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雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

敦賀富士…残雪の野坂岳(914m)

2024年06月28日 | 福井県の山


3月の新雪……野坂岳(914m)


2017/3/11(土)敦賀富士…残雪の野坂岳(914m)



金沢西IC(7:05)→敦賀IC(8:30)→登山口P(8:50~9:00)→野坂岳(11:15~12:00)
→登山口P(13:05~15)~今庄で買い物~今庄IC(14:35)→金沢西IC(15:40)


3月には珍しく野坂岳山頂はパウダースノー


今冬の山は雪が少ないと聞きつつも、3月に入って(3日ほど前の7日~8日頃)に、山では新雪が積もったようだ。
同じ頃、金沢市内でも3月では珍しく、朝起きたら真っ白、10cm位の積雪があり、夜中の雷も久々凄かった!

今日は土曜日と言う事もあるが、我々が野坂岳登山口 Pに着いた時は、既に駐車場の車は15台位で満車に近く
登り下りで擦れ違ったほとんどの方達は敦賀市内から来ており、足元を見ると長靴スタイルの方が多かった。
野坂岳は、金沢で言うと医王山のような存在で、敦賀の地元では冬に手軽に登れる山として人気のようだ。

914mの野坂岳も積もったかな?敦賀の街に近く積雪から3日過ぎているので、新雪は期待薄かな?と思っていたが
意外や意外、登山口付近はシャーベット状態だったが、746m尾根付近からの雪質は良好 (^^♪
山頂付近では3月とは思えない50cm程のパウダー新雪で、広い山頂も気持ちが良いほど真っ白だった。

そして先行された皆さんのお蔭でトレースはバッチリ!カンジキを持ってきたが、登り下りともツボ足で歩けた。

 晴れたり曇ったりの天気だったが、山頂はまずまずの眺望!敦賀湾と三方五湖、琵琶湖も確認できて
懐かしい敦賀の町並みは眼下(以前に住んでいたので)、一度登ったことのある西方ガ岳も間近に見えていた。



駐車場のすぐ横にある登山口…最初は舗装された林間歩道から入って行く!
それでも「野坂岳登山口」と書かれ、頂上まで2時間30分との案内板が立っていた。



谷川の支流沿いを歩く



一旦支流に下って若干渡渉!ハシゴの階段を登り、トラバース気味に歩いて
パラボラアンテナのような電柱と電力の建物の横を通り、後に尾根沿いに出た!



尾根上はパウダースノー



尾根上では街と湾が見えて来た。


 
避難小屋を兼ねた神舎(と、この時は思っていた)の前を通って直ぐに山頂!


広い山頂に着いた!



パウダースノーの山頂、メンバーで貸切!



山頂眺望①



山頂眺望②


小屋で昼休憩させて頂く!


到着したころの山頂は穏やかだったが、山頂直下に小屋「嶽権現安置所」があったので、ここで昼休憩をとった。
地形図上では神社のマークしかないので、良くある神社の鳥居があるのかと思っていたが、
小屋の中に小さな神社が納まっており、床に腰を下ろせて、冬場の休憩所としてはとても有難かった。


 
避難小屋ではないのかも??嶽権現さまの安置所のようだが、敦賀市スポーツ連盟の担架が壁に架かっていたので
雪山訓練とかに使用するのだろうか??野坂岳に避難小屋はいらない気もするので、色々謎の小屋である (^^ゞ


そして下り…

ツボ足の下りはけっこう滑る!特に夏道が階段になっているような箇所は、油断すると危ない!
夏道ではジグザグに歩く箇所など一部直登している事もあり、下ってみると意外と急登だったんだなぁ・・・
と感じる箇所が 多いのだが、
飛ぶように下りていく先頭の T さんに必死で着いて行ったら、
2時間15分かかった登りだったが、何とあっけなく1時間5分で下りてきてしまった (^^ゞ



尾根上は気持ち良い下り



下りでは地形を見極めて、多少急でも強引にトラバースする!(雪慣れメンバー)



上から見ると迫力が違う、下りの階段。。。



登山者の踏み跡多数で道迷いの心配はなし!



やっぱり最後は泥靴になった (+o+)


下りが早すぎて余裕の時間が出来た!


と言う訳で余裕の時間が出来て、帰りに今庄の造り酒屋でお目当ての日本酒「雪きらら」を買って帰ることに!
隣のお店で今庄の厚揚げもGet!…今回のメンバー(主婦4人)山で遊んだ帰りでも夕食の心配は必須である (^^ゞ 

毎年、同じ頃に野坂岳に登っているという地元のお兄さんの話では、この時期こんなに雪が多いのは珍しいのだとか!
3月に振った新雪が多かった為だと思うが、運よくこんな日に訪れる事が出来てラッキーだった (^^)v

事前の計画ではタイトル通り残雪の野坂岳!に登ったつもり・・・だったけど、新雪の野坂岳に変えるべきか?




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日本海と太平洋の分水嶺の山 … 能郷白山(1617.4m)

2024年06月22日 | 福井県の山


山頂より下山方向の尾根


2015/7/12(日日本海と太平洋の分水嶺の山  能郷白山(1617.4m)

                                      温見峠登山口より(200名山・一等三角点)
 

金沢(600)→温見峠登山口(82040)→能郷白山山頂(1100)→山頂白山神社奥宮祠(1105~昼休憩~50
→能郷白山山頂(1200)→温見峠登山口(13451400)→お風呂(水芭蕉 15351635)→金沢(1735


 
     能郷白山GPS軌跡…往復歩行総距離(5.7km)・7月12日の天気図…台風の影響で日本海側と北海道で猛暑となった。


台風の影響で猛暑日となる!

 昨年、雨天中止となった能郷白山例会、今回はお天気に恵まれた?と言うより台風の影響で全国的に気温が上がった。
12日は猛暑日予報の中、クラブの参加者21名の大所帯となり
、2班編成で行く事にした。(私がリーダーでこの山をチョイス)

ちなみに能郷白山は、深田久弥が荒島岳と能郷白山のどちらを日本百名山に選ぶか迷ったという話が有名だとか!
結局、荒島岳が百名山入りしたが、能郷白山はのちに深田クラブによって、日本二百名山に選ばれたようだ。

 そして、能郷白山は日本海と太平洋の分水嶺となる山、200名山でもあり山頂には一等三角点があった。
今回の登山口である温見峠ルートは、R157号線沿いの福井県大野市と岐阜県本巣市の県境にあり、
駐車場がないので、峠付近の路肩に寄せて駐車する。



能郷白山登山口…温見峠岐阜県側は通行止めとなっていた。

先着の県外ナンバー車が数台止まっており、下山時にも登りの数組とすれ違っているので
 登山口の標高は既に1020mであり、半日でも登れる、まぁまぁ人気の山のようであった。
ちなみに登山口にはトイレがないので、
往復とも途中にある真名川ダムのトイレに立ち寄らせて頂いた。



最初は気持ちの良いブナ林


見つけた!ノウゴウイチゴ??



かと思ったけど、只の草花だった (@_@。ガックシ・・・

ちなみに、ノウゴウイチゴは能郷白山で発見されたことから名前がついた・・・と、以前に知った!


ブナ林を過ぎてからの1時間強は樹林帯の急登だった!


             
ロープありの急登が続く(先頭はB班)      前も急登で後ろも急登!(後続のA班)

薄雲が広がっていたので強烈な日差しは多少和らいだが、ゆっくり登っても皆さん汗だくとなり、
額からポタポタ落ちるほどの汗、30分毎に水分補給の休憩を入れながらの登りであった。



振り向いたら白山!・・・のはずが (+o+)



この辺り、本来なら視界が開けた後方に白山の姿も見えるのだが、
振り返っても福井の周辺の山々と荒島岳が淡く見えるのみであった。




アザミの花ロード。。。

樹林帯を抜けてからは登山道両脇に鮮やかな赤紫のアザミの花が目立った。



 前半の急登とは一変、1492mピーク過ぎからの後半約1時間は、ルンルンの尾根道だった。


能郷白山山頂(1617.2m)に着いた!



山頂は笹に囲まれて眺望はないが、一等三角点があった。



山頂より5分ほど先の、白山神社奥宮祠に向かうも、ガスで眺望なし!(晴れれば360度の眺望)



山頂付近から祠まで、イブキトラノオが群生して咲いていた。


祠前の広場で昼休憩!



白山神社奥宮祠(能郷白山神社)

山頂付近ではガスっていて期待の眺望は無かったが、祠の周辺はイブキトラノオが花ざかりだった。
ガスのお蔭で昼休憩は涼しく過ごせて、今回ばかりは大いに助かった!とも言える? (*^_^*)


下山開始!再び山頂を通る。



山頂を過ぎて下山方向



下山時の眺望も淡い山々であった。


   

   
登山道両脇に一番多く咲いていたのはアザミの花で、コアジサイも多く咲き残っていた。
 他には、ギボウシ、カラマツソウ、トリアシショウマ(?)マルバダケブキ、ユキザサ、オオカメノキ(実)etc 


覚悟の急下り! 



登りでの急登は下りでも要注意!この付近落石しやすいガレ場だった。


 
新入会員2名の初参加登山でもあり、B 班とA班の中間で見守るリーダー(私)(^^ゞ



急下りが終って、登山口目前のブナ林



温見峠登山口・・・21名全員元気に無事下山。


帰宅後、夕方のニュースでは福井市の最高気温が35.7度の猛暑日、金沢市では33.4度の真夏日だったと発表があった。

下山後の反省会でも、思ったよりは登りがきつかったとの意見があったのは、ゆっくりでも体に影響が出る程の暑さと、
標高差にして400m程の連続急登が続いたからだと思われた。
単純標高差が600m程なので、距離はない代わりに、約3分の2が急登の山と言う計算である。

 下山後は勝山温泉センター「水芭蕉」で汗を流して清算後に解散となった。
水芭蕉は、レジャー帰りの猛暑日らしく駐車場は大混雑、天然温泉でトロトロの良いお湯で疲れも取れたのだが、
入浴料金が昨年は510円、今回は一気に650円に値上がりしていた。(^^ゞ




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夜叉ヶ池 山開き登山に参加してきた。

2024年06月02日 | 福井県の山


夜叉ヶ池


2024/6/1(土) 夜叉ヶ池 山開き登山!


山開き神事(8:00~8:30)→登山口(8:45)→夜叉ヶ池(11:05~12:45)→登山口(14:40)



YAMAP地図・・・参考までに


山開きの登山者は22名!


YAMAP使用2回目・・・となるはずだったけど、何と!何と!登山口にスマホの電波が来ていない(^^ゞ
まだYAMAP使い慣れないので想定外、こんな時はどうしたら良いのか?取りあえずGPS軌跡は諦めて出発した!



神事の後、登山口に一礼して出発!


事前に調べた標準タイムは、登り2時間30分、下り1時間55分だった。(結果、登り2時間20分、下り1時間55分)
我々は9名グループで参加!南条山の会メンバー8名+5年振りに歩く1名(つまり私)である。
先日、鉢伏山でひっそりと足慣らしをしたはずだったけど、殆ど舗装道で、今回の本格登山道とは格が違っていた!
石川県に住んでいた時も、三周ヶ岳を含めて2回登っており、勝手知ったる山のはずだったが、ブランクはでかい(+o+)

登りは太ももパンパン、下りは膝ガクガク・・・健脚の皆さんにやっとやっと着いて行ったのである。



ブナ林


前日の昨日は一日雨だったので、登山道は濡れていて眼下の沢は遥か下、落ち葉の集まった箇所は(特に下り)転落注意である。
登山道の花は季節柄、ギンリョウソウとまだ蕾のヤマアジサイ、今は花が終わっていたけど、シャクナゲ畑もあった。
誰かが「姥ヶ岳の平家平」に負けてないよと言っていたブナ林も多く、曇り空の6月の風は涼しく、気持ち良く歩けた。


 夜叉滝


岩谷のトチノキ(右奥)



「夜叉滝」を左手に、300年もの「岩谷のトチノキ」を右手に、清流の流れる音を聞きながら、ここで一息!


