西穂~ジャンダルム~奥穂~吊尾根の稜線 ・・・紀美子平より
2011/10/8(土)~10(月) 涸沢~穂高三山縦走 上高地より
上高地~涸沢ヒュッテ(1日目)
涸沢ヒュッテ~北穂高岳(2日目前半)
北穂高岳~涸沢岳~穂高山荘(2日目後半)
穂高山荘~奥穂高岳(3日目前半)
奥穂高岳~前穂高岳~上高地(3日目後半)
涸沢ヒュッテ(2309m)・・北穂高岳(3106m)・・涸沢岳(3110m)・・奥穂高岳(3190m)・・前穂高岳(3090m)
穂高三山制覇 !!
またまた容赦ない岩稜、鎖場、長い長い吊尾根歩きだったが、眺望としては最高である。
左眼下は涸沢、小さく見えている涸沢ヒュッテ周りに、連泊者が多いのだろうか、まだテントが沢山残っていて
右手には、雲海に顔を出す焼岳や乗鞍岳、前方には富士山や南アルプスがよりクッキリ見えてきた。
そして一番の見どころは、西穂独標~西穂高岳、間ノ岳、奥穂高岳へと続く稜線が、ずっと後方に見えていた事だ。
アップダウンを繰り返し、ようやく紀美子平(前穂分岐)に辿り着いた。
分岐から前穂高岳山頂まで往復約1時間の行程であったが、見上げるとやはり岩稜の急登だ!
ここでメンバー2人は膝温存の為、前穂高岳は断念し、リーダー I さんと私の2人で登る事となった。
青空も広がってきており、ここまで来たらやはり頑張るしかない、休みなくひたすら I さんの後ろについて行く!
そして山頂! 前穂高と言っても3000mを超えており、北穂とも奥穂ともまた違う、素晴らしい眺望であった。
西穂~奥穂~涸沢岳~北穂~槍までが一直線上に、そして鞍部に穂高山荘の赤い屋根も見えていた。
紀美子平に戻り、ゆくっり休憩できたと言う2人と共に、いよいよ 「 穂高よさらば 」 である。
重太郎新道もまた、ハシゴや鎖場のある厳しい下りではあったが、3日目ともなると体の反応も要領も良い!
急下りもあり後方の景色も一変し、振り向く度に、お~っ (@_@ かなり下りて来たなーと実感できた。
ほぼ中間地点にある岳沢ヒュッテで昼休憩、奥穂山頂での寒さが嘘のように日差しが暑くて、日陰を探し
ここまで無事に下山できたことや誕生日、お祝いの理由をいっぱい作って、皆でビールで乾杯
コーヒータイムなども取り、少し長めの昼休憩となったが、その後の約2時間の工程は穏やかで緩い下り
お天気も良く、順調に上高地河童橋に下山して、予約してあったタクシーで平湯に戻った。
平湯では、駐車場から程近い場所にある 「 ひらゆの森 」で、ゆっくりと3日振りの入浴をした。
上高地から平湯までのタクシーを予約したのは、昨年、バス待ちの行列(1時間半待ち)を見たからだったが
観光課も少しは考えたのか (^^ゞ バスを大幅に増やしたようで、 昨年ほどの行列はなかったが、
代わりに道中で、ピストンでのお迎えバス10台程が連なり、カーブでタクシーとのすれ違いに苦労していた。
それぞれが、頑張った自分への熱い思いと達成感、快晴に恵まれ素晴らしい眺望だった事など
金沢までの帰宅途中、車の中でも話が途切れる事はなく、思い出深い穂高三山制覇となった。
今回の穂高三山縦走は、10月10日の私の誕生日に合わせて、Yさんがバースデー登山を計画して下さったのだが
昨年に引き続き、2年連続でバースデーを涸沢で迎えられ、何だか良い日に生まれたかも?
こーなったら、来年、再来年・・・涸沢バースデー記録を伸ばしてみよーかな? 誰かつきあってー
今回は登山のみならず、後に Birthday party でお祝いもして頂いちゃいました 皆さまに感謝 (^人^)
それにしても今年の涸沢は、息が詰まる程(ホントに息が詰まった)もの凄い人出であった。
後の新聞発表によると、涸沢人口は、8~9 の2日間だけでも3,000人を超えたのだとか!
初日8日のテント数は1000張り、9日の上高地から平湯へのバスは、2時間待ちだったらしい。
11月3日が小屋終いらしく、紅葉時期以外の静寂な涸沢の姿(そんな時期はあるの?)も、いつか見たいものだ。
まずは紀美子平を目指す!
中央奥に見えているのが前穂・・・紀美子平を目指して吊尾根を行く。
振り返ると目につく(気になる)のは、やっぱり シャンダルム
南稜の頭 (看板あり)から奥穂を振り返る!
