goo blog サービス終了のお知らせ 

雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(11)

2016年10月07日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

チューリッヒを離陸してから約1時間後の上空・・・雲の上は良い天気(^^)/

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)


<11・12日目 7/22~23(金土)  グリンデルワイトホテル~<専用バス>~チューリッヒ空港~成田空港


さよならアイガー、さよならスイス(^^)/



6:43分、ホテルのベランダより最後のアイガーを撮ってお別れ。。。


専用バスでチューリッヒ空港に向かう。


ホテルを専用バスで8時に出発!トイレ休憩込みで10:15分に空港に着いた。予定は3時間だったので早めの到着である。
全ての行程が終り、今日は帰るだけと言う安堵感からか、今まで寝不足でも寝られなかったバスで、1時間ほど熟睡!
空港では色々な手続きがあり、早め早めの対応をするので、思ったより自由時間は残らなかったが、
最後にお財布にあったスイスフランでチョコの買い足し、ゲートには早めに着いて、余裕で搭乗を待つばかりである。


 
グリンデルワイト~チューリッヒ空港GPS軌跡                         空港に着いた!


 
バスは空港入口で停車!各自がトランクを受け取って空港内へ。。。



この方は誰?帽子はパイロットっぽいけど、駅長?(^^ゞ



愛は地球を救う!・・・ここでは寄付していないが、飛行機の中で(Kさんと2人分)残ったコインを寄付した(^^)v
日本のコンビニにあるようなダサい箱ではなく、こんなお洒落でセンスある物だったら、寄付する人が増えそうだ!



13:05分発 TOKYO行き(E35 Gate)の文字を発見!無事に飛ぶようで一安心(^^♪


 
長い通路を移動してTOKYO行きの出発ゲートへやってきた。

出国審査では仲間のTさんが手荷物で引っかかり、トランクを開いてのチェック、他にも3名程チェックされていた。
入国では大丈夫かな?と思うくらいに楽々で通されたが、帰りは普通に厳しかったようだ(*‘ω‘ *)


 
エーデルワイスの飛行機発見!                我々が乗ったのはこちらの飛行機


今度こそ本当にさよならスイス、そして離陸。。。



スイス~日本(チューリッヒ空港~成田空港)GPS軌跡


飛行航路の足跡まで残せる何て、スマホ恐るべし!何万メートル上空を飛んでいるかの高度も分かってしまう(^^ゞ
全て無料で使える事も含めて、IT技術の進歩に感謝感激!・・・ちなみにロシア上空の外気温は-63℃(これは機内情報)

スイスタイム22日の13:05分に離陸して成田到着は日本時間23日の7:50分、帰路は11時間45分の飛行!

帰りは窓側の席になったので、チラチラと窓を覗いたが、常に明るい昼間であり、夜はなかったのである(不思議)
行きは中央席なので外の様子は見ていないが、何となく時間的にずっと明るいのだろうと想像はついた。
時差を細かく計算したら答えは出るのかもしれない…けど頭が痛くなりそうなので、これ以上考えるのはやめた(^^ゞ

ドリンクとお菓子サービスの後、スイス時間14:50分頃に最初の機内食、食後にコーヒーサービスがあった。
19:10分頃アイスクリームサービス、成田発はグリコだったが、今度はスイスメーカーMOVENPICKのカップアイスである。
帰路に間食サービスはないのだが、後方にサンドイッチが置いてあり、お腹がすいた場合は自由に取って来れる。
ずっと寝れなくて起きていたので、2種類のサンドイッチを頂いて、Kさんと半分づつ食べた(^^♪
2回目の機内食はスイス時間で23時15分頃、日本到着の約2時間弱前に軽食と飲み物、後に一口チョコ1個。

懲りもせず、帰路の機内でも日本語映画をチェックしてみたが、目新しいものは見つからず!
Kさんに付き合って、スイスでの10日間の工程を見直し、それぞれの場所で頂いた地図を見ながら整理した。
それでも時間はたっぷり、アイマスクと耳栓をして寝る準備をしたが、窮屈な姿勢でもあり、やはり寝られず(*'ω'*)

スマホの軌跡を時々チェック、機体はロシア上空を大きく回って、北海道上空からほぼ垂直に関東に向かっていた。
「皆さん、右手方向に富士山が見えます!」と機内アナウンスが入り、雲海の上に浮かぶ富士山を見る事ができた。
やがて海側を迂回して、西から東へ空路を切り替え、成田空港に着陸する様子を、スマホと窓の両方から観察!
GPSの位置がかなり正確なので、これがまたなかなか楽しいと言うか(つまらない映画より)面白かったのである(^^♪



2種類から選べた最初の機内食(画像はポーク)+飲み物も頂いた。


 
 美味しかったモーベンピックのカップアイス        最後に頂いた一口チョコレート(文字を逆さに撮ってしまった)



お腹が空いたので、サンドイッチを貰って来て2人で半分づつ食べた(*‘ω‘ *)



空に浮かぶ月発見!



ロシア上空の眼下は一面(ビッシリ真っ白)氷の世界だった。



日本時間、朝6:15分頃に軽食サービス、飲み物サービスではコーヒーを頂いた。



機内より富士山・・・成田到着の少し前に、富士山が見えますと機内アナウンスが入った。
余りにも小さな富士山なので逆にビックリだったが、日本に帰ってきたぞーと言う実感は沸いた(*^_^*)


成田エクスプレスで東京、新幹線で金沢へ


無事に成田空港に到着した金沢4人組、往復宅急便を利用していたので、早速宅急便カウンターへ
中身は何ですか?壊れ物などないですか?との質問に、お土産のチョコレートが入ってますと答えたら
トラックは今の時期車内が40度くらいになるので、チョコレートだけクール宅急便で別便にした方が良いですと言われた。
と、ここで2000円弱の痛い出費となり(*'ω'*) スイスではフランが残らないように太っ腹の買い物をしたけど
4人の共通意見・・・「日本に戻ったら急にお金にシビアになった!」のである。

東京駅からは新幹線で無事金沢に戻ってきた。今日の夕飯は何を作ろうかな?と急に現実に戻ったり
スイスは今何時?と気になり、スマホの世界時計を何度も見たり、これは時差ボケと言うよりスイスボケかな?

スイスはやはり聞いていた通りに物価高であったが、COOPなどで買い物をすれば、安上りである。
2度目があるとすれば、今回のツアーで利用した乗り物半額チケットや、2泊以上で無料になる特典などを利用して
もう少し山頂に近い山小屋に泊まったり、ピークをいくつか踏んだり、お気に入りの展望台でゆっくりしたり・・・
そんな旅が憧れ・・・帰ってきたばかりであるが、当分の間はスイス(まだいる気分)ボケが続きそうである(^^ゞ


帰宅して最初に見た朝刊のニュース!


7月23日(土)夕方5時半頃に帰宅、長い間留守にした事もあり、疲れていたがその日は夕食の準備を頑張った。
後片付け後は何もする気力がなかったが、沢山の洗濯ものが気になり、洗濯も終わらせて、その後は即就寝(-_-)zzz
7月24日(日)朝刊を久しぶりに見たら、「原発にポケモンが現れ、人が立ち入ると危険!」「ポケモンが現れないように要請!」
えっ? えっ?ポケモンが現れる?いったい何の話?読み返しても意味不明の新聞記事ニュースだった(?_?)

で、その後すっかり忘れていたが、4日後に知った「ポケモンGO」と言うゲームが、日本では7月22日から配信開始され
世界中で一大ブームになっているらしく、4日も経ってから、あの時読んだ新聞記事の内容をようやく理解できたのである。
結論から言うと、ポケモンGOが区切りとなり、4日後にようやくスイスボケから解放された気分であった。(*^_^*)


スイスで買ったお土産


後日掲載予定!


スイス旅行<完>


ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間①へ戻る
 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(10)

2016年10月06日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

高山に生息するキバシガラス・・・フィルスト展望台(2166m)にてヴェッターホルンを(3692m)背景に!
 

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)

<10日目 7/21(木) > グリンデルワイトホテル~<市内バス>~グロッセシャイテック~
フィルスト展望台
バッハアルプゼー~フィルスト~グリンデルワイトホテル(連泊)

 


グリンデルワイト~グローセシャイデック~フィルスト~バッハアルプゼー~フィルスト~グリンデルワイトGPS軌跡
(画像中、クローゼシャイデックではなく、グローセ、又はグロッセシャイデックの間違い)


いよいよ最後のハイキングは逆さアイガー展望。。。


初日から3日間はやや不安定だったお天気も、4日目からは6日間連続快晴で、数々の名峰を満喫できた。
もう今日から嵐になって悔いはないと思えたのだが、やはり晴天は気持ち良く、白い山には青空が一番似合うかな(^^ゞ

さてハイキング最終日、夜中か早朝に通り雨があったようで、朝起きてベランダを覗くと下の道路が濡れていた。
連続快晴も終わったかー(*‘ω‘ *)・・・朝食後8:50分頃発のバスに乗って、3駅目となるグロッセシャイデックへ向かった。
グリンデルワイト(1067m)から標高差900m程を、ジグザグカーブの繰り返しで峠まで登って行くルートである。

このバスは郵便バスと言って、昔の郵便配達の名残で、カーブなどで鳴らす警笛(メロディー風)が面白い。
配達に来たことを知らせる合図だったとガイドさんが言っていたが、音量がバカでかくて山中にこだましていた。

途中の駅で下車すれば、氷河の下まで行けるハイキングコースもあると、添乗員さんが教えてくれた。

バスで一緒になったスイスの男性が、私が言った片言を聞いて、「グロッセ=ビック! クライネ=スモール!」と教えてくれた。
つまり、良く似た名前で覚えにくかったのだが、今日の訪問地グロッセシャイデックは 「 大きな峠 」 で
昨日訪れた、ユングフラウ鉄道駅の出発地であるクライネシャイデックは 「 小さな峠 」 と言う意味らしい。

バスで到着直前や、ハイキング道にも広範囲に牛の放牧が見られたので、なる程ここは大きな峠だったかも知れない。
小さな峠には人間がいっぱい!大きな峠には牛がいっぱい!名前が両極端な地に立てた事で、よりスイスが理解できた。

喉かな眺望を見ていたらあっという間、30分程の乗車で、標高1962mのグロッセ・シャイデックに到着した!


グリンデルワイト、今朝の様子。。。



雨上りのホテル前バス停・・・夜中に一雨降ったようだ。


 
早朝のアイガー                    ホテルの朝食


郵便バスでグロッセ・シャイデックへ



バス停より、グリンデルワイトでの宿泊ホテル・・・クロイツ&ポスト



ホテルの1階(スイスでは0階)・・・隣がカウンターバー、その隣が日本語観光案内所、その隣がスポーツ店だった。


 
牧草地や氷河を見ながら・・・


 
グロッセ・シャイデックに到着した!駅にはホテルが一軒建っていた。(奥にトイレあり)



グロッセ・シャイデック眼下①・・・アイガー(中央)と放牧された牛たち



グロッセ・シャイデック眼下②・・・数軒の牛(チーズ)農家、ちょうどTVの取材中だった。
 

牛が放牧された喉かな景勝地のグロッセシャイデックから、ハイキングに出発!

 
貰った案内には何も書かれていなかったので、フィルストまでの間に逆さアイガーの見られる湖があると思っていたが
コースを外れ一旦下って、別の場所にその湖はあり、頭に雲がかかった逆さアイガーを、かろうじて見る事ができた(^^ゞ
湖があるのだと思い込んでいたのだが、湖と言うには小さく狭く、ため池か沼と言った方が適当かも?

メインタイトルにするほどの場所ではなかったが、道中は花の群生が多く、オレンジ色のタンポポなど日本では見ない花もあり
TV取材中のチーズ農家や、牛の放牧地で牛さんのすぐ横を通ったり、それはそれで楽しい、寄り道散歩であった。
 

 
天気も悪く大きく乱れたGPS軌跡                  最初に出会った牛さん

登山道横にも牛さん


 
牛が食べつくす前に花が見られて良かった(^^♪・・・が、キンポウゲは毒性があって牛も食べないらしい。


 
ヴェッターホルンの麓・・・緩い下りの草原を行く



花や緑が豊かなので、池の近くだけ若干湿地帯になっていた。(雨上りのせいかも?)



地図上では、アイツェオイヴェンと書かれていた池に「逆さアイガー」



見ている場所や標高が変わると、アイガーの姿も全く違って見える。



画像一枚に収まるくらいの小さい池だった。


来た道をグロッセ・シャイデックまで戻った。



帰り道も花を見ながら。。。



戻って来てもまだTVの取材中!・・・嬉しいことに陽が射して青空が少し出てきた(^^♪


グロッセ・シャイデックから池までの往復で出会った花たち。。。






シラタマソウの群生は数ヵ所で見られた。



潰すとパッチン!と良い音がする。・・・ちょっと可哀そうだったが、ガイドさんのご指南で皆でやってみた(^^ゞ



黄色のタンポポ畑


 


    


    


グロッセシャイデックから、今度はフィルストに向かう。。。


グロッセ・シャイデック(1962m)からフィルスト(2165m)まで、標高差約203mを約2時間かけて歩く予定である。
実際にはフィルスト到着が13:10分頃、2時間25分かかったので、かなりゆるゆる歩きだったと思えるが
今が全盛期で一面黄色いキンポウゲが印象的な登山道で、皆さん写真を撮る姿も板についてセミプロ並みになってきた。
見かけることはなかったが、途中マーモットの生息地などもあり、変化に富んでいて曇りでも歩きは楽しかった♪

旅のしおりでは、フィルスト展望台到着後グリンデルワイトに戻り、その後自由行動となっていたが
フィルストから少し足を延ばせば、バッハアルプゼーと言う大きな湖に行けることを日本で調べてあったので
前日添乗員さんに、自由行動はフィルストからでも大丈夫かと尋ねてみたら、ガイドさん次第だとの回答であった。
そして聞いておいた甲斐ありで、フィルスト展望台のレストランで各自が自由昼食後、解散となったのである。


 
ちょうど別のバスが止まっていたグロッセ・シャイデックから、フィルストに向かって再出発!
右画像は、道路の一部が掘られて丸い鉄の棒が架けられていた。人間と車は通れるが牛さんは歩けないらしい。



最初はスニーカーでも歩ける車道歩き。。。



マーガレットも群生



歩いても歩いても牛さんの放牧地・・・



小さくなった後ろのグロッセ・シャイデック駅と、全景は見えないがヴェッターホルン



キンポウゲ群生はここでも広範囲



この辺りから変化に富んだ登山道らしくなる。



勢いの良い谷川の流れ



両手にキンポウゲの花ロード



ここでも谷川に架かる橋を渡る。




喉かな川沿い・・・前方は青空が出てきた!



左手の眺望パノラマ・・・ヴェッターホルン(3692m)・シュレックホルン(4078m)・アイガー(3970m)



この辺りはマーモットの生息地・・・マーモット像


 
別の場所にもマーモット像・・・マーモットの穴(住み家)もあった。


 
いつの間にか砂利の車道・・・他にも登山道があり、案内版があった。



点々と農家あり!車道も繋がっている。



黄色のお花畑・・・(キンポウゲではない)



オレンジ色のパラグライダーが一機、アイガーの稜線上を優雅に舞っていた。


フィルスト展望台が見えてきた!



グリンデルワイトからのゴンドラリフトも見えていて、ここも冬はスキー場となるようだ。



展望台の端っこにあった絶叫マシン!・・・「フィルスト・フライヤー」と言うアトラクションらしかった。
約800mをブランコに乗る格好で、一気に爽快に下って行く乗り物で、並行しているゴンドラの一駅下まで。
写真には撮れなかったが、ぎゃ~~~っ!っと、凄い声が聞こえて来ていて、一瞬何事かと思った(^^ゞ



フィルスト駅にいた歓迎マーモット


 
フィルスト駅ゴンドラ乗場前                レストランでランチ



高山に生息するキバシガラス・・・高山の鳥だけあって羽毛が凄い!



ヴェッターホルンとキバシガラス・・・食事中に数羽、直ぐ近くに来ていた。



フィルスト展望台からの眺望①・・・ヴェッターホルン・シュレックホルン



フィルスト展望台からの眺望②・・・アイガーとグリンデルワイトの町



フィルスト展望台からの眺望③・・・ハイキングコースがいくつも見える。



フィルスト展望台と繋がっているスケスケの廊下(撮影スポット)



廊下側からのフィルスト展望台ベランダとヴェッターホルン


フィルスト展望台までに出会った花たち。。。














    


    


    


    


金沢4人組は昼食の後、早速バッハアルプゼーに向かった!


青空も見えていたが、バッハアルプゼー方面の西の空はグレーの雨雲が発生、今にも崩れそうな天気だった。
左手側にはグリンデルワイトの谷が広がり、山々も美しく雄大な眺めで、ここでも道中の花は見頃である。
1時間強の歩きでバッハアルプゼーに到着、湖に映る逆さにヴェッターホルンやシュレックホルンを見る事ができた。

帰り道、添乗員さん同行で他の数人と擦れ違ったのだが、20分程の差で天候が悪化!眺望もガスの中となった。
フィルスト手前で雨が降り出したので、皆さんは雨の中を戻ることになっただろう・・・逆さホルンも見れたかどうか?



フィルスト展望台を振り返る!


 
一瞬、空が急激に怪しくなってきた!・・・途中に山小屋と避難小屋あり!



お子様連れで展望を楽しむ、ほのぼの親子

                         
 
途中で見かけた避難小屋2軒・・・煉瓦の土台でしっかりしていたが、古くて中はボロボロだった(^^ゞ



時々道が分かれていたが、どちらでも同じであった。



バッハアルプゼーが見えてきた!・・・ここを訪れる人は意外と多い。



バッハアルプゼーと逆さシュレックホルン



太陽が隠れたのでイマイチ暗いが、シュレックホルン(4078m)



バッハアルプゼーからのヴェッターホルン(3692m)

フィルストからバッハルプゼーまでに出会った花たち。。。






 


ゲンチアナ


黄色のタンポポ


ハクサンチドリ?







    


    


    



  帰りはフィルスト展望台手前で雨が降り出した。   


 
一気に雲行きが怪しくなって・・・フィルスト展望台5~6分手前で雨となり、傘の出番!


グリンデルワイトの町中で雨は止んだ!


大振りには合わなかったが、フィルスト到着から直ぐにゴンドラリフトで、グリンデルワイトの駅に下りてきた。
展望台乗場の駅からホテルまでは徒歩圏内、途中COOPで夕食と飲み物の買い出しをして、17:15分頃ホテルに戻った。

最後ではあったが、ホテルのベランダにあるテーブルと椅子で、この旅行を振り返りながら4人での夕食会をした。
フランも残っていたが、最後は豪華に!とは誰も言わず、このツアーでは常にレストラン食だったので、
COOPで何が買えるのか分からなかったが、一度はそんな食事をするのも旅の思い出になるかな?と言う発想である。
ちょっと言い訳みたいで貧乏臭かったかな(^^ゞ・・今思えば、残ったフランで豪華夕食でも良かったかも?


 
フィルストのゴンドラ乗場                 雨の中をホテルに戻る。


夕食後はメイン通りを散歩。。。


お財布の残りは60フランとコイン(小銭)が少々、これを使い切ろうと食後の20時過ぎ、4人でメイン通りに繰り出した。
スイスモンベルのカッコ良いお兄さんに出合って、ブログアップ了解で写真をパチリ!撮らせて頂く。
昨日気になっていたチョコや手袋など、他の皆さんも思い残しがないように、買い物をして21:30頃ホテルに戻った。

そしてお土産をギュッと詰め込んで最後の荷造り!カナダ旅行の時は7泊9日で、意外とあっという間で物足りなかったが
今回は10泊12日、お天気が良かった事の影響は大きいが、10泊したことで身も心も充実の旅行となった気がする。
今日が最後だと思うとなかなか寝ることができず、一旦寝る体制で布団に入ってまた目が冴えたので起きて・・・
相部屋のKさんと、ベットに寝ころびながら1時間ほどおしゃべり、何を話したのか記憶にないが、その後やっと寝付いたのである。


 
  スイスモンベルのカッコ良いお兄さん         バッハアルプゼーの大きなパネル写真があった店


 
EIGER+の地下COOPへ


  
ホテルの前よりアイガー・・・赤〇は小屋の明かりとアイガーバントの窓の明かり



ホテル隣の日本語観光案内所・・・夜はアイガー・メンヒ・ユングフラウがオレンジに光って綺麗だった!



