雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

夢創塾登山口より大地山(1167m)

2013年03月23日 | 富山県の山



            2013/3/20(水祝)  残雪の大地山(1167m)            富山県朝日町


金沢森本IC(6:00)→朝日IC(6:55)→夢創塾登山口(7:15~30)→638P(8:45)→
大地山山頂(11:10~50)→夢創塾登山口(14:15~30)→金沢森本IC(15:50)


夢創塾登山口より、標高差約1000mの大地山へ。。。


KHCメンバーKさんから久しぶりのお誘いを頂き、4人で富山県朝日町の大地山へでかけた。
前日に、さて地形図の印刷を!と思い探したが、山名が載っていない!
某ブログを参考にさせて頂き、初雪山への通り道にある標高1167mピークが大地山だと知った。

登山口の夢創塾は、朝日ICから朝日小川ダム方面へ20分程走った場所にあった。
ダムへと続く県道45号線から左手の小川沿いに青い橋が見えてくるので、橋を渡り未舗装の道路から直ぐ。
人懐っこいヤギさん2頭が出迎えてくれて、奥ではガァガァ…カモさんが数羽、水遊びをしていた。
尚、夢創塾が営業していたら、車は夢創塾から少し先の空き地に止めるのが良いようである。

登山口案内は、針金で杉の木に括り付けた小さな看板のみで「大地山登山口 上り3.5H」と書かれていた。
その看板も携帯基地局の工事中で若干分かりにくくなっていたが、目印は天然杉を利用したログ風の小屋!
4畳くらいの小さなものだが、宙に浮いていてユニークで手作り感があって、最初に目を引く。

いきなり急登とは、大地山の為にあったのかと思う程の「いきなり急登!」な登り始めである。
まずは20m程のロープから、638ピークまでは急登が続いたが、この日は春の陽気だった事もあり、
一斉に花開いたように満開のマンサクが多く見られて、心和まされる登山道でもあった。

標高500m位から残雪となったが、固いザラメ雪であり、つぼ足でも沈まない。
山頂までずっとつぼ足で行けて、帰りは雪がやや緩んだが、やはりつぼ足でOKだった。

鍋倉山付近から新しいカンジキの足跡に気付き、先行者がいる事を知った。
眺望や写真を楽しみながら登っているようで、途中で負い越した3人のパーティはNさんの知り合いだった。
この日の大地山登山者は、我々との2組のみで、静かな道中でもあった。

山頂では日差しが全くなく、おまけに強風で、寒くて留まる事ができない状態だったが
Yさんが、持参したスコップで頭がすっぽり埋まる位の深い穴を掘って下さり、穴の中で過ごす事に!
テルモスのお湯で暖かいスープを作り、4人でくっついていたので、40分の昼休憩を過ごす事ができた。
下りの鞍部(風のない場所)で、鍋を囲む3人を発見!やはり山頂での休憩は寒くて諦めたようだった。

山頂で綺麗に見えていたのは稜線の先の初雪山だけで、見たかった剱岳や遠望はイマイチであったが
朝日岳や雪倉岳が薄っすら見えていたので、晴れたら素晴らしい眺望だろうと想像ができた。

登りではコンパスを見ながらほとんど迷う事はないのだが、帰路では要注意が1~2ヶ所あった。
真っ直ぐ行ったら、発電所のある夏道の方に下りるようだったが、夢創塾からは大きく離れてしまう。
大地山歴3回目のKさんNさんが一緒だったので、今回はとても安心であったが
いつも思うのは同じ事で、自在に歩けるカンジキ登山の下山では、尾根の見分けが大事であり
登りで大きくカーブする場合は、後ろを振り帰ってその光景を記憶に留めておきたいものだ。

一人登山をした千石城山では、方向転換時は振り返った記憶とカメラにも撮って、二重に警戒したのだったが
人が大勢いると、着いて行く事に精一杯で、ついつい何も考えない私。。。反省(>_<)

一番の難関は638Pからの下りであった! 特に雪が途切れた下山口までの標高差250m程は
枯れ葉が浮いていて滑る滑る。。。尻もち一回。。。靴も泥んこ。。。
積雪がある時期の方が苦にならず、この急登もカンジキでザクザク下りて来られたかも知れない!

