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雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

黒菱平~唐松岳~五竜岳

2009年08月26日 | 長野県の山

五竜山荘と山肌が、夕日を浴びて真っ赤に染まった!


2008/7/27(土)~28(日) 黒菱平~唐松岳~五竜岳の登山記録です。

①黒菱平~唐松岳
②唐松山荘~五竜山荘
③五竜山荘~小遠見山トレッキングコースを下山


黒菱駐車場(04:45)→黒菱平(05:30)→八方池山荘(06:10~06:30)→第2ケルン(07:13)→
八方ケルン標高2,035m(07:20)→八方池(07:40~07:50)→丸山ケルン(09:40)→唐松山荘(10:35~
展望台~11:00)→唐松岳山頂(11:20~11:25)→下山後、唐松山荘にて昼休憩(11:40~12:10)


今回は五竜岳を目の前にして、濃霧のため撤退を余儀なくされ
山頂を踏めなかったと言う、ちょっぴり無念の山行きでした(*_*;

しかも…

初日は13時過ぎからポツポツと降りはじめ、その後急変!

大雨強風…となり

ゴアテックスのカッパがこんなに頼りない物だったなんて!…(-"-) と言いたいくらい^^;
顔・手・足・ザック…全てがずぶ濡れで、疲れもあり(初日は11時間強も歩いていた!)

山の怖さを思い知る事となった!

怖かったのは鳴り止まない雷!最初は遠くでわずかに聞こえていたカミナリ音が
だんだん大きくなり、こちらに近付いて来ているのが手に取るように分かり
かと言って稜線歩きは雨宿りする木々もなく、豪雨と強風で横も上も向けない状態
ひたすら足元だけを見ながら、山荘を目指して気力と根性で歩くのみ!

雨の為薄暗く、五龍山荘に到着したのは、夕方4時過ぎだった!

山荘が見えた時の喜びは、ホッとすると言うより 「助かった! と言う気持ち^^;
あの雷は、きっと何処かに落ちているはずだから…

自分たちの技量を考えると、もう少し早い時間に山小屋に到着する計画にすべきだったと一人反省。
登山歴も長くなると、つい欲張りなコース設定をしてしまい
余裕の時間や予備日など、無くても良いかぁと安易に考えてしまいがちだ!

山荘に到着して驚いたのは、この雷豪雨の中、テン泊グループが8組もいたこと!
中にはテントを諦めて、小屋に宿泊申請をしていたグループもいたが…。

楽しい♪こともあった(^-^)

白馬五龍トレッキングコースから入り、小遠見山トレッキングコースに下りる
最もポピュラーなルートを選んだので、アクセスも良くて花も多くて見応えあった!



薄暗い中を出発!

八方アルペンライン を利用すれば、八方池山荘まで楽勝の20分だったが
残念ながらリフトの営業時間は、繁忙期土日でも7時から(通常期は8時)の為
五竜山荘を目指すためには、少しでも早い時間が良いだろうと
自分たちの足だけを頼りに、黒菱駐車場から歩くという計画になった!


 
前日の夜10時頃富山を出発し、黒菱駐車場に車を止めて仮眠
薄暗い中、リフトの横を登り始めて15分後位の5時2分、後ろを振り向くとご来光 ( 
^-^)


 
黒菱平 に到着!アルペンクワッドリフト前で休憩し、工程の確認。
どうやらこの時間の登山客は少なく、案内板はあったが詳細ではなかった!
花畑の木道の方に進み、ちょっと間違えそうになったが、直ぐに引き返して事なきを得た^^;
奥にひっそり見えている建物(右画像)は、五輪マークの Virgin CAFE HAKUBA だ!



冬場の活気を思い出す…今年の冬はこんなに賑わっていた!



黒菱平から40分程で、八方池山荘 に到着!時計は6時10分だった。
ゴンドラとリフトを乗り継げば、到着は早くて7時30分頃だと思われるので
ここまで歩いて来たのは、正解だったと言うことにしよう(^-^)v



そこで悟った!…そっかぁゴンドラとリフトが動いているのは、八方尾根トレッキングの為だったんだと。

到着時はとても静かだった山荘前が、この後一気に賑やかになった!
宿泊していた団体さんが起きて来て、ラジオ体操を始めたのだ!ボリュームいっぱいで!
先を急ぐ身ゆえと思いつつ、早朝の懐かしいリズムに体が反応 してしまい
ついつい端っこで、ラジオ体操を始める^^;
と言う訳で大休憩の後、ここからがスタート!…と気持ちも新たにまた歩き始めた。


 
行く先の山頂は雲が多めだが、空は青く晴れていた!
背の高いオオバギボウシが、まるで道案内をしてくれているかのように登山道でお出迎え。
後ろを振り返ると、黒菱平が眼下に小さくなり、天使の梯子が白馬の街を覆い…
と、同時に黒い雲が…この雨雲が午後から広がることなど、この時は想像もしていなかった^^;



山荘からしばらくは気持のよい木道、周りには多種類の高山植物が咲き乱れ
ニッコウキスゲキンコウカアズマギクワタスゲなどの群生も見られた。

お花のページへはこちらから



登山道の見通しは良いのだが、見えるはずの白馬三山は雲の中!
ちょっと物足りなさを感じながら第2ケルンに到着!奥には八方ケルンも見えていた!