ホテルの部屋から撮った本日最後のアイガー・・・暗くなって二つの明かりがより光って見えていた!



楽しかったスイス旅行も終わり、明日は日本に帰るのみ(*‘ω‘ *)



11・12日目 7/22~23(金土) > グリンデルワイトホテル~<専用バス>~チューリッヒ空港~成田空港



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(9-2)

2016年09月30日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

トップ・オブ・ヨーロッパ(ユングフラウヨッホ)プラトーテラスからのユングフラウ


ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)


<9日目-2 7/20(水)  クライネシャイデック<ユングフラウ鉄道>~ユングフラウヨッホ展望台
<ユングフラウ鉄道&列車>~グリンデルワイトホテル(泊)


絶景列車でユングフラウヨッホ展望台へ


地図からも分かるように、ユングフラウ鉄道はアイガーとメンヒの真下を通り、メンヒとユングフラウの中央(地上)に顔を出す!
最初の停車地はアイガー・グレッチャー(2320m)、クライネシャイデックからは四方にハイキングコースがあり、
アイガー・グレッチャー駅にも歩いても来れたが、標高差が260m程あるので、ここもやはり下りのハイキングが良いようだ。

アイガー・グレッチャーを過ぎると列車は延々トンネル、信じられないがアイガーとメンヒをくり抜いてできたトンネルである。

目的地に着くまでの行程も観光であり、トンネル内の途中停車が2回、アイガーバントとアイスメーアで停車した。
両駅での停車時間は短く(5分間)しかないので走り回ったが、アイガー北壁と同じ感触かも知れない岩に直接触れたり、
アイスメーアでは氷河が目の前に迫る窓際まで行けたり、車窓だけでなく降車して楽しめるのである。

殆んどは暗いトンネルだが、列車内には大きなTVがあり、ユングラフヨッホ展望台の情報やビデオなどが流れていた。
12時半過ぎに乗車して、ユングフラウヨッホ駅には13:30頃の到着、1時間弱の乗車でも退屈はしなかった。


  
アイガー麓を走り、次第に列車の窓に岩壁が迫る!


アイガーバント(2865m)の窓から



見覚えのある光景・・・メンリッヘンとチュッゲンが小さく見えており、地形が良く分かる。



窓の下の岩壁を覗き込む!・・・影で見にくいが、掴みどころのない丸い岩と残雪が印象的


   
     窓際から見える北壁                   北壁挑戦者


 
アイガーバントの窓と岩



アイガーバントの窓から見えているのは、グリンデルワイトの町だと思える。



アイガーバントの窓から、ほぼ中央に見えるのがクライネシャイデックであり、午前中に歩いた登山道が全て見える。
PC上でデジタル拡大してみたら、クライネシャイデックから蜘蛛の巣のように、四方八方にハイキング道が伸びていて
ちょっとした鳥瞰図のようであり、北壁の様子も同時に見られて、私のお気に入りの1枚となった(^^♪


 
急いで列車に戻る!・・・ちなみに窓際にペットボトルを置いたら、アイガーバント付近の登りの傾斜角度が測れた!



アイガーバント2685mと書かれた青い看板のみ!・・・アイガーバント駅と赤い電車


アイスメーア(3160m)の窓から



アイスメーアの窓から、左眼下の岩と雪渓



アイスメーアの窓から、右眼下の氷河



アイスメーアの窓から、左上の岩壁を見ていたら、山小屋発見!


  
     左の岩             直下の岩      左の岩から霧のように吹き出る水しぶき

 

皆さん窓にへばり付いてます!壁は斜めに覗き込んで撮るのがコツです(^^ゞ


 
ここにはトイレもあったが、5分しかないのでトイレより窓優先!下車した人は皆さん足早です!
駅員さんもいないようで、トイレに入っていて置いて行かれたらどうするんでしょう?
日本のように「発車オーライ、指先確認 左右良しピー・・・」のような事は一切なし、発車音もなく静かに発車した。 


いよいよトップ・オブ・ヨーロッパ(ユングフラウヨッホ)に降り立つ!

到着したユングフラウヨッホ駅は大混雑!まずはエレベーターで最上階のスフィンクス展望台へ行くと
アレッチ氷河の大パノラマ、ユングフラウやメンヒが近すぎて、遠くから眺める方がそれらしいと思える贅沢な空間!

そしてアルパインセンセーションと言う光のトンネルを抜けると、次に待っていたのは氷の宮殿である。
手摺はついていたが、足元がスケートリンクのようにツルツルで、ここを歩くのもアトラクションの一部なのだろうか?

最後はプラトーと言われる場所、直接雪の上に立つことができて、ユングフラウとメンヒは手の届く位置に見えた。
熟練された登山者で、メンヒまでの往復は約6時間、 ちょっと頑張れば行けるような気になってしまう近さである(^^ゞ


  
到着階の郵便ポスト・・・「日本との姉妹締結20周年記念」と書かれていた。    岩のトンネル


 
枝分かれしたトンネル               エレベーター待ち

SPHINXと書かれたエレベーターは、13個の赤い電気で位置が分かるのだが、階ではなく だった。
25m・50m・75m・108mの4段階表示・・・ユングラフヨッホは3454mで、スフィンクスが3571m
ちょっと計算が合わないけど3571mは建物(天文台)の高さかも?とにかく高度差108mを一気に上がるようである。


スフィンクステラスより



メンヒ



メンヒパノラマ・・・手前にゴミのように見えるのは人です!



ヨーロッパ最長のアレッチ氷河(全長22km厚さ900m) 1年に約180mのスピードで流れている。



アレッチ氷河パノラマ



ユングフラウとキバシガラス・・・無数にあるケーブルがお邪魔です(^^ゞ



この階段を下りれば、建物の前の廊下に出られたようだったが、我々は時間がなかったのか?早々に立ち去った(*‘ω‘ *)
ユングフラウヨッホのスフィンクステラス(標高3571m)にも数羽現れた・・・キバシガラス(画像中央)



エアーファンで遊ぶ人たち・・・中央の建物はレンタル店のようだ。

眼下の雪上に人が沢山おり、PC上でデジタル拡大してみたら、ソリとゴムボートで遊んでいる様子だった。
縦方向にカーブしながら伸びているいるトレース上にも沢山の人が歩いているので、こちらの方が気になって調べてみたら
エアーファン トップ・オブ・ヨーロッパと言う場所で、我々が次に向かったアルパインセンセーションとは反対方向にある。
トレースは歩いて1時間程の先に、メンヒスヨッホヒュッテと言う山小屋があり、往復して眺望を楽しむ行列のようである。

我々は滞在時間が1時間ほどしかなく、駆け足で一回りするのが精いっぱいで、この場所に辿り着く事もなかった!
余りにも天気が良かったことが大きいが、当日知っていたら、行きたかったなぁと悔しい思いをしただろう(^^ゞ
もしかして、途中駅のアイスメーアの窓から見えていたのは、この先にあると言うメンヒスヨッホヒュッテだったのかも知れない。


 
下りのエレベーター待ちでも大混雑!大きな窓の外にはメンヒ・・・メンヒの頭上をパラグライダーが舞っていた。



大混雑でギューギュー詰めのエレベーターを下りたら、壁に貼ってあったポスター発見!
この角度で写真が取れるのは空撮だろうか?スフィンクス展望台の全景が見えるので、ポスターを撮ってきた(^^ゞ


アルパインセンセーション(光のトンネル)


 


動く歩道の壁には絵画


 

 


歩道の先は氷の宮殿


 
氷の宮殿入口


   
片方に手摺はあったが、360度つるつるのスケートリンク・・・氷の彫刻が数ヵ所にあった。


プラトーテラスに出てきた!



ユングフラウ・・・メンリッヘンから見ていた眺望は忘れないと、ここではどれがユングフラウか気付かない(^^ゞ



メンヒ



メンヒとスフィンクス展望台



スフィンクス展望台・・・テラスは奥にあるので写っていないが、銀色のドームは天文台である。



茶色の三角屋根の建物にはカフェやレストラン、お土産屋さんもあるようだったが、寄り道出来ず(*‘ω‘ *)



近すぎるアイガー北壁をずっと見ながらグリンデルワイト駅に。。。


滞在時間が1時間では短すぎる!やはり朝一番に来て、カフェで休憩しながらゆっくり回るのがベストの展望台である!
帰りの列車は下りでもあり途中下車がないので早い!ユングフラウ鉄道の出発駅クライネシャイデックに戻ってきた。
ここで別の列車に乗り換えの為、若干待ち時間あり!朝は逆光で影だったアイガー北壁が、午後は綺麗に見えていた。


 
   乗車する電車が入ってきた。          長いトンネルを出ると電車の窓に岩壁が迫る!


 
    列車の車窓                  クライネシャイデック駅に到着!



グリンデルワイト行きの電車を待っている間に、ユングフラウ鉄道の電車が下りてきた。
午後の日差しで、アイガー北壁が綺麗に見えてきた。・・・山頂付近の白い点々は全てパラグライダーである。



ユングフラウと先ほどまでいたユングラフヨッホ展望台


黄色い電車に乗り換えてグリンデルワイトへ


進行方向右手にアイガー北壁がずっと見えており、北壁を中心に西側から東側にぐるっと回りながら走ったようだ。
ズームではアイガーバントの窓も綺麗に見えて、実際にあの場所に行き、あの窓から覗いていたんだと実感が湧く!
気になるのはアイスメーアの窓が何処にあったのか?ガイドさんもその話には触れなかったので、ここからは見えないのかも?



電車の窓から・・・アイガー北壁①



電車の窓から・・・アイガー北壁②



電車の窓から・・・アイガー北壁③



電車の窓から・・・アイガー北壁④・・・赤〇はアイガーバントの窓



電車の窓から・・・アイガー北壁⑤・・・アイガーバントの窓



電車の窓から・・・アイガー北壁⑥



電車の窓から・・・アイガー北壁⑦・・・赤〇はアイガーバントの窓



電車の窓から・・・ヴェッターホルンとシュレックホルン







電車の窓から・・・ずいぶん下まで下りてきた。(屋根の右上はアイガー)



電車の窓から・・・芋虫のように横長のアイガー(東壁と言うのか?)



電車の窓から・・・グリンデルワイトの町も見えてきた。


約40分でグリンデルワイト駅に到着した!

本日のホテルはグリンデルワイト駅前である!ホテルに到着して17時過ぎにはチェックインできた。
そして今回も抽選、アイガーが目の前に聳え立つマウントビューで、最後まで大満足のホテル生活となったのである(^^)v


 
グリンデルワイト駅に到着!・・・目の前の白いホテルが本日の宿 「クロイツ&ポスト」



ホテルの部屋はまぁまぁの広さで、アイガーマウントビューのベランダ付き(^^♪
どのホテルでも無料だったWi-Fiが、ここでは有料(1日24時間使用で5フラン)だったので、諦めた(^^ゞ


  
 洗面トイレ             お風呂           大きなタンス付き



3階ベランダより撮影・・・部屋の真正面にアイガー(この角度から見るアイガーにもずいぶん慣れてきた)


 
メイン通り方面とヴェッターホルン              ベランダの花とアイガー


添乗員さんの案内で散歩に出る!



グリンデルワイト駅とドルフ通り地図


ホテルでの夕食(19:00~)には時間があったので、服だけ着替えて希望者は添乗員さんと町ブラ・・・
駅前のCOOPや日本人経営の雑貨屋さんなどを教えて頂き、チョコレート専門店なども見て回って買い物の下調べ!



3階からの画像と大差ないがホテルの下からアイガー・・・ホテル前のバス停(明日はここから移動)



ドルフ通り、右にカーブしている車道に行かず、画像中央の路地に入ると正面に、スイスモンベル店がある。
路地入口右側、EIGER+と書かれた茶色の丸い建物の地下にCOOPが入っていた。


 
階段(半地下駐車場)を数段登ると、アイガーが見下ろす大きな(多目的広場)と、近くのビルの地下に大きなCOOP
COOPは、明日がグリンデルワイト最後なので、時間もあり買い物の下見をしようと入ってみたのだが
ミネラルウォーター500ml が0.8フラン、何処よりも安かったので(飲み物は足りていたが)予備に1本だけ購入した。


 
山岳の町だけあって、一等地にスイスモンベル            ドルフ通りの大きな公園とアイガー
 

19時からホテルでディナー


  

本日もビールで乾杯                     スープ


 
メインとデザート


夕食後は同室のKさんとメイン通りへ繰り出す!


 夕食が済んでお風呂に入って、時計は20:45分頃だったが外はまだ明るかったので
ご主人に頼まれた高級チョコを買いに行きたいと言うKさんと2人で、スイスの黄昏時21:30分頃まで町を彷徨った!

夕食前に歩いた時は、車を避けながら歩道を歩いたはずのメイン通り(ドルフ通り)の様子が、一変していた!
いつの間にか歩行者天国になっていたので驚いた!屋台もいっぱい出ていて道路には所狭しとテーブルが並び、
おまけに至る所(3ヶ所)で 生演奏のステージが繰り広げられていたので、時々立ち止まって聞きながら歩いた。

真っ直ぐに歩けないほどの人達で溢れ、皆さん、ビールやジュースを片手に歩道の特設テーブルで食事中である。
偶然にもグリンデルワイトのお祭りに遭遇し、お祭りのお蔭で店舗も遅くまで営業している様子だった。

何を食べているのか?チラッと覗いて、我々もこんな夕食が良かったなぁと思ったが、団体は辛いよ~である(^^ゞ
雰囲気だけ楽しんで、やや暗くなりかけた夕暮れ時ホテルに戻ったが、お祭りはまだまだ続いていたようだ。
酔っぱらいが多く盛り上がったのか?夜中にホテル前で大きな喧嘩口調で言い争いがあったらしく、皆さん目が覚めたらしい。
私は旅も終盤で気も緩み(いつも飲まないビールを飲んだせいかも?)珍しく熟睡していたようで、全く気付かず(^^ゞ

今思えば、明日は夕食フリーでグリンデルワイト(スイス)最後の
夜になる。
このお祭りが1日ズレていたら、他国の皆さんのように、旅の友とお祭りをエンジョイできたかも知れない。(残念)
 


夜は歩行者天国になったドルフ通り。。。


 
スキーを抱える人とアイガー             駅前広場で生演奏のステージ


 
お店あり、そしてここでもステージ・・・懐かしいビートルズナンバーが流れていた。


 
日本人経営の雑貨屋さん              公園はちびっこの遊び場に変身


 
人が多過ぎて通行困難!                 ここでも生演奏


 
   坂道を利用した遊び場               Kさんとはぐれそうになった位の人、人、人


 
豪快な焼肉とソーセージ
 


夕暮れ時のアイガー・・・いつの間にか空は曇りになっていた。


お祭りの雰囲気を楽しんでホテルに戻った。


暗くなってベランダに出ると、アイガー北壁の中間と、稜線辺りに明かりが二つ見えていた。 
最初は何の明かりだろう?くらいしか思わなかったが、Kさんの推測もあり、北壁の途中の明かりはアイガーバントの窓である。
日中に、ユングフラウ鉄道で途中下車をして覗いた窓からの明かりであり、後にカメラマンの力(リキ)さんに聞いた説明で
北壁を登って、あの窓から中に入ることができるカギを持っているのは、限られた人間のみであると言う話を思い出した。
そしてアイガー左肩の稜線に見えていたのは小屋の明かりであり、営業を始めた事を知らせる明かりなのだと聞いていた。
(この日、写真は撮らなかったので、明日の報告で)

グリンデルワイトやツェルマットは、厳しい山岳のロッククライミングやアイスクライミングの聖地となっていて、
ヨーロッパの3大北壁と言われる 「アイガー北壁」 ・ 「マッターホルン北壁」 ・ 「グランドジョラス北壁」・・・今回の旅で、
運よく3つの北壁を見る事ができて、特にマッターホルンとアイガー北壁は、登山者が見えるかも知れないほど近かった。
今、北壁を目の当たりにして、生死をかけて挑戦する冒険者たちがいると言う事が、少し理解できた気がしたのである。
 

 帰国後にDVDを見せて頂いた。


DVDは30分構成で15000円だったので、私は予算もなく購入できず、撮影者の力(リキ)さんごめんなさいm(__)m
実際には40分程あるので見応えもあり、素敵なカバー写真付きのパッケージに入っているようだ。

採算が取れたのかどうかは不明だが購入者は4名、金沢組は太っ腹のTさんが購入されて、帰国後に好意で見せて頂いた。
流石にプロ仕様、美しい画像であり仕上げも上々、力さんが走り回って撮っていたので、当日分はとても楽しい♪
が…他に入っていた各都市観光地などの紹介映像は、TVの美しいスイス番組を見ているようで、若干味気なかった。
両方があるから完成度が高いんだよ!と言われて怒られそうだが、プロ、アマ、感性は人それぞれ・・・
素人ながら、失敗作も含めて自分の眼で見て撮った写真や動画を見ながら、スイスの思い出に浸るのが私には一番(^^♪



10日目 7/21(木) > グリンデルワイトホテル~<市内バス>~グロッセシャイテック~
フィルスト展望台バッハアルプゼー~フィルスト~グリンデルワイトホテル(連泊)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(9-1)

2016年09月28日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

キンポウゲのお花畑とメンリッヘン山頂
 

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)

<9日目-1 7/20(水)  (早朝、メンリッヘン山頂往復メンリッヘンロッジ~クライネシャイデック
 

 
8日目 - グリンデルワイト~メンリッヘンロッジ~メンリッヘン山頂GPS軌跡
9日目 - メンリッヘンロッジ~クライネシャイデック~ユングフラウヨッホ展望台~クライネシャイデック~グリンデルワイト
(クライネシャイデック~ヨッホ展望台までのユングフラウ鉄道はトンネル多く正確な軌跡が取れず、赤色一部手書き)


早朝のご来光散歩。。。


昨日に引き続き、早朝の日の出を見る為、ロッジからメンリッヘン山頂(2343m)を往復してきた。
小屋からは標高差104m程の緩い登りで、山頂手前まで車が通れるので、登山道であるが舗装された車道とも言える。
ご来光は素晴らしかったが、角度的に山が焼けたのは一部だけ、ロッジから山頂までの周りの空の色の変化も美しかった。



5:37分・・・山頂へ向かう左手方向に満月



5:41分・・・後ろの3山はまだ焼けず。


 
5:50分・・・右手の山からご来光の気配


 
5:56分



5:57分



5:59分



5:59分


 
6:01分                         6:02分



6:04分



6:07分


 
6:08分・・・王冠が黄金色に                6:12分・・・下山途中の山頂



6:13分



6:24分


静かで素晴らしい山小屋での朝を迎えた。


朝食は7:00からだったが、昨夜一緒にバーベキューを食べた大勢の人影はもうなく、静かで優雅な朝食タイムとなる。
ここも冬はスキー場であるが、レストランは志賀高原のプリンスホテルを想わせるような、ガラス張りの広い空間だった。
私は早く済ませてまた散歩に行きたかったので室内で済ませたが、優雅に外テーブルで食べていた人もいた。


 
朝食後は部屋に戻って出発準備                   部屋の窓から①



部屋の窓から②



部屋の窓から③・・・ユングフラウの右肩に続く山々、ユングフラウの目の前の白い山は、シルバーホルン(3695m)


出発準備を整えて草原を散歩。。。至福の時間!


今日は、いつになくゆっくりの9:00集合出発だったので、早起きした分時間もたっぷりあって
部屋でものんびり過ごし、続いてロッジ回りを再び散歩、誰も辺りにいないのでタイマーで自撮りなどしてみた(^^ゞ



犬を連れたこの方は誰?