登りの途中で誰かに、足吊ってな~い?と聞かれて、返事をする前にアレ飲んだ方が良いよ!と言われて
誰かがサッと出してきたのは「ツムラの芍薬甘草湯」、足吊って無かったけど、気持ちに感謝して飲むことにした(^^ゞ



何度見ても神秘的な「夜叉ヶ池」



夜叉ヶ池(地形図では標高1100m位)



ヤシャゲンゴロウ

<現地看板より>全国でもこの池だけに生息する水生昆虫で、成虫の大きさは15~16mm、産卵から約40日で成虫になる。

成虫の餌、モリアオガエルのオタマジャクシ・水生昆虫。弱ったイモリやカエルなど、幼虫の餌はミジンコ類



夜叉ヶ池展望所



三周ヶ岳(1292m)



岐阜県側・・・現在、登山口近くの車道に倒木(通行止め)で登れないらしい(徒歩OK)


夜叉ヶ池にはひな壇のような、木製の広い休憩場所があるので、足を伸ばしてのんびり過ごせる。
夜叉ヶ池山(1206m)まで登る人、途中の夜叉丸まで行く人、池で過ごす人、それぞれ・・・私は少し登って上から池を覗いてみた。
1時間40分の昼休憩となり、普通は有り得ないけどこんなに長く過ごせるのは、やっぱり夜叉ヶ池の魅力である。
モリアオガエルの白い卵の塊が、見えるだけで数十個、イモリが目立って泳いでいたが、ヤシャゲンゴロウも見つけた!

南越前町からの登山道は北側を歩くので、日の当たらないジグザグ急登や沢渡りなど、気の抜けない個所もあった。
夜叉ヶ池到着の頃は、雲も半分消えて青空が見えてきた。直射日光だと、かなり暑かった

帰路は・・・若い女性に「久しぶり登山なら明日は筋肉痛やね!」と言われたけど、筋肉痛が出るのは明後日の見込み(^^ゞ




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赤兎山(1629m)へニッコウキスゲを見に行く。

2024年05月31日 | 福井県の山


赤兎山のニッコウキスゲ


2017/7/6(木赤兎山(1629m)へ  ニッコウキスゲを見に行く。。。

 
自宅(6:30)→登山口P(8:25~40)→登山口(8:45)→小原峠(9:35)→大舟分岐(10:20)→
朝兎山山頂(10:35~50)→避難小屋展望台(11:20~12:30)→赤兎山山頂(12:55)→大舟分岐(13:10)
小原峠(13:40)→登山口P(14:15~25)~白峰総湯~→自宅(17:10)


2017年は裏年か?蕾もあったが全体的に花数は少なめ!


昨年の同時期(2016/6/30)梅雨の晴れ間に、「三ツ谷~赤兎山~杉峠経由で」赤兎山を歩いている。
今年はトレーニングも兼ねて、ニッコウキスゲの花を目的に、福井県の勝山側からピストンで登ってきた!

いつものことながら、R157から入る林道の途中ゲートで協力金(1人300円)の徴収があり、その際にチラシを頂く。
何々?ゲートの開放は朝7時から夕方5時まで…えっ?何時から??今までそんな規定はあったっけ?
つまり早朝到着しても入れないし、帰りが遅くなっても通れない…と言う事になったと言う事か??
赤兎山には何度も来ていたが、今まで気付かなかっただけなのか?チンプンカンプンの私である(*^_^*)

赤兎山だけなら何の問題もないのだが、もしも大長山と赤兎山の両方を歩きたい場合は、早めの到着が望ましい!
実際に、大長山から下山した男性2人と大原峠で出会い、5時までにゲート到着は厳しいので赤兎山は諦めると話していた。
駐車場の問題はあるが、石川県民は三ツ谷の越前禅定道登山口から入るのも、悪くない選択だ(^^ゞ


2時間ほど走って登山口に着いた!


 
駐車場では青空                      登山口



ジメジメした季節なので、ギンリョウソウがあちこちでお出迎え!



沢になっている登山道が2ヵ所ほど・・・
 


小原峠



峠から10分ほど登ると、いつもの季節のいつもの光景!モリアオガエルの卵がいっぱいだった。



池にダイブ!始まっていました!



いつも通り過ぎるだけの山頂!…標高1628m
今日は青空のはずだったけど、この場所は360度真っ白で、経ヶ岳も白山も見えません(^^ゞ


 
空は見えなくても、足元の花は良く見えます!



蕾が多く花も綺麗な個体でした。

 

秋には美しい!この場所(^^♪



赤兎山に来たら、いつもは避難小屋が最終目的地だけど、その先も2回ほど歩いた記憶あり(^^♪



避難小屋前あたり、まぁまぁ咲いていた。



避難小屋手前の赤池湿原・・・ここにもモリアオガエルが生息!



ウラジロヨウラク大輪・・・花は満開!



ササユリは蕾が多く、開いていたのは数輪のみ!
 

やっぱり花数、少なめだった。

2017年は雪解けが遅く花も遅いと言われているようで、赤兎山のニッコウキスゲもまだ蕾が多かったのは事実だが、
それとはまったく別で、全体的に花数が少ないように感じた!(登山者の誰かが裏年かも?と言っていた)
昨年は咲いていたササユリも殆んどが固い蕾で、開きかけていたのが1~2輪だけだった。
大長山経由の方に聞いてみたら、やはり大長山のササユリも蕾ばかりで、ニッコウキスゲも少なめだったとの話である。

今日は、赤池の地塘周りや避難小屋の周辺のニッコウキスゲがポツポツ…昨年は真っ黄色に見えていた記憶である。
自宅に戻って昨年の写真と比較しても一目瞭然!やはり、コバイケイソウのように裏年と表年があるのかも?

白山はガスと雲で霞んでいて眺望は無かったが、雨が降らず見頃のニッコウキスゲに出合えた事には大満足(^^♪
全体的に花数は少ないと感じたが、固い蕾も多く見たので、今年はパラパラと咲いて意外と長く楽しめるのかも知れない。

久し振りに白峰総湯(トロトロの良いお湯だった)によって汗を流し、帰路に就いた。



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今庄365スキー場~鉢伏山

2024年05月23日 | 福井県の山

鉢伏山山頂


2024/5/22(木) 今庄365スキー場~峠の茶屋~鉢伏山(標高761.8m)


今庄365スキー場(9:05)→峠の茶屋(9:45~50)→山頂(10:20~11:05)→分岐で車道に入る
言奈地蔵(11:35)→今庄365スキー場(12:00)


色々あって、5年ほど山から遠ざかっていたのだったが、6月1日開催の「夜叉ヶ池山開き」に誘って頂き
久し振りに参加を決めたのは良いが、毎週のように山に登っている皆さんに着いて行けるか不安(+o+)
と言う訳で、未踏みの山ではあったが、自宅からも近い「鉢伏山」へ足慣らし山行に行くことに前夜急決め!

急で大変!何と言っても長年しまい込んであった「登山靴・ザック・ストック・雨具・帽子・服・靴下etc…」
長い間履いていなかった登山靴や古いスニーカーで、靴底がパカッと剥がれた経験があるので
単独見踏みの山の道迷いより、引っ張り出してきた道具がちゃんと使えるのかが最も心配であった(^^ゞ

今庄365スキー場に到着して、登山準備をしていたら「365温泉やすらぎ」のスタッフの男性に声を掛けられた。
どのコースを登り下りするのか?下山時間は何時頃か?とまぁこんな話の最後に熊鈴は持っているか?
あっ!そうだった!昨秋はクマの目撃情報が頻繁にあって、一人歩き(特に夜)は危ないと言われていたのだ!
鈴は自宅にあったのだけど、そこまで頭が回らず忘れてきたのである。・・・そしたら「お貸しします!」と言って、
立派な鈴を温泉(事務所)まで取りに行って下さり、気を付けて行って来て下さいと見送って頂いた。


ザックに鈴を取り付けて歩き始めたら、今度はスキー場の芝刈りの仕事をしていた男性に声を掛けられた。
山頂眺望の話の後に、数年前の土砂崩れで、言奈地蔵付近から上は車が通行止めになっているとの情報を頂く!
計画では分岐からの下山は車道を歩く予定だったので、徒歩なら大丈夫かと尋ねたら、大丈夫と聞いて安心する。
皆さん地元の方達なので、何度も鉢伏山に登っておられるとの事、有難い気遣いに感謝である。


 
鉢伏山(3D)GPS軌跡と地図上のGPS軌跡(今回歩いた軌跡)


今回は、低山だけど初めて登る山でもあり一人登山なので、YAMAP(無料会員)に入会させて頂き
スマホの地図を参考に登りました!自分の歩いたログと現在地が分かり、見ながら歩けて有難かったけど
そのログをダウンロードするには、何と!有料会員にならなければ駄目のようです。
が・・・後日発見したのが、3D画像と画面コピーと言う裏技?取りあえず何気に発見したのです(^^♪
と言う訳で、一ヶ所違う方向に行きかけたけど、なかなかリアルな画像のGPS軌跡が取れて大満足!

(昔は、山旅ロガーと地図ロイドを使いこなしていたんだけど、YAMP無料は地図2枚までだし、入会迷うなぁ)


熊鈴付けて準備良し!天気も良し!



スキー場なので広々喉かな登山道、途中からしばらく草が茂る急登!



車道出合から直ぐ、木の芽峠(峠の茶屋)に寄り道



約550年前の家屋(峠の茶屋)人影はなかった。


 
永平寺を開かれた「道元禅師」の墓                     平重盛の墓


鉢伏山の様子をラインしていたら、娘からの返信で情報メールが来た!
峠の茶屋は、秘境に住むと言うTV番組で放映された事があり、その時は前川と言うおじいさんが住んでいたらしい。
平清盛の長男が平重盛で、重盛は前川さんの36代前の先祖との事である。
下山後に365温泉の方に聞いてみたら、先祖の家屋と墓を守って住んでいたおじいさんは、
2年位前に亡くなられたが、
私有地の為、今も身内の方が時々手入れに来ているのだそうです。

平重盛は紫式部の先祖である話が有力説を、チラッと読んだ記憶があったが、真相はどうなんだろう?




山頂直下のクワットリフト終点付近にあった、今庄365展望台…福井と滋賀が一望できるのだとか!
ここ数年は営業していない。


 
木の芽峠分岐からの登山道は、(かなり急坂を覚悟すれば)軽自動車の4駆なら登っていける舗装道で
実際にリフト終点で測量の仕事をしていた、軽トラのお兄さんが教えてくれた。
途中まで左手に並行して、北電の整備道らしき登山道も見えていた。


初めましての山頂に到着!



奥行きあり過ぎ!予想よりかなり広い!朝倉氏によって築かれた鉢伏山城跡地のようだ(標高762m)



一番奥におなじみの看板発見!遠目では白熊さんかと思ったけど、
近くで見ると尻尾長くて可愛い顔!もしや冬毛の白いオコジョ?北はこっちと教えてくれてる。



山頂から敦賀湾一望だけど霞んでいて残念だった!



この~木、何の木…の下で昼休憩!ちょっと寂しかったけど貸切(^^♪
山頂は電波状態が不安定で、下山途中で娘からラインが来た!
ススキの茂みの中に三角点があるらしく、探してみて!との事だったが
もしや、画像をよく見ると、木のやや左に見えている白くて四角いやつ?だったかも?
久し振りの登山で、いつもは気にしていた山頂三角点の存在も、今日はすっかり忘れていた(^^ゞ


車道出合から予定通り車道を下山!