第2ケルンから5~6分で八方ケルンに到着!(後ろを振り返った画像)
偶然のレイアウトなのだろうが、離れて見ると八方ケルンは人面柱だ^^;
第2ケルン前は、八方池山荘でラジオ体操をしていた団体さんが囲み、記念撮影をしているらしかった。
中央に見えている小屋は避難小屋で、トイレもあった。



池の手前で大きな雪渓を横切り、八方ケルンから20分程で、ついに八方池に到着!
それにしても、人気の観光スポットにしては人影なし!
そっか!考えてみたら、ゴンドラとリフトは動き始めたばかりの時間だった^^;
もう少ししたらこの池の周りは、観光客でいっぱいになるのだろう…



8時を少し回った頃、また青空が戻って来た!(^-^)v
唐松岳、五龍岳、その奥には鹿島槍ヶ岳がクッキリ見えて、皆で歓声を上げる!
鹿島槍ヶ岳の北峰と南峰(ツイン峰)も、ここからだと分かりやすい。
しばし足を止めて、皆で記念撮影タイムとなった



唐松山荘まで残り1.4kmと言う看板の辺りに、登山道から少し離れて大きな雪渓があり
お子様連れの家族らしき人たちが二組ほど、休憩を兼ねて雪遊びをしていた。
観光で足を延ばしてここまで来たのか?それとも唐松岳を目指しているのか?
のんびりした様子やザックの大きさからは、山頂を目指しているようには見えなかったが
あの子供たち、夏休みに雪遊びをした思い出として、ずっと心に残るのだろうなぁ…



やがて丸山ケルンに到着!
ここには休憩する人達がたくさんいたのだが、唐松山荘から下山する人達のようだった!
急に増えた人の多さに戸惑いながらも、ここでの休憩は止めて私達は先を急いだ。



丸山ケルンから見えた白馬岳方面への稜線(不帰の瞼)
雲行きはまた怪しくなり、目指す山頂にはガスがかかり始めていた。



足元、頭上注意のちょっと危ない一角!

山頂はもうすぐそこ!と言う雰囲気なのに、行けども行けども山荘が見えてこなかった!
どうやら登山道は右に大きく巻いていたようで、一周してまた戻って来たのではないかと錯覚する程だ^^;

頭上の岩が崩れそうな一角を通り過ぎて10分程で、ようやくガスの中に山荘が見えてきた!



10:35分、唐松山荘に到着!…やはりガスの中だった!



唐松山荘から見た唐松岳



唐松岳山…岩がゴロゴロしていて狭い。

唐松山荘前に「展望台→」の看板があり、山頂と間違えて行き40分程時間のロスをしてしまった^^;
急いで山荘に戻り改めて山頂を目指したが、この時間はガスの中で、視界はなく何も見えず!
とても残念だったが、ここでゆっくりする時間はないので、
再び山荘に戻り昼休憩後、第二の目的地である五竜岳を目指して出発した。



②唐松山荘~五竜山荘…へ続く 


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大日岳で出会った花たち…

2009年08月24日 | 富山県の山

大日平で多く見られた…シロバナタテヤマリンドウ

2008/07/19(土)~20(日)大日岳登山の記録 です!


称名平登山口~大日平山荘まで
大日平山荘~大日岳
大日岳で出会った花たち
 

大日山荘(7:40)→大日平山荘(10:00~10:45)→猿ヶ馬場(12:10)
→登山口(13:00)→称名の滝


一夜明けて小雨の朝となる。。。



大日山荘前は、小雨とガスで視界なし


悩んだ末一泊となったのは、奥大日岳への縦走計画があったからだったが
即座に諦めて、小屋にてしばし余裕のコーヒータイム となる。
帰路は小雨の中を急ぎ足…大日平山荘にて昼御飯を兼ね、雨宿りの大休憩 を取った。
そして雨は、この後すっかり上がった(^^)v



11時半過ぎ…弥陀ヶ原が一直線 に見えている!そして気付くとこの青空(^^)/



登山口には余裕の13時到着だったので、称名の滝 を見に行った!

勢い強くて圧巻、大…大迫力!!

間近過ぎて、もはやミントシャワーとかではない!本物のシャワーだ!(*_*)
カメラのレンズが、拭いても拭いても及ばず…^^; 服もびっしょりだった!


大日岳で出会った花たち…

急いで撮ったのでピンボケも多いですが、沢山の花に出会いました(*^^*)v

 
キヌガソソウ…山頂近くにも、背の高いキヌガサソウの群生地があった!


 
ワタスゲ                       アカモノ


 
ミヤマカラマツ                      モミジカラマツ


 
タカネニガナ                            ??