下山してきたら、夢創塾の管理人さんにお会いしたので、美味しい湧水を飲ませて頂き
山頂ではスッカリ忘れていた集合写真を、夢創塾の看板の前で撮って頂いた。

こちらのカメラでもう一枚撮らせて下さい!と言われ管理人さんのカメラでもパチリ!
後に 夢創塾ブログ を訪問してみたら、3月20日は夢創塾始動の日であり、ブログに我々4人の姿が!
今度、お礼のコメントを書き込んでおこう。。。(*^^*)



携帯の山旅ロガーでGPS軌跡をとってみた。山頂で携帯の電源が切れたので、下りで一部電波飛びあり!
帰路に(朝日IC過ぎまで)ログを切り忘れたので、青い橋を渡った部分も記録されている。





写真は後ほど追加予定(^^ゞ







2012年8月から2013年3月まで、半年以上ブログアップをサボっていたので、
日付の順番がバラバラだけど、自分の記憶と記録の為に少しづつアップしていきます。



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高鷲スノーパークと大日ヶ岳

2013年03月10日 | 北陸&長野県以外の山

大日ヶ岳山頂から白山、別山、三ノ峰…


      2013/3/6(水)  高鷲スノーパークと大日ヶ岳 (1709m 日本200名山) 

          

今冬はダイナランドと高鷲スノーパーク、ついでに大日ヶ岳カンジキ登山と決めていたのだが
2月のお泊まりスキーは栂池高原に変更になったので、大日ヶ岳は諦めていた。
ところが3月に入って、高鷲スノーパークに日帰りスキーに行く事になり、予定復活!!

東海北陸道、ひるがの高原スマートインター下車で牧歌の里前を通り、高鷲スノーパークにやってきた。
途中のR321から大日ヶ岳と高鷲スノーパーク、ダイナランドスキー場の全貌が見えていて
朝一、8時発のゴンドラに乗るため、7時半頃の余裕の到着だったが、既に車は多い。

予定通り朝一番のゴンドラに乗り、山頂駅にスキーとスキー靴をデポし、登山靴とカンジキで山頂を目指す!
前日に積雪があったようで、早朝の雪はフワフワ…ゴンドラ一番の人が早くも快適に滑っていた。
ゴンドラ山頂駅の標高は既に1550mであり、ここからの眺望もなかなかなのだが
ほんの少し高度を上げるだけ、1時間強の登りで全く違った世界、360度の眺望が待っていた。

大日ヶ岳からの白山は、別山が左手前にドンと大きく構えて見えており、いつもの顔とは少し違う。
北アルプスの槍ヶ岳や穂高岳も確認できて、乗鞍岳、御嶽山も鮮明に見えていた。

先行者はいなかったが山頂で単独の男性と一緒になり、写真を撮りあったりして話をしたら
彼は、私達のようにゴンドラ利用ではなく、隣に延びる尾根を下から登って来たのだと言う。
下りでは、スノーシューを履いて登ってくるスノーボーダー5組と擦れ違ったので
雪の大日ヶ岳は、本格登山から手軽な登山、ゲレンデ外スノーボードなど、色々な楽しみ方があるようだ。

ゴンドラ山頂駅に戻り、スキー靴に履き替え、デポしていたスキーで高鷲スノーパークの初滑り!
コースも上々で、3月と言っても雪質も上々、ゲレンデからは後ろに隠れて白山が見えないので、
スキー時間を若干減らして、大日ヶ岳山頂を踏んできた意義は、大いにあり!



ゴンドラ山頂駅から大日ヶ岳(軌跡は参考程度でお願いします)











 
























 


画像のコメントは後日入れる予定(^^ゞ

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