 
言奈地蔵の案内(ここから300m先)             工事の人が言っていた崩壊した道路
 


車道で楽々…下りてきた~ (^^)/


足慣らし山行としてはゆっくり歩いて、下山予定は13時であったが、12時ちょうどに下りて来られた。
長い間歩いていないので、山筋も衰え膝の負担が心配だったが、いつもよりザックも軽く、意外と元気に戻れた(^^♪
365温泉では熊鈴をお返しして、お互いのスマホの画像を見せ合い、しばし山談義!のち温泉で汗を流して自宅に戻った。




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三ツ谷~赤兎山~杉峠周回…紅葉トレイルを歩く

2016年10月25日 | 福井県の山

赤兎山の紅葉と白山


2016/10/23(日)  三ツ谷~赤兎山(1629m)~杉峠周回


秋の紅葉トレイルを歩く。。。


花の時期と紅葉の時期は、その年によって微妙に違うので、花と紅葉を目的とする山行の提案は難しい(*‘ω‘ *)
それでも目的の花に会いたいし、上手く行けば見頃の紅葉にも遭遇できるので、眺望+αの山歩きは楽しい…♪♪♪

そんな訳で、1年前に提案した「三ツ谷~赤兎山~杉峠周回コース」・・・赤兎山避難小屋の先までは何度か登っており
赤兎山山頂から眺める避難小屋方面のメルヘンチックな眺望の雰囲気が大好きで、紅葉時期は特に美しかった記憶である。
避難小屋の少し先、白山展望台から見下ろす杉峠方面の尾根道は未踏でもあり、様子が全く分からなかったので
今年の6月、新緑の頃に同じルートで下見をして、モミジやブナ林が多く、これは秋にも期待できると思ったのであった。

2週間くらい前からずっと気にしていた天気予報は、やっと出た10日間予報から前日までずっと傘マークだった。
てっきり雨で中止だと思って、前日の土曜日に白山に登ったAさん、中止だろう?と、前日の夕方掲示板を見つめていたBさん。
半分傘マークで微妙なので、今回のリーダー(私)はどんな判断をするのだろう?と、密かに思っていたと言うCさん、
参加のメールを頂いた13名の皆さんからも、「今のところお天気が怪しいですね!」…と、一言添えられていた(^^ゞ

そして前日の夕方、石川と福井では予報が若干違っていたが、降水確率40%で曇り予報と変化していたので
前日、土曜日は晴れ予報に変わっても午後に小雨が降った事もあり、多少の雨は覚悟をして実施を決めたのである。

結果オーライ(^^♪・・・白山には雲が多めだったが、当日は半分青空で晴れ間も広がって登山日和となった。
心配していた紅葉も1100m~1300mで見頃!1600m前後の山頂付近は、日々の強風で葉っぱも散り、枯れ色だった。

天気予報の話が長くなったが、4月の千石城山カンジキ登山(私の提案でリーダー)が悪天中止になっているので
久し振りのリーダーでもあり、10日間は天気予報に振り回されていて、ずっと悩ましかった(^^ゞ

本当は何が言いたかったのか?一言だけ!「女心と秋の空」・・・気象庁も把握できないのが秋の空なのだ!



越前禅定道登山口~杉峠登山口GPS軌跡・・・歩行約7時間(昼休憩と小休憩、合計約1時間20分を含む)


集合場所(5:35)→三ツ谷P(6:35~45)→越前禅定道登山口(7:00~50)→川上御前(8:10)→小原峠(8:50~55)
→赤兎山山頂(9:35~40)→赤兎避難小屋付近(10:00~35)→杉峠(12:50~13:10)→白山展望台(13:45~50)
→別山展望台(14:15~20)→杉峠登山口(14:55)→三ツ谷P(15:00~45)→集合場所(16:45)


登山口標高は1080m位、紅葉は期待通り進んでいた。



登山口の紅葉・・・10月12日に登山口の最初の川の渡渉が心配で見に来たが、その時は全く紅葉していなかった。

三ツ谷Pからここ登山口までの林道は4km程あり標高差約280m、歩くと1時間強かかるが、車だと約15分で行ける。
本日は13名車3台で来ており、1台は三ツ谷Pに置き、2台で登山口へ向かった。((8人乗りのワゴン車と6人乗りの車)
但し、林道が悪路の為、車高が低い車の場合は、お腹をする心配もあるので 避けた方が良い。
今回1台が途中でストップし、5名が林道歩きになってしまって、私の車選びの判断ミスで迷惑をかけた(>_<)
と言う訳で、登山口の出発タイムが予定より50分遅れたが、ゆとりのタイムで計画していたので、終わってみれば
下山予定の15時ピッタリに下山した!お天気の崩れも予想されたので、秋の夜長にヘッデンで彷徨わなくて良かった(^^ゞ

2016年は10月23日が、暦の上では霜降(そうこう)と言うらしい・・・
秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃で、朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなったことを実感できて
初霜の知らせが聞かれるのも大体この頃で、山は紅葉で彩られるとの事である。

そう言えば集合時間の5:30分は夜明け前で薄暗くて肌寒く、市ノ瀬付近の道中の気温も11度となっていた。
約10日間で寒暖の差が大きくなり、運良くこの付近の紅葉が始まっているようである。



登山口の渡渉・・・今年の工事期間は終了したのか?12日にはあった黄色の大型ショベルカーが本日はなかった。
川の水量も流れる勢いも全く違うが、石が大量に投入され、何の心配もなく楽々渡れるようになっているのが有難く
6月の下見の時は危険な状態だったので、ここを渡れるかどうかが、この山行のネックだった(^^ゞ



越前禅定道小原峠・・・案内あり。



ホコリタケ発見!・・・キノコの仲間で、つつくとてっぺんの穴から胞子が吹き出てくる。(ツチグリに似ている)



半分崩壊した楽しい登山道もあったりする(@_@。



登山口から20分ほどで川上御前・・・歩くと暑くてここで衣服調整!半袖2名(^^ゞ
川上御前は白山を開山した泰澄大師ゆかりのお社、年に数日だけ(7月頃)ご開帳で扉が開くようである。
泰澄が初めて白山に登ったときの登山道と言われており、もしかして我々と同じように、赤兎山~杉峠を経由
そして、その先の三ノ峰~別山~白山・・・と言う風に、ぐるっと回って白山に登頂したのだろうか?



若干緑が残り、レモンイエローのブナ林の登山道が続く。



ブナ以外もレモン色・・・足元も落ち葉でサクサク



標高1200m付近の紅葉は見頃が続く。。。



小原峠手前までは西俣谷川沿いを歩くので、小さな谷川を渡ることもあったが、
前日に降った雨のせいなのか?苔生した岩が濡れていて滑り、慎重に渡った。


標高1300m付近の紅葉



多少残っていたガスもスッキリ晴れて、日差しが届いているブナ林の紅葉が輝いていた。



小原峠手前、標高1300mを過ぎたところの紅葉、美しくて足が止まる!


1時間の登りで小原峠に到着した!



小原峠直下の短い急登を登り切ったところで、振り向くと白山が雲の上に顔を出していた。


 
峠のお地蔵さんと、小原峠で初めての小休憩!


大長山が燃えている!
 


小原峠から15分ほど登って、標高1500m付近で後ろを振り向くと、何と!大長山が真っ赤である!



ブナ林の間からアップで撮ってみた!今日は大長山への登山も良い感じ(^^♪



小原峠から40分で赤兎山頂に到着した!



赤兎山山頂からの白山と別山・・・頭は見えていたがほとんど雲海の中



赤兎山山頂から、経ヶ岳と雲海に浮かぶ荒島岳、鳩ヶ湯方面からの登山道



赤兎平と避難小屋・・・紅葉はパッとせず、えんじ色で終わりがけだった。



赤池湿原



赤池から避難小屋

計画では避難小屋の先の白山展望台で昼休憩の予定だったが、冷たい風も吹いており
白山も雲に隠れていたので、避難小屋前で風を避けて昼休憩とした。



避難小屋前から赤兎山・・・小屋前と赤池のナナカマドの実が真っ赤で目を引いた。


白山展望台でまたまた足が止まる!



白山展望台からの紅葉と白山



白山展望台から、杉峠方向の尾根



急下りの後、赤兎山と展望台を振り返る!



山頂展望台より、若干下りてきて眺める方がはるかに紅葉が美しく見えた。・・・奥ピークは白山



日差しで益々鮮やかに・・・
 


青と赤・・・北西は青空が広がっていた。



尾根から右手の紅葉・・・南東の空には雲が湧いていた。

前半は大きなアップダウン、中盤からは軽いアップダウン・・・



杉峠(標高1330m位)までの紅葉トレイル



オオカメノキの大きな葉っぱで、鮮やかな黄色のフカフカ登山道


 
今回はキノコ博士がいて、食用キノコから毒キノコまで、沢山の種類のキノコを見つけて名前も教えて頂いた!
上の画像は毒キノコと猿の腰かけみたいなやつ、食用キノコは皆さんの手が早くて写真は撮れなかった!
猿の腰掛は、小さな物が木に沢山付いていて、誰かが「ボルタリングの練習に良いんじゃない?」と言っていた。
私もたいてい発想が豊かなほうだけど、更に上手がいた!大勢で歩いていると個性豊かな話が聞けてなかなか楽しい♪

キノコ博士によると、ナメコの収穫には2週間くらい早いそうだが、クリタケやムキタケ、他のキノコを見つけることができた。
毒と言う事で誰も採らないので、ツキヨタケが大量で、ビックリの大きさのお化けツキヨタケもあった。
昨年の残りのツキヨタケも沢山あり、カチカチに乾燥してねじ曲がっており、キノコ博士がクロワッサンと呼んでいた。
本当に色も形もクロワッサンに似ていたので、その後は見つける度に「あっ!またクロワッサン」と皆で言っていた(^^ゞ

キノコ博士は炊き込みご飯とクリームパスタで迷っていたが、後日の情報ではキノコ鍋にしたのだとか(*^^*)
その日AさんとBさんは早速炊き込みご飯にしたらしい!美味しく頂き自然の恵みに感謝だと言っていた。
3日ほど前、金沢で毒キノコ食中毒事件があったばかりなので、食べたけど生きてます!との事だった(^^ゞ 



杉峠までの後半は、気持ちの良い水平道も多い。



杉峠の5~6分手前で三ノ峰、銚子ヶ峰、願教寺山方面の眺望が開けて、谷筋が真っ赤に紅葉していた。
そして、自分達の周りは深い秋色のオレンジ、長い尾根歩きだったがキノコと紅葉のお陰で飽きることはない。

 
杉峠で大休憩の後、三ツ谷へ下山
 


6月に来たときは眺望もなく暗いイメージの杉峠だったが、秋は明るく広く感じた。・・・下山開始!



下山でも美しい紅葉①



下山でも美しい紅葉②



下山でも美しい紅葉③



白山展望台では白山は雲の中だった。



代わりに展望台横の紅葉が・・・



白山展望台と別山展望台の中間にあった、崩壊地!・・・前回より足跡がクッキリしていて、気を付ければ問題はなし!


 
別山展望台・・・やっぱり別山も雲の中



別山展望台の後ろの方・・・奥は赤兎山から伸びている尾根



別山展望台で白い花?・・・実は白いキノコがビッシリ!食べられなくて残念(^^ゞ


 。
杉峠登山口に下りてきた。林道を5~6分歩いて三ツ谷P・・・皆さまお疲れさまでした!