 
 
トキソウ                         シラネアオイ


 
サンカヨウ                 エンレイソウは実になっていた。


 
エゾウメバチソウ?                           イワイチョウ


 
チングルマ


 
??                            ウラジロナナカマド


 
コイワカガミ                    ベニバナイチゴ
 

 
シロバナタテヤマリンドウ               アカショウマ





 

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大日平山荘~大日岳

2009年08月23日 | 富山県の山

2008/07/19(土)~20(日)大日岳登山の記録 です!

称名平登山口~大日平山荘まで
大日平山荘~大日岳
大日岳で出会った花たち


大日平山荘(9:40)→途中のベンチで昼食(30分)→水場(11:00~11:15)→
大日山荘(13:00~13:50)→大日岳山頂(14:08)


大日岳を望みながら…



大日平小屋からも木道が続き、広々とした空間の前方には、目指す大日岳が見えている。
この時期、登山道の両脇にはワタスゲが満開となっていた!



11時頃水場に到着!



快晴で空も青く、汗が噴き出す暑さの中、ここはとっても涼しげ…
先着で昼休憩をしいている人や、下山途中にくつろぐ人達で賑わっていた。
この岩の間を流れる水が飲み水らしく、空のペットボトルに詰めて味わった!
冷たくて美味しい天然水だった(^-^)v

登山道はこの水場の岩をポンポンっ…と横切り、左側に続いている。
先客がいたので後ろに続いたが、誰もいなければ間違いやすい個所かも知れないので要注意だ!



12時50分頃、大日山荘が見えた!



大日山荘はトタン屋根で修理中なのか?乗せられた重石が痛々しい…
もしや重石だけではなく、お隣に乗っているのはソーラーパネル??
やっぱり自家発電よりハイテク…山小屋も太陽さまの時代だなぁ(*^^*)v

団体様用に増設されたような、大広間の建物(画像左)もあった。



宿泊手続き後、雪渓を横切り大日岳山頂へ


7月の残雪…



小屋の北側直下には、白馬大雪渓を思い出すような残雪の量
小屋のすぐ後ろに見えているのが、一見山頂かと思いきや違った!



大日山荘の西側にデンと構えているのが、大日岳だ!
山頂間際まで雪渓が残り、足場は悪いがとっても涼しく快適な登り(^-^)
時間はたっぷりあったが、ガスが迫って来ていたので早めの登頂となったのだが…



振り返れば素晴らしい光景!
あいにく 立山連峰や剱岳はガスの中 だったが、奥大日岳への稜線が綺麗に望めた。



そして…山頂制覇と同時に、一気にガスが湧いて来た!

あぁ~剱が立山がぁ~…(>_<)

下では終わっていたチングルマ が、ここでは咲き誇っているのが見れて皆で喜び
山頂で記念写真を撮って看板にタッチし、早々に退却した!


そしてこんな時は、お部屋でゴロン…^^;

持ってきたおやつを出し合って、女4人のおしゃべりは延々と弾む。。。
夕日フェチの私は、期待薄でも一応チェックにと、おしゃべりからそっと抜け出す!


辺りのガスはすっかり晴れていた…



剱岳はもちろん、遠くに白馬岳や旭岳まで望めた!(^O^)/
…皆さんを呼びに走る



何処から見ても剱岳は素晴らしい…立山連峰も頭を出した!
今から山頂?…とも考えたが、休憩を し過ぎて意欲が失せてしまっていた^^;
一番の理由は、夕食時間がもう間もなくとの事だったからだが…
今思えば、夕食前の駆け足山頂行きを決行すべきだったかな!! ク~~っ(>_<)



ここからは、早月尾根が滑り台のように見える^^;
実際はかなりのキツイ登りらしい…行ったことがない者の戯言とお許しを m(_ _)m


やがて夕日は沈み…



雲海を縫うように、淡い夕暮れ なった。
どうやらこの時期、太陽は大日岳の後ろに沈んだようで、
飛びっきりの夕日が望めそうな日は、山頂で待ち構えるのがベストかな!



大日岳で出会った花たち…へ続く


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称名平~残雪の大日岳へ

2009年08月22日 | 富山県の山

大日山荘と奥大日岳への稜線 


2008/07/19(土)~20(日)大日岳登山の記録 です!
(当時は忙しかったが、今回画像を頼りに記憶を辿ってやっと作成出来た

 
称名平登山口~大日平山荘まで
大日平山荘~大日岳
大日岳で出会った花たち

登山口(06:50)→猿ヶ馬場(07:50)→牛の首( 8:05)→大日平山荘(9:25~9:40)


富山を知り尽くしたリーダー召集の元、当初は日帰りを予定していたが
一泊…日帰り…一泊…と二転三転しながら、結局は天候なども考慮して小屋泊と決まった!
7~8月は、称名道路のゲートが6時~19時までとなっていたが(その他は7時~18時)
小屋泊まりと言えども、ゲートの開き時間に合わせて早めの出発となった。

称名平駐車場は標高973m、2501mの大日岳との標高差は1528mである。
今回健脚揃いだったので、小屋泊まりとなって一番ホッとしたのは私かな^^;


 
スタート地点の称名平駐車場で身支度を整えて、
正面に称名滝やハンノキ滝を見ながら、舗装された道路を10分強歩き、
左手にある登山口を 6時50分にスタートした!