 
遊具色々、ボーリングもあった。・・・ちょっと試したかったが、ピンを並べるのが面倒でやめた(^^ゞ


 
この方も誰?                   階段横に滑り台


一面のキンポウゲで黄色に染まる草原



キンポウゲとロープウェイとユングフラウ3山




キンポウゲとメンリッヘンロッジと、奥に山頂



キンポウゲとメンリッヘン山頂


カメラマンと合流して、一旦奥の展望台へ


何故出発が遅いのか?ロープウェイの運行が8:30分からだったので、ガイドさんが来るのを待っていたのだろう。
このツアーではツェルマットの3日間(2泊)以外は、毎回ガイドさんが変わったのである。
ヨーロッパ最長のロープウェイで30分かかるので、ちょうど9時に現れた事から、間違いなし(^^)v

ところがこの女性ガイドさん、自己紹介と準備体操から初めてその後の話も長く、なかなか出発してくれない。
自分の元カレの話も出て来て、今日初めて会って、顔も知らない元カレの話など、我々にはどうでも良いのである(^^ゞ

今日は今までで一番遅い出発時間でもあり、ガイドさんの到着を長らく待っていたと言う事を、理解していないようだ!
昨日からもう十分に周りを見回った後の私達には、今更ここの長い説明は良いんだけどと言う雰囲気が漂い
私の隣の男性が、「話は良いから早く歩きましょう!ハイキングに来たのだから」と言ってくれたのが効果ありで
私も密かにうんうんと頷いていたら、その辺りからようやく、「では歩き始めましょう」と言ってくれたのである。


 
ロッジ前でガイド&カメラマンご挨拶m(__)m     山頂で見えていた湖が奥の展望台からも見えていた。



ユングフラウから流れるように見えていた峰々と、眼下には深い谷



その眼下の深い谷はメンリッヘンを挟んで反対側にあり、スキーリゾートとして名高いヴェンゲンの町である。




ヴェンゲンの左奥に見えるのが、U字谷の断崖に挟まれた「ラウターブルンネン村」



ラウターブルンネン村の断崖(落差287m)から流れる、シュタウプバッハの滝(画像)

メンリッヘンからは見えないが、この滝の反対側にトリュンメルバッハの滝と言う、驚異の滝があるそうだ。
ユングフラウ3山の10の氷河から溶け出た水が、山塊を流れ下って激流となり一気に300m落下している。
遊歩道があり有料のようだが、紹介文を読む限り日本では有り得ない滝のようで、とても興味深い。

我々の旅はグリンデルワイトを訪れただけであるが、こうして眼下に見えた村に興味を持つことで
ユングフラウ3山とそれぞれの村の位置が知りたくなり、改めて地図を確認したり、GPS軌跡を見直したり・・・。

 地球の歩き方によると・・・《 インターラーケンとユングフラウの間にメンリッヘンがあり、
この山を西側に迂回した谷にあるのがラウターブルンネン、東に迂回すればグリンデルワイト、
この2本の鉄道が更に斜面を登り、峠の頂上で出会うのがクライネシャイデックだ。》・・・と書かれていた。

つまり地図を見ると、インターラーケンからラウターブルネン乗換でヴェッゲンを大きく回ってクライネシャイデックまで
インターラーケンからグリンデルワイト乗換グルント経由でクライネシャイデックまで、この2つの鉄道が伸びている。
その峠の頂上と言うのが、我々が今からハイキングしながら向かう予定の、クライネシャイデックなのである。
そしてクライネシャイデックはユングフラウヨッホ展望台への乗換駅なので、つまり鉄道の三叉路の峠と言う事かな!


 
そしてもう一つ・・・谷ではなく断崖の上にも村が見えた!(@_@。
 

 いよいよ出発!本日はカメラマンが同行で動画を撮影しながら。。。


メンリッヘン標高2195mからクライネシャイデック標高2061mまでは、標高差134mの緩い下りである。
花はベストシーズン、天気に恵まれてハイキング日和、澄んだ空気も美味しくユングフラウの峰々が目の前・・・の3拍子(^^♪ 

そして今日はお約束の、カメラマン同行でビデオ撮影があり、希望者はDVDを購入する事になっていた。
撮影者はグリンデルワイトに拠点を置く映像制作会社の若い男性プロで、姉の長男に顔や声、姿まで似ていたのと
撮影しながらも空いている時間は、我々に一生懸命ガイドをしてくれて、とても感じの良い青年であった。

クライネシャイデックまでは、スニーカーでも歩ける楽々の、整備された広い登山道をゆっくり。。。
見頃の花も多く今日も良い天気、チェッゲンを左から巻いて、ユングフラウ3山に近付くようにハイキング道が続き
11時過ぎには目的地のクライネシャイデックに到着し、駅前の外テーブルで早めの昼食タイムとなった。



目の前の三角の山、ヴェッゲンを左に巻いて行く。(逆光でこの後のアイガー画像はイマイチ)



右手方向、ユングフラウから左に伸びる山々・・・左からブライトホルン(3781m)・チンゲルホルン(3562m)
手前の中央ピークは、グスパルテンホルン(3436m)である。



メンリッヘンから遠くに見えていた崖の上の村が右手に見えてきた・・・あれ?村の下にも大きな村が見えた。



グスパルテンホルンの手前の峰に見えたのがシルトホルン(2970m)



奥の白い山、シルトホルン(2970m)山頂には、グリンデルワイトで自由時間があれば行きたかった展望台がある。
「ピッツ・グロリア」と言う回転レストランがあり、レストラン自体が回転するので、座ったまま360度パノラマが楽しめるそうだ。


今日も見頃の華麗な花ロード。。。


 


 



ゲンチアナの濃いブルーには何度見ても惹かれる。

 


  


  


  


アイガー北壁を正面に。。。


 
スニーカーでも歩ける整備された登山道・・・後ろのメンリッヘンを振り返ると山頂が見えていた。


絶景ポイントで大休憩!



カメラマンの力(リキ)さんは、花の撮影や皆さんへのインタビューで大忙し・・・


 
ベンチのある絶景ポイント広場と、絶景に見惚れる皆さん


ユングフラウヨッホを望遠で撮る!



メンヒとユングフラウの間の雪上にユングフラウヨッホ展望台



午後にはこの展望台に立っているのだ!



グリンデルワイトでは人気のコースだが、擦れ違うハイカーはそれほど多くはなく、静かなハイキングだった。


花と山を愛でながらクライネシャイデックへ歩き出す!


 


 


 
途中にあったレストランと、レストランの遊び場


間もなくクライネシャイデック。。。



レストランを過ぎると直ぐに、クライネシャイデックが大きく見えてきた。


 
ここにもアイガー北壁の登山ルート図があった。


クライネシャイデック駅の裏手に着いた!



到着時から出発時まで、クライネシャイデックは終始賑わっていた。



クライネシャイデックからユングフラウ3山のパノラマ



クライネシャイデック駅前



駅前のホテル・・・止まっていたのは電気自動車のようだが、ここまで車道があるようだ(*‘ω‘ *)


駅前の外テーブルでランチタイム!


 
このテーブルでランチ・・・大きなテント下は頑丈な造りの外レストランで、ここから料理が出てきた。
天井からミラーボールのようなものが下がっていてお酒類も並んでいる・・・夜はバーに変身するのだろうか?


 
豆と野菜入りスープと、メインはマカロニパスタ


 
ここで飲んだのはスイスの国民的飲料リベラ「Rivera」・・・最後に出てきたデザートの(デカ)プリン


新田次郎の記念碑を見に行く!


団体の場合は電車の席を予約してあったりするので、食事中や食後も何本か電車を見送ったが、それは仕方ない。
逆に、アイガー北壁が間近で、と言うより北壁の真下にいる気分、この場所でゆっくりできたことが有難かった。

そして、食後予約の電車が来るまで時間があったので、ガイドさんが気を利かせて、近くの見所を案内してくれた。
北壁にあるアイガーバント駅の窓の位置や説明、線路を渡った丘にある、日本の小説家「新田次郎」の記念碑にも案内して頂いた。
そうそう我々は、自分達の知らない観光情報を教えて頂くのが有難い事で、これで朝のダラダラ話は帳消しだ!


 
駅の裏手に泊まっていた黄色い電車は、帰りにここで乗り換えて我々が乗った、グリンデルワイト行きの電車である。
右画像の記念碑には・・・「アルプスを愛した日本の作家 新田次郎 ここに眠る 1912-1980」と書かれていた。
山岳小説を執筆した新田次郎は、1961年から数回スイスを訪れており、亡くなってから夫人によって設置されたとの事。



記念碑のある丘から駅を見下ろすと、グリンデルワイト行きの電車が発車して行った。


駅に戻ってしばし(10分程)自由行動となる。



ユングフラウヨッホ展望台の上をパラグライダーが数機飛んでいた。


  
駅のお土産屋さん入口・・・TOP OF EUROPE の文字の下に日本語(^^ゞ
そして右画像の方は、高山に生息すると言う「キバシガラス」・・・黄色いクチバシで足は燈色
この後、トップ・オブ・ヨーロッパのスフィンクステラス(標高3571m)と、フォルスト展望台でも見かけた。 



カラスを観察していたら、ユングフラウ鉄道の下りの電車が入ってきた。



この後、この電車でユングフラウ展望台に向かった。


9日目-2 7/20(水)  クライネシャイデック~<ユングフラウ鉄道>~ユングフラウヨッホ展望台
<ユングフラウ鉄道&列車>~グリンデルワイトホテル(泊)


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(8-2)

2016年09月24日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

ユングフラウ3山の夕焼けと、メンリッヘン山頂


ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)


<8日目-2   7/19(火) > シャモニ~グルント~メンリッヘンロッジ(泊)
( 夕方、メンリッヘンロッジ~メンリッヘン山頂往復 ) 
 

午後は移動日…フランスから再びスイスへ

 


シャモニ~グリンデルワイト(グルント)~メンリッヘンロッジGPS軌跡


早い昼食には訳があり、今日も午後は移動日で、いよいよ最後の観光地、ユングフラウ3山が待つグリンデルワイトへ
専用バスは11:45分頃出発!フランスとスイスの国境を越えて、グリンデルワイト近くのグルントまで4時間30分の予定。
シャモニでの朝は涼しかったが移動中に気温がどんどん上がり、昼過ぎの外気温は、一時33℃と表示されていた。

長いバス移動では眺望も楽しめた♪ ・・・レマン湖、ベルン経由、トゥーン湖、一面のぶどう畑などである。


専用バスでグリンデルワイトのグルントへ


 
バス停にてモンブランともお別れ!今日も快晴でパラグライダーが15基くらい舞うシャモニの空


 
直ぐにフランスとスイスの国境               円形交差点のオブジェ


 
日本で言ったら道の駅みたいなところでトイレ休憩・・・大きいアサイズのチーズが大量!


 
黒部のスイカのようなラグビーボール型・・・生ジュースは氷に埋まっていた。


 
フランスとスイスの国境があるレマン湖の湖畔を走る・・・スイス側のモントルーは大きな町のようだった。
有名なミネラルウォーターのエビアン(evian)の水源地(エビアンの泉)は、フランス側のエビアン・レ・バンにあるようだ。
添乗員さんがエビアンのモデルの山とか言うので気になって調べてみたが、どの山なのかは分からなかった。


 
喉かな山間の村を過ぎると、この旅ではほとんど見る事が少なかったビル群!
スイスの首都ベルンである!・・・道路は街の中心を外して大回りをしたので、近くを通り過ぎただけであった。


ユングフラウ3山が車窓に。。。



走り始めて3時間位、バスの車窓にユングフラウ3山らしき白い山が見えてきて、眠気も吹き飛ぶ!
富山で言うと何気に上市町を走っていて、民家の屋根上に剱・立山・大日など、初雪で白い北アルプスを
初めて見た時のような感動(^^♪・・・資料と比較しながら皆で山座同定するのも楽しかった♪


 
アイガーが大きく顔を出した!中央に耳のように見えるのがアイガー、そしてメンヒとユングフラウが並ぶ。
そしてまた左手側にに大きな湖、トゥーン湖の湖畔をしばらく走る!


 
トゥーン湖を過ぎるとバスは迂回し、インタラーゲンとグリンデルワイトを結ぶ登山電車と並行に走る。。。
そんな中で電車の向こうに一瞬見えた白い山・・・後の調べではヴェッターホルンのようだった。 


グルントのメンリッヘンチケット売り場に到着!


 
メンリッヘン駅(逆光で画像イマイチ)とチケット売り場


   
車窓が大きく変わり、グルントロープウェイ駅に着いた!・・・チケット売り場のホルン人形
到着直前バスの運転手さんが勘違いしたようで、グルント登山電車の駅裏辺りでUターンした軌跡が残っていた(^^ゞ


突如現れたアイガー



えっまさかね!これがアイガーとは信じられなかったが、ロープウェイ駅前に聳えていたアイガーである!
遠くに動物の耳のようなアイガーの北壁を見ながら走ってきたので、いきなり現れた違う形でもあり
添乗員さんはチケットを買うのに一人で忙しく、これがアイガーとは思わずに写真だけ撮って、後に気付いたのであった(^^ゞ



アイガーの反対側に見えていた左の白い山は、ヴェッターホルン(3692m)と、
頭は見えないが、もしかしてグルントから見えるシュレックホルン(4078m)ではないかと思える。


ヨーロッパ最長と言われるロープウェイ(約30分)でメンリッヘンへ



グルント~メンリッヘンロッジ~メンリッヘン山頂GPS軌跡
 

グルントからロープウェイでメンリッヘン山頂駅(2239m)へ、直ぐ近くにメンリッヘンロッジがあった。
ベルナー・オーバーラントの名峰、アイガー、メンヒ、ユングフラウが目の前に広がる最高のロケーションが本日の宿泊地である!
お天気は午後も崩れず、ユングフラウ3山がドーンと目の前!お花畑も広がり3山とお花畑が絵になる光景である。

そしてここでも部屋割りの抽選があり、またまた私はくじ運良く、皆さんに申し訳ないくらい良い部屋だった(^^♪
 17時頃に到着したので、18:30分からの夕食まで時間はたっぷりあり、ロッジ周りを散歩。。。
5つの名峰の中の5つ目、最後のユングフラウ3山も期待を裏切らず、いつまでも眺めていたい眺望であった。


メンリッヘン・・・と言うより 「 メルヘン 」



4人乗りの小さなゴンドラが緩やかな角度で進む・・・眼下が美し過ぎてずっと見惚れていた。
いつもなら遠くの山々に目が行くのだが、鮮やかな緑の大地に点在する村や濃い緑の木々の移り変わりが
まるでドローンを飛ばして撮ってきた画像のような感覚で目に入ってきて、新鮮な感動である(^^♪



アルプスの山村



後ろにはヴェッターホルンとシュレックホルン(右肩に小さく山頂が顔を出す)



目についた眼下の家


村が小さくなったら目につくのはアイガー



アイガー・メンヒ・ユングフラウが揃って頭を見せる。



ヴェッターホルンとシュレックホルンも山容が大きく変わってきた。



ガラス越しだが、アイガー北壁とメンヒをアップで撮る!



そして終点間際、ユングフラウ3山の前に黒い山のチェッゲン


メンリッヘン駅(2225m)でしばし撮影会!


 
17:10分位に到着したが、予想以上に素晴らしいロケーションで、リフト降り場から動けなくなった(^^♪
この時間なので宿泊者以外は人がいないと思われ、絶景独り占めとは言えないが、絶景グループ占めであった。
直ぐそこにメンリッヘンロッジが見えており、グーグルアースで一度見に来ていたが、ロッジ前の広い草原は予想以上だった。



ガラス越しではない、アイガー(3970m)北壁と、メンヒ(4099m)


奥に位置するので低く見えていたが、3山の最高峰・・・ユングフラウ(4158m)



パノラマ①・・・お花畑とユングフラウ3山



お花畑とヴェッターホルン・シュレックホルン
 


チェッゲン(2520m)とユングフラウ(4158m)



お花畑とユングフラウ3山



ゴンドラリフト下も一面黄色に染まっていた。


 


パノラマ②・・・メンリッヘンの広い草原



メンリッヘン山頂方面

 
奥にあった展望台より眼下を覗く!



パノラマ③・・・ロッジ前からの眺望、子供用の遊具が沢山(10種類くらい)あった。左の建物はリフト降り場。


33号室は特別室だったかも?



20分位、皆で周りの眺望を楽しんでロッジに着くと、外テラスで夕食の準備中のようだった。
ここから見ると、4階中央の部屋が、私がくじで引いた33号室である。



ロッジで一番大きな窓の部屋で、この部屋だけ専用のトイレとお風呂付だった。
フルアルプ小屋と違って、お風呂は無料だったが、他の階は共同洗面浴室と共同トイレだった。


  
洗面トイレ兼シャワールーム                         両窓からの眺望


 


窓から顔を出すと、常にこの眺望が見られた(^^♪

 
夕食はバーベキューのバイキング 


部屋の抽選に続いて、メンリッヘンロッジでの夕食も、我々グループは運が良かったようである。

ロッジ前の広いテラスでバーベキューのバイキングとなったのだが、ロッジの大きさに反してし不思議と人が多過ぎ(?_?)
実は本日(火曜日)は特別で、リフトが午後9時まで運行され、バーベキューがセットになったイベントがあったらしい。
いつも宿泊者は定番の料理であるが、我々の分だけ別に作れないので、バーベキューの夕食に便乗だったとの事。
後にメンリッヘン山頂で出会った日本人男性に、本日の事情を教えて頂き、なる程豪華で美味しかった訳が分かったのである。



1階レストランは広くてガラス張り、スキーで立ち寄った志賀高原のプリンスホテルのようだった。
何本かリフトが集中していたので、冬場はスキーの一大リゾート地になるのだろう。


 
レストランからの眺望②


 
バイキングの夕食・・・肉も3種類、チーズ、サラダ、デザートも美味しかった。


 
豪快に焼き肉、ドレッシングも色々


 
サラダも選び放題                   外テーブルは人気



暗く映ってしまったが、テラスのテーブルも人でいっぱい。我々は人気のない室内のテーブル席だった。


まだ明るいうちにメンリッヘン山頂に向かう。。。


夕食後も、下調べでメンリッヘンの山頂(2343m)が踏めそうだったので、夕日鑑賞を兼ねて片道20分程の山頂に向かった。
アイガー、メンヒ、ユングフラウはもちろん、ここでも360度の眺望と夕焼けを楽しむことができた。
今回、山小屋2泊と言うのもこのツアーの魅力、山頂には数人いたけど、正に絶景独り占めと言う雰囲気が味わえた!


 
メンリッヘンロッジ~メンリッヘン山頂GPS軌跡                    ズームで山頂の様子



19:50分、テラスの火曜日ツアーの皆さんは、まだまだ食事時間を楽しんでいた。



グーグルアースでも確認済だったが、下から車でも来れる場所などで、ロッジ裏には車が数台止まっていた。



20:00分・・・何度も後ろを振り向く。 
ここで同室のTさんに部屋の鍵を渡し忘れて、一旦ロッジまで引き返して20分程時間ロス(^^ゞ



アイガー北壁7ルート・・・日本人としては、1969年日本隊6名が直登ルートで初登頂している。
こんな情報も、このルート図を見てから後に興味が湧いて調べた物で、ここに来る前に知っていたら良かったと思った。 



パノラマ④・・・20:30分



キャンプファイヤーが準備されていた。いつのイベントなのかは不明。


 
ここからは車の乗り入れ禁止!                山頂の王冠型展望台



20:34分・・・山頂からユングフラウ3山の眺望


長居して夕焼けを満喫!