この後、運転手さんに登山口まで車を取りに行って頂き、30分位、三ツ谷Pで山談義をして待っていた。
見上げると空はすっかり青空になっていて、あれあれ?今なら白山も綺麗に顔を出しているだろうか?
久し振りのリーダーで、今年は山も余り歩けていなくて、気疲れしたけど雨にも合わず無事に終わってホッとした(^^♪




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三ツ谷から赤兎山・杉峠周回

2016年06月30日 | 福井県の山

ササユリでは初めて出会った色(濃い紫ピンクの一輪)


2016/6/27(月)   三ツ谷から赤兎山・杉峠周回


自宅(4:40)→三ツ谷P(5:50~6:10)→越前禅定道登山口(7:15~30)→川上御前(7:45)→
小原峠(8:35~45)→大舟分岐(9:15)→赤兎山(9:35~45)→赤兎避難小屋(10:15)→
白山展望地(10:25~55)→杉峠(13:45~14:15)→白山展望台(14:45)→別山展望台(15:25)
→三ツ谷登山口(16:05)→三ツ谷P(16:15~30)~白山展望の湯~自宅(18:40)


梅雨の晴れ間にロングコースを歩く。。。


梅雨の晴れ間を利用して、秋の紅葉時期に提案した例会の下見をしてきた。

越前禅定道登山口付近は今も工事現場であり、何処まで車が入れるのか?と言うのが一番の問題点である。
最初の登山口への渡渉もあり、しばらくは西俣川沿いの登山道になる為、数回の渡渉があると聞いていたので
2番目に気になったのがその渡渉箇所、そして3番目は、どの位のタイムで周回できるのか?である。
6月と10月の後半では、日の出日の入りの時間も全く違うので、遅くても15時を下山時間の目安としたい。

そんなこんなを考えながらの歩きであったが、新緑の他に思わぬプレゼントがいっぱい(^^♪
赤兎山から見下ろす赤兎平は相変わらずメルヘンチック・・・秋は赤く染まってカラフルな赤兎平に感動だったが
今回はニッコウキスゲが満開で、秋の雰囲気には負けるが、避難小屋周辺がポツポツ黄色に染まっていて、
花の事は二の次だっただけに、ちょっと嬉しい誤算となり、20分で着くはずの避難小屋まで30分かかった(^^ゞ

写真を撮るのにも忙しかったが、赤池の周りのモリアオガエルの卵を観察したり、赤兎山を振り返ったり…
木道が敷かれて花や地塘に囲まれた平原、天気も良くて風も爽やか、三ノ峰の奥に御嶽山も薄っすら見えた。

白山展望地で早めの昼食とし、杉峠は何処かな?と見下ろす!
普通なら三ノ峰が間近に見えると言えるのだが、今から途中まで行くとなると、三ノ峰がはるか遠くに感じた。
六本檜はあの辺りか?そしたら杉峠はあの辺りか?・・・何処をどう歩くのかここでは見当がつかなかった。

いざっ出発しようとしたが、下ってすぐのニッコウキスゲとササユリが気になって、なかなか進まない(^^ゞ
写真を撮った後はしばし超激下り!経ヶ岳の山頂直下と匹敵か上回るほどで、かつては階段だったようだが、
長年の風化と急降下の為か階段が全て崩れており、余計に歩き辛くなっていて、笹を掴みながらの下りであった。

前半は大きなアップダウンが数回あったが、後半は標高1200m前後の水平道と軽いアップダウンである。
この時期に咲いていた花は少なかったが、ササユリがちょうど満開で蕾も多く、ロングコースで唯一癒された。
濃い紫ピンクのササユリが一輪、四つ子のササユリが二輪、他では見たことが無かったので印象に残った。

長い尾根歩きでようやく到着した杉峠でしばしの休憩とし、コーヒータイム・・・ ^^) _旦~~
予定到着時間を押していたが、後は下るだけと言う安堵感と、頑張った自分達へのご褒美休憩である。
秋の夜長の時期はこんなにのんびりはしていられない、果たして例会は成立するのか?やや不安(>_<)

後は下るだけと思っていたが、前半は1200m前後の水平な尾根歩きとトラバース道の繰り返しで、
細い谷を横切ること数回、しかも、なかなか下ろしてくれないのである。

尾根歩きの水平道は、周りのブナの新緑を眺める余裕もあり平和なのだが、トラバース道はやや緊張!
前日と前々日の二日間が大雨だったこともあり、濡れた木の根っこや泥土が滑るのである。
虎ロープが上の木に結ばれていたので助けにはなったが、2~3mの完全崩壊地を横切る箇所もあった。

後半は一気に下っていく!やっと下ろしてくれるんだとは思ったが、北側斜面なので渇きは遅く
足を取られないように慎重に下ってきたので、予定より少々時間を要した。

今回は平日でもあり、三ツ谷Pから越前禅定道登山口までの林道を歩きにしたことも大きいのだが
初めての登山道なので、迷いやすい個所などチェックしながらの歩きでもあり、一周約10時間(^^ゞ
時間はかかったが見頃の花にも癒されて、休憩も都度多目に取ったので、軟弱足の私でも頑張れたかな?

昨日の日曜は、午後からの晴れ予報が裏切られ、白山でも大長山(赤兎)でも大雨に遭遇したそうである。
今日は天気予報通りだったので助かったが、エスケープルートもないのでお天気の考慮も必要だと思った。
渡渉箇所の川が、6月は水量が多かったが、秋には少なくなっているだろうか?そこも心配である(*´з`)

ちなみに私の場合水分はお湯を含めて、約1800cc 飲み干した。 (他の2人はもっと飲んでいる。)
同じ白山麓ではあるが、このロングコースに飲み水を確保できる水場はないようである。 



三ツ谷から赤兎山・杉峠周回GPS軌跡



市ノ瀬手前、三ツ谷川の橋を渡って直ぐ右手の林道に入る…鎖は外してまた戻す。



林道を車で5分ほどで三ツ谷P…(車は路肩も含めて3~4台のスペース)
二股に分かれており、右は越前禅定道登山口への林道で、左は三ツ谷登山口への林道である。
今回は右回りで、小原峠、赤兎山、杉峠を周回して、左の林道から戻ってきた。


標高差約270mの林道(車道)をゆるゆる歩きで 1時間!


 
西俣谷川沿いを延々歩く…川には堰堤が数ヵ所、水が豊富なようで、車道にも溢れており、最初の渡渉か(^^ゞ


 
モリアオガエルさん、池と感違いして水たまりにはみ出した木の枝に卵を産み付けていた。
しかも大量!梅雨の間に早く産まれないと、乾いてしまいそうでヤバそう(>_<)


 
砂利道、時々舗装道…山側の水が側溝のように流れており、良く見ると大品山の百間滑のような地盤である。


 
早朝なので静か、川の流れと鳥の声がBGMの世界…あっやっと工事現場に着いたようだ。



大きなショベルカーの後ろに登山口(画像中央)発見! ところがちょっと問題が・・・
影になって見えないが、ここが最初の渡渉箇所!橋がないので西俣谷川を渡るのだが
6月は川の水量が多く、流れも勢い強くてやや危険(@_@。・・・秋はどうだろう??



何とか渡れそうなのはここだけ、こんなイメージで先にH氏がポンポンポンと、いとも簡単に飛んで行った(^^ゞ
私は真ん中の石が怖くてちょっと足が動かず(*'ω'*)…H氏に手を引っ張って頂き、無事突破!



渡り終えて後ろを撮る!…真ん中の石が丸くて、滑ってバランスを崩しそうで怖かった(>_<)



「登山者道路」と書かれていて、中央には「川上御前→」の案内板なので、ここに間違いなし(^^)v



渡渉から2~3分で、「 越前禅定道 小原峠 」と書かれた標識あり。



小原峠への直登手前までは、川沿いの登山道である。



崩壊箇所にはお助け虎ロープあり!



15分ほどで川上御前の祠



渡渉箇所…ここは石が多いので問題なく渡れた。



登山道はしっかりあるが、雨で濡れた笹などで覆われていて、膝下がけっこう濡れた(*'ω'*)



いつの間に沢に迷い込んだ?と思ってしまったが、浅い沢を歩く箇所もあった。
秋には水量が減って、普通の登山道になっているのだろうか?


 
小原峠直下の急登を登れば、間もなく小原峠のお地蔵さん


 
小原峠…案内板(左)が新しくなっていた。



峠から直ぐの池…ここにはいつものモリアオガエルの卵がいっぱい。


 
赤兎まで時々岩の急登



後ろに大長山が見えてきた。



経ヶ岳へと繋がる大舟山分岐…ここも新しい案内板


 
 アカモノ群生                 ニッコウキスゲも登場


 
 アカモノ                      ゴゼンタチバナ


 
 赤兎山山頂                    三等三角点



赤兎山…山頂標識も新しくなっていた。



赤兎山山頂から白山



赤兎山山頂から経ヶ岳・荒島岳方面



避難小屋方向…白山・別山・三ノ峰・二ノ峰・一ノ峰・・・肉眼では御岳山が薄っすら見えていた。



赤兎平から赤兎山を振り返る。



ニッコウキスゲが見頃



まだ蕾も多い



今日は白山に登っている仲間もいるので、今頃こちらを見ているだろうか?と気になる(^^ゞ



木道の右手方向にもニッコウキスゲの群生が見られた。(奥中央は荒島岳)



避難小屋手前のニッコウキスゲも満開



赤池



赤池のモリアオガエルの卵は池にダイブ中!



赤池と赤兎山



避難小屋とニッコウキスゲ



避難小屋前の休憩ベンチ周りもニッコウキスゲが満開だった。



日差しを浴びて輝いていた一輪



白山展望地より…杉峠はどの辺り??


長丁場なので早めの昼休憩で体力をつけて出発!



展望地直下のニッコウキスゲと蕾のササユリ



ササユリに惹かれてなかなか進めない(^^ゞ



展望地直下から右手の尾根にもニッコウキスゲが群生していた。



左手方向…白山だけ頭に雲が湧いていたので、誰かが今日は別山日和だと言っていた。



ここから急下り…その後もアップダウンが数回あって、なかなか厳しい。



標高を下げると蕾ではなく、見頃のササユリが多くなる。



左手側が崩れていて、足元注意箇所もあった。



同じササユリでも微妙に色合いが違う。。。



そして美し過ぎるこの一輪…トップに乗せたササユリと同じ花だが、初めて見た色(濃い紫ピンク)


中盤からは緩いアップダウンと水平な尾根歩き。。。



モミジやブナなどの広葉樹が多いようで、登山道はフカフカの落ち葉で埋まっていた。


 
暗い森だったり、明るい森だったり、とにかく長い尾根歩きだ。

杉峠はまだ?途中で何度もGPSを確認!だらだら長くてちょっと新緑にも飽きてきた(^^ゞ
何か見たことのない花とかないかなぁ…と話していたら、面白いものを発見!


 
 ササユリ以外の花に出会った♪          木が折れて、大きな門のような歓迎アーチになっていた。


 
コアジサイに似た花だが赤いので何の花?…この花に蜂さんが集中していたので、美味しい密なのか?
(右)根っこ毎盛り上がって、3人くらいは雨宿りできそうな大きなアーチ型洞穴 (クマの親子も住めそうだった)


 
伸びたススタケに枯れ葉が刺さった?…のではなく、枯れ葉の真ん中にススタケが伸びてきたと言う結論(^^ゞ
右は枯れた木に寄生する、ツル性の植物



時々眺望が開けて何故かホッとする。



後半は下りの方が多いが、多くは階段で整備されていた。



何処までも新緑の森



時々の登りも階段が多い



飽きてきた頃に四つ子のササユリに遭遇してまた頑張れた(^^♪



引き続いて四つ子の蕾ササユリに遭遇…蕾でも気品が溢れている!