登山口からの大日坂は、整備されていて結構歩きやすかった!

 
猿ヶ馬場と書かれた看板を通過してしばらく歩くと、ロープで這い上がったりと
けっこうキツイ登り坂が続き、8時過ぎにようやく牛の首に到着!(上の看板あり)
苔むした細い岩場なので、雨の日はスリップに要注意だ!


馬の首尾根と言われる細い尾根を慎重に通過して、急坂を登りきると
その後は歩きやすい木道に代わり、大日平の喉かなハイキング となる。



喉かな大日平 の木道を歩く。



右手に薬師岳を見ながら…



大日平山荘に到着!…無料で休憩が出来て、お茶のサービスもあった。
宿泊も出来るようだったが、一泊二食で9000円…やや高めかも?
途中で追い越した同クラブの2人連れは、日帰りで小屋までのピストンだと言っていたが
天気が良ければこの辺りでのんびりと、花を愛でながら過ごすのも有りかな。


 
不動滝…小屋のすぐ横に、ここから先35m徒歩30秒との看板ありで、
これは見に行くしかない!と意気込んだが
称名の滝のように目の前での迫力がないので、感想は…「あ~滝だね^^; 」


小屋で小休憩の後、木道の途中、見晴らしの良いテーブルで早めの昼休憩 を取った。
○○平と言われる個所では、整備された木道に木のテーブルと椅子
と言うスタイルが多いのが、富山県の良いところだ(^-^)


大日平山荘~大日岳へ続く

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幻想的だった白山登山

2009年08月20日 | 百名山の山

白山山頂より…ご来光6分前(05:01)の雲海と空の様子

8月10日(月)  ~11日(火)   幻想的だった白山登山
――――――――――――――――――――――――――


お花畑の白山登山に戻る

8月11日のご来光は、5時7分と予想されていて
刻々と明るくなって行く様を、大勢の登山者達と山頂にて見守り待っていた!
そして、ピカッと最初の光が現れたと同時に、
山が…白山が…グラグラっと揺れたのである!(*_*)

しかも2回続けて…

ご来光だ!\(^o^)/…あっ地震だ!(>_<) …お~っ!(*^^)v …わ~っ!(~_~;)

こんな感じだった!

早朝5時7分頃、静岡で震度6弱、負傷者多数とのニュースを、この日の夕方見て驚いた!
石川県内は輪島、加賀などで震度3、白山市は震度2 だったと新聞に書いてあった。
震度2じゃなかったら、いったいどうなっていたのだろう?と考えると…



(05:02)…ご来光5分前…槍ヶ岳がクッキリ見えていて感激!
北アルプスや御嶽山、乗鞍岳も雲海に浮かんでいた。
同時に何処かの山頂で、ご来光を待っている雲上人口はどの位いるのだろう?
白山が見えて、感激している人もいるだろうか?^^;



(05:07)…ピッタリ同着だった、ご来光と地震の瞬間。



(05:11)…足元の岩が赤く染まる!眼下の別山にはかすかに光が届く!



(05:14)…雲海の上を光が走り 一気に明るくなった!



山頂で、ブロッケン現象と不思議な虹に遭遇。。。



ブロッケン現象…少し離れて見れば、より分かりやすい。
小さくて判り辛いが、ガスの流れが速くて、出たり消えたりの繰り返しだった!



ブロッケンのすぐ後、雲海にかかる二重虹…こちらも離れると見やすい。
白山の影が霧中に写り、色は薄いがガスがす~っと走るように、目の前で虹の形を作った!



下山途中、爆音と共にヘリを目撃
ゴミは全て持ち帰りだが、月に一度ペースで、人間が落して行く物の処理^^; が必要と言うことでした。
私達には日頃馴染みの薄い乗り物だが、山にはヘリが必需品のようだ!



室堂に下りてきたら、目の前に再びス~っと現れた(@_@) ここでも霧の虹が
自然が織りなす連続技に身動き取れず ^^; しばし固まる。
バカちょんコンデジでも、広角が威力を発揮!!

おっと!そこのお二人さん!頭上に虹が出てますよ~気付いてますか~?


不思議と言えばもう一つ。。。



朝露キラリ…露の花?

不思議な現象…朝から快晴で、雨が降った訳でもないのに
この細い植物だけが、まるで空中から集めたように水滴を抱えていた!