細かいアップダウンではあるが平坦な個所もあり、比較的安定していてルートも分かりやすい。
しつこく気になる ジャンダルム、ここからの姿はロバの耳と言われるらしい・・・左耳が ジャンダルム。
時々眼下に涸沢が見える。 左画像では、涸沢山荘と北穂が見え、初日に登ったジグザグルートも見えていた。
かなり離れたので、西穂から奥穂までが1枚の画像に納まる。
西穂独標 ~ 西穂 ~ 間ノ岳 ~ 天狗岩 (天狗の頭?)
手のひらのような風変わりな岩を発見! 奥に見えるのは 焼岳、乗鞍岳、その奥に御岳山も小さく・・・
紀美子平(前穂分岐)に到着!
紀美子平(前穂分岐)は休憩スポット! 急登なので前穂山頂は見えない。
ザックをデポして、すぐに登り開始!
30分で前穂山頂!
足場が見つけ辛い個所もあったが、身軽なので意外と早く到着! 残った2人も来れば良かったのになぁ・・・
前穂からは、西穂、奥穂、涸沢岳、北穂までと槍ヶ岳が一望、小さく穂高山荘も見えていた。
前穂からは早々に下山 。。。
(左画像)下山途中から見た紀美子平、団体さんの到着かな?何だか賑やかそうで人が増えたようだ!
私達の下山と、ちょうどすれ違いで、皆さん前穂に向かって登り始めた。 。。。 穂高よさらば また来る日まで 。。。
下山方向の岳沢、重太郎新道の一部と下山者も見えていた。
こんな岩越えは、もう朝飯前 (^.^)v
(左画像)岳沢パノラマ と書かれた岩あり・・・紀美子平から眼下に見えていた眺望と大差はないが
下から登ってきた場合を考えると、確かにこの辺りはパノラマだ! 岳沢ヒュッテも見えていた。
(右画像)足場の確保がし辛い、急下りが多かった。
ロングハシゴの下りも2ヶ所、鎖やロープより下りやすいので、しっかりしたハシゴは有り難い。
岳沢ヒュッテに到着!
5月19日より営業再開の岳沢ヒュッテ 岳沢ヒュッテ回りは微妙に紅葉していた。
ぎょっ 大地から白い腕が ・・・ (@_@;)
岳沢ヒュッテからは、楽々の登山道。。。
岳沢名所の風穴に顔を入れて見ると、冷っと天然クーラー、間違いなし! 穴は他にも数ヶ所あった。
上高地の自然散策路に下りて来た。
お猿さんのお出迎えあり。
明神岳が見えてきたらすぐに河童橋、初日は左手に見ながら通り過ぎただけの橋だったが
3日間かけて大きく回って、今度は橋を渡って戻って来た。
河童橋を渡り終えた瞬間は、一応マラソンのゴールのような気持ちだったかな \(^o^)/
穂高三山縦走 ・・・ おわり
・
・
・
美味しかったケーキを記念にアップ
Y さんが特注して下さった ケーキ 粋な演出の茶屋街の玄関
浅野川と東茶屋街を散策・・・この日はこんな雰囲気の中で、男性二人による風流な三味線の流しがあり
夜に出歩く事のない私は、別世界を見てしまった!
奥穂山頂から、奥穂ドームの ジャンダルム と 西穂
2011/10/8(土)~10(月) 涸沢~穂高三山縦走 上高地より
上高地~涸沢ヒュッテ(1日目)
涸沢ヒュッテ~北穂高岳(2日目前半)
北穂高岳~涸沢岳~穂高山荘(2日目後半)
穂高山荘~奥穂高岳(3日目前半)
奥穂高岳~前穂高岳~上高地(3日目後半)
涸沢ヒュッテ(2309m)・・北穂高岳(3106m)・・涸沢岳(3110m)・・奥穂高岳(3190m)・・前穂高岳(3090m)
穂高山荘(6:00)→奥穂高岳(6:45~7:10)→南稜の頭(7:20)→紀美子平・前穂分岐(8:50~9:00)→
前穂高岳(9:30~40)→紀美子平・前穂分岐(10:15~20)→岳沢ヒュッテ(12:45~13:30)→
河童橋~上高地(15:25~45)~タクシー~平湯の森(16:15~17:25)→観法寺P(19:45)
「 奥穂高岳 & My Birthday ・・・ 」
穂高三山縦走3日目・・・10月10日、穂高山荘で誕生日の朝を迎えた。(*^^*)♪
花曇りでご来光はパッとしなかったが、まぁまぁのお天気で予定通り穂高山荘を6時に出発した!
急登の岩稜、鎖場にハシゴなどを制覇し、奥穂高岳の稜線に出ると、ジャンダルムが目の前である。
今登ろうとしている人や、ピークに立っている人達が肉眼でも良く見え、何だか直ぐ行けそうな錯覚に陥る。
そんなジャンダルムを見ながら、ついに登頂!奥穂高岳
山頂の祠の横で写真を取る為には2m程岩を登るのだが、そこは狭く2~3人づつ交代、
O さんと二人で奥穂の山頂に立ち祠にタッチ!…そして「誕生日おめでとう」 と、声をかけられ (^^♪ うふふ…。
隣に立った見知らぬ女性も、一緒に喜んでくれたので握手! 奥穂の山頂に立てて本当にハッピーバースデー !!
