテル近郊、何処にでも現れる「地リス」の多さである。
あちらこちらで鳴き声が響いていて、何と!Kさんの部屋にも勝手に入ってきて一騒動あり(^^♪

カナディアンロッキー縦断の山旅、9日間は長いと思っていたが、気付いたら最終日であっという間!
広大なカナダの大地とロッキーの山々に魅了され、我がグループ一同は大満足で日本に戻ってきた。



7月5日(金) バンクーバー乗継エドモントン空港、専用車でエドソンへ


金沢駅(5日 6:20)~<バス>~小松空港(7:00~8:20)~<全日空3116便>~成田空港(9:35~16:00)
~<エアカナダAC04便 所要8時間50分>~日付変更線を越えバンクーバー空港(5日 8:50~12:25)
~<国内線乗継AC238>~エドモントン空港(14:55)~専用車でエドソン ホテルNOVA(18:10~19:00)
~近くのレストランでディナー(19:15~20:50)~ホテルNOVA(21:00~)泊


小松便が1日2便しかなく、成田空港での待ち時間がかなり長かったのだが、
カナダドルへの両替とお昼をゆっくり食べて、空の見える街「View Square」の展望デッキを見に行ったり
ショップも2周くらいして皆でウロウロして楽しんでいるうちに、集合時間の13時30分となった。

飛行機(エアカナダ)は定刻よりやや遅れて離陸、日本時間5日の17時30分頃に夕食機内サービスがあった。
そして日本時間6日の0時00分頃、何と朝食機内サービス!えっ夜中?なのに朝食が出てきてビックリだけど
日付変更線を越えたので、カナダバンクーバー時間は朝8時頃であり、まずは食事から時差ボケ修正か?

日本とカナダの時差はちょっと計算し辛い、東京とバンクーバーが-17時間、東京とエドモントンは-16時間
バンクーバーからエアカナダの国内線に乗り継ぎ、エドモントンまで所要1時間半で、到着は2時間半後?
今はサマータイム中なので、+1時間として、-16時間と-15時間で…あ~頭がこんがらがる(*_*;

スマホの「World Clock」アプリを入れて行ったのだが、合っているか心配で空港の方に下手な英語で尋ねたら
答えは意外と簡単であった!空港の時計を指さされたので、そっか、普通に時計を見れば良かったんだ(^^ゞ
あはは~っと笑って「サンキュー」と言ったら、丁寧に自分の携帯を開いて、数字表示の時間を見せてくれた。

早速、腕時計とカメラの(時間)設定を変えたのだが、不思議なことに携帯は勝手に現地時間になっている
へ~~~携帯電話ってそう言うもんなのか~!海外慣れしていない私には、未だに謎の出来事であった。

ちなみに今回の山旅で、スマホはとても役に立った。 データローミングをストップして、
メールは来ないようにしたのだが、ドコモのWorld wing契約をしていたので、いざという時には電話が使える。
今回泊まった4つのホテル全てで、無料のWi-Fi (無線LAN)が利用できたので、
現地から Face book のアップや、家族や友人へのLINEメールなど、全て無料で送信できた。(^^♪

他に利用したアプリは、Run keeper でGPS軌跡を取ったが、携帯GPSの性能がイマイチ。
グーグル翻訳は、オフラインでも使えるように、予め日本語をダウンロードして行ったので
自由行動の買い物などで、これが一番活躍か?と思ったが、意外とホテルやショップに日本人スタッフが多くて
ツアーではほとんど英語の心配はなし(^^ゞ 片言でも十分に通じるので、出番はなかった!

エドモントン空港で、ツアーリーダーM氏の出迎えを受け、専用車で延々広い大地を走ること2時間半
エドソンのホテルNOVAにチェックイン後、皆さん(9名)で近くのレストランへ。
夕食は「シシカバブ―」、初日から乾杯ビールで盛り上がって、ホテルに戻ったのは21時頃だった。

明日のハイキングの準備をして、facebook に機内からの画像をアップ後お風呂に入り、
22時頃ホテルの窓から外を覗いたら、まだ昼のように明るかった。 カナダは暗くなるのが遅いようだ。
そして明日から始まるハイキングに備えて、キングサイズベットで就寝。。。。。


 
小松発成田の全日空3116便…朝から日本は雨。。。          成田空港内のBKで、カナダドルに両替


 
成田空港ゆるキャラ(クウタン&チバクン)に遭遇!…そしてハローキティー号


 
展望デッキからは飛行機の裏作業が見える。          エアカナダの機内でUSB充電中!


 
赤ワインの小さなボトルは私にピッタシ!夕食の(お米)は、この後しばらくお目にかかれなかった。(右は朝食)


8時間50分後、順調にバンクーバー空港に到着!



バンクーバー空港、入国審査のホール

ここ(入国審査)で私は3つの質問を受けた。「何処に行くのですか?」「目的は?」「何日間ですか?」
だいたいこのような意味合いの英語だったので、片言で「エドモントン」「Sight seeing」「Nine days」
と答えたら、OKと言ってパスポートなどを返して頂いたので「サンキュー」と受け取った。予習しといて良かった(^^ゞ


待ち時間で空港内を一周。。。気になった3点は?


 
バンクーバー空港のトイレは、部屋のように広くて豪華で綺麗だった!…が、ウォシュレットではない(>_<)



カナダの主食は大体こんな感じで、サイズは超デカイ!



The Flying Traveller…英語とフランス語で何やら説明があったが、見れば想像がついた(^^ゞ


カナダの国内線に乗り継ぎ、エドモントン空港へ。。。



乗り継ぎの機内から見えた、カナディアンロッキー?


 
広大なカナダを専用車で走る! 延々2時間半ずっとこんな景色が続いた。…そしてエドソンのホテルに到着!



夕食は近くのレストランで、カナダビールと シシカバブー(串焼きの牛肉)を頂いた。


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