パノラマ⑤・・・20:55分・・・ちょっぴり焼けてきたユングフラウ3山とメンリッヘン山頂



21:02分・・・ヴェッターホルン・シュレックホルン



21:05分・・・メンリッヘン山頂からの夕日(反射している湖は、もしかしたらトゥーン湖かも知れない)



パノラマ⑥・・・21:06分



パノラマ⑦・・・21:09分



21:12分



21:13分・・・一番赤く焼けたアイガー・メンヒ



21:13分・・・ユングラフ


 
21:13分                         21:17分


 
21:20分                          21:23分
下山途中、着地を見られなくて残念だったが、パラグライダーがここに下りたようで片づけをしていた。



パノラマ⑧・・・21:27分・・・夕日が沈んだ後、ピンク紫に染まった空が、また美しい。



21:31分・・・小屋に戻ってきた頃に、他(外人の方)の皆さんが山頂に向かって行くのと擦れ違った!
今頃から向かうのはキャンプファイヤーと関係があるのだろうかとも思ったが、火がつけられた様子はなかった。 


今日はフランスシャモニでエギーユ・デュ・ミディ展望台の眺望、スイスのグリンデルワイトに移動してメンリッヘンまで
日照時間が長いこともあるが、ハイキングなしでも、とっても充実した長い長い1日だった。
星空も期待できたのだが、お風呂後はぐっすり・・・夜中にも目は冷めず星空は見逃した!(私としたことが…残念)



9日目-1 7/20(水) > 早朝、メンリッヘンロッジ~山頂往復 メンリッヘンロッジ~クライネシャイデック



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(8-1)

2016年09月21日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

アルプスの女王モンブラン(4810m)を間近で見る!

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)

<8日目-1  7/19(火) > シャモニホテル~エギーユ・ドゥ・ミディー展望台~シャモニ


 富士山より高い展望台…2つ目!


エギーユ・デュ・ミディ・・・名前はなかなか覚えられないのだが、下調べで凄い展望台だと知っていた。
ホテルの外からもメイン通りからも、尖がった山頂とその山頂に聳え立つお城のような雰囲気で見えており、
シャモニの町からは、右手奥に見えていたモンブランよりも遥かに大きな存在であるかのようだった。

エギーユ・デュ・ミディ は3842mの高さにあり、ここも富士山より高く、地図を見て分かったことだが何と言っても凄いのは
ここから更にイタリアに繋がるロープウェイがある事と、真下をイタリアに抜ける道路が走っていることである。
えっ?まさか道路?・・・出発前にちょっと疑ってグーグルアースで見に行ったら、間違いなく道路だった(^^ゞ



シャモニー~エギーユ・デュ・ミディ展望台GPS軌跡


ピーク時は始発も早く最終も延長される。


ホテルを7:30分頃に出発、10分ほど歩いて到着したエギーユ・デュ・ミディのロープウェイ乗場は朝から大混雑!
シャモニに来たらまずこの観光地は外せないと言う人気ぶりで、しばらく並んで我々は8:15分発に乗車できた。
5~6分後、中間駅のブラン・ドゥ・レギーユ2310mで乗り換えて、モンブランロープウェイで更に20分程の空中散歩。。。

混雑の待ち時間は別として、30分ほどで標高1030mから雲上の標高3842mに立てたのだ!
雲上と言っても眼下にほとんど雲はなく、スイス・イタリア・フランスの4000m級の峰々が見渡せる快晴であった。

最初に目につくのは真っ白なモンブラン(4810m)、やはり近すぎて一枚の画像に入らないほどである(^^♪
次に目についたのは、グランドジョラス(4208m)の北壁、そして昨日のハイキングでずっと見てきたヴェルト(4122m)
ヴェルトの右隣で存在感が大きかったドリュ(3754m)は、裏側から見る事になり、他の峰に紛れて存在感ゼロ!

遠くにはマッターホルン(4478m)とモンテローザ(4634m)・・・この2つはツェルマットから見た形と全く異なり
山座同定もなかなかだが、穂高岳のように、モンテローザが10個連なるピークの総称だと言う事が良く分かる。


 
朝は静か・・・右画像は昼に待ち合わせた中華レストラン(場所だけ確認)


 
朝日が射すエギーユ・デュ・ミディ展望台をチェック!            踏切を渡って町外れ方向へ


 
大きな広場がある展望台行きロープウェイ乗場・・・1030 - 3482m


 
山頂は2度、電光掲示板に気温や発車時間などの情報が表示される。この日は15分おきに動いていた。



道路は日本のような碁盤の目ではなく、丸いロータリーに丸く侵入するので、交差点にはほとんど信号がない。
大きな道路以外でも、このロータリー方式の道が多かった・・・ロープウェイから目についたので撮影。



そして何度でもエギーユ・デュ・ミディ展望台をチェック!手前が最初に降り立つ北峰駅である。



 中間駅で乗り換えてからは鉄塔がなく、写真で見る限りでは、よくこんな細いロープで山頂まで(^^ゞと思ってしまう。
 

エギーユ・デュ・ミディ展望台に到着!


北峰駅の到着階からはトンネルと橋を越えて、その先のエレベーターで最上階へ、そこでは360度の別世界が待っていた。
手が届きそうな位置にモンブラン、尖がった峰々とグランドジョラスの北壁が圧巻で迫る!

  
    まずは岩のトンネル              橋に出て後ろを見る。


  
 北峰と山頂を繋ぐ橋より              モンテローザも半分見えていた。
 


そして次は山頂へのトンネルに入る。・・・見上げると山頂展望台、やはり間近で見ても、岩の斜塔だった!
帰宅後に写真を見ていて気付いたのだが、展望台の右端に見えているのが、ガラス張り展望所である。
そしてよく見ると、ロッククライミングの金具やロープが点々と山頂まで繋がっており、この岩でクライミングをするのか?
ど素人にはちょっと信じられないけど、後ほど他の岩場で懸垂下降をしているクライマーを見かけたのである(@_@。


 
再びトンネルに入り、トンネル奥のエレベーターに乗って屋上展望台3842mへ


アルプスの女王モンブランが目の前!



パノラマ①・・・手前の雪原にゴミのように見えているのは、テントと人間のようだった。
手前のピークが、モンブラン・デュ・タキュル(4248m)・中央ピークがモンブラン(4810m)・右端がドーム・デュ・グーテ(4304m)



デジタル拡大してみたら、トレースが沢山見える・・・旅行は終わったけど、こんな発見がまた楽しいのである♪
上の写真で影になっている部分でも、数人の人影が確認できたので、モンブラン山頂を目指しているようだ。



パノラマ②



左から、グランドジョラス(4208m)・モンマレ(3989m)・耳のような尖りは、ダン・デュ・ジュアン(4013m)



間近で見るヨーロッパの3大北壁2つ目・・・西側から見るグランドジョラス北壁



左から、エギーユ・ヴェルト(4122m)・レ・ドロワット(4004m)・レ・クルト(3854m)・・・手前の針峰も圧巻!



パノラマ③・・・モンブランとグランドジョラスの間(イタリア方面の山々)



グランドジョラスとヴェルトの間、モンテローザの隣にマッターホルンが見えると教えて頂いた。



奥の三角に見える山が、まだ見ていなかった西側からのマッターホルン(4478m)のようである。



西側から見るスイスの最高峰モンテローザ(一番ピークは4634m)


展望通路に並びながら、どうやらほぼ一周したようだ!


標高から考えてここも寒いと思っていたが、人混みと快晴で、フリース一枚羽織っていても暑いくらいである。
ここでは皆さんが並んでいるところに一緒に並んだのであるが、最初は何処に繋がり、何故並ぶのかも知らなかった(^^ゞ
反時計回りで、右手の眺望を見ながら、写真もいっぱい撮れて何と言っても圧巻の眺望なので退屈はしない・・・。

なかなか進まないので、前に並ぶ中国人の男性2人と、後ろに並ぶスイス人のおじいちゃんと可愛い孫2人と仲良くなり
片言の英語で出身国を自己紹介、中国人男性は英語が得意、自国の有名観光地を撮った自慢のデジカメ写真を見せてくれた。

そしてスイスの子供が日本語が上手で・・・と言っても、「ありがとう」「こんにちは」「さよなら」 だけなのであるが、
私に通じたことが嬉しいみたいで、後ろから何度も話しかけてきて、日本・中国・フランスで、しばし和気あいあい(*^^*)
ピクチャーOK?とマイカメラを見せたら、3人は笑顔でポーズを取ってくれたので、この写真もここでの記念である♪

40分位並んで、ようやく今まで自分が並んだことの意味が分かった(^^ゞ ・・・そしてそれは・・・
上下左右ガラス張りの空間で、順番に写真を撮って頂けるのである!そうだったのか、これもまた記念にはなったが
それならもっと違う場所をゆっくり見て回った方が良かったなー、後はやっぱり時間がなくて、急ぎ足で見回ったのであった。

今日は展望台の見学だけで、ハイキングが無い為ガイドさんもいなかったが、狭い通路を団体で動くのも無理な話
朝に下見していた町中の中華レストランで11時に待ち合わせとなっていたので、添乗員さんは先に下りて行かれた。

「下りでも混雑しますから、遅くても10:10分にはロープウェイに乗って下さい!」・・・と言う言葉を残して行ったので
余計に時間が気になり、結局展望台にいた時間は1時間半ほど、なので全ては回れていないようだ。
カフェやお土産屋さんもあったので、混雑を考えて3時間位は欲しいところだが、午後の予定もあるので仕方ない(*´з`)


ロッククライミングの人影。。。


眼下の岩、左側からの階段で繋がっている展望台に人がいるが、更にてっぺんにクライミング中の2人・・・
この後、左側の丸い岩伝いに、ロープで懸垂下降しながら下りて行く姿をしばらく見ていた。


  雪上コースもあったのかな?
 


展望廊下を少しづつ進むので、眼下も遠方もゆっくり眺望を見る事ができた。
目の前にもクライミング用の金具が付いた岩、その下の雪原ではトレース上を数人が歩いているのが見えた。



ズームで見ると、人工的に作られたトレース(雪の大谷もどき?)が岩の先端まで伸びているように見えるのだが
あの場所には、登山装備であれば普通に行けるのだろうか?それとも許可が?歩いている人の目的は?・・・疑問は残る。


角を曲がる頃に見えてきたのはこの眺望!



シャモニの谷を挟んで北方向・・・こちら側から反対側に連なるのが、エギーユ・ルージュ(日本語で赤い針峰群)



ロープウェイで最初に到着した、エギーユ・デュ・ミディ展望台の北峰が真下に見えてきた。



昨日行ったランデックス展望台はどの辺りだろうか?向こうからはこっちが直ぐに分かったんだけど・・・
こっちからは見当もつかない!と思っていたが、立体地図をジーっと見ていたら何となく位置が分かってスッキリ(^^♪



そして、3842mだからこそ見えるこの地形が面白い。


ようやく皆さんが並んでいた意味を理解(*‘ω‘ *)

  
ガラスの部屋で記念撮影・・・最初の一歩はへっぴり腰で恐る恐る(^^ゞ 直ぐに慣れて端っこで大胆ポーズ!

荷物は全て戸棚に置き、靴は脱がずにそのまま特大の専用スリッパを履く・・・女性スタッフが各自のカメラを預かり撮ってくれる。
ここにアップしたのは2枚だけだが、全部で10枚(10ポーズ)撮って頂けた。それでは時間がかかるだろうと言う事でもない。
狭い場所で(ヒアーだったか手の動きだったか?)1~2歩動くだけなので、一組1分もなかったような気がする。


 
後ろに並んでいたおじいちゃんと孫たち               私の後に仲良く3人で記念撮影


 
最初の地点に出てきた!自撮り棒は中国人に人気!        下に下りて丸いトンネルを抜けると・・・



ここから出ているロープウェイ(必ず3連づつ出ていた)で、国境を越えてイタリアまで行けるようだった。



その先には完全装備の登山家が6名下りて来ていた。・・・ここは上から見ていた雪原ルートである。



この画像をPC上でアップにしてみたら、2人づつザイルで繋がれていた!・・・モンブラン山頂を目指すのだろうか?
やはり、ちょっとそこまで雪原歩きのように、観光目的で気軽に歩けるような場所ではなかったのだ(*‘ω‘ *)


 
上を見上げると、先ほどまでいた山頂展望台・・・そして今度は雪のトンネルを抜けると。。。



先ほど人が歩いていた雪上のトレースを、逆側から見る事ができた。


 
橋を渡って北峰に戻り、外階段を登って屋上展望台へ



北峰展望台より、町に迫るモンブランのボソン氷河(長さは7km)とシャモニの西方向


  
山頂展望台の岩でモンブランは半分しか見えないが、先ほどの6名がずいぶん進んだ様子は見えていた。
 

  
   北峰から山頂展望台        この後歩いた氷のトンネル     禁区に座り込んで煙草休憩の女性 


エギーユ・デュ・ミディ展望台とお別れ。。。


この混雑では帰りのエレベーターにも直ぐには乗れないので、添乗員さんの指示通り何とか早め早めの行動となり
出発駅に戻ったのは10:30分頃、まだ午前中でもあり沢山の人が順番を待って並んでいたのが、とても印象的だった。
これだけ混雑していると団体で動くのは無理な話で、下りてからの待ち合わせ場所と時間を決めていたのは正解だったようだ。

若干余裕があったので、通り道にあったスポーツ用品の店に寄り道、昨日の散歩で見つけておいたサブバックを買った。
 そして朝、行く途中に確認してあった中華料理のレストランに11時に到着!食事にはちょっと早い時間だが昼休憩となった。


 
シャモニ行きロープウェイ乗場・・・大勢乗って到着したが、下りるのは反対側なので混雑無し!



モンブランロープウェイからシャモニの谷


 
中間駅のブラン・ドゥ・レギーユには乗車を待つ人がいっぱい、ここで乗り換えて町に戻り、裏手から歩き出したのだが・・・   


 
広場の方を見ると、チケットを買う人や乗車待ちで並ぶ人で溢れていた!


 
町に戻って中華レストランへ


 
中華と言えば、ご飯もスープも、全ての料理が大盛りの一皿で出てくるので、一人分を取分けたもの。
右画像は店の玄関にあった天然木の椅子・・・ちょっとお気に入り(^^♪


午後からは長距離移動の為バス停へ


 
音が凄くて何事かと!途中で会ったバイク族4人組!・・・それぞれの色が 「 赤・白・青・黒 」 でカラフル(^^ゞ
荷物入れにもライト付き・・・バイクには乗らない私だけど、大きな排気量のバイクには何故か興味が湧く!
シャモニはツェルマットやサースフェーのように、ガソリン車の乗り入れ規制はないようである。


この後、専用バスでグリンデルワイトへ向かった。


8日目-2  7/19(火) > シャモニ~グルント~メンリッヘンロッジ(泊)
( 夕方、メンリッヘンロッジ~メンリッヘン山頂往復 ) 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(7)

2016年09月19日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

ランデックス展望台より・・・アルプスの女王モンブラン山群を望む 
 

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)

<7日目-7/18(日) > シャモニホテル~<市内バス>~ル・トゥール~シャラミヨン駅経由リフト頂上駅~バルムのコル
~ル・トゥール
~<市内バス>~レ・ブラ~フレジュール展望台~<市内バス>~シャモニホテル(連泊)


シャモニでの初日は、予定のコースを変更!


日本とは真逆で、スイスは例年より大雪となり雪融けが遅かったらしい。(お蔭で花は多かった)
シャモニーでのハイキング予定は、ガイドさんの判断により変更されるかも知れないと、当初から言われていて
ランデックス展望台からラック・ブラン(湖)を経てフレジュールまでのハイキングは、残雪があり中止となってしまった。

同じバス路線だったレ・ブラでは下りず、30分ほど走って、ル・トゥールからシャラミヨン駅経由でリフト頂上駅で下車し
頂上駅からバルムのコル(スイスとイタリアの国境)を通るルートを歩き、ル・トゥールに戻る周回コースに変更となった。

ル・トゥールに下山後は若干雲も湧いてきたが、ランデックス展望台で眺望を楽しみ、ホテルに戻った。



シャモニ~ル・トゥール~リフト頂上駅~ル・トゥール~レ・ブラ~ランデックス展望台~シャモニGPS軌跡


ホテル近くのバス停より出発!


 
ホテルベランダから、朝の眺望


 
ホテルの朝食                    ホテル玄関集合



バス停よりモンブラン



バス停よりエギーユ・デュ・ミディ展望台


 
ホテル前方に見えていた山はパグライダーの基地のようで、バス停に着いた8:50分頃には7~8機飛んでいた。
(右画像)我々と同時にバスを待つ4人グループは、ピッケル、ヘルメットの装備で何処に行くのだろう?


ルトゥールからリフト頂上駅へ  



ルトゥール~リフト頂上~バルムのコル~ルトゥールGPS軌跡


ル・トゥールでバスを下りて、6人乗りのゴンドラでシャラミヨン駅へ、高速チェアリフトに乗り換えて頂上駅へ

ケーブルなどと違ってスキーのチェアリフトは、直接空気や風に触れ解放感があり、地上にも手が届来そうなほど近いので、
乗車中も足下の花などがより身近に見られ、ここでは目を見張るほどのアルペンローゼ大群生に遭遇できたのである。

途中のパルムのコルでは大休憩!シャモニでのガイドさんは規定により2人いたのだが、ダジャレ大好きおやじだった。
中央に咲いていてもスミレとか・・・くだらないダジャレから面白いダジャレまで、私達を飽きさせない(^^ゞ
スイスとイタリアの国境にあるバルムのコルでは、一歩で簡単に国境越えができますよと教えて頂いた。
本日も天気は快晴!予定のラック・ブランに行けなかったのは残念だったが、このコースもなかなか素晴らしかった♪

中止になったコースは歩行約5時間を予定しており、このツアーでたった一回の昼食お弁当持参日であった。
日本人が経営する店のおにぎり弁当(しかも日本茶付き)を、予約注文してあると聞いていたのだが、
朝、出発前にホテルで配られたときは、久々に日本の味かも?と皆でおにぎりを見て素直に喜んだのである♪
そして期待は裏切られず、ハイキングの途中、青空の下で広げたお弁当は、めちゃめちゃ美味しかった(^^)v
 

 
30分程バスで移動、ルトゥールでバスを下りた。      ツリーと雪の結晶のライトが可愛かった。


 
ここでもゴンドラ乗場に重装備の若者グループ、今からどんなコースを歩くのか?気になるところである(^^ゞ
階段を登ってゴンドラ乗場へ・・・ガイドさんが、皆さんこれは何だと思いますか?「そうめん流しではありません!」
と、一応笑える前置きをしてから、マウンテンバイクの通路(車輪を乗せる)だと教えて頂いた。


 
まずはゴンドラで                     次はチェアリフトで



リフトからの眺望・・・ピンク色は一面のアルペンローゼ


 
眼下を走るマウンテンバイクの少年                   リフト頂上駅



リフトを下りて、人が集まっている方を見に行くと。。。



リフトからも見えていた牛さんが目の前に・・・牛とモンブラン


牛さんと分かれて歩き出す。。。


2日前のフルアルプ小屋へのハイキングで、ご主人の足が浮腫んでしまったD夫婦は、まだ回復していないらしく
リフト頂上駅付近をマイペースでのんびり楽しんだ後、リフトを乗り継いで自分で戻ると言う事になり、ここでお別れとなった。
夕食時にホテルのレストランでお会いしたのだが、ご主人一人だけだったので気になって聞いてみたら
奥さまは食欲がないので夕食はパスしたらしく、何と!今度は奥様が、気疲れなのか本疲れなのか?
心配したが、ゆっくりして沢山寝たらお2人とも回復したらしく、次の日からはみんなと一緒に元気に歩いていた。



パノラマ① リフト前から歩き出す・・・道は2方向に分かれており、我々は上の道からバルムのコルを目指した。



後方のリフト頂上駅・・・後に聞いた話では、Dさん夫婦はこの草原で1時間ほどお昼寝をしたらしい(*^^*)


見頃の花も多かった。


 

 

 


フランスとスイスの国境、バルムのコルへ



バルムのコルからスイス方面


 
宿泊もできるバルムの小屋は、地図を見るとスイス側に建っている。           コルのお花畑


 
影で見にくいが両面にそれそれ国の名前、(左画像)フランス(右画像)スイス・・・一歩で国境越え!