下から強烈な視線をキャッチ・・・やはり順番待ちで、写真だけ撮ったら即座に下りなければ・・・(^^ゞ
と言う訳で一瞬の山頂(2分間)ではあったが、少し移動した場所で、改めて写真を撮る事にした。
山頂直下からでもその眺望に変わりはなく、十分に360度が楽しめた ♪
奥穂高岳からは奥穂ドームのジャンダルムが目を引き、歌の文句通り、「瞼に残るジャンダルム」である。
北穂から涸沢岳を経由して、緊張しながら通過した奥穂までの岩稜も一望である!
山頂ではダウンを着ていても寒い程の冷強風が吹いていて、ザックを下ろしたとたんによろけた (*_*;
今回の最大の目的地に着いて、ずっと留まっていたかったが、寒いのでそろそろ下りましょう!と、早くも声がかかる。
ちょっと待って 北穂の山頂に続いて奥穂山頂でもコンデジの電池切れ (>_<) 寒さのせいで性能が狂った?
カメラが外に出でいたから? 枚数もけっこう撮ったけど、ちと短い感が・・・雪山では今までに何度もあった事だ。
替え電池の予備はいつも万全、電池交換を済ませて、この先の長い行程を考えて早めの下山開始となった。
前日の成果で、鎖もハシゴも難なくクリア!
早朝は曇りで朝焼けは薄っすら・・・今朝のモルゲンロートは期待薄、涸沢にいたのが昨日で良かった(^.^)v
奥穂山荘眼下の涸沢、ここからだと混み具合は見えないのだが、相変わらずトイレは行列かな?
ハシゴや鎖は、最初の10分強の登りだけだったが、北側斜面のため足元が雪で滑る個所もあった。
ここで既に、後ろの眺望は素晴らしい! 穂高山荘、テン場から涸沢岳への稜線、北穂との中間に槍が顔を出す!
岩場ではあるが、後半は比較的緩やかで安心して歩ける・・・富士山も見えていた。
30分程で山頂が見えてきた!( 中央の尖ったピーク )
奥穂山頂まであと一歩の場所で、西穂への稜線が右手方向に大きく伸びていて
一番ピーク、奥穂ドーム(ジャンダルム)は、ここから見ると本当に丸い、何人もの人達が向かっていた。
思ったより早い到着で余裕?山頂を目の前にして皆さん足早、ジャンダルムの写真を撮っていたら置いて行かれた。
ここで若干走ったが、祠の回りは停滞だったので、直ぐに追いついた。
アルピニスト憧れの奥穂高岳、ついに登頂 !!
(4分の1)山頂の祠の横に立てたのは2分間のみ
2分間の間に撮った貴重な画像・・・観賞の暇はなく、ただ急いで撮っただけ (^^ゞ
(4分の2) 眼下に丸い方位盤、気のせいか?皆さん嬉しそう・・標高3190mは気持ち良いなー\(^o^)/
早朝独特の雲のベールに包まれ、両手を広げたように大きな笠ヶ岳は、北穂からここまで、ずっと右手に見えていた。
(4分の3)前穂方面、山頂直下の広場 (4分の4)方位盤とジャンダルム・・・はいもう下りますよ。
居場所がないので、山頂直下広場に移動 。。。
穂高神社 と山頂の 祠
白い雲が、波のように下から山肌を撫で、槍ヶ岳に覆いかぶさり去って行く様が、何とも幻想的に見えた。
こんなにスッキリ山々を見渡せたことはとても運が良いのだが、逆に一筋の雲の流れが目を引き
画像では伝わらないが、身内4人の間では 「お~~」と歓声が上がった (^^ゞ
山頂広場から ジャンダルム
何処をどう攻めたらあのピークに立てるのか? 画像ではなかなかルートが読めない。
槍ヶ岳3180m、奥穂高岳3190m、槍とほぼ同じ目線で、北穂からここまで我が足で稼いだ距離を実感!
お気に入りのアングル・・・最後にこの1枚を撮って、奥穂を後にした。
奥穂高岳~前穂高岳~上高地(3日目後半)
北穂高岳 ( 一番ピークの山頂 ) と 槍ヶ岳
2011/10/8(土)~10(月) 涸沢~穂高三山縦走 上高地より
上高地~涸沢ヒュッテ(1日目)
涸沢ヒュッテ~北穂高岳(2日目前半)
北穂高岳~涸沢岳~穂高山荘(2日目後半)
穂高山荘~奥穂高岳(3日目前半)
奥穂高岳~前穂高岳~上高地(3日目後半)
涸沢ヒュッテ(2309m)・・北穂高岳(3106m)・・涸沢岳(3110m)・・奥穂高岳(3190m)・・前穂高岳(3090m)
北穂高岳~涸沢岳は緊張の連続 ・・・
北穂高岳~穂高山荘までが一番の難所だと聞いてはいたが、結論から言うと、かなりの難所であった。
日が当らない個所は残雪で足場が滑ったり、私の足では届かない個所も多数、垂直の鎖場も多数!