 
その後もササユリとポツポツ出会う…どれも個性的で緑の中で見つけるピンクは可愛い。


 
階段を登って、その先も緑が覆い尽くして前方が見えないのだが・・・



おっ!もしや?いきなり杉峠だった (^^♪♪♪♪



どれだけ会いたかったか!抱き付きたいくらいだったこの看板(^^ゞ


ここでご褒美のおやつ&コーヒータイム後下山。。。



休憩で元気になって三ツ谷登山口へGO!


 
小さな谷川の渡渉箇所が多かった。


 
トラバースと水平道の繰り返し



ブナが多く秋は期待できそう。



花は終わっていたが、イワウチワの群生が目立っていた。


 
白山展望台も赤兎から下って来たので、魅力なし(^^ゞ



完全崩壊地…赤土なので要注意!


 
別山展望台…青空が消えやや雲が湧いてきていた。



秋は黄色に染まっているかな?



下りでは新緑のブナ林が多かった。


 
超古株の檜


 
ブナと合体した檜


 
杉林になったら三ツ谷登山口は近い。



三ツ谷(杉峠)登山口に下山して登り方向を撮った。



三ツ谷登山口からは10分程の林道歩きで三ツ谷P…途中に「埋の火の里」??ここはいったい何だろう?
 

軟弱足の私にとっては久々の長距離、展望の湯で疲れを取って帰路に着いた。

 

2016/10/23(日) 三ツ谷~赤兎山~杉峠
紅葉の時期に本番行って来ました!


 

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荒島岳(1523.5m)…中出コース

2016年05月17日 | 福井県の山

ブナの森を歩く。。。


2016/5/15(日)  荒島岳(1523.5m)…中出コース


樹木公園(5:40)→中出コースP(7:10~30)→中出登山口(8:05)→小荒島岳(10:00~10)→
しゃくなげ平(10:30)→中荒島岳(11:20)→荒島岳(11:35~40)→佐開コース分岐(12:30~13:15)→
しゃくなげ平(13:20)→中出登山口(14:45)→中出コースP(15:10~30)→樹木公園(17:10)


キャッチフレーズはゆっくり写真山行だったけど・・・


クラブの会間交流登山でハクサンフウロ主催の「ゆっくり写真山行…荒島岳」に参加した。
2016年は里山ハイキングを数回しか歩いていないので、本格的な登山は今日の荒島岳が初めてとなる。

荒島岳と言えば我がクラブでは、Bランクテストの山であり、勝原スキー場からのコースが定番であった。
他にもコースがあると聞いていたので、どんなコースなのか楽しみであり、写真山行と言うのも魅力だった(^^♪
もしかして、花や眺望を上手に撮る方法(コツ)などのアドバイスとかあるのだろうか?…ちょっと期待♪

出発前、ゆっくり写真山行が楽しみだと話していたら、「荒島岳だからゆっくりしていたら山頂に着かないよ!」
と、I さんが言う…う~んそれも一理あり、結果!いつもと何ら変わらぬ登山であり、私の考えは甘かった(>_<)
写真を撮っていたら、その後は走って追いつくか遅れるしかない訳であり、ちょっと騙されたよーと思ったけど
久々の本格的登山となり、やっと着いて行っている私の足が一番の問題であったと反省である(^^ゞ



荒島岳中出コースGPS軌跡…中出登山口より登り3時間30分・下り2時間10分(休憩込)
中出駐車場標高344m (荒島岳との単純標高差約1180m)



中出コースの大きな駐車場には綺麗なトイレも完備



総勢25名が自己紹介の後に出発!



駐車場にある中出コースの案内板


 
5分ほどの車道歩きで左手に登山口→の案内と、右手に4~5台の駐車場あり



更に緩やかな登りの林道を30分ほどで、中出コース登山口があった。



途中にニリンソウの群生も・・・


おっと!ここですぐ右手に林道を発見 



あれ?ここまで車で入れるのか?…中出登山口から2.5km、荒島岳まで3.5km地点である。



どちらにしても下から歩いた方が楽しい♪…その後は新緑が眩しいブナの森を歩く。。。



ミツバツツジの大きな木…ツツジも多く咲いていた。



ウワミズザクラも満開だった。



小荒島岳分岐…小荒島岳は数メートル左手に登る。また分岐に戻り荒島岳方面へ。


 
小荒島岳に到着!青空だったが、ここからの荒島岳山頂は雲海の中だ(^^ゞ


 
しゃくなげ平に到着!一気に人が増えて賑やか…ここが勝原コースとの合流点。



しゃくなげ平から間もなく、佐開コース分岐(標高1195m)


優雅な歩き一転!もちが壁の急登が始まる!


 
雨の日の下りは滑らないように要注意!



急登の途中にシャクナゲの群生が数ヵ所・・・癒されます(^^♪



もちが壁が終わっても先は遠い…先に見えるピークは中荒島岳(標高1420m)



荒島岳山頂手前のカタクリ群生


 
流石に100名山、賑わう山頂に到着!…祠は人気なくひっそりと・・・


 
山頂での集合写真(B・C)班と方位盤…ガスで眺望ゼロ!



下山方向



眼下に小荒島岳が見えてきた。



もちが壁の急下りの後は、爽やかな森歩き。。。



佐開分岐で昼食、フウロさんの美味しい引き立てコーヒーを頂いた。


 
登山口に下りてきた!けど、ここからまた25分程、テクテク長い林道歩きで駐車場に戻った。



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紅葉の苅込池…周回コース

2015年11月15日 | 福井県の山

苅込池の紅葉と逆さ三ノ峰


2015/10/19(月) 紅葉の苅込池…周回コース
                                      <福井県大野市 上小池>

金沢(10:35)→苅込池P(13:15~25)→苅込池石段コース登山口(13:30)→苅込池(14:05~30)
→岩場登山口(14:45)→石段登山口(15:05)→苅込池P(15:10~20)→金沢(18:00)


鮮やかな紅葉が湖面に映えて神秘的な撮影スポット!


別件で電話中に、天気が良いので今から苅込池まで走ると言うKさんに誘われて、急決まりの遅い出発であった。
急いで準備した昼ご飯用のおにぎりは車中で頂き(^^ゞ 長い道中であったが車窓の紅葉もなかなか良い感じ!
池の紅葉はどうだろう?…(今までに何度か訪れているが、やや遅かったので)ちょっぴり期待は高まる。

到着した下の駐車場は満車!平日と言うのに予想外の人気、取りあえず上の駐車場の様子見で走ると
路駐の車がズラリ、どちらの駐車場にも入り切れなかった車で溢れていたようであった。
ところがラッキーにも、と言うかこんな時間なので、既に帰る車も多く、上の駐車場に運よく駐車できた。

出遅れたこともあり、早歩きし過ぎてヒーヒー言いながら、石段コースを登ること35分で苅込池に到着!
日差しが注ぎ紅葉も見頃、早速いつものポジションに行って、シャッターを切る(^^♪
三ノ峰の頭上にはやや雲が湧いてきていたが、風も弱く見事な鏡となっていて、良い画像が撮れた。 

帰路は岩場コースに下山して、林道から三ノ峰の登山口経由で駐車場に戻った。
階段(500段以上)の登りが苦手な方は、逆コース(岩場登山口から)の方が、足への負担は少ないようだ。

岩場コースは、何年か前は大岩の下りがあったような気がするが、整備してコースを変えたのか?
一部小岩があるだけで、後は楽々階段になっていた。いずれにしても、紅葉が満喫できる一周がお勧めである。
ちなみに苅込池(周囲400m)も、池回りを一周できるようで、次回は早めに出発して是非挑戦したい。



苅込池GPS軌跡



上小池駐車場を出発!…立派なトイレあり、水は飲めないようだった。



5分ほどで石段コース登山口…まずは打波川の橋を渡る。



階段上りを頑張ったので、意外と早く池に到着!



モミジ・ナナカマド・カエデ・ブナ…彩りが綺麗だった。



少々風あり!手前の落ち葉がちょっとだけじゃまかな?(^^ゞ



岩場コースへの遊歩道



はい、また来ます(^^♪…こちらのコースも打波川を渡って林道に出る。


ちょっと遅い報告となりましたm(__)m

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残雪の取立山(1307m)…2015/4月

2015年04月05日 | 福井県の山

取立山山頂からのお決まりショット…白山


2015/4/4(土)  残雪の取立山(1307m)
                                 いこいの森 R157沿い登山口より


自宅(7:00)→取立山P(8:30~9:00)→登山口(9:05)→取り付き(9:25)→夏P(10:00~10)→
取立山(11:40~13:05)→取り付き(14:15)→取立山P(14:35)→自宅(16:20)


間近な白山眺望を満喫 ♪♪♪


3~4日前は硬い蕾だったはずが、勝山に向かう道中に見えた金沢市内の桜並木、花が一気に満開になっていて
あれあれっ?と自分の目を疑った程(^^ゞ…昨日は大雨の一日でもあり、5分咲きや8分咲きを見ていなかったので。

この日夕方のテレビニュースで、満開宣言が発表され納得ではあったが、20度前後の気温が数日続いたせいか?
車中ではあったが思わぬ花見もできて、明日の日曜は雨予報でもあり、本日はお出かけ桜日和、山日和であった。

山日和ではあったが登山口での出足は失敗 今冬は山に残雪多く、いつものように歩けるはずだったが
林道が途中まで除雪されており、雪壁は2m程あるのでよじ登る事もできず、一旦引き返して再スタートでロスタイム!
除雪の終点まで車で行けるかと思ったが、まだ車は通行止めとなっており 「騙された~」&「浅はかだった~」(@_@;)
雪の取立山には何度か来ていたが、4月の取立山は初めてで、 こんな事になるんだと教訓であった。

除雪はキャンプ場まで、そこからつぼ足でスタート! 尾根に出るまでと出てからのいつもの急登は慎重に!
晴れでも強風と予想していたが、尾根上も山頂でも意外と穏やかで、結局登り下りともつぼ足で歩き通した。 

この日に見かけた取立山人口は、単独の方が多く、12組17名程である。
私達は、白山が見えたら山頂でゆっくり過ごす予定であったが、夕方から仕事なのでと急ぎ足の若者や
名古屋からはるばるやって来たというご夫婦、護摩堂山からピストンの方、単独スキーヤーも2組
スキーヤーも含めて1383mピーク付近まで向かった方達は3組、残雪の取立山はまだまだ人気のようであった。

過去の取立山歴…2010/2月 護摩堂山周回 、2011/1月 取立山ラッセル 、2011/11月 大滝へ下山 
2012/1月 護摩堂山周回 、2012/3月 護摩堂山周回、今回は久々取立山ピストンで6回目である。



取立山GPS軌跡…往復歩行総距離(9.1km)


 
(右画像)いつもの登山口…登山口の気温は7℃だった。



除雪されているのに車が入れない!ガスで真っ白の中をR147から再スタート!


 
キャンプ場の管理棟まで除雪されており、少し先の除雪最終地点を取り付く。


 
取り付きから25分程、前方のガスが徐々に薄く、明るくなって来たので後ろを振り向くと、青空が覗いていた!


10分間程立ち止まって魅入った光景!



夏の駐車場付近で振り向くと、雲海の上に白い山が浮かび、まるで外国のようで絵になる光景!
この瞬間の幻想さ、自然が織り成す美しさは、画像でも言葉でも伝えられない。



越前甲山、加賀大日山をアップで。。。


急斜面をトラバース!



前日の雨で締まったザラメ雪ではあったが、クレパス多数!木の枝など障害物多数!
残雪時期としてトラバースできるのは、今週?来週?あたりが最後かも?



尾根上に出たが、最後の急登も木が露出していて、歩きにくかった。



幻想的だった雲は徐々に消えて行った。



いつもの雪庇はまだ健在だが、厳冬期の迫力はなし!
雪も汚れていて、取立山を楽しむにはちょっと(かなり)出遅れた感である。



法恩寺山、経ヶ岳、奥に銀杏峯、部子山



甲方面は雲が消えてスッキリ!