バルムのコルで出会った可愛い女の子・・・歩きながらカメラを気にしていて、目の前でポーズを取ってくれた(^^♪
バルムのコルは標高2191mだったが、街歩きのようなスタイルで子供でも簡単に来れてしまう。
私は、つば広帽子にサングラス、手袋にスカーフ、背中にザック、ごっつい登山靴と分厚い靴下を履いていて
爽やかな日に爽やかな彼女を見たら、この時ばかりは自分のスタイルが嫌になったのであった(*‘ω‘ *)



パノラマ② バルムのコルからの眺望・・・ヴェルト山、ドリュ、シャモニの谷とモンブラン、耳のような山は何だろう?





 



パノラマ③ 



この辺りから下り始める。



モンブラン・・・日本語に訳すと「白い山」



アルプスの女王モンブラン(4810m)と、赤〇は 「 エギーユ・デュ・ミディ 3842m 」
標高1037mのシャモニの町から見上げたのが最初なので、ここ2200m程から見た場合、全くイメージが違い
確かこの辺りだと、自宅に帰って写真を拡大してみるまで全く気付かなかった。


お花畑は半端じゃない!



キンポウゲ?・・・左手一面、黄色の花で埋め尽くされた草原


 



パノラマ④



アルペンローゼとヴェルト山とドリュ


アルペンローゼとモンブラン



アルペンローゼと峰々とツアーの仲間



右手の谷一面、キンポウゲ?



絵になる光景・・・モンブランと牛の放牧地



滝のように流れているトゥール氷河







レストランのようだった・・・牛と氷河を眺めながら、ここでのんびりしたかった。



パノラマ⑤


そしてまた可憐な花。。。





 


 


大展望地でおにぎり弁当の昼休憩!



小さく人が2人いる辺りの登山道脇で昼休憩となったのだが、金沢4人組だけ、そこから更に10m程上に登って
ちょっと小高い場所から、皆さんを見下ろしながらの休憩だった(^^ゞ 
 


眼下で寛ぐ皆さん



パノラマ⑥・・・この眺望を見ながら昼休憩


 
ちょっとかじってから撮ったおにぎり弁当・・・普通のから揚げ弁当だったが、久々にお米と沢庵漬けが美味しかった♪



トゥール氷河がちょうど正面



何気に拡大して撮ってみたら、氷河の近くに小屋?発見!



モンブランとシャモニの町・・・ここから見ると、シャモニ谷と言われるのが良く分かる。



ずっと見えていた、この双子のような岩山の名前が気になる。



ピークがヴェルト山、右の尖がりが レ・ドリュ だと思われる。
この後、ランデックス展望台と帰りのバスの車窓でレ・ドリュを2回見ているが、見る場所により印象が全く違う!


 
昼休憩後はどんどん下りて行く。。。


新しい種類の花にも出会って。。。



標高を上げても標高を下げても、アルペンローゼは広範囲に咲いていた。


 
この白い花も群生(右画像)・・・花の群生に目をやるとル・トゥールの町が見えてきた。


 





 


ル・トゥール近くまで下りてきた。


 
  誰かの慰霊碑なのか?        青白い氷河を見上げる!トゥール氷河は村の近くまで迫っていた。


 
ゴンドラ駅の裏側の道(川を挟んだ大きな駐車場)に既にバスが止まっており、タイミングよく乗れた。



そしてこれはバスの車窓から偶然に撮った「レ・ドリュ」・・・左隣のヴェルト山より高くて存在感が大きい。
もしかしたらスイスではドリュが、奥穂高岳のジャンダルムのような存在だったりするかも?と一瞬思った(^^ゞ 


更にモンブランを近くで見る!

ハイキングが終ったのは14時過ぎ、ホテルに戻るにはまだ少々早い時間でもあり、レ・ブラ バス停が途中駅と便利なため
またまた添乗員さんの配慮で、希望者のみ、本日行く予定だったランデックス展望台に行く事となった。(ハイキングはなし)

午後はやや雲が湧いてきていたが、ここも素晴らしい眺望、残雪の中を歩く人たちの姿も見えていた。
残雪に慣れている北陸メンバーだけなら、楽勝のコースに見えたが、団体だと安全がより優先されるのは仕方ない。
次は是非個人旅行で再度訪れたい!・・・ここも含めて「また来てみたい」そんな場所が日に日に増えていくのである(^^ゞ


 
レ・ブラでバスを下りて、ゴンドラでフレジュール(左画像)へ、チェアリフト(右画像)に乗り換えてランデックス展望台へ



正面がリフト終点のランデックス展望台・・・やはり一部雪原歩きとなるようで、残雪がある。



ランデックス展望台(標高2389m)よりパノラマ



そしてこれがヴェルト山とレ・ドリュのアップ・・・ここからの眺望が一番本来の姿に近いようだ。



中央奥はグランドジョラス、手前にはメール・ド・グラス氷河も見えている。



シャモニモンブランの針峰群



エギーユ・デュ・ミディ展望台



モンブラン山群・・・エギーユ・デュ・ミディ展望台は画像中央辺り。


展望台ではたっぷり眺望を楽しむ時間を取って頂いたが、もう少し残って展望レストランでビールタイム希望者がおり
添乗員さんの配慮でここで解散となったのだが、我々金沢組は直ぐにリフトで下りて、ホテルに戻る事にした。

ホテルに戻り、お風呂タイムの後は、明日の為にせっせとトランクの整理である。
夕食はまた皆で、7:00頃から予約してある町中のレストランに繰り出し、チーズフォンデュがメインの夕食であった。
夕食後はまだ明るかったので、シャモニのメイン通りへ散歩にでて、本日も夕焼けを見ながらホテルに戻った。


 
16:00頃だったが、ランデックス展望台下りのリフトで、これから登りの人と擦れ違う・・・眼下の展望レストラン


 
フレジュールでケーブルに乗り換えてレ・ブラへ、レ・ブラからまたバスに乗ってホテルに戻った。


夕食はスイスで2度目のチーズフォンデュ


 
スープとビール・・・グラスワインはKさん


 
チーズフォンデュとデザートのアイス・・・パーパーに山名が記されており、汚れないうちに皆で持ち帰った(^^ゞ


食後は町を散策してホテルに戻った。



バルマとソシュール銅像・・・1786年8月にバルマとパカールがモンブランに初登頂した。
登頂のストーリーが色々あるようで、パカールの銅像は別の場所にあった。



バルマが指さしているのはモンブラン・・・ボソン氷河が滑り台のように見えている。


 
スイスでもフランスでも食事は屋外席が人気!


 
         21:00              21:10分・・・今日の夕焼けは余り焼けなかった。



 
クラシックの生演奏・・・気に入ったらCDも買えるようで、ギターの箱にお金を入れて、持って行く人がいた。
シャモニ最後の夜なのでのんびり散歩をして、ホテルに戻ったのはようやく薄暗くなった21:30だった。


シャモニーでの2日間で、5つの名峰の中の4つ目、角度を変えてモンブラン山群を十分に堪能できた。
そして明日は、どれがモンブランか分からないほどモンブランに近い場所、「エギーユ・デュ・ミディ展望台」まで行くのである。
運よく快晴が4日間続き、そろそろヤバいかと思ったが、Wi-Fiでチェックしたら明日も晴れ予報だった(^^♪


クラブツーリズムさんへちょっと細かいお願い(^^ゞ


今回の旅では食事のメニューが書かれていないので、席に着いて料理が出てくるまで何を食べるのか分からなかった。
予約済の場合は、ある程度の料理内容が分かるはずであり、予め旅のしおりなどに書かれていれば有難かった。
フリーの食事で、別のメニューを選択したり、スイスの料理であればどんなものか調べておくことができたからである。
時々日本語メニューも置いてあったが、何処のレストランでも、日本のように写真付きのメニューを見かける事はなく
事前に確認できることのメリットは大きい・・・何と言ってもハイキングの次に楽しみなのは食事なのである(*‘ω‘ *)


参考)下調べでシャモニの自由時間に行きたかった場所 
① モンタンヴェール展望台・・・国鉄シャモニ駅から登山電車で20分、グランドジョラスとメール・ド・グラス氷河が見所。
② メール・ド・グラス氷河の氷の洞窟・・・モンタンヴェール終点駅からゴンドラで下り、更に階段を下りる。



8日目-1 7/19(火) > シャモニホテル~エギーユ・ドゥ・ミディー展望台~シャモニ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(6)

2016年09月15日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

スネガ展望台直下のライ湖とマッターホルン

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)

<6日目 > フルアルプ小屋~シュテリー湖~フルアルプ小屋~シュテリー湖~グリンジ湖~ライ湖~スネガ
~ツェルマット~<列車>ティーシュ~<専用バス・フランス国境越え>~シャモニホテル(泊)
 

 静かな山上湖でマッターホルンの朝焼けを見る。


本日で6日目、いよいよ旅も後半に突入したが、有難いことにツェルマットでは晴天続きである。
まずは部屋の窓から外の様子見、薄暗い中でも凛とした空気、マッターホルンのシルエット姿が見えてホッとした。

ガイドのM氏から、本日(7月17日)の日の出予想は5:48分と聞いていおり、フルアルプ小屋の玄関前に5:30分集合!
ヘッデンを用意したが辺りは既に明るく、モルゲンロートの逆さマッターホルンを期待してシュテリ湖へ急ぐ。



夜明け前の独特の雰囲気の中を歩く。。。



早朝のシュテリ湖・・・黄色いテントが一張り、何とここで夜を明かしたようである。


昨日と違い早朝は波も静か、既に先客が数人おり、足場は悪いが何とかベストポジションにつけた(^^♪
お隣には三脚に設置された一眼カメラが2台、1台目には既に人がいないが、数秒間隔で連続シャッター音だけが聞こえていた。
コマ撮りムービーと言うやつか?今朝の環境ではベストな撮影方法だと思えるが、本人は何処に??

すぐ隣の2台目はM氏のお友達(若い男性)ガイドさん、設定が済んだのでこれでOKと私に言うので、訳を聞いてみたら
スマホのBluetooth機能でカメラを繋げたようで、離れた位置からスマホのシャッターボタンを押すだけと言う事だった。

う~~ん賢い(*‘ω‘ *)・・・私のように湖ギリギリ、しかも足場の悪いドロドロの場所で、腰を屈めなくて楽々だ!
私のカメラは名前だけ一眼の安物ミラーレス!・・・次に買うとしたら多機能の高級ミラーレスにしよう(*‘ω‘ *)


そして・・・きたーーっ(^^♪



6:03分頃の動画・・・穂先から始まって黄金色と言える色に染まっていたのは、15分程である。
こんな時は三脚必須だけど、手持ちで画像がユラユラ・・・傾斜も何だか(*´з`)であるが雰囲気は伝わりそう。



6:05・・・モルゲンロート逆さマッターホルン


スイスに来たからにはこれを見逃がしたら帰れないだろうと思っていた、夢の光景が見られて幸せ感も絶好調!
初日はガスで見逃したが、この朝焼けを見るチャンスが3回あった事が嬉しく、昨日と今日で運よく3分の2をGetである

 
大満足の撮影後はフルアルプ小屋に戻って朝食



部屋に戻って窓から撮影・・・雲一つない青空だった。



今朝もマッターホルンが美しい


  
フルアルプ小屋の洗面室と奥に有料のシャワールーム・・・トイレは別にあり、水洗で綺麗だった。
朝食は食材が少なくサービスイマイチ!食堂が狭くて奥に入ったら身動き取れないのに、ゆで卵を自分でセットする必要があり、
順番待ちなどで時間もかかり、結局食べられず、ヨーグルトとパンしかないので、ジャムだけ多種類頂いた(^^ゞ


3つの湖を巡るハイキングに出発。。。


朝食タイムの後は小屋を8:00に出発して、シュテリ湖、グリンジ湖、ライ湖を巡り、スネガまでハイキングである。
昨日から足が浮腫んでいるD夫婦と、帯状疱疹のA夫婦のご主人の3人は、シュテリ湖で別れて昨日のルートでブラウヘルトへ
我々は予定通りハイキングしながらスネガまで行くので、目的地のスネガ展望台で3人と待ち合わせである。

途中でピーピーと言う鳴き声がして、マーモットが数匹走っているのを目撃!住み家の穴も沢山あった。



5日目(ブラウヘルト~フルアルプ小屋) + 6日目(フルアルプ小屋~スネガ展望台)・・・徒歩のGPS軌跡


 
小屋前ベランダ席(小屋の左右にもテーブルあり)              再びシュテリ湖畔   


 
 元気に走り回るマーモット
 

 
    車道のような広い道を歩く。            やがて眼下にブルーのグリンジ湖が見えてきた。











 
右手にはグリンジ川へと流れる滝


グリンジ湖へ


グリンジ湖は通り道にはなく、一旦下ってグリンジ湖の先まで行き、そこから引き返した。



ブルーの水、底は意外と浅い



グリンジ湖でも逆さマッターホルンを見ることができたが、綺麗に見えるのはこの隙間からのみである。


 
池の周りも花が多かった。



逆さカラマツが印象的だった。


グリンジ湖付近で見られた花



シュピンヴェブ・ハウスヴルツ



エーデルワイス



ナデシコ科



シラタマソウ


 


再び戻って。。。



グリンジ湖を過ぎると山道となるが、マッターホルンに少しづつ近付いて行く。


 
左手眼下にモシェ湖が見えてきた。


  
    赤いベンチとマッターホルン             先の眼下にフィンデルン村が見えてきた。



スネガ手前の絵になる光景


スネガ直下の憩いの場、ライ湖に着いた!


スネガ直下にあったライ湖は、スネガ展望台で過ごす人たちの憩いの場のようであったが、ここは何故か素通り(^^ゞ
逆さマッターホルンも見えたが、ガイドさんも皆さんもそろそろ逆さマッターホルンに飽きてきたのか?
はぐれる訳には行かないので、歩きながらサッと何枚か撮って、斜めに上がる展望エレベーターのような乗り物に乗った。



ライ湖とマッターホルン


 
湖畔に下りる時間はなかったので、逆さマッターホルンは頭だけとなった(^^ゞ
ライ湖の左右に、動物除けなのか?金網の柵があり、人が通る門には「Wolli Eriebnispark」 と書かれていた。
 

 
ベットのようなベンチもあり、一部だけを見ると、まるで砂浜で寛いでいるように見えていた。


 
ここも冬場はスキー場になるのか?スキーのリフトが特等席ベンチになっていた。


 
歩いても行けるのだが、我々は添乗員さんの指示により、楽してこの乗り物でスネガ展望台へ近道!


スネガで大休憩!


トイレ休憩も兼ねてスネガで大休憩となったので、一目散にお気に入りのベンチに走る。。。
何度来ても、何枚撮っても、マッターホルンが主役の素敵な場所である!



スネガから伸びる色々なハイキングコースを、いつか歩いてみたい。



主役のマッターホルン


 
スネガ展望台から見えていた、クラインマッターホルン展望台(左)と、クルムホテルのあるゴルナーグラート展望台(右)



我々は終始ウォーキングであったが、マウンテンバイク姿の人達を多く見かけた。



パラグライダーの基地も沢山あるようで、ふと見上げると飛んでいる!と言う光景が多かった。



ベンチ右手前方のパノラマ



スネガで最後の一枚・・・スネガ展望台とマッターホルン


ツェルマットに戻って昼休憩となる!


スネガでしばし休憩の後、地下ケーブルでツェルマットに戻ったが、少し自由時間がありガイドM氏が気を利かせて、
ツェルマットに残る伝統建築(ネズミ返しの小屋)が並ぶ一角に、希望者を案内してくれた。
車窓や街歩きでネズミ返しの小屋はポツポツ目撃していたが、私の事前調査で自由時間に行きたかった場所でもあり
ここで高床式の穀物倉庫などを間近で見ることができたので、案内して頂けて何よりラッキーだった♪


 
ツェルマットに戻ってマッターフィスパ川沿いを歩く・・・常に気になるのはマッターホルン


ネズミ返しの古い穀物倉庫が並ぶ、ヒンタードルフ通りへ


  






マキが詰め込んであるので、ネズミ返しにならないのでは?



穀物倉庫の床下



穀物倉庫近くで見かけたレストランの素敵な(味のある)ベンチ


 
窓辺に満開のエーデルワイスの鉢植えと、ネズミ返しの石を利用したテーブルも数個


12時近くに予約済みのレストランで昼休憩となる。


 
三ツ星ホテルの中のレストランだったが、玄関から地下へ・・・左画像の道沿いの窓がレストランの天井近くに見えていた。
明かり取りの窓ではあるが、席から見ると道路を歩く人達の足だけが見えるので、食事にはイマイチの環境かも?


 
メインは鮭のムニエル風、人参とライス大盛り!・・・デザートは見た目イマイチババロア風(*‘ω‘ *)

 
ツェルマット駅に戻ってきた!



ツェルマット駅(左)と、空中の電気とパラグライダー


午後はまたまた移動、国境を越えてフランスへ。。。




フルアルプ小屋~ツェルマット~シャモニーホテルまでのGPS軌跡


ツェルマットでは1時間位余裕があると言う事で、ツェルマット駅で一旦解散して最後の買い物の時間を取って頂いた。
再び集合したツェルマットでスーツケースを受け取り、電車でティーシュ駅へ、ティーシュで専用バスに乗り換えて移動!
ツェルマットからは乗換などを含めると約4時間、ティーシュからシャモニまでのバス乗車は、約3時間20分位だった。


  
ツェルマットにあるスーパーミグロや駅前のCOOP、駅隣のキオスクなどで、ちょっとしたお土産が安く買える。
 

ガイドM氏とお別れ(^^)/


ツェルマットの駅で我々を見送って下さっていたM氏と、サヨナラの握手!「楽しかったですありがとう♪・・・」と
私が言うべき言葉をM氏に先に言われてしまい、返す言葉がなくなってしまった(*'ω'*)

お天気に恵まれた事が一番だが、言うべきことはハッキリと、物事もテキパキこなすベテランガイドM氏のお陰で
ツェルマットでの3日間は、主役のマッターホルンと共にとても有意義に過ごすことができた。
私とはもう縁がない人なのだが、こんなに頼れる日本人ガイドがスイスにいると思うと、何故か嬉しいのである。

ツェルマットで最初に待ち合わせをしたクラインマッターホルン乗場で、M氏が持っていたVIPパスを見せて頂いたのだが
ツェルマットでの全ての展望台行き乗り物に乗車できると言うやつ、当たり前だが簡単には貰えないフリーパスらしく
スペシャリストガイドの証!顏は焼けて真っ黒、風間寛平ちゃんソックリだったけど、スイスで出会ったカッコ良い日本人1位!
( この後、グリンデルワイトでは、カッコ良い日本人2位と3位のお兄さんに出合いました(^^ゞ )


ティーシュまで電車、専用バスに乗り換えてシャモニへ。。。


 
ツェルマットから電車でティーシュ駅へ・・・ティーシュでは気温が24度だった。


スイス~国境を越えてフランスへ

国境でバスは一旦停車したが、特に我々はパスポートを準備するでもなく、簡単にフランス入りである。
フランスに入ってからシャモニまでの間で、バスの中からでも本格登山スタイルのハイカーを多く目にするようになった。
流石にシャモニはスキーの聖地と言われるだけあり、地図上でもゴンドラやリフトが点在しハイキングコースも多いようだ。

シャモニに近付くにつれ、正面に真っ白い山が見えてきた!青空の中に輝くモンブラン山群である。
皆さんの期待も高まるが、一番喜んでくれたのは添乗員さんだったかも知れない(^^ゞ
と言うのは、モンブランが車窓で見えた時「ここで一旦止めて下さい!」とバスの運転手さんに突然お願いして
明日は見えないかも知れないので、と小声で言いつつ私達にモンブランをゆっくり見れるよう配慮して頂いたのである。
シャモニの天気は神のみぞ知る?予報では好天だったが、山の天気は何があってもおかしくない。


 
スイス・フランス国境                   車窓の雪山


 
町が見えると看板の文字がフランス語で、やはり雰囲気が違ってきた。


バスの車窓から見えたこの眺望でストップ号令!