細尾根の岩棚は何度か経験していたが、ひと山越えてまたひと山と、岩山越え連続、緊張の連続なのである。
地図上の歩行距離としては、3日間で一番短いのだが、強風で飛ばされそうになったりしながら必死で岩を掴み
時には腕の力で、時には体全体で体重を移動しながら、次の足場を確保して一歩づつ進むのである。
ロッククライミングとは言わないが、小柄の私には大きな動作が必要であり、
3日分を詰めたザックも重く、上半身のバランスを崩さないように、掴める岩は全部掴んでいた為か
気付いたら手袋の親指部分が擦り切れて、両手とも2cm程の大きな穴があいてしまった。
ところが、手袋に穴が開いたのはまだ良い方だったようで、これも後に聞いた話だが、
ベテランの方の指導で、岩は直接伝わる感覚として、素手で掴んだ方が滑らずに安全だと言われたそうで
直接素手で岩を掴んでいた人、指先の出た手袋だった人、2人とも指先が軽い凍傷になったようである。
10月初旬でも標高3000mは侮れない、この日は気温が低く、日陰の部分には残雪もあった。
稜線付近は冷風も吹いており、冷たい岩を何時間も必死で掴んでいたのだから、
全く予想はしていなかったが、この話を聞いて、条件により指先の凍傷も十分にあり得る事だと思った。
涸沢ヒュッテから見上げていた涸沢カールは、まるで垂直の壁に見えていたが、
その壁の先端から眼下を見ても、やはり垂直の壁、お椀の中(底)にヒュッテがあると言うイメージだ!
落ちたら死ぬ・・・と、言いながら追い越して行った若者がいたが、全くその通りである。
2番目を歩いていた私が危険個所を何度もクリアできたのは、先頭と後ろから見守って頂いたお陰である。
この梯子を登れば岩棚は最後、と言う涸沢岳手前辺りでは、登り終えてから思わず3人で握手を交わした (^^ゞ
まだまだ気を抜けない岩の登山道だったが、今までに比べたら、後は穂高山荘まで楽勝に見えたのである。
そして到着した涸沢岳山頂では、穂高小屋の赤い屋根が眼下に大きく見え、ホッとしてまたまた3人で喜ぶ ♪
流石に3000m、風が冷たくて涸沢岳にも長居は出来ず下りようとしたら、私の携帯が鳴った・・・
ザイテングラードを登り、先に到着していた彼が、カメラの望遠で私達3人を見つけたとのこと!
涸沢偵察ヘリが2基飛んでいたのを見て、何か事故でもあったのかと、彼なりに心配していたようだった。
無事の到着を見守ってくれていたようで、小屋で再会できたことを、今度は4人で喜んだ ♪
涸沢では一度は経験してみたい憧れのテント泊と言えるが、簡単には良いスペースが取れない。
メンバー4人中1人はテント泊だったので、穂高山荘ではスペースが狭い事を心配したのだが
早く到着した彼が先に確保してくれていたので、最高の場所を確保できて一安心だった。
夕食は3交代の一番最後、6時半頃からとなったが、穂高山荘前広場は意外と広く、
寛げるテーブルが内外に沢山あり、食事前の宴会やコーヒータイム、5時半頃には夕日鑑賞などで過ごした。
残念ながら夕方は雲が多く、ジャンダルムに赤い日差しは届かなかったが、雲海に白山の姿が確認できた。
明日はいよいよ、3日間の最大の目標である奥穂高岳登頂だ!
山荘前広場からは、奥穂高岳(山頂は見えない)が目の前にドーンと聳えており、かなりの迫力だった。
今日の岩棚を歩いたのだから、この先怖いもの無し (^^ゞ …人間心理とは不思議なものである。
ここ穂高山荘でも、お布団一枚に2人宣告はあったものの、昨夜に比べたらこの条件も楽勝に思えた。
山頂で ロッククライマーを見つける!
左のマルは北穂高岳、本当の山頂、右のマルは岩壁に取り付く2人のクライマーの姿だ!(11:45)
この後、北穂分岐に戻り、登山道が右に巻いていたので、再びこのロッククライマーの姿を目撃した。
(12:10)25分後、一人が遥か上に ・・・ (12:25)最初の位置から45分後 ・・・
涸沢岳に向かって移動中2回、岩の切れ目のタイミングで、このクライマーたちの挑戦を目撃した。
垂直の岩壁であるが、技術、根気、勇気、体力、精神力、運…全てを持ち合わせていないと出来ない技である。
普通に歩いていても、ここでは十分にクライマー気分だけど、彼らにはあの岩壁が普通なんだろうか?