こつぶり山~護摩堂山、奥には手取湖、奥獅子吼山の林道までスッキリ見えていた。


尾根からの360度を楽しみながら山頂へ。。。



山頂からの白山…頭が黒くはげて真っ白とは言えないが
この眺望を見ながら、いつもよりのんびりゆっくりと過ごした。



白山アップ



別山アップ



原高山方面…1549mピークの右奥に見えるのは大長山の頭か?


 
雪山の下山は早く、1時間10分で取り付きへ    獅子吼山を一面覆う雲…帰路の道の駅から



コメント (2)
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残雪の越前甲(1320m)…横倉登山口より

2015年03月10日 | 福井県の山

下山途中の幻想的だった光景


2015/3/8  雪山を歩く…越前甲(1320m)
                                                      
                                           福井県勝山市 横倉登山口より


集合場所(7:00)→横倉冬P(8:15~30)→最終除雪地点(8:55)→大日峠(10:40)→1170mピーク(11:15)
→越前甲山頂(11:40~12:25)→大日峠(12:55~13:05)→最終除雪地点(13:55)→
横倉冬P(14:20~35)→集合場所(15:40)



横倉登山口からの越前甲登頂は4回目!


土曜日は晴れるのに、お天気に恵まれない日曜日が3週続き、久しぶりの雪山例会(日曜日)だった。 
福井方面の天気予報は晴れ時々曇りとまずまずで、今日こそはと期待したが甘かった! 
夜が明けてもやや暗く、横倉への道中もガスの中、登山口でもガスは晴れず、濃くなったり薄くなったりはしたが、
登りも下りも山頂でも、ホワイト一色、3月14日には少し早いけどホワイトデーとも言うべきか?(^^ゞ 

 登りでは暑いと言って半袖メンバーもいたのだが、大日峠の手前付近から強風となり衣服調整で上着を着込む。
大きく雪崩ている箇所もあり、更に雪崩そうな雪質であることから、安全な個所を見つけながら自分達のトレースで歩き、
「最悪、もしかして途中撤退もあり得ます!」 とリーダーから言葉が飛ぶ!えっ?うそ~~(@_@;) 
トラバースしながら、危険と思われる箇所はいつもより間を空けて慎重に進み、1170mピークを過ぎてからも
前後の尾根が確認できないほど真っ白だったが、山クラブメンバーの根性で、無事に山頂に立つ事ができた。

山頂では一応集合写真も撮ったが、バックが真っ白で、実は何処で撮っても同じだったかな(^^ゞ

 今日は同じ福井県の「取立山」例会もあり、昼に越前甲のYさんと取立山のYさんとのダブルYさんで無線交信!
一番に聞きたかったこと…「取立山の眺望はどうですか?」…返答は、「目が白内障のようです!」でした。 
そっかぁと内心ホッとしたのは越前甲のメンバー全員かも? 取立山だけ白山が見えていたら悔しすぎます(^^ゞ

 でもでも我々は、駐車場から登山口まで雪の大谷モドキを楽しみ、急登でのアイゼン訓練にもなり、
チョコっとだけ幻想的な眺望もあり、それなりに楽しい歩きだった。 越前甲に初めて登った人には、
眺望としてはちょっと物足りなかったかも知れないけど、私の脳裏には今まで何度も見た白山が見えていた。

 
 本日の越前甲は、CLとして例会を企画して頂いたYさんの最後の例会だった。 名簿を確認したら10年と7か月です。
本当に長い間色々な面でお世話になり、Yさんありがとうございました。 また戻って来られる日をお待ちしています。
                                            (クラブの報告とほぼ同じ内容です。m(__)m)



国道416号線「通行止」手前の駐車場に車を止めて出発準備! (車は先着4台ありで計6台)



ガスで眺望が無いのが幸い?立山の雪の大谷気分、皆で「雪の横谷」と名付けて、25分の歩きを楽しむ♪



最終除雪地点、R416 の終点もこの辺りまで! 今冬は凄い!と、 K&Nさんは雪壁の高さに見とれています。
雪質を判断して、「ここからカンジキで行きましょう 」 とリーダー指示。



まずは大日峠を目指して黙々とカンジキ歩き。。。



標高670m付近の林道上と思われる場所、ここで一旦読図をして方向の再確認。
ここから間もまなくの広い雪原で、スノーボーダーの3人パーティーを目撃…「雪が重いな~」と聞こえてきた。
越前甲に来ると必ずスキーヤーかスノーボーダーに出合います! 流石に山スキーのメッカです!



我々は雪崩の痕と思われる箇所を避けてトラバース! すると眼下に重そうなザックの4人パーティー。
下山途中で先頭者の足が抜けなくなったようで、スコップで掘り起こしていた。
大阪からの登山者で、昨夜は越前甲山頂でテント泊をしたそうだが、夜は雨が降ったと言っていた。



大日峠にてカンジキをアイゼンに履き替え、いざっ急登に挑む! (7名アイゼン、3名カンジキ、1名スノーシュー)



写真では急登に見えないが、1170mピークまではけっこう急登で、前日に降った雨をたっぷり含んだ、
シャーベット状の軟な雪だったので、カンジキ&ストックメンバーも難なく登る事ができたが

気温が低く凍っている時は要注意であり、アイゼン・ピッケルを持参した方が、より安全だと思われる。



1170mピークから越前甲方面の尾根、ますます強風でますますホワイトアウトに。。。



越前甲山頂に到着! 360度真っ白!



強風を避けてスコップで穴掘り! せっせと働く3人… Y、M、I さん、スコップ持参ありがとうございます (^人^)



あっという間に、背もたれつきの即席応接セットが出来あがった!



正面に白山がデンと見えるはず…と頭に想い描きながら、ガスの中を下山開始!



後ろを振り返ると、登りの雪庇の様子も薄っすら見えた。



下山途中、本日のハイライト! 徐々にガスが晴れて行く様子が、幻想的で美しかった。



大日峠でアイゼンからカンジキに履き替えて下山。 足が取られ思うように歩けず、最後までどっしりと雪が重かった。




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経ヶ岳(1625.2m)…紅葉満喫!

2014年10月29日 | 福井県の山

中岳経由で経ヶ岳を目指す!


2014/10/26(日)  経ヶ岳(1625.2m)…紅葉満喫!
                                   展望休憩所 登山口より


集合場所発(6:05)→法恩寺山料金所(7:20)→展望休憩所P(7:50~8:05)→登山口(8:10)→
アダムとイブの木(8:50)→保月山(1272.6m 9:15)→杓子岳(1440m 10:10)→中岳(1467m 10:30)→
切窓のコル(10:50)→経ヶ岳山頂(11:35~12:20)→切窓のコル(13:00)→中岳(13:20)→杓子岳(13:45)→
保月山(14:30)→登山口(15:15)→展望休憩所P(15:20~30)→お風呂(水芭蕉)~停滞~集合場所(18:25)


左手首骨折で全治1ヶ月。。。(>_<)。。。


2013/2月に、スキーで訪れた 「スキージャム勝山」 のリフト山頂駅(法恩寺山)から、標高40m程登った好展望地で
目の前に延びる尾根の1360mピーク経由で、スノーシューを履いて経ヶ岳に向かう3人組を目撃して以来、
次にスキージャムに縁があったら、あの3人組のように経ヶ岳を目指してみたいと、ずっと思っていて
今回は秋山で、山の雰囲気も登山口もコースも全く違うが、見踏みの経ヶ岳の山頂が踏めると思い嬉しかった♪

ところが、ところが!思ったより手強い山、何処が手強いか?山頂直下、切窓のコルから山頂手前までの登りである!
最後の頑張りどころの30分とも言えるが、登りながら下りの心配が頭を過るほど、かなりの急登であった。

今回は紅葉を楽しみながら、ゆっくり登ろう経ヶ岳がテーマで、休憩も多めだったので、体力は十分に残っていたが
下り始めて10分位、左足の靴のかかとがツルっと滑り、急なのでお尻より先に手を突き、そのまま
か細い手首に、縦に滑る勢いと体重の両方がかかって、グギッと聞こえたような、ガグッと聞こえたような(^^ゞ
今まで一度も味わった事のない痛さ 根性で治せるかと思ったけど、指を動かすだけで半端じゃないズキズキ感(>_

痛みは増すばかりで頼りは右手のみ…と言う訳で、虎ロープも、やせ尾根の岩場も、いくつもの梯子の下りも
右手一本で遅れを取る事なく下りてきて、これこそ根性と言えるかな(^^ゞ…この報告も右手一本打ち!

黙って下りようとしたけど、手首が脹れて指も動かせず痛さも限界!急下りが終わって中岳での小休憩時に
滑った時に手を突いて捻挫しました…と、皆さんに報告!有難い事にメンバーにお医者さんがいました(*^^*)v
外科医ではないけど、ザックの奥から医療品がザクザク…流石お医者さん、その中からシップとテーピングをして頂き、
手の痛みは変わらないけど、精神的にはグッと楽になって、残りの下り約2時間を制覇する事ができたかな。

皆さんの勧めもあったけど、異様な痛さが心配で、下山して帰宅後直ぐに(日曜夜間の)緊急病院へ。。。
レントゲン撮影をして頂き、左手首が綺麗にスパッと折れているとの診断!…最悪の予想的中と言う結果だった!

メンバー14名で、ゆっくり紅葉や山並みを楽しみながらの歩きだったが、粘土質の急登で滑ったのは他にも数名
急下り途中で足が攣った方も2名、この時直ぐに飲んだ 「 芍薬甘草湯 」 は、効果絶大だったようである。

結果的に私の左手は最悪となってしまったが、経ヶ岳は道中の眺望も素晴らしく、秋山の雰囲気を十分満喫できた。
再度山頂を踏む事があれば、やはり雪山の法恩寺山から、憧れの稜線を歩きたいと思う、懲りない私である。



山旅ロガーGPS軌跡…登山口からの往復距離約8km ・登山口標高890m ・山頂1625mとの単純標高差約735m
往復タイム約7時間 (昼休憩&小休憩回数多めを含む)



歩行イメージグラフ


法恩寺山有料道路を通行して登山口へ


  
大野側が工事中で通行不可能と聞き、勝山側の法恩寺山有料道路(普通車820円…朝8時前は無料の噂通り無料だった)
から長い林道を30分ひたすら走り、スキージャム勝山の、リフト下やスキー場の敷地を横切る形で登山口に向かった。
 見頃の紅葉を見ながら、ようやく到着した展望台駐車場は、整備が行き届き車10台ほど可で、手前にも5台ほどのPあり!

帰路は大野側に下りた!実は通行止めではなく、山間で良くある「いのしし除けの弱電流線」が設置されていたようで
一旦外してまた元に戻せば通行可能であった!こちらの林道からは登山口まで10分程なので、安全かつ時間効率も良い。


 
駐車場前の展望台より、大野、勝山の町と、荒島岳・銀杏峰・部子山・大日山などが一望できる。


200m程下がった右手が登山口


 
緩い階段で始まる登山口から、40分弱で 「アダムとイブ」…ブナとミズナラの木が仲良く寄り添って芽吹いたようで
メルヘンチックな名前が良い感じ!期待して上を見たが、りんごはなっていなかった(^^ゞ



標高1200m辺りまでは紅葉が綺麗だった。


保月山に到着!


 
保月山(1272.8m)と三角点


 
保月山を過ぎると紅葉は終わり気味だったが、眼下の山は一面紅葉していた。


 
丸太の梯子が3~4箇所あり、次は岩場の細尾根となる。


 
眼下の眺望に見惚れる。


 
火山岩(溶岩)と思われる大岩を、数ヶ所巻きながら登る!


杓子岳に到着!