バスを下りたので画像が本来の色で撮れた。



中央が西ヨーロッパの最高峰であるモンブラン(2007年計測では4810.9m)・・・イメージ通り真っ白である。


 
こちらはバスの中から。。。



ホテル近くのバス停前で下車した。・・・ここからもモンブランが見えていた。



モンブランよりも目を引く・・・エギーユ・デュ・ミディ展望台・・・明日はこの山頂にいるのだ!


本日のホテル「パークホテル・スイス&スパ」へ・・・


18時過ぎ、バスが入りにくい路地だったのか?ホテル手前に到着!宿泊手続きなどでも若干時間がかかり
部屋に入れたのは19時前、その後近くの別の四つ星ホテル内のレストランへ移動、19:30分頃ようやくディナーとなる。


 
細い道路だったので少し歩いて到着!ホテルのロビー天井に下がっていた角の飾りは、本物か?


 
シングルが二つのWで布団もシングル二つ、マウントビューではないが立地条件は良かった。


 
ベランダとお風呂


  
唯一のソープ・・・トイレは流すボタンが高い・・・ドライヤーは使い辛く、途中で持ち手が外れて火傷しそうになった。

パークスイスは四つ星ホテルだったが、無用のソファやテーブルが多く、トランクを広げる場所に苦労した。
お茶セットあり、散歩が長かったので飲む時間はなかったが、他の人からチョコドリンクが美味しかったと言う話を聞いた。
その他、夕食は外のレストランで食べたこともあり、四ツ星と三ツ星の違いが余り分からないほどである。


夕食は駅前のレストランへ。。。



宿泊したシャモニホテル近辺地図


 
ホテルから徒歩でレストランへ・・・どのレストランも外テーブル席は人気のようで満員



シャモニ駅前を通って。。。


 
入口に「m」と書かれた、駅近くの四つ星ホテルのレストランへ・・・前菜のハムサラダ


 
   メインはグラタン風                  ガトーショコラケーキのデザート 


モンブランの夕焼け。。。
 

ディナーの帰りは、開いているお店を冷やかしながら歩いたので、既に21時頃になってしまったが
私には嬉しい事にシャモニのバルマ広場でちょうど夕焼けとなり、モンブランが赤く染まる光景を見る事ができた。



21;20・・・町から望めた山の夕焼け



モンブラン



エギーユ・デュ・ミディ展望台





 
21:25・・・夕焼けが終っても、しばらくは町が明るい、中央奥はサンミッシェル協会


久々に山の夕焼けを見てホテルに戻った。


そして今日は連泊初日の恒例行事!今度は3日分のお洗濯が待っていた(^^ゞ
ちょっと無理して洗ったので、2日目に怪我した指がジンジン・・・鎮痛剤を飲むほどではなかったが痛かった(>_<)
一人痛みに耐える・・・何を思ったか日本から、傷テープ等、大小何種類も持参してきた事が、結果役立ったのであった。
いらない荷物も沢山あったが、何が必要で何が不必要かは、その時の状況次第であり、備えあれば憂いなし!




7日目 7/18(月) > シャモニホテル~<市内バス>~ル・トゥール~シャラミヨン駅経由リフト頂上駅~バルムのコル
~ル・トゥール~<市内バス>~レ・ブラ~フレジュール展望台~<市内バス>~シャモニホテル(連泊)


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(5)

2016年09月11日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

逆さマッターホルン・・・リッフェル湖より

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)

<5日目- 7/16(土) > ツェルマットホテル~<ゴルナーグラート鉄道>ゴルナーグラード展望台
ローテンボーデン~リッフェルベルク~ツェルマット~スネガ展望台ブラウヘルト~フルアルプ小屋(泊)
 

マッターホルン、黄金の朝焼け。。。


本日も快晴!橋まで行かなくても、泊まったホテルから坂道を2分程下ったマッターフィスパ川沿いでも
マッターホルンが大きく見えていることが分かり、早朝はここで待機して、めでたく最初のモルゲンロート撮影成功!
橋まで行った方の話によると、相変わらず日本人と中国人でごった返していたのだとか。
差ほど変わらずマッターホルンが見えていた(第2の撮影スポット)で、静かにゆっくりと撮影する事ができた(^^♪


 
5:40                         5:49
 

5:56


5:58・・・黄金色のピークはこの辺り!

 
6:01                         6:10

6:10分が最後に撮った一枚、この時間では空も明るくなり、普通の日差しより若干焼けている程度。

ガイドM氏は、明日のフルアルプ小屋からマッターホルンの朝焼けが見られるので、ここで焦らなくても十分だと言う。
確かにその通りだったが、ちょっと早起きするだけで見られるチャンスは、何度でも歓迎の私である(*^^*)


朝食後はゴルナーグラート展望台へ



ホテル~ゴルナーグラード展望台 ・ ローテンボーデン~リッフェルベルク ・ ツェルマット~フルアルプ小屋GPS軌跡


ツェルマット滞在3日目は、フルアルプと言う山小屋泊を予定していたので、昨夜のうちにトランクの整理を済ませ
いつものように廊下に出して、ザックには1泊分の着替えとパジャマ、2日分の水などを入れて出発した。


 
     ホテルの朝食           途中で見つけた日本語・・・日本人限定募集か?借りたい(^^ゞ


 
今朝の撮影場所からマッターホルン


ツェルマット駅前からゴルナーグラート鉄道に乗る!


 
ゴルナーグラート鉄道入口・・・日本人団体も多く、8時頃だったが入口も中も人で混雑していた。


 
使用したスイスパス                   赤茶色の電車に乗車


沿線の風景が美し過ぎて。。。
 

 
ツェルマットの町を抜けて。。。ピカッと光っているのは、後ろの窓からの太陽が窓ガラスに反射して映った(^^ゞ


 
森を抜けて森林限界となり。。。



標高を上げてガレバに。。。前方から来た、下りの電車と擦れ違う。



ドム峰(4545m)とテーシュホルン(4491m)・・・この辺りはスキー場のようだ。



近すぎてまたまた目を引く、ブライトホルン(4164m)とクラインマッターホルン(3883m)と氷河



左ピークはリスカム(4527m)


 
これは人口湖か?終点手前の名もない?湖とドム      リスカム手前の岩場に人が2人、クライミングか?



モンテローザ(4634m)とリスカム(4523m)・・・昨日のクラインマッターホルンでは
ブライトホルンが間近過ぎて、縦に並んでいたモンテローザとリスカムを自分では判断できなかった。
今日は車窓なので一瞬で過ぎたのだが、右に左にと眺めが良すぎて、ジッと椅子に座っていられなかった(^^ゞ

展望台からは更に綺麗に見えていたので、電車の中から無理に撮らなくても十分だったが、それはそれ!これはこれ!


駅前もパノラマビューのゴルナーグラート駅に到着した!


ツェルマットから、絶景ゴルナーグラート鉄道に乗車して33分、ゴルナーグラード駅に到着した。
見上げるとそこは、某会社のスタッフが、このホテルは通常の3倍の宿泊費だと言っていた「クルムホテル(3100m)」である。
ゴルナーグラート展望台直下に建つホテルなので、価格が3倍でも人気があり、予約は滅多に取れないらしい。


 
電車を下りて、改札から一歩出ると、素晴らしいパノラマビュー



マッターホルン側を覗きこむと、我々が乗ってきた電車が下って行った。



モンテローザ(左)とリスカム(中央)・・・グレンツ氷河とゴルナー氷河が近すぎる!



モンテローザヒュッテ発見!ヘルンリ小屋も同じだが、行けるものなら小屋までだけでも行ってみたい(^^ゞ


クルムホテル裏の小高い広場が展望台(3130m)



クルムホテル前よりゴルナーグラード鉄道駅前広場を見下ろす。


 
 クルムホテル表玄関                    黒鼻羊のウォーリーくん


 
クルムホテル2階の外テーブル横を通り、ホテル裏側から展望台へ(後ろから途切れず人が押し寄せる)


 
行きも帰りも駅も電車も、人人人の波。。。



 クルムホテルとパノラマ①



ゴルナー氷河とパノラマ②

展望台からはマッターホルン(4478m)・スイス最高峰のモンテローザ(4634m)・リスカム(4527m)
ブライトホルン(4164m)など、4000m峰がズラリ・・・眼下に見えていたのは11kmに及ぶゴルナー氷河
何処を見ても素晴らしい眺望、自分の体を360度グルグル回しながら楽しむことができる広い展望台であった。



ドム峰とパノラマ③



3日目のサースフェーで見逃した、ミシャベル連峰の峰々を、改めてゆっくり見る事ができて大満足!
サースフェーから見えたであろう東側とは真逆で、西側からの眺望となるが、剱岳で言ったら裏剱と言うところか(^^ゞ
昨日のクラインマッターホルン展望台でも見えていた「ドム峰」と「テーシュホルン」がツインに見えて印象的だった。


再びゴルナーグラート鉄道(電車)で移動。。。


眺望を楽しんだ後は再びゴルナーグラート鉄道に乗車し、ローテンボーデン(2819m)で途中下車した。
逆さマッターホルンで有名なリッフェル湖を通り、リッフェルベルク(2582m)まで、一駅分を歩いて下るハイキングである。



ローテンボーデン~リッフェルベルクGPS軌跡


ここは人気のコースのようで、同じように下車した団体が多く、リッフェル湖へと下りて行く登山道は大行列!
我々はガイドのM氏が気を利かせてくれて、駅前で軽く準備運動の後、他の皆さんが小さくなってから出発した。
数歩歩いたらリッフェル湖が小さく見えていたが、更に「他の団体さんとは違う道を通ります!」と、M氏
一旦逆方向へ進んで、ゴルナー氷河が見える場所まで行き、そから引き返して、リッフェルホルン側からリッフェル湖へ

 M氏の説明で、リッフェルホルンは、マッターホルン入山判定に使われる山の一つ、クライミング練習の山のようだった。
ゴツゴツとした茶色の岩場の山を、そんな話を聞きながら見上げたら、何と2人の方がクライミング中であった!


 
ローテンボーデン駅で下車


 
やっと歩けるよ~、元気いっぱいの金沢4人組・・・ここでもマッターホルンが美しい。



クラインマッターホルン、リッフェルホルン、マッターホルン・・・顔合わせ!
ローテンボーデン駅前の特等ベンチに座り込む、おじさん3人の哀愁ある背中と3山(^^ゞ



赤〇の中に人が2人。。。十字架の赤〇がリッフェルホルンの山頂だと思える。
こんな人たちの姿を実際に見ると、ツェルマットがアルピニストの聖地であると実感できてゾクッとするものがある。
 


皆さんが小さく見えてきたので、そろそろ我々も出発との号令・・・数歩歩いたら眼下にリッフェル湖が見えてきた。


 
この周辺、散策コースは色々・・・皆さんと同じ道は行かず、一旦ブライトホルン方向に向かって
右画像よりさらに少し進んで氷河を近くまで見に行ったあと、そこから引き返した。



リッフェル湖の左側を巻くように、リッフェルホルン直下を歩く。。。



リッフェル湖周りは、先に到着した人たちで賑わっていた。


期待通りの逆さマッターホルン 


7月のリッフェル湖は、逆さマッターホルンが最も美しく見える時期と言う事で、運よく期待通りの眺望が見られた(^^♪
リッフェル湖の周りで、濃い青のゲンチアナにも遭遇、雲一つない逆さマッターホルンの姿は本当に感動だった。


 
ちょっと上から目線のリッフェル湖と逆さマッターホルン



リッフェル湖畔で撮った逆さマッターホルン・・・これが一番美しい。


リッフェル湖周辺で見かけた花



目の覚める青のゲンチアナ


 


ハイキングはまだまだ続く。。。



リッフェルホルンの北壁とでも言うか・・・近くで見ると標高差はかなりある。



ツェルマット3日間の主役!マッターホルンビューのハイキング道



つい気になって何枚もパシャ・・・昨日歩いた北壁ハイキングの登山道が見えていた。



前方パノラマ・・・マッターホルンからドム峰まで



望遠で、ドム峰左奥、前方眼下を歩く他の団体さんを撮ってみた・・・山座同定できないのが残念(^^ゞ



リッフェルベルク駅周辺




ちょうど昼の時間でもあり、草原で寛ぐ人多数!・・・ここで昼休憩が理想だったが、
ツェルマットの町中レストランを予約してあったのか?そそくさとレストラン裏のリッフェルベルク駅へ



草原にポツンと建っているのは教会らしい・・・ここでウェディングとかもあるのかな?



レストランの後ろにはスキーのリフト降り場もあったので、冬はスキー客で賑わう一大リゾート地になるようだ。


リッフェルベルク駅12:30頃発の電車に乗った。


 
レストラン裏のリッフェルベルク駅


 
ゴルナーグラード鉄道


1:10分頃から、ツェルマット駅近くのレストランで昼休憩


 
ツェルマット駅近くと、賑わうバーンホフ通り

気になるもの①・・・ツェルマット駅前の空にブランと下がっている電球のようなもの、あれはいったい何だろう?
気になるもの②・・・帰ってきたのか今から行くのか?大きなザックにピッケルとザイルスタイルの4人組が前を歩いていた。


 
昼休憩したレストランと、レストランの前を通った馬車・・・客は乗っていなかった!
M氏曰く・・・何処かのホテルのパフォーマンスとの事、駅まで馬車でお見送りしたのだと思っておこう(^^♪
どうせならスーツではなく騎士スタイルが良かったけど、それはさておき白馬がカッコ良い♪


 
前菜のサラダ                    メインはサーモン


 
午後はまた歩くと言うのに、ツェルマットビールを飲んでみた(^^♪            デザート


今度は地下ケーブルでスネガ展望台に向かった。


 
   スネガ駅                      長い地下道を歩くと。。。


 
地下ケーブルで一気に(3分で)スネガ展望台(標高2288m)へ(右画像は駅前展望レストラン)

高低差683mを3分!富士山で言えば、2合目から5合目までを3分で直登するのと同じらしい(^^ゞ

そして到着したスネガ展望台で、ガイドM氏の配慮により、この旅で初!ハイキング中のコーヒータイムを取って頂いた。
M氏曰く・・・「特別に皆さんに優雅な時間を過ごさせてあげます♪ くれぐれも優雅に過ごしてください。」

日本では適当な場所に座り込み、持参したお茶や行動食など(重くても詰め込んできて)過ごしているが
スイスでは、展望台兼レストランなどの屋外席で飲み物などを頼み、食事をゆっくり取るのもハイキングの一部で
身軽にリッチな気分で過ごすのが定番のようであり、我々にも、スイスではスイス流で、と言う事なのだろう。
日本の山登りとは少々楽しみ方が違うが、スイス独特の地形と、整備された山岳鉄道や山小屋の違いなどがある。

世界中から人が集まり、厳冬期の雪山や夏の岩壁に挑戦する登山家も多いが、誰でも気軽に楽しめる方法として
ロープウェイなどで一気に展望台まで標高を上げて、眺望や花を愛でながら緩やかに下っていくスタイルが定番!
スイス全体がこれに応えるような環境であり、我々もそのことを理解して過ごしてみようと言う配慮のようだった。

まずはスネガ展望台のレストランでコーヒータイム、自分がのんびりすると周りの人ものんびりしている様子が見えてくる。
ハイキング中に展望箇所で良く見かけたベンチ!次はKさんと2人で展望台下のベンチでのんびりしてみた(^^♪



スネガ展望台とマッターホルン


 
レストランの展望席でコーヒータイム&ベンチでのんびりタイム


 
ベンチから右手の山々とベンチ後ろのレストラン展望台


 
ベンチ眼下、ハート型のライ湖・・・丸太の舟で綱渡りをして遊ぶ家族が見えていた。



これだけマッターホルン三昧が続くと、どの方向から見ているのかなど色々考えるようなる。
ここスネガ展望台から見たマッターホルンの角度が、均整が取れていて、出合えた中では一番美しいように思えた。

ツェルマットから地下ケーブル3分で到着してしまうスネガ展望台、ここからツェルマットまでのハイキングコースも多数あり
優雅に過ごしたおかげでスネガ展望台が大好きになった(^^ゞ スイスに縁があったら是非また来てみたい場所である。

私の事前調査によると、スネガ展望台から下ったフィンデルン村にアップルパイの美味しい人気のカフェがある。
名前は、「Chez Vrony シェ・フローニィ 」 電話41279672552 営業9:30~6:00・・・席を予約した方が無難かも?
調査その②7~9月の毎週火曜日、スネガ展望台行き早朝便が出るので、スネガでマッターホルンのご来光が見られる。
ツェルマットでの半日自由行動で、行ってみたい場所として調べていたのだが、歩ける程の自由時間はなかった(^^ゞ


スネガからロープウェイでブラウヘルトへ



ブラウヘルト~フルアルプ小屋GPS軌跡・・・ウンターロートホルンは左手に見えていた山


スネガからロープウェイで7分、ブラウヘルトに到着!ここでもM氏の有難い配慮で、お土産を買う時間を取って頂いた。
私は自分用にスイスらしいマグカップを購入、他の皆さんもスイスの花の本(日本語版)などを購入していた。

そして本日2度目のハイキング、2度目の逆さマッターホルンが見られるシュテリ湖経由でフルアルプ小屋へ
途中でエーデルワイスを探そうとM氏、一番に見つけた人には景品が出るのだとか(^^ゞ
流石にガイドさん、今までエーデルワイスには出会っていないので、ザックをデポして皆で探し回る!
残念ながら最初に見つけることはできなかったが、天然のエーデルワイスを初めて見た喜びは大きい。


 
(左画像)スネガ展望台でロープウェイに乗って、(右画像)ブラウヘルトで下りた。


 
道の真ん中にクッション・・・ではなく、顔と耳だけ真っ黒の羊さん、手触り良し(^^ゞ



ぬいぐるみのような羊・・・マスコット黒鼻羊のウォーリーはこの子だったのか?



少し登って振り向くと、なかなかの展望だったが、ちょっと見飽きた感じもする(^^ゞ・・・贅沢な感想(反省)

余談)ブラウヘルト(2588m)から大型のロープウェイに乗り換えて5分で、ロートホルン展望台(3103m)に行ける!
ロートホルン展望台からフルアルプ小屋へ下るハイキングコースがあるので、行ってみたかった・・・と言うか
フルアルプ小屋泊なので、下りの時間を気にすることなく歩けて、シュテリ湖は明日も通るので、是非歩きたかった(*‘ω‘ *)
フルアルプ小屋(2605m)まで下りの標高差が約500m、今更だけど、つい欲張って考えてしまう(再度反省)
 


と言う訳で左手頭上、ロープウェイの先はロートホルン展望台



シュテリ湖とフルアルプ小屋が見えてきた。小屋の後ろはフィンデル氷河か?