もしや私に魔力でもあるのでは?… とでも思いたくなるような
色々な出来事に遭遇しているこの頃だ(^^;



雲上の白山室堂平…今年も楽しいひと時をありがとう(^-^)
下山途中で「ウソ」のツガイも目撃!初めましてのウソさんでした。


来年もまた来れますように!(^人^)ポンポン…

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ハクサンコザクラに会いに白山へ

2009年08月19日 | 百名山の山

満開の ハクサンコザクラ と霧の南竜ヶ馬場

お花畑の白山登山
幻想的だった白山登山

8月10日(月)  ~11日(火)  お花畑の白山登山
――――――――――――――――――――――――――

今年も行って来ました!夏山白山  …今回で4度目となりました!
石川県が誇る白山へ、毎年同じような時期に行っているのには少々訳ありで、
何と言っても「ハクサンコザクラ」に会いたいが為と言うか…^^;
私のハクサンコザクラとの出会いは4年前!白馬岳の帰りに白馬大池を通った時
山歩きにも慣れず、皆さんから遅れをとっていたので、急いで一枚、たった一枚撮った画像に
余りの可憐さに、一瞬で一目ぼれしてしまったのでした(*^^*)v


その時の画像がこれです↓


そしてそして、本場白山で再び出会い…

以来毎回会いに行き、今年も上の画像のように、運良くちょうど満開になっている場所を見つけました!
ハクサンコザクラは雪解けからちょうど10日後から咲きはじめて
見頃もやはり10日くらいで終わりだそうです!
それが証拠に昨年群生していた場所には跡形もなく、今年は下山ルートを変えて
少々遠回りだったけど、誰に教えてもらうでもなく、群生を見つけられたのはラッキーでした(^-^)




ハクサンコザクラ
…今朝の日射しを浴びて、一斉に咲き始めたと思われる。



ハクサンコザクラ…まだほんのり、花びらに朝露が残っていた。


白山はお花の宝庫…


数えきれない種類の花を見て、数えきれないくらいの画像を撮りました!
特に群生していた花や、特に気になった花だけアップします。



 
クロユリ…ほとんどは終わっていたが、雪解けの遅い場所で見つけた!


 
サンカヨウキヌガサソウ…花は終わり実になっていた!(秋の気配)



クルマユリ…朝露が残り、生き生きして綺麗だった一輪。



アザミ とおまけのミツバチさん…アザミはもっと毒々しい色だと思っていたので意外だった!
今咲き誇る!と言ったところの開き具合で、色の綺麗さにも引かれた。



ニッコウキスゲ…ニッコウキスゲは一日花と言われていて、次の日には萎んでしまう!
今回の白山では、ニッコウキスゲの群生地を多く目撃した。



ハクサンフウロ…登山道の両脇に群生。



シモツケソウ…白山で一番多く目にした、線香花火のような花。


 
チングル…同じ場所でも花が終わっていたり、ちょうど咲いていたり…
斜面や雪解けの影響で、花の時期が大きく左右されていると言うことが、目に見えて分かった。



コバイケソウの大群生(弥陀ヶ原)と別山尾根
コバイケソウは数年に一度、大満開になるらしいが、それはもしかして今年?



カライトソウ…先の方から糸のように弾けながら、順番に咲いているようだ!
花びらの重みで頭(こうべ)を垂れ、カンザシのような出で立ちが愛らしい。



ダイモンジソウ…比較的水の流れがある場所に多く咲いていた。


 
コイワカガミ                    アオノツガザクラ


 
タカネマツムシソウ                 キツリフネ


 
イワイチョウ                咲き終わったアオノツガザクラ?


 
イブキトラノオ                  イワギキョウ



横に生えながら上に伸びる植物(10cmくらい)…いったい何者だろう??



幻想的だった白山登山へ続く…



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燕岳~大天井岳(蛙岩)まで

2009年08月18日 | 長野県の山

8月2日(日) ~ 3日(月)中房温泉~燕岳~大天井岳(蛙岩)まで。
――――――――――――――――――――――――――――――――


1日目<雨の登り…中房温泉~燕山荘>
2日目<快晴の表銀座を歩く…燕岳~大天井岳(蛙岩)まで>


高山病の一種らしいが、私の場合どんなに疲れていても山小屋ではほとんど眠れない…
何時だろう?と、何回も携帯の時計を見ていて夜中の3時頃、部屋の窓から空を見上げると、
雨はすっかり上がり、昨夜とは打って変わって満天の星空が広がっている!

思わず外に飛び出した!

天の川がクッキリ…3年前、北海道で見た星空が生涯で一番と思っていたが
それに匹敵するほど眩く、空の宝石と言う言葉がピッタリの美しい輝きだった!