人間の持つ力の凄さを目の当たりにして、かなりの勇気を分けて頂き、その後の岩稜に挑んだ (^.^)v
北穂を後にして、涸沢岳に向かう!
(左画像)下山方向、まだまだ北穂に向かって登山者の列が見えていた。
中央は北穂のテン場であるが、北穂高山荘とはかなり離れている為か、撤収したのか?4張りのみ確認。
(右画像)北穂の山頂と槍ヶ岳を振り返る! ( 看板のある山頂は隠れている )
一旦下って、ロッククライマーの岩を登る。
岩の中腹辺りを通過して更に上へ 振り向くと、山頂に向かうらしき登山者
小さく人が見えている辺りが山頂と思われる。
クライマーの岩を越えると、涸沢岳、奥穂高岳への稜線が一望できて、
ここで一息ついたのだったが、更に過酷な試練が ・・・
(左画像)ジャンダルムの手前に見えていた丸いピークが涸沢岳のようで、山頂に立つ人達が見えていた。
(右画像)前穂高岳の山頂を望遠で ・・・明日はあの山頂にも登る予定だ!
(左画像)O と × と → が頼り ・・・この大岩を右に巻いて、一旦急下りとなる。
(右画像)人が4人いる辺りは、これから一旦西側に下って再度登る場所であり、上の三角が涸沢槍だ!
日陰でもありコンデジの限界でもあるが画像が平坦、下から見上げた槍のイメージとは全く違う。
一旦下った鎖場、足場を手探り(足探りかな?)しながら、安全の為後ろ向きで下る!
見晴らしのよい場所で、後ろを振り返る!
アップダウンを繰り返したので、何処をどう通って来たのか分からない程複雑だった。
(左画像)眼下には更に岩棚の山を越えている人が見えていて、まだまだ先は長そうだった。
(右画像)下りて見ると、そこには丸い看板があり、どうやらここが 「 最低のコル 」 のようだった。
ここで久しぶりに、土 「つち 」 と言う物を踏んだ! やっぱり土は足に優しい
中央に見えるのが、左画像の岩棚であり、逆光で白くなったが、その先に見えているのが涸沢槍。
看板が低いので、低いアングルで構えたら、見た目の立体感がゼロになってしまった!
これでは涸沢ヒュッテからここまで、一直線で楽勝に歩いて来られそうな画像だな (*_*;
涸沢槍に登る!
相変わらずの岩棚 … 涸沢槍だと言う実感は全くなし!
(左)足場が見つけ辛いようで停滞…この間に後ろを振り返ると、越えて来た岩稜と槍ヶ岳、そして涸沢槍の影。
(右画像)鎖とハシゴをクリアして、登山道の一番ピークから見上げた涸沢槍の山頂である。
涸沢ヒュッテでご一緒した、地元の登山グループの方の話によると、涸沢槍への登山道はないが、
50m程登れば山頂にタッチ出来るとの事だったが、ここでは3人とも冒険心ゼロだった (^^ゞ
涸沢槍を振り返る!・・・う~ん、涸沢槍は下から見るに限るね
更に頑固な岩棚が ・・・
ここに来て進行方向はかなりガスってきて、しばらく大きな雲の中に突入だった。
容赦なく続くので、もう岩棚は飽きて来たよ~ (>_<) と言いつつ、先に進むしかない。
そして右画像の人がいるてっぺん辺り、ここに辿り着いて最後の鎖を登ると、景色が一変した!
涸沢岳まであと一歩。。。
最後の垂直だった鎖場を登りきって、真下を撮る!
ここを登りきって山頂制覇よりも感動ものだったかも? 岩登りが終わってやっと両手が自由になったのだ!
自由になった両手で握手を交わす・・・\(^o^)/\(^^♪/\(◎o◎)/
登りきって右手側 登りきって後ろは北穂高
涸沢岳は3110m、ここから北穂 (手前のピークと奥の看板のあるピーク) が同じ目線に見えている。
登りきって左手側には、涸沢岳山頂が見えた! (中央の人がいる辺り)
涸沢岳山頂 と 奥穂高岳 ( ピークが3つに見えるが、一番左が祠のある山頂 )
涸沢岳(3110m)に着いた!