 
途中でザックをデポして、皆でエーデルワイスを探した。



天然では初お目見え!ヨーロッパアルプスを代表する花、エーデルワイス


 
                             アルペン・アスター


逆さマッターホルンはお預け。。。


シュテリ湖畔に到着!・・・後にガイドさんから聞いた話だが、何とシュテリ湖は人口湖だそうでである。
午後のシュテリ湖は波があって逆さマッターホルンを見る事はできなかったが、明日の早朝が楽しみである♪


 
午後のシュテリ湖は波があった。


 
シュテリ湖の左を巻いてフルアルプ小屋方面へ・・・キラキラ日差しが反射して綺麗だった。


そしてフルアルプ小屋へ。。。



フルアルプ小屋はもうすぐ。。



左ピークは、リンプフィッシュホルン4199m、中央奥はシュトラールホルン(4190m)
右ピークは、昨日ツムートグレイチャー村から見えていたアドラーホルン(3988m)で、何と小屋は4000m峰眼下だ!
何気に写真を撮っている時は、フルアルプ小屋がメインで、後ろの山名など気にしていなかったが
こうして後からでも調べてみると、何だか凄い画像を撮って来たような気がしてきて、2度楽しめるのである(^^♪ 



角がちょっと怖すぎるけど、顔が真っ黒で表情が見えない山羊さん・・・10匹くらいで道を塞いでいた。


 
小屋に到着した!小屋前からもマッターホルンビュー

フルアルプ小屋(2605m)に着いたのは17:30頃、部屋は色々条件が違うと言う事で、あみだくじを引く事になった。
私が引いたのは2階中央の部屋(9号室)、くじ運が良かったようで、2ベットで快適な2人部屋である。
もちろん窓からはマッターホルンビューでやや狭いが癒しの部屋、食事や待遇も日本の山小屋のイメージとは大きく違う。

他には大部屋の相部屋や屋根裏部屋もあったようだが、今回我々のツアーでは全員が2人部屋で運が良かった。
シャワーは有料(2分1フラン、4分2フランで8分まで)、部屋に鍵はなく貴重品には注意とのことである。


 
こじんまりの部屋だけど、日本の山小屋を想えば天国(^^♪               夕食のスープ


 
メインは鶏肉                      デザート

 
  
窓からマッターホルン              月                ちょっぴり夕焼け



21時を過ぎても雲は湧かず、部屋に居ながらにして、若干夕日に染まるマッターホルンを見る事ができた。


星も満天だったけど撮れたのは  月とマッターホルン

星空を撮るなら今夜がチャンスと思って、夜中の2:30分頃に起きて窓を覗いてみたが、あれあれ?・・・
マッターホルンのすぐ隣に月が出ており、外に出てbulbで何枚か撮ってみたが、全て明るすぎて失敗作となった(^^ゞ
 三脚も無いことだし、やっぱり星を撮るにはまだまだ修業が足りない私である!諦めて星だけ見て寝直したのだったが
4:00頃だったら、月がマッターホルンの奥に沈み(見えなくなって)眩い星空が見られたらしい・・・失敗した(>_<)

そしてこの時、夜中に起きたのは私だけかと思ったが、既に外人さん男性2人が身支度をしていて、玄関で遭遇!
同じ目的(星空)かと思ったが違ったようで、小屋からでて右手の方向に消えて行った!・・・今思えば、
オーバーロートホルンに登る為の早出かも知れない。英語が話せれば聞けたんだけど、モーニングしか言えなかった(^^ゞ 

・・・・・・・・

今日は登山道の途中でちょっとした悲劇が!Cさんご夫婦の奥さまが転倒し、足とおでこに怪我(打撲と擦り傷)をした。
幸い、ガイドさんの持参した救急用品での応急処置程度で済んだが、本人曰く!眼鏡をしていなかったら顔面が危なかったらしい。
急でも危険な登山道でもなかったが、今日はハイキングが2回あったので、足も疲れていたのだろうか?

小屋に到着してからも高齢のDさん夫婦に問題が・・・ご主人の両足が浮腫んだようで、ガイドさんからシップを貰って貼っていた。
ちょうどお隣に座られたので、足を見せて頂いたら、両足膝下がかなり浮腫んでいる様子だった。
 「いつもはこんなことにはならないのに…」と奥さまがフォローしていたが、いつもの平地と高地では違いがあるのだろうか?
緩い下りのハイキングと言っても、高地での連続ハイキングだったので、負担が大きいのかも知れないな?と思った。



6日目 7/17(日) > フルアルプ小屋~シュテリー湖~フルアルプ小屋~シュテリー湖~グリンジ湖~ライ湖~
スネガ展望台
~ツェルマット~<列車>ティーシュ~<専用バス>~シャモニホテル(泊)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(4)

2016年09月07日 | ヨーロッパアルプス(スイス)


マッターホルン…シュバルツゼーからツェルマットへのハイキングで撮影 (9/5 ユーチューブにアップ)
 

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間

2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)

<4日目- 7/15(金) > ツェルマットホテル~クラインマッターホルン展望台
シュヴァルツゼー~ツェルマットホテル(連泊)
 


ツェルマット地図


ツェルマットで早朝散歩。。。

マッターホルンの朝焼け1回目のチャンス!
早起きしてマッターフィスパ川の橋まで(ホテルから徒歩12~13分)行ってきた。

 
早朝5:30頃のマッターフィスパ川…先に橋が見えてきた。5:50分まで待ったが、マッターホルンはガスの中で見えず。

同じように集まった人たちも大勢いた!殆んどがアジア系の人達で、昔は日本人橋と言ったが、今は中国人橋か?
見えるとしたらどの辺りだろうと思っていたら、隣に立っていた中国人男性が片言の英語で教えてくれた(^^♪
が、残念ながら、日の出の時間を過ぎてもガスっていて見られず、晴れ予報だったがこんな日もあるのだ!
後ろ髪引かれながら諦めてホテルに戻る事に!・・・1回目は人見で終わり、空しくマッターホルンに振られたのだった。


 
帰りは明るくなって花が目を引いた。スイスでは、庭や窓辺に綺麗に手入れされた花飾りのあるホテルが多い。
川を外れてホテルまでの近道に入ると、温度計は+3℃と表示されていた。


 
目についた普通の家の庭の花と、水場・・・表通りにはない素朴な散歩道だった。


クラインマッターホルン展望台へ



ツェルマット~クラインマッターホルン展望台 シュヴァルツゼー~ツェルマットGPS軌跡


富士山より高い!クラインマッターホルン展望台(3883m)でパノラマビューを堪能!

ホテルでの朝食後はピー缶の空の中、早朝に見に行った橋を通り越し、更にマッターフィスパ川沿いを先に進む。
早朝はガスっていたがすっかり青空となり、歩いている途中のマッターフィスパ川沿いから、マッターホルンの姿が徐々に・・・


 
8:20分・・・マッターフィスパ川の橋と、姿を現しつつあるマッターホルン


 
8:32分・・・対岸に渡るとガスが切れ始めた。


ツェルマットから望むマッターホルンの北東壁



8:34分、ホテルから川沿いを約25分程の歩きで、クラインマッターホルン展望台行きの高速ケーブル駅に到着した。
到着したケーブル駅からは、マッターホルンの東壁(左側)と北壁(右側)が鮮明に見えて、早くも感動の歓声!
新雪が積もって一段と白く輝いており、昨日までの悪天の事はすっかり忘れてしまった(^^ゞ 

マッターホルン(4478m)の北壁は、アイガー北壁、グランドジョラス北壁と合わせて、三大北壁と呼ばれている。
この後、マッターホルンの北壁、東壁、南壁をグルっと見る事ができた。


 
駅から8人乗りの高速ケーブル「マッターホルン・エクスプレス」に乗車、この後はマッターホルンから目が離せない!
フーリとシュヴァルツゼー経由トロッケナーシュテクで一旦下車、続いて空中ケーブルでクラインマッターホルンへ


ゴンドラのガラス越しに見える眺望も、見応えあり


 
マッターホルン                  ブライトホルン

 
   (左)モンテローザ (右)リスカム        (左)ブライトホルン(右)クラインマッターホルン

 
(右画像)シュヴァルツゼーで一瞬ドアが開いた時の画像は綺麗、他は汚れたガラス越しで撮るのに苦労(^^ゞ



シュヴァルツゼー付近からガラス越しのマッターホルン・・・東壁がより広く(大きく)見えてきた。



更に進むと、ほぼ東壁オンリー・・・こちらは東壁直下の氷河も鮮明に見えていた。



進行方向・・・あの小さくて黒い尖がりが、クラインマッターホルンである。



更に更に進むと南壁(南東)が見えてきた。



地図を見るとこの付近は湖(氷河湖)が点在しているようである。・・・ここを歩けるのは上級者だろうか?


乗換駅のトロッケナーシュテクに到着!



ここで一旦ゴンドラを下りて、建物の中からガラス越しに撮影!山頂には雪煙が見えていた。
 

 
右肩に憧れのヘルンリ小屋発見!            ここで着替え、目いっぱいに着込んだ。

ツェルマットでの3日間のガイドはベテランのM氏、ここで持っているもの全てを着込んで下さいとの指示
私はフリースにウィンドブレーカーを重ねて、更にカッパの上下を着込んだ(^^ゞ…皆さんも目いっぱいの厚着である。


外に出てケーブル待ち!


 
ケーブルを待つ間、前方に見えている山の説明をM氏より受ける。



トロッケナーシュテク(2927m)からブライトホルン(4164m)を見る!



あの黒い尖がりの先端が終点、ヨーロッパ最高地点(3883m)の展望台がいよいよ射程圏内に!
マッターホルンに姿が似ていてクライン(小)なので、クラインマッターホルンらしい。



モンテローザ


ブライトホルン


空中ケーブルが下りてきた!



早速乗り込んで、運よく進行方向の窓側をGet!



正面のガラスが汚れ過ぎていて、上手く撮れない(^^ゞ



マッターホルンは南壁が広く(大きく)見えてきた。



この到着の時、ケーブルの一番前に乗っていた感想だが、宇宙船に吸い込まれる小型宇宙船に乗っているような…
アトラクションでも経験できない贅沢な感覚、近未来映画で空を飛ぶ車に乗ったような…(^^ゞ


そしてついにやってきた!3883m


  
到着階から岩山の中をくり抜いた通路を歩き、更に最高所の展望台へと繋がるエレベーターに乗車。
外階段を登って、ヨーッロッパ最高地点にある展望台「マッターホルン・グレイシャー・バラダイス」に到着!


真夏から一気に真冬へ。。。「マッターホルン・グレイシャー・バラダイス」
 

エレベーターから外に出ると、白銀と真っ青な空で眩い世界、新雪の階段を慎重に登って最高地点に立つ!
本日快晴!眼下とも言えるかな?同じ目線に4000m級の峰々が眩しく輝いており、360度のパノラマビューを大満喫!
マッターホルン・ブライトホルン・モンブラン・・・雄大な山々を見渡せる、富士山より高い展望台である。


山頂に寒そうなキリストの十字架・・・エビの尻尾が気温の低さを現していた。



キリストなので天使の羽根にも見えてきた(^^ゞ



目の前にブライトホルン(4164m)、右肩縦にリスカム(4527m)モンテローザ(4634m)など・・・左肩にミシャベル連峰?









サースフェーで見逃したドム峰(4545m)と テーシュホルン(4491m)







南壁が大きく見えて、三角形のピラミッドにしか見えず、まるでイメージが違って見えるマッターホルン(^^ゞ



マッターホルンの左奥に見えているのは、もしかしてモンブラン(4808m)か?



眼下はイタリアか?





展望台から下りて雪上へ。。。


 
登ってきた階段を下りて、雪上から展望台を振り返る。


 
そしてここは夏スキーのメッカでもあり、展望台からスキーリフトも運行され、家族連れがスキーや雪遊びを楽しんでいた。

後にM氏に教えて貰った話では、この時の気温は-7度だったとか、本来は-9度位だが快晴で暖かかったようである。
流石に富士山より高い場所、乗り換えの待ち時間を含めると、ツェルマットからここまで1時間ちょっとかかったが
簡単に来れてしまうのも魅力で、下界では真夏でも極上のパウダースノーで滑れて、日本の夏スキーとは別格である。
レンタルスキーがあれば、ここで半日滑っていたいと思ったのは私だけだろうか?


氷の彫刻迷路へ

そして次は雪のトンネルへ…氷の彫刻を見ながら迷路を歩く、もしやここは氷河の中だったのか?

 
このドアから入り岩のトンネルを抜けると。。。


 
氷のトンネルに変わり、迷路に彫刻が並ぶ


 
シュタインボックは、回るカラフルな照明で、色々に変化する。          King&Queen席Get!


 
車は実物大                    架空の動物か?


シュヴァルツゼーからマッターホルン北壁直下ハイキング。。。
 

帰りも空中ケーブルのガラス窓からの眺望がいつまでも美しく、ずっと見えていたマッターホルンの雪化粧姿も美しかった♪

トロッケナーシュテクでケーブルを下りてゴンドラに乗り換え、シュヴァルツゼー駅(2581m)、今度はここで下車した。
ここシュヴァルツゼーからツェルマットまで、マッターホルンの北壁直下を3時間半のハイキングである。
いつまでも何処までもマッターホルンビュー、時々マッターホルンに雲がかかる様子も絵になり、足元には花々・・・


 
トロッケナーシュテクで乗換             シュヴァルツゼー駅で下車

 

シュヴァルツゼー~ツェルマットホテルGPS軌跡(休憩を含む約5時間、標高差963m、約9.8km)


 
のどかな光景…最初の一歩。。。


ゴンドラからも見えていた氷河



トロッケナーシュテクと、先ほどまでいたクラインマッターホルン展望台が見えていた。



ハイキング道は広くて緩い下りなので、この乗り物はなかなか良さげである。



頭上に我々が乗っていたゴンドラ、この素敵な場所には色々なハイキングコースがあるようだった。




左にもコースが見えていて、ここから左に巻けばハイキングコースがトロッケナーシュテクまで伸びているようだ!
日本のガイドブックには載っていないコースのようだが、地図にはしっかり道があるので、歩けるようである。
知れば知る程、次に歩きたいコースが増えていく(^^ゞ・・・我々は右回して、マッターホルンの北壁が見える方向へ



この辺りでは東壁がメイン



足元に花を愛でながら。。。



シュヴァルツ湖



振り返るとブライトホルンとクラインマッターホルン


  
眼下にツェルマットの町とドム峰・・・ツェルマットは谷が深すぎて、町からはドム峰が見えないらしい。



北壁が大きく見えてきた。



正面に氷河



北壁の登山ルートはどの辺りか?



見る度に少しづつ形が違って見え、東壁からガスが湧く様子が新鮮で目が離せない!



いつまでもシャッターチャンス!


花とマッターホルンと。。。



ゲンチアナ








ベンケイソウ科

      


 






ヘルンリ小屋から山頂までの稜線



山頂をアップで・・・肉眼で人影は見えないが、アタックしている人がいるかも知れないとM氏。



北壁オンリー、ねじれたような形のマッターホルン・・・北壁は意外と裾野が広い。








ようやく昼休憩のレストランへ


お腹もすいた14時10分過ぎに、「Restaurant Stafelalp」と言うレストランでようやく昼休憩となる。
外テーブルは満員、マッターホルンが見える最後のレストランだったが、我々は空いている屋内のテーブル席へ。
未確認だが、もしかしてここが予約してあった可能性あり!今日は思ったよりゆっくり歩きだったのかも知れない。



「Restaurant Stafelalp」


 
マッターホルン北壁の全景が見えた最後の場所・・・やや雲が湧いてきた。





 
右手にフーリへ抜けるトンネル                    ダムを渡る

ダムの手前にトンネルがあり、ここを抜けるとツェルマットへの近道(フーリよりゴンドラに乗る)のようであった。
まだ1時間半以上の歩きが残っており、ちょっとお疲れのA夫婦のご主人だけここでお別れとなったのだが
あれあれ?奥様は元気いっぱいらしく、ご主人を無視して一人で行かせるようである(^^ゞ
他の皆さんから「え~~っ?一緒に行かないの?」・・・と黄色い声が飛ぶ!・・・寂しそうな?後姿を皆で見送った!


 
ツムート川をせき止めた大きなダム湖・・・人工的に水源をこのダム湖に集めているようだ。


眼下に見えてきたのはツムートグレイチャー(村?)


 
ツムートグレイチャーのレストラン、奥にも素朴な感じのレストランがあった。


 
ネズミ返しの床下が、床下部屋になっていた。     ここにも動物の水飲み場


雲に包まれても絵になるマッターホルン!


 
ツムートグレイチャー村からツェルマット方向・・・ここで正面に見えていた山の形が気にっていたので
後にPC上でデジタル拡大して(右画像)みたら、5日目のブラウヘルトから歩いたフルアルプ小屋の奥に見えていた山である。
フルアルプ小屋も小さく見えており、拡大してみて全容が見えた事がちょっと感動であった(@_@。。。
気になったのは、マッターホルン似の右ピークの山、調べてみたら名前は 「アドラーホルン3988m」 である。


 
16:43       マッターホルンが円盤雲の中         16:57



17:18・・・雲さんに優しく肩を抱かれているようなマッターホルン



手前に見えているのは、石の屋根瓦である。


 
花や点在する家を見ながらツェルマットまで下りてきた。



川沿いのアスレチック広場・・・楽しそうな悲鳴が聞こえて来ていた。


観光客のおもてなし。。。


 
子供が5人、羊が15匹ほど、マッターフィスパ川沿いを歩いていて
M氏曰く 「これは観光客へのパフォーマンス」・・・女の子と後方を歩く5歳くらいの男の子が可愛かった。



ふさふさロングヘアーの羊さんも可愛い💛


ツェルマット駅前付近に到着したのは17時半過ぎとなり、旅のしおり記載の半日自由時間はなくなったのだが
思えば天気も良く、急きょゆったり行程で一日楽しく付き合って頂いたようで、添乗員さんやガイドさんには感謝である(^^♪


 
マーモットの泉                     博物館と教会


 
バーンホフ通りの、由緒あるホテル・モンテローザの壁面にあったレリーフ

エドワード・ウィスパー・・・イギリス人登山家、1865年に7度目の挑戦でマッターホルンに初登頂した!
何と!7月14日は、我々がツェルマットに到着した日(昨日)である(^^♪・・・って余り関係ないかな?
ここで暗算(*‘ω‘ *)・・・昨年だったら、マッターホルン初登頂150年記念イベントを、ツェルマットでしていたかも?


ツエルマットの駅で解散となる。


本日はフリー夕食、時間もないのでホテルに戻らず、金沢4人組は買い物を兼ねてディナーに行くことにした。
M氏に教えて頂き、スイスに来てまだ一度も食べていなかったチーズフォンドュの店、博物館近くの「WEISSHORN」へ


 
黄色い文字の店がレストラン「WEISSHORN」、本日のメインは「チーズフォンデュ」


 
何度も前を通り気になっていた日本食レストラン「妙高」・・・メニューはお寿司、天ぷら、天ぷらうどんなど。
M氏曰く 「ここは値段が高い」・・・その一言で我々には縁がないと諦めて通り過ぎたのだった。
新潟出身の日本人オーナーか?名前も面白いが、4000mの山々に囲まれた標高1805mのツェルマットで
海の幸が食べられて、もしもお米が新潟のコシヒカリなら、それは高くても仕方ないかもと思った。


 
 観賞用のエーデルワイス    19:24分、この時間でもツェルマット駅上空に、パラグライダーが飛んでいた。
 

 
日差しを浴びて、町から望む山々が美しい


 
19:53分、ホテル手前の、マッターフィスパ川から見えていたマッターホルン(4478m)

ホテルに戻ったのは20時頃であったが、まだまだ外は明るく、ホテルに戻る途中のマッターホルン撮影スポットで
いつまでも美しく鮮明に見えていたマッターホルンを見て、明日も晴れて欲しいと願いつつホテルに戻った。

スイスに来て本日ようやく快晴に恵まれ、色々な角度からのマッターホルン三昧が楽しめた一日であった♪
5つの名峰の中の1つ目ベルニナ山群、2つ目ドム峰にも振られたが、3つ目であるマッターホルンで勢いを取り戻したか!
明日はマッターホルン黄金の朝焼け(スイスで一番見たかった)が見られるだろうか?期待度MAXで就寝!



5日目 7/16(土) > ツェルマットホテル~<山岳鉄道>ゴルナーグラード展望台ローテンボーデン~
リッフェルベルク
~<山岳鉄道>ツェルマット~<地下ケーブル>スネガ展望台ブラウヘルト~フルアルプ小屋(泊)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(3)

2016年09月03日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

夏の降雪となったサンモリッツ

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)

<3日目 7/14(木) > サンモリッツホテル~<専用バス>サースフェー~<徒歩>~ハンニック展望台
サース・フェー
<専用バス>~ベルヴェデーレ(休憩)~ティーシュ~<列車>~ツェルマットホテル(泊)


 
シャンパン気候のサンモリッツに夏雪が降った! 
 

朝目覚めて今朝の天気はどうだろう?とホテルの窓から覗いてみると、建物の屋根も窓の下の道路も、目の前の山も白い!
まさか雪が積もった??夜中に雷が鳴っていたのは知っていたが、雪雷だったようで真夏の積雪である。


 
早朝5:30頃、ホテルのベランダから外を撮影

 ホテル・ラウディネラの朝食は美味しかった!
 