飛行機が2基飛んで行くのが見えて、流れ星も2個流れた!
星にうっとりしながら、今朝のご来光が期待できそうで嬉しかった(^-^)v



(04:46)…夜明け前の雲海と、日本一の富士山と南アルプス(日本で二位の北岳も見える)



(04:56)…ご来光の瞬間、槍ヶ岳と穂岳連峰の頭を朝陽が照らす



(04:58)…静寂な雲海の中にご来光…期待したほど赤くはならなかったが
一粒の宝石のように、ピカッときた瞬間の強烈な光は、何度見ても感動する。



日の出からわずか10分ほどで、偉大な太陽が大地を大きく照らしはじめる。
手前は燕山荘から大天井岳や常念岳へと続く、北アルプスの表銀座と言われている稜線。



手前の稜線の途中にある大きな岩の塊が「蛙岩」だ!
そこまで行けば、槍ヶ岳がより間近に見えるだろう(^-^)



ご来光を見ていた山荘前の展望台より、燕山荘と燕岳
山荘入り口受付は中央の建物、山荘は二つあるように見えるが、室内階段で繋がっている。

案内された時に、かなり階段を上がった気がして、いったい何階建てだろう?と不思議だったが
辿りついたところも1階だったと分かり、地形をうまく利用して計算された造りに感心する。
この際どい岩場で建物を維持するために、雪解け水や雨水の流れも、
パイプなどで集めて、影響のないところに流す工夫もしているとの事だった!

それほど広くはないが、山荘の下にテン場があり、この日は学生らしき若者で賑わっていた。


燕山荘にて5時半から朝食後、燕岳山頂へ。。。

燕山荘から燕岳へは1km30分、標高差82mでラクラク…
山頂にたどり着くまでのパノラマが素晴らしいので、途中で私の体は何度も360度回転しながら登った!




燕山荘から10分程でイルカに会えた!…イルカ岩と槍ヶ岳…お気に入り画像(*^^*)v

○○岩と言うのは良く聞くが、これほど言葉通り、リアルに見えるのは珍しい。
早朝6時過ぎの太陽光の作り出す影が、リアルさをより後押ししているのかも!
そしてこの青空がなければ、こんなに綺麗に見えることはないかも知れない。
影波から青空に向かって、今飛び出して来たイルカに見えるだろうか?
3000m級の槍ヶ岳よりも高く……私の空想に金メダル賞をあげなくちゃ(*^^*)v




イワギキョウとコマクサ群生(花は終盤に近かった)



今年のコマクサは小振りで、余り成長しなかったと山荘のオーナーが言っていた!
それでもここまで育てる為に、毎年手入れをしているとの事だ。



美し過ぎる燕岳、青空に映える!




中央ピークが燕岳山頂…花崗岩が砕けると、まるで南国の白い砂浜のようだ!
ここにイルカがいたとしても納得(^_-)




メガネ岩と槍ヶ岳…小さくて判り辛いが、左のメガネの穴に燕山荘を入れて見た^^;



山頂へ行く途中で後ろを振り返った、山荘の東方向
富士山を真ん中にして、八ヶ岳連峰と南アルプスが雲海の上に浮かんでいた!




燕岳山頂より…燕山荘~大天井岳~常念岳への稜線と、槍ヶ岳
山頂はそれほど広くなく、写真を撮るのにも順番待ち、団体さんを一枚に収めるには技がいりそうだった。
つい長居したら皆さんに声をかけられて、カメラマンから抜け出せなくなってしまった^^;

 

燕岳山頂より、北燕岳方面
東沢乗り越え下山ルート
となっていて、中房川沿いに中房温泉に戻れる!

増水などにより危険度も高く健脚向きで、距離も9.1kmと長く時間もかかる為、
この日、誰も下山する人はいないようだった。

コマクサの群生地があり、雷鳥の親子も住んでいるらしかったので
時間があれば、北燕岳まで行ってみたかったのだが、
やはり表銀座と言われている、大天井岳方面の魅力にはかなわない^^;


 
燕岳山頂を示す石(三角点かな?)…北燕岳の後ろに立山連峰と剱岳が聳えていた。



帰路、燕山荘近くで、イワヒバリに出会った!
チュルリチュルリ…と綺麗な声で鳴きながら3羽ほど飛び交っていた。
木に止まることはなく、森林限界より上の岩場で、餌を探しながら生息しているらしい。



燕山荘経由で表銀座の稜線を歩く。。。


燕岳が女王様で、王様は槍ヶ岳だと、山荘のオーナーが言っていたのだが
私達のように燕岳ピストンと言うグループは少なく、ほどんどの皆さんが
常念岳や蝶ヶ岳方面、槍ヶ岳方面への縦走計画を立てていた。

二泊出来ない理由もあったのでしかたないが、縦走の皆さんがチョ~羨ましい!
…という訳で、帰りの時間を逆算しつつ、大天井岳の蛙岩を過ぎた、大下り手前まで行ってみることにした。



表銀座のパノラマ



蛙岩と槍ヶ岳、穂高連峰



カエルには見えないが蛙岩?




ここから見る槍ヶ岳は素晴らしい!孫槍や小槍もはっきりしている。



 
岩を垂直に繰り抜いたような登山道を過ぎて、振り向くと燕岳がガスに飲み込まれようとしていた。
今朝、東側一面に広がっていた雲海が、暖かさでさらに上空に伸びようとしているようだった。



前方にも雲海が迫って来ていたが、
よく観察していると、稜線にぶつかって上に伸び円をかいて東側にまた戻っている!
まさしく壁にぶつかって退散して行く様を見ているようで、海で見る防波堤のような役割りだろうか?^^;


大下り手前で、燕山荘に引き返す!