 
杓子岳(1440m)と三角点のように見えたもの(地形図には三角点が載っていなかった)


杓子岳からは延々笹の登山道。。。



笹原の中を経ヶ岳に向かう…中岳から切窓に大きく下って経ヶ岳山頂へと延びている稜線が一望!
中央ピークが経ヶ岳(南方)、右が経ヶ岳(北方)である。



中岳と経ヶ岳


中岳に到着!


 
      杓子岳を振り返る!                   看板など何もない中岳山頂!


中岳から標高100m程下って切窓のコルへ。。。



雲が多めになってきた。その分涼しいが、太陽が隠れると紅葉は映えない!



切窓のコル…手前の柵はしっかりしており、下りでは邪魔になるが帰路の登りで役に立った!



切窓のコルから山頂直下の急登を見上げる!ここで擦れ違った方に、楽しい30分が待ってますよと言われた!
ロープの設置箇所もあったので、昔よりは少し楽になったかも?との言葉が続いたが
楽しい=厳しい!と言う意味だと、苦笑いの表情で伝わって来て、我々も覚悟の溜息をついた(^^ゞ

 

急登の途中から後ろを振り返ると、今超えてきた中岳から杓子岳の稜線が、まるで横たわる巨大象さんの背中だ!
確かにある意味楽しい30分と言える!ここ数日お天気が良かったので、急登も思った程苦戦ではなく
眼下の紅葉にも目を奪われた!象さんもカールの紅葉も、この急登でしか見られない眺望である。
但し、皆さんが口々に心配していたのは下りの事!粘土質の土なので、ここだけゆっくり下山が望ましい。



右手側はカール状になっており、広葉樹が鮮やかだった!



切窓のコルから、登山道が右に分岐しており、この辺りを散策できるようで、人影も見えていた。
上から見ても分からなかったが、誰かの話によると、噴火口跡や池などがあるかも?とのこと。


経ヶ岳に到着!


 
笹に囲まれていたが、思ったより広くて過ごしやすい山頂、我々団体を含め40人以上の賑わいだった!



眼下の法恩寺山1357m(左ピーク)は紅葉色に染まっていた。後ろには大日山!
中央が冬に登った展望所で、法恩寺山との間にリフト下り場が小さく見えていた。
右が1360mピークであり、積雪時にはあの尾根からここ(経ヶ岳)まで歩く事になるようだ。



冠雪の白山が見たかったが頭だけ分厚い雲が覆っていて、新雪も融けたようである。


下りは午後の日差しで、眺望も映える!



中岳の下りから経ヶ岳を振り返ると、朝より青空が広がっていた。



皆さんがカメラを向けた、下山途中のブナ林の紅葉…標高1150m付近



朝は頭に架かっていた雲がすっかり消え、秋の風情、すすき越しに見る荒島岳…展望台より



展望駐車場に戻って来た。こちらも朝とは違い、日差しで紅葉が鮮やか!



コメント (4)
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能郷白山(1617m)温見峠ルート

2014年07月01日 | 福井県の山

能郷白山…急登の途中で 「サラサドウダン」 が見頃だった。


2014/6/16(月) 岐阜百山の能郷白山(1617m)
                               <200名山 福井・岐阜県境  温見峠ルートより>


金沢自宅(5:30)→温見峠登山口(8:05~25)→500m地点(8:50)→能郷白山山頂(10:40~45)→
能郷白山神社奥宮祠(10:50~11:50)~能郷白山
山頂(11:55)→温見峠登山口(13:20~40)→
麻耶姫湖(14:20~25)→水芭蕉温泉(15:05~16:00)→金沢自宅(17:30)



日本海と太平洋の分水嶺の山


能郷白山(のうごうはくさん)は岐阜県本巣市と福井県大野市にまたがる、越美山地の最高峰(標高1617m)であり、
深田久弥は日本百名山選定の際に、荒島岳と能郷白山から前者を選び、後に深田クラブにより二百名山に選定されたそうだ。

岐阜百山にも選定されていて現在は二つの登山道があり、北側の温見(ぬくみ)峠は太平洋と日本海の分水嶺であり、
S63年9月に開設されたルートとあった。 金沢からはひたすらR157を走り、この温見峠登山口もR157沿いにあるのだが
いくつかのダム湖を過ぎ深い山間を走る道なので、カーブも多くこれを解消する為、何ヶ所かトンネル工事が行われていた。
走る車も少ないのだが、現在大型車は通行止めのようであり、普通車も擦れ違う場合は、一部苦労しそうな国道であった。

南側の能郷谷ルートは、白山を開山した「泰澄」が開山したとあり、能郷谷の麓には、能楽堂のある白山神社もあるようだ。
岐阜県側山域は、亜高山性植物やブナなどの優れた天然林のため、「能郷白山自然環境保全地域」に指定されている。
「ノウゴウイチゴ」が「ノウゴウイチゴ」と名付けられたのは、日本で最初にこの地で発見されたことによるそうだ。

そう言えば「ノウゴウイチゴ」、以前に妙高山の登山道で、鈴なり食べ頃に遭遇し、イチゴ狩りができた事を思い出した(^^ゞ
甘酸っぱくて美味しかった記憶があり、この時教えて貰ったイチゴの名前の由来の山が、能郷白山だったのだ。

温見峠ルートは 「標高差約620m、片道歩行距離2.4km、登り標準タイム2時間」… 石川県からは温見峠登山口の方が近く
何と言っても2時間で登れると言うのが魅力で、取りあえずは山頂を踏んでこようと言う単純な動機であったが
実際に登ってみて、山頂付近から能郷谷ルートを見下ろし、距離的にはかなり長そうに見えたけど、
深田久弥が荒島岳と比較して、100名山選定に迷った理由など、はたしてどんな違いがあったのか?気になった。

さて温見峠ルート、最初は気持ちの良いブナ林に癒されるが直ぐに急登となり、標高差350m程の約1時間は頑張りどころ!
急登の途中でも時々後ろが開ける箇所があり、振り返るとちょうど正面に、斑に雪が残る白山が薄っすら望めた。

ユキザサの白い花がちょうど見頃で群生しており、サラサドウダンの大木も数本固まっていて、こちらの花も今が見頃だった!
急登の途中ではあったが時々写真を撮りながらなので、眺望や可憐な花のお陰で、急登も苦にならずに登る事ができた。
そして今が旬のススタケも取り放題で収穫あり!後ろから「太くて美味しそう~」と、何度も声が聞こえてきていた(^^ゞ

そんなこんなでなかなか進まないのだが、花を愛でるのも写真を撮るのも、ちょっぴり収穫も、登山の楽しみの一つである。
「ノウゴウイチゴ」の白い花も咲いていたので、8月のお盆過ぎ頃には真っ赤な実となり、登山者の目に留まることだろう。

1492m尾根ピークからは穏やかな登山道となり、視界も開けて見通しも良くなり、爽やかな風も出てきて快適であった。
山頂には能郷白山の標識と一等三角点があり、休憩には良さそうな広場だったが、クマザサに囲まれていて視界はない。
山頂から南西方向に目をやると、能郷白山神社奥宮の祠が見えており、名残りのカタクリも咲き、徒歩5分程で到着できた。
遠くの山は霞んでいたが、視界がほぼ360度開けて気持ちのよい場所、ここで昼休憩を取る事にした。
コーヒータイムもしてのんびり1時間、時々雲が切れて太陽が顔を覗くと暑くて、眺望は良いが日陰がないのが難点(^^ゞ

下りは同じ道を引き返すが、急登だった個所は上から見下ろすと更に急に見えて、なかなかの激下り!
虎ロープが2~3ヶ所設置されており、登りでは必要なかったが、下りでは足元が滑るので有難い存在であった。

この日に擦れ違ったのは10組ほど、全員が温見峠からの登山者で、能郷谷からの登山者はいなかったようだ。

R157沿い、大野の真名川ダム(麻耶姫湖)の畔に、ちょっと気になった麻耶姫象があったので、帰りに寄り道をしてみた。
思った通り、田沢湖にあった辰子象のような、良くあるおとぎ話の伝説が書かれていて、麻耶姫湖と名付けたようである。
小さな公園風で花が植えられ手入れも行き届いており、麻耶姫湖を見下ろしながら、休憩にはちょうどいい場所であった。

その後は、勝山温泉センター「水芭蕉」入浴料(510円)に立ち寄り湯、温泉で疲れを取って金沢への帰路についた。
温泉では受付の横に野菜直販コーナーがあったので、福井県人なら誰でも知っている「上庄の里芋」を2袋GET!
本日は晩ご飯に里芋の煮っ転がしが一品加わって、久々に福井の味、やっぱり里芋は上庄が一番!…(^^♪



温見峠ルートGPS軌跡



R157沿いの温見峠登山口…駐車場はないので路肩に寄せて路駐となる。



最初は気持ちの良いブナ林


 
標高差350m程は急登が続く!


急登の途中に見られた花


 
ユキザサが見頃



サラサドウダン



サラサドウダンの5m程の大木がまとまって数本、ちょうど満開となっていた。


1492mピークからは平坦な登り。。。


 
展望も良くなり、後ろには白山も薄っすら見えていた。


 
視界が開けた好展望地がしばらく続く



白山は雲に隠れてしまったが、振り返ると福井県側の山々も見渡せた。


 
左手にピークは見えるが山頂ではなく、山頂はまだ少し先のようで、また森に突入する。



一番多く見られたユキザサが、ここにも群生していた。


 
サンカヨウとコイワカガミ



やっと山頂が視界に入る


一等三角点のある山頂広場に到着!



山頂広場はクマザサが回りを囲っているので、視界はない。



山頂から5分程先にある(画像右上)能郷白山神社奥宮祠を目指す!
山頂から祠までの途中に(左下に見えている)能郷谷ルートからの分岐があった。



祠から見た能郷白山の山頂は、まぁるく見えているピーク辺り。



南西方向に福井県(大野市)と岐阜県(本巣市)の県境の山々が続いており、
登山道はないようだが、このままずっと稜線を歩けそうな雰囲気に見えていた。



こちらは北方向、 岐阜県側の山々を見ながら昼休憩…祠の回りは快晴なら眺望良し!


再び山頂を踏んで、下山開始!