山頂で看板と写真を撮る人達 と、一番ピークに立つ 山頂看板
涸沢岳からは奥穂高岳、前穂高岳…そして何より嬉しかったのは、穂高山荘がすぐ眼下に見えていた事だ。
ガスが晴れてから、奥穂高の山頂を望遠で撮ってみた。 ( 祠も見えている )
寒くて長居できずに下山 。。。
下山途中のテン場と山荘とヘリポート (ここまで来ると、奥穂の山頂は、ほぼ隠れてしまった)
奥穂から山荘へ下山する人(登る人?)の列で、明日の登山道の確認ができたかも (^_-)v
山荘前は結構広い、奥穂は余りにも近くて、下から見上げるとソフトクリームに変身だ。
山荘から 涸沢岳 山荘広場にやって来た 「 イワヒバリ 」
穂高山荘~奥穂高岳(3日目前半)
2011/10/09(5:55)・・・北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳が、わずかな時間だけ黄金色に染まった。
2011/10/8(土)~10(月) 涸沢~穂高三山縦走 上高地より
上高地~涸沢ヒュッテ(1日目)
涸沢ヒュッテ~北穂高岳(2日目前半)
北穂高岳~涸沢岳~穂高山荘(2日目後半)
穂高山荘~奥穂高岳(3日目前半)
奥穂高岳~前穂高岳~上高地(3日目後半)
横尾(1615m)・・涸沢ヒュッテ(2309m)・・北穂高岳(3106m)・・奥穂高岳(3190m)・・前穂高岳(3090m)
涸沢ヒュッテ(6:55)→涸沢小屋(7:00~15)→北穂分岐(10:35)→北穂高岳(10:50~11:45)→
北穂分岐(12:00)→最低のコル(13:40)→涸沢槍直下(14:10)→涸沢岳(14:45~55)→穂高山荘(15:15)
涸沢カールを満喫して、北穂高岳を目指す!
夜中の3時半頃に目が覚めたので、行列を予想して早めのトイレを済ませ、しばし星空観察をした。
放射冷却で霜がおり、ヒュッテの手摺は真っ白、後に聞いた話ではテントもガチガチに凍ったそうだ!
それでも昨夜から今まで、変わらず輝く美しい星を眺めながら、快晴の予感に心躍る ♪
朝食は4時半から並んだ順番だったが、出発予定は7時だったので、今日は余裕だった。
まだ薄暗かったが、ヘッドランプでヒュッテ横の階段を上がり、屋根くらいの高台になっている場所で
立派な三脚と一眼レフを構えたカメラマンが一斉に並ぶ中、隙間に入れて頂きコンデジを構えた。
壁に張り付くように建っている涸沢山荘の明かりが、豪華なホテルのように輝いて見えていた。
地平線では日の出を迎えている時間だが、辺りはまだ薄暗く、やがて徐々に明るくなり始め
背中から昇るであろうご来光の瞬間を待ちながら、皆の視線は涸沢カールに釘付けである。
そして待つ事しばし、パシャパシャ ・・・一斉に聞こえたシャッター音と共に、天然ショーが始まった。
北穂、涸沢岳、奥穂が黄金色…モルゲンロートの輝きにうっとり、今回も運良く見る事ができたのだ!
わずかな時間で、普通の日中の(太陽の)明るさになったが、それでも涸沢カールの眺めは美しかった。
その後、ヒュッテ横に小さな池があり昨年は逆さ涸沢槍が見られたからと、自慢げに案内したのだが
何と!寒かったはず、夜中は氷点下だったのか、池は氷で覆われていて、昨年とは全く雰囲気も違っていた。
早朝は風もないので、鏡のように写る涸沢槍を、是非皆さんにも見てほしかったのだが、残念だった (*_*;
2日目の今日は、北穂高岳経由で穂高山荘を目指す予定だが、4人中1人は北穂には登らず
涸沢からザイテングラードを登って、直接、穂高山荘に行く事になっていたので
ヒュッテ出発後、涸沢小屋でトイレタイムを取ると言う彼と別れて、小屋横から3人で登り始めた。
後に聞いた話では、ここでのトイレも、またうんざりするほど並んだそうだ (^^ゞ
急登ではあるが、登るにつれ一気に高度感が増し、富士山と南アルプスが見えた時には感動!
夜明け前から多くの人影が見えたザイテングラードも、すぐ眼下に見え、相変わらずの行列となっていた。
自分たちの前途もまた停滞停滞であり、後半の鎖場やハシゴなどでは、特に待ち時間が長かった。
北穂山荘で宿泊し、涸沢の方へ下山される方達との擦れ違いで動けなかったのだが
快晴で風も爽やか、待ちながら周りの眺望を2倍楽しめたとも言えるので、停滞でも全く苦にはならなかった。
北穂分岐、山頂まで0.2kmの看板から10分強で、北穂高岳山頂に到着!
北穂高岳山頂からは、槍ヶ岳がもの凄く近い!笠ヶ岳も近い!北アルプスの山々が近い!