燕山荘前、雲上のカフェ…下山前にここでモーニングコーヒー(500円)を飲んだ
先を急ぐ縦走も良いが、ここでゆっくり出来たことも、また良い思い出だ!


帰路は天然のミントシャワーを浴びながら…^^;

10時過ぎに下山を開始、登山口の中房温泉には13:50分頃に到着した!
東側に迫っていたガスが晴れず、ずっと視界のないガスの中の下山だったが

山頂での素晴らしかった光景が頭から離れず、この先何があっても「まぁ良いかぁ」の世界。
合戦小屋ではお約束のスイカを頂き、国民宿舎「有明荘」でのんびり温泉のお風呂を満喫し

苦労したことはすべて忘れて、車の中では快晴の雲上で過ごした事の話題のみとなった!



立派な宿泊施設「国民宿舎 有明荘」…大きな気持ちの良い露天風呂がある。
ゆとりのある登山者や団体さんなどは、ここで前泊や後泊をするようだった!

燕山荘の管理下にあるらしく、オーナーがここのお蕎麦が美味しいと勧めていたので
是非賞味しなければと期待して来たのだが、何と!お食事は昼2時で終了です!と店員さん。
時計を見たら2時10分だった!…えっ?…え~っ!…ガッカリ…(-_-;)

と言う訳で、信州の美味しいお蕎麦を食べ損ねてとても残念だったけど、
ここでまた山頂で遭遇した全ての素晴らしい光景を思い出し、
まぁ良いかぁ… (*_*; …と、帰路に着く。



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中房温泉から燕岳

2009年08月09日 | 長野県の山

 イルカ岩と槍ヶ岳


8月2日(日) ~ 3日(月) 中房温泉~燕岳~大天井岳(蛙岩)まで。
――――――――――――――――――――――――――――――――


年に一度夏山登山のグループで、今年の一泊登山は北アルプス燕岳と決まった!
白山から始まり、白馬岳、蝶ヶ岳、槍ヶ岳、唐松五龍岳…そして燕岳…数えればもう6年目だ^^;

この内、満天の星空が2回、ご来光2回、美しい夕焼け2回、
小雨や濃いガス阻まれて登山道が見えず、山頂を目前にして諦めたのが2回(-.-)

で…どれも 「確率は3分の1」 と言うことになる!…今後の教訓にしよう!

6回の中でブロッケン現象が1回、虹が出たのが1回、雷鳥に出会えたのが1回…
そしてカッパを着たのは4回…もしやダントツ1位?^^;
往復カッパを着た記憶はないので、やはり雨も3分の1の確立だ!

今回も最後まで天気予報を気にしつつ、梅雨明け宣言のないまま小雨決行の山行きとなった。


1日目<雨の登り…中房温泉~燕山荘>

前日の夜9時半頃に金沢を出発して、中房温泉第一駐車場に到着したのは夜中の1時半頃だった!
<安曇野市観光課のHP、中房温泉<無料>駐車場詳細図はこちら

第一駐車場に仮設トイレが2個あり!ちなみに中房温泉から燕岳山頂まで携帯が通じたのは、ドコモのフォーマのみでした!

すでに登山口は標高1452mで、カーブ連続の山道を車で急激に上って来た為
女性2人が、到着直後から頭痛と吐き気(-_-;)に襲われていたことと
仮眠後、夜明け前から雨の為、様子を見ながらカッパを着て、予定より遅い6:45分に駐車場を出発!



駐車場から徒歩10分で、立派な水洗トイレ(左の建物で無料)がある、登山口の中房温泉に到着した。
中央の階段を上がって、建物の間を進めば登山道。
中房温泉(標高1452m)から燕山荘(標高2680m)までは、標高差は1228m、距離は5.5km。
トイレなど最後の身支度を整えて、7:10分に登山口を出発した。

温泉登山口から1km登ると第一ベンチ(10m下った場所に湧水の冷たくて美味しい水場あり)
1.7kmで第二ベンチ、2.7kmで(燕山荘までほぼ半分)第三ベンチ


第三ベンチを過ぎた辺りから、木の根っこが張り出した登山道が目立つようになる。


更に3.1kmで富士見ベンチ、そして3.8kmで合戦小屋があり、程よい休憩を入れて安心して登れる。
途中で一時大雨にあったが、滑る岩場もなく登山道も整備されており
聞くところによると、日本3大急登とか!そうは感じさせない道のりだった。



10:45分、合戦小屋に到着…ここは休憩と食事とトイレのみ!

休憩専用の小屋と言うだけあって、内に外に、休憩用のテーブルがたくさん置いてあった。
そして雨にもかかわらず、地元産だと書いてあったスイカが超人気!