半分蕾のコバイケイソウと下山方向…1492m過ぎからはひたすら激下り(>_<)


 
足が止まった登山口近くのブナ林                       温見峠へ無事に下山


帰路に立ち寄った麻耶姫湖



金色の麻耶姫象(近くで見るとかなり大きい)



大野市の真名川ダムがある 「 麻耶姫湖 」


コメント (5)
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勝山バンビラインのカタクリとR157の福寿草

2013年04月14日 | 福井県の山

咲き残っていたカタクリがチラホラ…


203/4/13(土)  勝山バンビラインのカタクリ。。。       
                                                                                                                              福井県(勝山駅登山口)



白山比神社(7:30)→勝山駅P登山口(8:45~9:00)→第1展望台(9:15)→第2展望台(9:50)→
三角点(10:05)→第3展望台(10:15)→
比島観音(10:55)→比島下山口(11:20)→比島駅(11:30)→
勝山駅(11:55~12:05)→九頭竜川河原(12:10~50)→はや川(13:00~10)→
福寿草自生地(13:25~50)→白山比神社(14:50)


桜とカタクリと眺望を満喫 ♪


バンビラインは福井県勝山市にあり、えちぜん鉄道勝山駅の無料駐車場(100台程可)が登山口である。
第2展望台と第3展望台の間、標高(371.7m)の所に三角点があり、ここが最高所のようだ。
登山口の勝山駅から比島駅まで、グルッと一周できるコースになっている。

標高差としては250m程しかなく尾根歩きがメインでも、登り口はやや急登、下山でも急下りが一ヶ所あって、
春先は特にぬかるんでおり、ストックやスパッツなど、しっかりいつもの装備をした方が良い。
比島駅から勝山駅までは電車に乗っても良いのだが、のんびり花や山を眺めながら歩いて戻った。

明日4月14日(日)がカタクリ祭りで、駐車場で大鍋の振る舞いがあると言うことだったが、
雪解けと共に今年の開花は早く、花びらはしぼんだ状態でほとんど終わりに近く、少し残念であった。
特に、白いカタクリが数本あったのだが、見頃の時に写真を撮りたかったかな(^^ゞ

それでも天候に恵まれ、低山の尾根歩きではあるが、展望台からの眺望は素晴らしい!
勝山の街、九頭竜川河原の満開の桜並木、越前甲と大日山、スキージャム勝山のゲレンデ(法恩寺山)
経ヶ岳、荒島岳など、カタクリの花と白い山々の眺望を、ゆっくり歩きで満喫してきた。

下山後、勝山駅から河原まで(5分程)車で移動して、広い河原の気持ちの良い草地で花見昼食とした。
九頭竜川に架かる勝山橋の河川敷で、ちょうど桜が満開で、桜祭り開催中であり
橋の上から桜と大日山を狙う、一眼レフカメラマンが大勢いて、ちょっと絵になりそうな雰囲気だったので
私も橋まで行ってみたかったが、団体行動では身動き取れず、ちょっと残念(^^ゞ

第一の目的であったカタクリの見頃は外れたとしても、代わりにイカリソウやシュンランなど
多くの花が見られ、桜も満開で出迎えてくれて、この時期のんびりハイキングにはお薦めの場所である。

帰りにはR157号線沿い、福寿草の自生地に寄り道してきた。
朝の雰囲気では、昨夜の雪で峠越え付近一帯が真っ白で、自生地も白くなっていたのだが
一日暖かかったので雪は融け、福寿草は花開き、まだ固い蕾も多く、当分は花を楽しめそうだった。



<参考程度>山旅ロガーGPS軌跡…比島観音から勝山駅まで電波状態が悪い(地図上の道なりに歩く。)


展望台が3ヶ所


 
勝山駅駐車場にある登山口             バンビラインの案内看板



カタクリを愛でながら急登を登りきると、第1展望台



鯉のぼりが泳ぎ桜が満開の九頭竜川河川敷と、勝山橋が一望!


 
早朝まで雨だったのか? うなだれるカタクリばかり。。。


 
見頃の花をやっと見つけた!          白いカタクリも5~6本見つけた!



日差しを浴びてカタクリ本来の美しさ


 
この尾根の先は、第2展望台(右画像)…大日山から経ヶ岳まで眺望良し!


 
この看板辺りからブナ林となり、芽吹きが始まり一気に春らしくなってきた。(右画像)比島観音


 
下山口からは喉かな里山の風景となる                    比島駅


 
柵のない線路際を比島駅から勝山駅まで歩く。。。電車もやってきた!


九頭竜川河川敷で花見。。。



堤防の桜と越前甲、加賀甲(大日山)


 
ポカポカ…春の日射しの下で昼食           河原からのバンビライン


同時に見られた花たち。。。



紫のヤマエンゴグサ…それぞれ水滴を抱えている様子が、カタクリより可愛く見えた(^^ゞ



シュンラン



クロモジの大木の花が満開になっていた。


 
ピンクのイカリソウ                   赤のイカリソウ


 
白のイカリソウ                  ヤマネコノメソウ


 
ピンクのヤマエンゴグサ               ショウジョウバカマ


 
スミレサイシン                    ニリンソウ


他にも、白のミヤマカタバミ、深紅のユキバタツバキ、黄色のヤマブキなどが見られた。


R157の福寿草自生地へ。。。


  
国道沿い山側に、段々畑のように整備されていて、入れるのは一部の場所のみである。



福寿草


 
開花したばかりと思える福寿草…まだまだ固い蕾が多かった。


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三ノ峰(2128m)~別山平の御手洗池まで

2012年07月10日 | 福井県の山

カラマツソウの蕾…雨上がりの雨粒をいっぱいつけて、花より蕾の方がずっと可愛い。


              2012/7/4(水)  三ノ峰(2128m)~御手洗池     上小池登山口より


白山ヒメ神社(5:00)→上小池P(7:00~20)→登山口(7:40)→六本檜(9:10~20)→剣ヶ岩(10:20)
→避難小屋(11:30~12:00)→三ノ峰山頂(12:10)→御手洗池(13:10~20)→三ノ峰山頂(14:05)→
避難小屋(14:15)
→三ノ峰福井県の最高峰(14:20~30)→避難小屋(14:35)→剣ヶ岩(15:30)→
六本檜(16:05)登山口(17:00)
→上小池P(17:20~30)→お風呂経由~白山ヒメ神社(20:20)


別山を目指すも、ガスと時間切れ!


福井の友人に誘われて三ノ峰~別山に行く事になった。 晴れたら行く予定だったが全く急で、それもそのはず、
前日は雨、7/4も一日雨の予報であったが、午後発表のyahoo天気予報で、信じがたいが見事晴れに変わった!

とは言え、天気は何時どうなるか不安定な梅雨時なので、せめて登りだけでも晴れると分かっていれば…
と言う考えだったが、別山まで往復とはこれまた少々ハードなのでは?との疑問に対し
イザとなったら避難小屋泊のつもりで、シュラフ&食料&水も多めに持参で行こうと言う話であった。

三ノ峰と言えば、やはり梅雨時の2年前にランクテストを受け、一日雨で苦戦した懐かしい山である。
クラブのHさんが、出来たら平日に下見をしたいと言われていたので、お誘いして3人で行く事に (@_@)
福井の友人とは勝山(水芭蕉)で待ち合わせて、そこから1台の車で上小池に向かった。

途中で青空が見えており、思い切り決行して良かったね!と話していたのだが
青空で雨上がりでも視界はスッキリせず、山肌から湧きあがるガスや雲で眺望もイマイチ。
汗は噴き出たが、それでも涼しい風に助けられて、この尾根を制覇するには良い日だったかも知れない。

ところが、お泊まりセットを入れた為に、ザックがいつもより2~3kg重く (私の場合)
急登の階段などは、よいしょ~っと声を上げて、何かに捕まらなければ上がれないほどであった (>_<)
今回私が先頭を歩いたのだが、他の皆さんも同じようで、後ろでよいしょ~っと聞こえていた。
三ノ峰には立派な避難小屋があって安心だが、水場が無いのが難点である。 (雪渓は残っていたが)

最初のうちは時間を気にしていたが、だんだんランクテストのタイムには程遠くなってきて
休憩も多めに取って、マイペースで進むことに…無理をして膝を痛めないようにと言うのもあったが
せっかくの山行だから景色や花も楽しまなきゃ、雨上がりの雨粒をつけた花が、いつもより可愛く見えていた。

避難小屋からは別山が綺麗に見えていたので、短い昼休憩の後、荷物をデポして向かう事に!
思いザックが無いので体が軽くて軽快! アップダウンを繰り返してちょうど1時間で御手洗池に到着した。
池の周りはハクサンイチゲが咲き乱れていたが、池周りの草は何故か広範囲で枯れた色合いだった。

途中から怪しい雲とガスが迫ってきていたが、池到着時には別山も濃いガスで頭が隠れてしまい
御手洗池から別山まで往復で1時間強とみていたが、このまま行っても視界が得られず、諦めて戻る事に。
星空も見られる予報だったので小屋泊もありだったが、どうやら天気はかなり早めに崩れてきたようで
せっかくの+3kg?も少々ムダになるが、賢明な判断で今日中に下山する事となった。

避難小屋に戻り、小屋裏のピーク(5分程の登り)に、福井県の三ノ峰最高地点があると言うことだったが
一旦下りかけて、ガスで益々視界はなかったが、5分と言う近さに引かれてやっぱり行ってみる事に。
もしかしてそこは打破の頭(2095m)と言う場所だろうか? 三角点がないか探してみたが無かった。
三ノ峰は福井県の最高峰と言われているが、三ノ峰山頂は正確には石川と岐阜の県境になるらしく
福井県人として、ちょっぴりその福井県最高峰に立ってみたく、一応これで満足である。

下りは順調! 視界もないのでひたすら下って、止まると吸血虫の大群に一斉に襲われる!
両耳が4~5か所喰われて、夕方には赤く腫れあがってしまい、三ノ峰でまたまたやられたー (>_<)

花は多くみられ、流石に白山麓である。 今年初の花を見ると、あ~また会えたと嬉しくなる
帰路に寄った勝山の水芭蕉は、天然温泉で大きなお風呂(500円)であり、疲れも少し回復だったかな。

そして今回の教訓! ザックは自分が担げる重さの限度を超えると、膝への負担も大きく足も進まない。
ちなみに、自宅でザックを測ってみたら10kg だった。…ひ弱な (*^^*) 私には多分8kgが限度!
できるだけ軽くしたいが、何をどんなふうに工夫して軽くするか、次の縦走までの課題である。

梅雨時の三ノ峰はやはり虫が多い! 虫よけスプレーでは追いつかず、かと言って顔に網は苦手だし。。。
これ一発!みたいな、山で使える吸血虫コロリの特効薬、ないのかなー?


一ヶ所、新しく迂回路ができていた。


   
鳩ヶ湯から7~8分の車道眼下に、流れが美しく迫力の名もなき滝…見えるのは梅雨時だけなのか?
(右画像) 上小池Pからの登山口、いつもの水(ドラム缶へ)は、何故か一滴も流れていなかった。


 
刈込池登山口                            三ノ峰登山口


 
          屋敷跡の案内板               尾根は通行止め!土が柔らかく歩きにくい迂回路へ


 
   六本檜                             早朝は行く手がガス


   
         剣ヶ岩                        時々別山と白山が見えていた。



打破の頭と三ノ峰山頂



歩いてきた尾根を振り返る


荷物が重くてクタクタ…ようやく避難小屋


 
「三ノ峰避難小屋へ」と書かれたこの看板を見ると安心、急登りはここまでとなり、後一息で避難小屋だ!


 
避難小屋前から三ノ峰山頂と別山                避難小屋右眼下に残る雪渓


避難小屋から山頂まで10分弱!


  
途中から避難小屋を振り返る                       白山をアップで



三ノ峰山頂広場と、別山、白山の眺望…白山登山口より9kと書かれていた。


別山方面へ足を延ばす事に。



やや下った所から、別山(中央ピーク)と、別山への稜線


 
三ノ峰を振り返る! この辺りから笹が半分枯れたような色だった。


 
御手洗池と三ノ峰の中間あたりかな?の前方と後方…随分歩いたけど別山はまだ遠い。


 
広~い別山平に出て、ハクサンイチゲが咲き乱れるのを見ながら御手洗池に辿りついた。



御手洗池…ここにきて別山が雲の中となる。 池周りは枯れた草が目立っていた。


流石に白山麓、出会った花は多かった。
(名前は後日記入予定)

    


    


    


    


三ノ峰のササユリは濃いピンク!


 
雨上がりで、花びらが透き通るように見えていたササユリもあった。


 
この蕾は真っ赤だった!                       普通は濃いピンク


 
雨上がりのカラマツソウ(蕾)                          カラマツソウ


 
雨上がりのグンナイフウロ(蕾)                    グンナイフウロ


 
コイワカガミ(濃いピンク)                                             イブキトラノオ
      

 
           ニッコウキスゲ               山ツツジと ミヤマカラスアゲハ蝶(表が青だった)



ニッコウキスゲと トンボ


 
アカモノ


  
ハクサンダイゲキ


 
シナノキンバイ


 
ハクサンコザクラ                           ツマトリソウ


 
蕾が可愛かった シシウド                        ハクサンイチゲ 


  
ウズラバハクサンチドリ                           ハクサンチドリ




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