これから行こうとしている涸沢岳、明日登頂予定の奥穂高岳~前穂高岳、全てが直ぐそこなのである。
ところがメンバー I さんの話によると、この山頂は実は、ニセ山頂だと言うのだ
標高3106mと書かれた看板も確かにあったのに、いったいどう言うことなのか (?_?) 真相は後ほど・・・
北穂高小屋は本当に山頂直下!徒歩1分位かな?昼休憩を兼ねて小屋の外テーブルでゆっくり過ごした。
涸沢の朝を一緒に楽しみましょう
(5:32)徐々に明るくなり・・・ (5:50)最初はピンクの淡い光・・・
(6:00)モルゲンロート・・・ (6:50)出発時はいつもと同じ・・・
辺りの様子は・・・
(5:35)・・・カールはまだ薄暗く、涸沢小屋の明かりが目立っている。
昨年、この辺りにテントはほとんど無かったが、更に注目は雪渓の上にも一張りあったこと。
(5:53)・・・モルゲンロート、この時間から7分間ほど、黄金色の日差しが注いだ。
(6:48)・・・日差しはすっかり普通になって、皆さんの動きも活発化!
暗い中をヘッドランプで出発組もいたが、これからトイレに並ぶ人も多数、涸沢ヒュッテとテン場は列で繋がる。
まずはヒュッテから目標(北穂高)を確認・・・中央のピークではなく、その右隣のピークが(目指した)山頂であり
右肩山頂直下に北穂高小屋の屋根が、望遠ではヒュッテからも見えていた。
(5:49)ご来光待ちの穂高山荘の人達 (6:50)ザイテングラードへ一斉に下山する人達
池は全体が氷っていた。 池からテント方面
北穂高岳に向けて出発!
北穂高岳への登山道はテン場の中央を通る、ついでなので涸沢小屋にも立ち寄った。
テン場の皆さん、カッパの上下を着込んでいる方が多く、昨夜はかなり冷え込んだと思える。
涸沢小屋からテン場を見下ろす。 涸沢小屋のバルコニーから吊尾根と前穂高岳
涸沢小屋横から北穂への登山道に入る 眼下に、ザイテングラードを目指す登山者の行列
前方が停滞なので のんびり過ごす!
あれっ?ど~なってる?はるか前方が停滞 ・・・到着した10分後も ↑ この状態 (^^ゞ
(左)富士山と南アルプス、甲斐駒ヶ岳、北岳・・・(右)八ヶ岳連峰と思われる。
停滞なので何度も振り返る ・・・どんなに小さくても富士山が見えると、やはり感動である!
まだまだ停滞・・・ 後ろも停滞してきた。
更に20分後、やっと順番が来て、どうやら足場の無い滑りそうな岩登り、その次は傾いたハシゴ・・・
ハシゴのその先からは、素晴らしい眺望の連続!
涸沢ヒュッテ と 前穂高岳
前穂高岳 と 奥穂高岳 (下からは見えなかった奥穂の山頂が見えている)
奥穂高岳 と ザイテングラード と 涸沢岳
大天井岳~一番ピークは常念岳、画像には写っていないが、蝶ヶ岳までの稜線が望めた。
右手に北穂高岳のピークと、北穂高山荘の屋根が見えて来た!
更に高度を上げると、奥穂 と 涸沢岳 の間に 「 ジャンダルム 」 が姿を現した。
望遠で撮ると、穂高山荘の頭上にジャンダルムが見え、山荘前にも行列ができている。
この画像で一番ピークに見えているのが、祠のある奥穂高岳の山頂である。
ジャンダルムを望遠で・・・人が3人立っている。
北穂分岐も停滞!
目指すのは右ピークの北穂山頂
北穂分岐から北穂高岳まで、0.2km ・・・(右画像)中央ピークが北穂高岳!
分岐から北穂高はすぐそこに見えていたが、ピストンでまたこの場所に戻る為、擦れ違いの停滞となる。
山頂直下より、後ろを振り返る!
この画像の中央ピークが、本当の北穂高岳山頂であるとのことで、看板らしきものは見えなかったが
地形図を見直してみると、確かに北穂高山荘と山頂は、若干離れた位置となっていた。
知ってか知らないでか?ほとんどの方は素通り、時間と体力に余裕があれば登ってみたかった (^^ゞ
北穂山頂からの眺望 ・・・槍ヶ岳が近い!
山頂に到着! 山荘は直ぐ下に・・・
笠ヶ岳と槍ヶ岳、その奥には黒部五郎岳、薬師岳、鷲羽岳、水晶岳 ・・・
北穂高山荘の前から見ると、北穂高からのキレット尾根と槍ヶ岳までの稜線が一望だった!
槍ヶ岳の右手奥に、肉眼でも鹿島槍ヶ岳が確認できた事と、先月の白馬鑓ヶ岳からも
槍ヶ岳、穂高連峰が見えたので、その近くに見えていたのは白馬鑓ヶ岳、白馬岳、五龍岳、などと思われる。
ヘルメットを被った2人の男性が、ちょうど北穂に向かって登って来ていた。
手前の黒い部分は北穂高小屋の影であるが、真下は吸い込まれそうな切り立った断崖に見えた。
槍ヶ岳(3180m)と 槍ヶ岳山荘 ・・・手前に見える赤い屋根は南岳小屋か?