中房温泉からここまで、荷物専用の滑車があるので、スイカが名物となったようだ。
八等分のスイカが一切れ800円…つまり丸一個買いだと6400円かぁ^^;
味塩付で、汗をかいた後の水分と塩分補給には持って来いだが
スイカは帰路の楽しみに取っておき、私達は暖かいコーンスープ(600円)を注文した。
隣でカップラーメン(350円)を注文していたが、3分お待ちくださいと店員さん
何とお湯を入れて、直ぐに食べれるようにして出してくれたようだ!
この山には重い水もお湯を沸かす道具も、必要ないかも知れないなぁ…
登山口が温泉地で、合戦小屋までは滑車があるのだから、初心者にはとっても優しい燕岳だ!

合戦小屋でゆっくり昼休憩後、11:30分に燕山荘目指して出発!
程なく合戦の頭(三角点とベンチあり)で、ようやく歩きやすい尾根上に出たが、小雨とガスで視界はなかった。



花を愛でながら…小雨でもより一層可憐で心を癒してくた花たち。


    
①           ②           ③           ④
    
⑤           ⑥           ⑦           ⑧
   
⑨           ⑩           ⑪           ⑫
   
⑬           ⑭           ⑮           ⑯ 

①ウサギギク ②コケモモ ③ゴゼンタチバナ ④コバイケソウ ⑤アオノツガザク⑥トリカブト ⑦カラマツソウ
⑧ウラジロナナカマド ⑨       ⑩シナノキンバイ ⑪アキノキリンソウ ⑫        ⑬イワカガミ 
⑭ハクサンシャクナゲ ⑮チングルマ ⑯ハクサンフウロ 


12:40分、燕山荘に到着。



お花畑とガスの中に、燕山荘が見えてホッとする。

合戦の頭からは、晴れていれば気持のよい尾根歩きとなるのだろう…
雨は霧雨に代わり、辺りは気持明るくなってきたが、相変わらずここまでの遠景視界はガスのみ!
標準タイムよりはややオーバーだったが、やはり日本の3大急登!無理は禁物!
見た目では何も感じないが体は正直、いつもより心臓がバクバクすると言うメンバーがいて
足を止めてしばし立ち止まるパターンを、何度も繰り返した為のタイムだったが
山は色んな意味でハプニングを想定して、
ベテランと言えども早めの行動、余裕の時間が必要だ!



燕山荘前に、燕岳までは1.0kmとの案内板があったが
濃いガスがかかり、誰も山頂を目指す人はいないようだった。
先に宿泊の手続きを済ませて、山頂行きは様子を見ることにした。



燕山荘建物の歴史は古いらしかったが、
太い丸太や針を利用したログハウス風…頑丈そうで綺麗で趣あり!



今日は混雑がないらしく、畳3畳の区切りの部屋に3人で寝ることとなった。
山小屋独特の2段部屋になっているので直立は出来ないが、天井もまぁまぁ余裕の高さがあり
カーテンを閉めれば、ちょっとした個室のイメージでした(^^)v

「水不足なので無駄にしないように!」との張り紙はあったが
「洗面所の水は飲み水なので、ご自由にお持ち帰りください」との案内もあった。
ちなみに枕は6個置いてあったので、混雑時は6人部屋となるのだろう^^;


小雨では散歩に行く気にもなれず、しばし仮眠タイムとなる。
夏用の布団だろうか?折りたたんで寝袋にもなるようだったが、薄くて暖かさを感じない!
直ぐに着替えたものの、雨と汗で体が冷え切っていたせいなのか?
 寝不足にもかかわらず、何故か眠れなかった(+_+) お隣2人は高鼾だったけど…

早到着組の夕食は、5時からだった!
早めの夕食を済ませて、6時を少し回った頃に何気に見た部屋↑の窓…



わっ(^-^)目の前に虹だ!…しかもクッキリ、そして二重虹!



南側の窓に走る!…山荘の東側と南側を囲むように虹が出ていた!

画像では右端と左端しか撮れなかったが、ズーム無しでこの大きさ!
雨は降っていたが窓を開けて見上げると、虹は上で丸く繋がっていて、4分後にはス~と消えた。
夕焼けの代わりに現れた、思わぬ4分間の虹のショータイムに感激!(^^)v


燕山荘が登山客に人気なのには秘密があった!

夜7時から、オーナーによるアルプホルンの演奏会があった!
登山の注意事項なども交えて、北アルプスや燕岳の魅力を紹介するスライドもあり、
話し上手なので、ほとんど泊り客全員参加で、大いに盛り上がった。

賢い登山の仕方や体調管理など、富山HCにて多少は会得していたので
それほど目新しい情報などはなかったが、一つだけ心に響いた言葉があった!

「 登山とは、魂に栄養を与えること… 」

大自然の風景と共に、花や鳥や野生動物、星や夕日、ご来光…それらを体で感じることに意味があることを
ここで初めて、言葉として聞いたような気がしてハッとした!
まさに今まで、魂に栄養をいっぱいもらって帰っていたと思うから(^-^)


2日目<快晴の表銀座を歩く…燕岳~大天井岳(蛙岩)まで>


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