山頂から大きく見えていた笠ヶ岳 ・・・おっ(中央右) ニセ槍ヶ岳か?小槍まであるではないか (^^ゞ
本当の北穂高岳山頂に、何人かが挑戦しているのが見えた。
山頂はかなり狭いようだが、望遠では4人の人影が見えている。
そしていよいよ北穂高岳を後にして、やや危険を覚悟の岩稜歩きに出発!
北穂高岳~涸沢岳~穂高山荘(2日目後半)
2日目早朝(6:50) 涸沢のテント群・・・
2011/10/8(土)~10(月) 涸沢~穂高三山縦走 上高地より
上高地~涸沢ヒュッテ(1日目)
涸沢ヒュッテ~北穂高岳(2日目前半)
北穂高岳~涸沢岳~穂高山荘(2日目後半)
穂高山荘~奥穂高岳(3日目前半)
奥穂高岳~前穂高岳~上高地(3日目後半)
横尾(1615m)・・涸沢ヒュッテ(2309m)・・北穂高岳(3106m)・・奥穂高岳(3190m)・・前穂高岳(3090m)
観法寺P(4:25)→平湯P(6:20~50)~タクシー~上高地(7:10~20)→明神(8:10)→徳沢(9:10)
→横尾(10:10~11:15)→本谷橋(12:30~40)→涸沢ヒュッテ(14:30)
涸沢の紅葉は期待外れだった!
昨年に引き続いて涸沢にやって来た! やはり何かと比較をしてしまうのだが、昨年が100なら今年は10か?
これは紅葉の美しさの数字で、タクシーの運転手さんの話によると、
今年は早いうちに霜がおりて、ほとんどの葉っぱが、紅葉前に枯れてしまったと言う事である。
そんな状況をよそに賑わい(混み具合)としては、昨年が100なら今年は300だ!
NHKが、昨年の画像で涸沢の特集番組を放映していた影響か?3連休快晴予報の影響か?
特に、横尾で昼休憩とし、まずトイレに並んだのだが、何処かのテーマパークの入場待ちかと思う程の行列で
戻れたのは50分後、予定外のロスタイムとなり、おにぎりだけサッサと食べて横尾大橋を後にした。
横尾から涸沢までも、蟻の行列のように、切れ間なく登山者の列が出来ていたようだ。
擦れ違いで下山する人達が、ず~っと行列が続いていると嘆いていた。
一方通行などで待つタイミングなどを含めて、停滞が続き、のろのろ歩きを余儀なくされ
テントを張る場所がないからと言って、途中で下山して行った人達もいた程だ!
昨年は見事な紅葉に足が止まり、歓声を上げながら360度見まわした個所でも、留まる人はなく
到着した涸沢ヒュッテでも、またまた(外にある)トイレ待ちの長い行列ができていた。
日陰には数日前に降った雪が残り、晴れていたが気温は低く、名物の温かいおでんを買う為の行列と重なり
「ごめんなさい通して下さい」 と声をかけながら、ヒュッテの外通路を歩いたのである。
夕食は到着が早かったので、第1回目の4時半からだったが、小屋から夕食時の禁酒宣言が出ていた!
何交代かの入れ替え制で食べる為、手際良く終了しなくてはならず、まぁ仕方のない事だ。
実は廊下の片隅で、メンバーが持参してくれた白ワインで、食事前に私達の乾杯は済ませていたので
飲み足りない人はまた食後に…(小屋の中にビールの自動販売機があったので並ばずに買えた)
当然であるが、テントも昨年より広範囲に張り巡らされ、カラフルさは紅葉よりも見応え有り!
満月に近い月が昇り、ヒュッテから眼下に見えるテント群の薄明かりは、とても幻想的な美しさだった。
ところが、残念ながら初日の画像は一枚もない (>_<)
上高地河童橋からの美しかった景色や横尾での混雑の様子、テン場や名物おでんなども撮っていたのだが
翌日登った北穂山頂でメモリー不足となり、焦って日付を間違え、今日の画像は全て消去してしまったのだ!
トップの画像は2日目朝の画像で、昨夜よりテント数は減ったが、まだまだ十分にテント軍団のイメージである。
と言う訳で、昨年の同時期、上高地~涸沢までの様子は こちら から。
混雑はテン場だけではなく、涸沢ヒュッテでは90cm幅のお布団が、3人で一枚と受付での宣告!
わっ恐れていた事が…ど~考えても、最低肩幅がなければ寝るのは無理であったが
何人かが廊下や入口の空きスペースに出て下さったので、足と頭を互い違いにして寝る事が出来た。
流石に狭くて寝れないとの話に小屋側も気を使い、寝袋や布団の提供もあったようだった。
早めの夕食だったので、小屋入り口にあったストーブを囲んで、山の歌を歌っていたグループと合流。
共に唄い、共に語らい、食後のひと時を楽しく過ごした後は、明日に備えて早めの就寝となった。
涸沢ヒュッテ~北穂高岳(2日目前半)
2日目からの画像に期待を