  
左画像は料理の一角、右画像は自分でチョイスできるミックス玉子焼きの材料!


 
愛想の良いおじさんに何か聞かれたので「オール」と答えると、8品目入りのミックス卵焼きが出来上がり(^^♪
玉子2個+牛乳?+野菜など8品目・・・昨日と今日2日続けて熱々焼きたての玉子焼きが食べられた!(味も最高)

3日目はサース・フェー経由で移動日。



サンモリッツ~サースフェー経由ツェルマットGPS軌跡


今日は、途中サースフェーに寄り道する他はほとんど移動日となるが、距離が長いので朝の集合時間は6:30分だった。
予定ではサースフェーまで6時間だったので車中で寝るつもりが、移り変わる車窓が素敵で、以外にこれが眠れないのである。

ちなみに本日よりAさんご夫婦が一組加わった!・・・と言うより、昨日の2日目が不参加だったのだ。
昨日の早朝散歩のとき、添乗員さんが受付で病院の場所など聞いていたのは、この方達の為だったようである。
ご主人が急性の帯状疱疹となり、昨日は朝からスイスの病院に行っていたようで、右顔面が痛々しい様子ながら
対処が早かったので回復しているとの事、大勢なので全く気付かなかったが、これで全員集合の19名となったようだ。

今回の添乗員さん、海外は慣れていて50回ほど経験ありと言っていたが、20名を一人で纏めるのは大変(^^ゞ
ハイキング中はその都度、スイス在住のベテラン日本人ガイドさんもいるのだが、それ以外では一人で走り回っていたようだ。


広範囲に雪景色は続く。。。バスの車窓より



出発してすぐ、サンモリッツのシルヴァルラーナ湖周辺



20分ほど走って、標高2100m~2300m以上の峠辺りは真冬のような雪景色


 
サンモリッツを過ぎて標高の低い個所では、雪は見られなくなった。・・・橋と電車が車窓に見えた。


 
再び標高を上げて峠越えは雪模様、左手には電車がずっと平行していた。


 
牛の放牧地や、密集した町並み(雨上りで幻想的)などを見ながら過ぎる。


 
線路はまだまだ平行・・・観光列車のSLも走っていた。



バスはカーブを繰り返しながら坂道を登り始める!左手に走ってきた道が一望できた。



車道沿いに牛さん、寒いので体を寄せ合っていたのか?一斉にバス目線で可愛かった(^^ゞ



フルカ峠(2429m)では積雪も多くガスで眺望も消えた!


フルカ峠直下で大休憩!



フルカ峠を少し下ってヘアピンカーブの中央と言うか、何とも不思議な場所にホテルベルヴェデーレが建っていた。
玄関から中に入るのも外に出るのも命がけ?いつどこから車が突っ込んでくるのかって不安になりそう(*‘ω‘ *)
泊まってみたいけど泊まりたくないホテルだ(^^ゞ

ここで2度目の休憩となり、ホテル隣のレストランのあるお土産屋さんで、運転手さんの休憩を兼ねて大休憩となった。
スイスでは長距離運転の場合、途中で20~30分ほどの休憩を入れると言うのが決まっているようである。

トイレ休憩ですと言う説明しかなかったので、何も期待していなかったが、以前にも来たことがあると言う方の話では、
ここは氷河の見学ができる場所で、昔はここまであったと、今は望遠でしか見えないほどに後退した氷河を指した。
トイレも(1フラン)と有料だったが、この店に5フランを払わないと、氷河の近くまで続く歩道には出られない仕組みである。
見に行く時間はないので諦めたが、店の前の展望ベランダからでも、氷河から勢いよく流れている滝が見えていた。



5フランを払うと歩ける歩道・・・氷河の下まで行けるらしかった。ちなみに後に知ったのだが、
ベルヴェデーレで見られる後退していた氷河(画像奥に薄っすら見える)は「ローヌ氷河」と言うらしい。



ローヌ氷河から流れる氷河湖・・・遊歩道から近くまで行けるようで、人影多数!



氷河湖から流れる滝・・・これは一部で、下の谷まで延々流れていた。



土産店の駐車場・・・氷河の流れの一部がここまで来ていた。
自転車を積んだキャンピングカー・・・こんな旅も憧れだ!帰る頃には青空が見えていた。



土産店から撮影・・・ヘアピンカーブのホテル横を通り、ジグザグカーブしながら下って行く峠道が見えていた。


峠から2時間位走ってようやくサースフェーへ



途中の風景①…空気も澄みきり、新雪が眩しい静かな山間を走る。。。



途中の風景②



途中の風景③


 
途中の風景④…記憶が曖昧だが、確か、電車が通る橋だと聞いて撮ったような・・・(^^ゞ



途中の風景⑤…谷筋の村



途中の風景⑥…崖っぷちの村



途中の風景⑦…眼下の村、ネズミ返しのある住宅と、石の屋根瓦を撮った。



途中の風景⑧…奥に見えてきた町はサースフェーのようだった。

サースフェーで予定していたレストランに入れたのは、13:30分頃であった。



ガソリン車は入れないので、町外れの駐車場からレストランまで徒歩。。。
サースフェーは氷河に囲まれた町と言うだけあって、下り立ってすぐ、頭上には氷河が見えていた。



ネズミ返しの穀物倉庫が沢山建っており、坂道なので下から覗けて観察できるのが面白い。
当然ではあるが、近くで見ると、土台はかなり頑丈な造りである。



スリムで背が高い電気自動車(ワゴンタイプ)が止まっていた。


 
(左)昼食のレストランと、(右)メニューの前菜サラダ・・・パンは自由、飲み物は個人で注文(^^ゞ


 
メインは牛肉とトマト味パスタ!デザートはバニラアイス乗せフルーツ(全て美味しかった)


昼食後は街中のメイン通りを歩いて、ハンニック展望台乗場へ


 
サースフェーのメイン通りは観光客のためなのか?雨模様の天気にも関わらず、歓迎モードの生演奏や生歌まで。



狭い道路に露店も並ぶ。


 
ここでも生演奏、そして露店が続く。


ハンニック展望台からサースフェーまでハイキング。。。



サースフェー~ハンニック展望台~サースフェーGPS軌跡


 
ハンニック展望台のロープウェイ乗場                  ロープウェイ


快晴のサースフェーにまた来てみたい。


サースフェーは「アルプスの真珠」とも呼ばれ、4000m級の峰々と雄大な氷河に囲まれた美しい村であると書かれていた。
スイスでは有名だが、日本ではあまり知られていないリゾート地と言う事で、ちょっと期待していたのだったが
時々小雨の降るあいにくの天候で、スイスで一番標高が高いと言われるドム峰(4545m)もガスの中であった。



絵になる光景・・・ハンニック展望台(2336m)に下りると、少女が一人、ブランコで遊んでいた。
午後のお天気は下り坂で、生憎展望はなかったが、大人でも楽しめそうなスリル満点のミニ遊園地である。



殆ど下りとなるハイキング道を少し進んで、ハンニック展望台を振り返る。



対面に見えていたシュピールボーデン展望台方面


ここで一つ疑問が残った!募集案内ではサースフェーでシュピールボーデン展望台(2450m)から歩くはずだったが、
最終案内ではハンニック展望台に修正されており、何の説明もなく勝手に場所を変更されていたのである(+o+)

しかも「歩行約2.5時間、約4Km、標高差663m」と言う細かい案内はシュピールボーデンのものが残っていて
ガイドさんのハンニック展望台から標高差約400何mかを下ると言う説明で、皆さんの反応があれあれ?663mでは?
と言う訳で、私を含めて3~4人が別の展望台だと気付いたのだが、変更された理由は何も聞かされていない。

最終案内での変更に気付かず、展望台の名前が違ったので、ガイドさんに「ここはシュピルボーデンですか?」と聞いたら
左手に見えていた遥か遠くの展望台を指して、「シュピルボーデンはあそこです!」…何か?と言いたげな表情だったので
変更になった理由は分からず、フェー氷河やテーシュホルン、間近で見るはずだったドム峰を見逃した気分でもある(*‘ω‘ *)

タイトルも「ドム峰眺望とマーモットふれあいハイキング」 のままであり、実際ハンニックではマーモットに出合えなかった。
以前にシュピールボーデンを歩いた方が、マーモットが沢山いて、住み家の穴も点在していたとの話をされたので
この時はやや残念に感じたのだったが、後にツェルマットでマーモットに会う事がでさきたので、まぁ良しとしておこう(^^) 

実際、ハンニック~サースフェーまで、ゆっくり歩いて1時間40分程だったので、時間の関係で変更したのか?
シュピールボーデンは健脚向きコースであり、参加者の年齢層で変更したのか?・・・変更理由はそんなところかな?


 
顔がメインのモニュメントが至る箇所に         岩にペンキでヒュッテの案内か?


 
ガイドさんから説明があったが、ほとんど聞こえず(^^ゞ


 
展望台からロープウェイの下をジグザグに下るルートだった!・・・ここは牛舎跡地との説明、ここにも顔が。。。



ハイキング中に町を見下ろすと、かつて日本代表のキャンプ地だったサッカー場が見えた。



正面はミシャベル連峰のドム峰やフェー氷河だったが、ガスで見えず・・・シュピールボーデンも同じ方向だ。
突然、目の前を横切る山羊(ヤギ)さん。。。



カメラ目線も頂けて(*^^*)



坂道も慣れた歩きでスイスイ、ついでに自宅はここだと教えてくれた(^^ゞ・・・山羊が10頭ほどいた。



ここは山の中のレストランだろうか?メニューらしき黒板が見えた。



花や木に囲まれた緑豊かな登山道を下る。。。木も数種類の名前を教えて頂いたが、既に忘れてしまった(^^ゞ



途中、松のような木にも顔が・・右の天然木はリアルな牛の横顔?意味は分からないが文字も書かれていた。



登山道に2つ目の展望レストランがあった。

途中で出会った花たち。。。
 

 

 

 
他にも沢山・・・
 


サースフェーの町まで下りてきた。


雨は降ったり止んだりでお天気には恵まれず、5つの名峰2つ目となる(スイス単独最高峰の)ドム峰(4545m)や
サースフェーを囲っている4000m級の峰々の印象は、残念ながら何もないのだが
小さな町ながら個性的で、 1ヶ所で通り過ぎるにはもったいなく、ミシャベル連峰に近いコースも歩いてみたい。
次があるとしたら、サースフェーに宿泊してゆっくり過ごしてみたいと思った。


そして予期せぬ出来事が・・・


サースフェーの町へ下山直後に、Bさんご夫婦の奥さまが急な頭痛を訴えて、救急車を呼ぶ事態となった!
トイレで立ち上がった瞬間からの頭痛だと本人が話していたが、ガイドさんと添乗員さんが普通ではないと判断したのである。

ガイドさん(ハーフの若い日本国籍男性)とはここでお別れ直前だったが、運よく救急車に付き添って頂いたようだ。
我々は、サースフェーからバスと電車でツェルマットのホテルまでの移動が残っていたので、添乗員さんなしでは身動き取れない。
病院が絡む予期せぬ出来事が昨日から相次ぎ、2度ある事は3度ありそうで、皆も気が引き締まった。

 後の知らせで、病院で数日入院して精密検査をしたが原因は分からず、3日目からの行程にはもちろん参加できなかった。 
退院してグリンデルワイトで合流できるだろうと言う話もあったので、順調に回復されたと聞いてはいたが
結局合流することはなく、予定の飛行機より2日間ほど早く帰国されたので、心配してもその後の様子は分からない。

不注意からではあるが、私は指の怪我だけでも悪化したらどうなるの?と、ハイキング初日だったので不安になったが
沢山食べて沢山しゃべって元気に歩いていた方の、突然の出来事に他人事とは思えず、
海外旅行保険はしっかり入ってきたけど、こんな時は保険が頼りになるものだと、改めて痛感したのである。
後に聞いた話であるが、奥さま本人は保険適用でも、付添人のご主人は適用されずで、なる程そこは落とし穴である。 

今回のツアーのように、標高の高い場所を長時間ハイキングする行程では、思わぬ事態となり兼ねない。
参加回数は少ないが、私は現クラブで少しでも鍛えて参加できる環境にあったので、それは有難いことである。


再びバスで1時間半走ってティーシュへ 
 


ティーシュへの道中に見えたお墓?・・・白い建物は日本で言うお寺のようなものだろうか?


 
ツェルマットにもガソリン車は入れないので、トランクも各自で運んで、ここティーシュ駅で列車に乗り換えた。


ツェルマット駅に到着した!



駅前は賑やか、大勢の観光客がツェルマット入りしているようである。



ツェルマット駅正面に「COOP」があった。物価高のスイスだが、COOPは水も食料品も安い!


 
(左)ホテルからお迎えのワゴン付き電気自動車にトランクを乗せて・・・駅前に止まっていたのは電気自動車のみ。


駅から徒歩でホテルへ。。。


  
駅前、モンベルの奥にあるCOOPをチラッと覗く・・・マッターフィスパ川の橋を越えてホテルへ

ツェルマットのホテルに着いたのは、夕方の7:30分近くになっており、時間も押していたようである。
チェックインや部屋の抽選にも多少時間がかかり、一旦部屋だけ確認して直ぐにホテルのレストランに集合となった。

ここのホテルも例にもれず、荷物はポーターが部屋の前まで運んでくれるのだが、この時だけは待ち切れず
Kさんの意見で玄関先まで自分達で取りに行って、急いで着替えだけを済ませてから、レストランに向かった。
他の皆さんは荷物が間に合わず汗を搔いた服のまま、私とKさんが早くも着替えているのは何故?と皆さんが聞くので
待ちきれないので自分で運んだと答えたら納得の様子(小さなホテルだったので、玄関→エレベーター→部屋は直ぐだった)


 
本日のホテル・ホリディ(左画像中央)・・・ホテルの夕食メニューより前菜のサラダ


 
メインは鮭のクリーム煮とライス、ほうれん草のような野菜、デザートのチョコプリンは生クリームが多すぎ甘すぎ(^^ゞ
ライスは超が付くほどマズい(*´з`)・・・緑の野菜もクタクタでトロトロ、茹で過ぎでマズい(>_<)


ホテルでの夕食は20時少し前から、部屋に戻ったのは21時近くになっていて、お風呂の後は3日分のお洗濯(^^ゞ
ツェルマットでの初日は洗濯の予定だったので、眠気を押し殺してせっせと頑張ったのであるが
指の怪我で上手く絞れず、本日同室のNさんが「力だけはあるのよ」と、気を利かせて絞り直して下さり、有難かった。

ちなみに事前調査によるツェルマットの標高は1608m、7月15日の日の出は5:50分、日の入りは21:22分
あの有名な橋でツェルマットの朝焼けも見たいし、明日の半日自由行動は何処に行こうか? など・・・
明日からのお天気は回復しそうなので、山小屋泊も含めてツェルマットでは眺望も期待できそうでワクワクである。
ここではWi-Fi も繋がり、久々にラインでメール、気付いたら24時近くになっていた…そして熟睡(-_-)zzz



4日目 7/15(金) > ツェルマットホテル~クラインマッターホルン展望台シュヴァルツゼー~ツェルマット(連泊)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(2-2)

2016年08月31日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

パリュ氷河とアルプ・グリュム駅とお花畑


ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)


<2日目- ② 7/13(水) サッサル・マソン~アルプ・グリュムディアポレッツァ展望台
<ベルニナ線>~サンモリッツ駅~
<タクシー>~セガンティーニ美術館~<徒歩>~サンモリッツホテル(連泊)


アルプ・グリュム駅を目指して、サッサル・マソンから下り始める。



アルプ・グリュム駅は(2103m)なので、サッサル・マソン(2355m)からは標高差252mの下りである。



両手に花、眼下にアルプ・グリュム駅を見ながら。。。



右手眼下、ハート型に見えていた「ラク・ダ・パル湖」は、氷河からの雪解け水が流れるダム湖と思われる。



線路の近くまで下りてきた!黄色の一番後ろの車両は夏季限定で連結されるワゴン車のようだ。
窓ガラスがなくオープンになっているようで、風を感じながら直接見られる風景が魅力(^^♪
この後、線路(踏切)を越えてアルプ・グリュム駅へ



線路を越えてから振り向くと、絶壁の上に小さくサッサル・マソンの小屋が見えた!
あそこから下りてきたのだ!(カメラのレンズが雨で曇ったが、画像中央上)


ラーゴ・ビアンコ湖沿いとはまた違う種類の花も多かった。



この花は別の場所で大群生していた。










    

    

    

    

    

    


アルプ・グリュム駅に到着した!



アルプ・グリュム駅
 

そして到着したアルプ・グリュム駅のトイレで、私に悲劇が

駅の外トイレは、想像を絶するほど扉が重かった!日本ではよくあるドアクローザーが付いていないので、
開けると体ごと跳ね返されるほどの鉄の扉が勢いよく閉まる瞬間、右手の中指をバシッと挟まれ、指先の肉が抉れて大出血!
後ろに控えていた看護師のTさんに応急処置をして頂き、助かったのだが、指先だったのでジンジンと激痛が走り
初日に怪我をしてしまった精神的ショックもあり、その後は鎮痛剤を2回飲んで、3日間くらいは痛みに耐えた。。(>_<)。。

皮膚が再生するまで20日程かかり、1ヶ月後も違和感あり!新しい皮膚に指紋が完全に戻るのはまだ先になりそうだ。

団体なので、帰りのベルニナ線の列車は席を予約してあったようだが、歩きが順調で予定外に早く到着したようであった。
1本早い電車に乗車できないかと、添乗員さんが駅員さんに交渉し、めでたく早い電車で移動する事となった。


ディアポレッツァ展望台でのベルニナアルプスは雲の中。。。


 
アルプ・グリュム駅から再びベルニナ線でサンモリッツ方面へ、今度はベルニナ・ディアボレッツァ駅で下車!
ロープウェイに10分程乗車して、ディアポレッツァ展望台(2978m)へ。。。


 
展望台近くの氷河湖はまだ一部凍っていた。・・・ロープウェイより


 
展望台の大きな窓からも眺望は見えるが、外に出てみたら冷たい強風で寒さもピーク、カッパの下にフリースを着込んだ。
5つの名峰の最初の名峰となる、ベルニナ山群が見られる展望台だったが、小雪が舞う悪天である(^^ゞ
お土産屋さんをウロウロしながら外に出たり入ったり、天候を見ながら雪上を散歩、少し先まで見に行ったり。。。
建物の中は暖房で暖かいのだが、飲み物か食事を頼む人の有料席であり、 外テーブルは流石に寒くて利用者ゼロ!



 早く到着した分、添乗員さんが気を利かせて長めの滞在時間を取って頂いたので、その間にピークが若干見え隠れした。
ピッツ・パリュ(3905m)ベラヴィスタ(3922m)主峰ピッツ・ベルニナ(4049m)ピッツ・モルテラッチ(3751m)…と並んだ
ワイドなパノラマの雰囲気だけ感じられるが、ガスは切れそうで切れず、残念ながらモルテラッチ以外は頭を現さない。
 


眼下のペルス氷河は綺麗に見えており、3000mから眺める4000m峰と言うのは、日本ではまずあり得ないので、
初日から凄い場所に来ているんだと言う実感はあったが、 指の怪我と、極端な寒さで居場所がなく余り楽しめなかった(^^ゞ



展望台内のレストランメニューのようであるが、文字が可愛くて記念撮影!



隣にあったのは「歓迎」色々…世界中からこの展望台に人々がやってくるようだ。


 
ベルニナ・ディアボレッツァ駅            ベルニナ線と乗車した普通電車

1時間弱滞在の後、ロープウェイでベルニナ・ディアボレッツァ駅に下りて、再びベルニナ線でサンモリッツ駅に戻った。


サンモリッツ駅で解散となり、セガンティーニ美術館へ

指の怪我もあり、今日は早くホテルに戻りたかったが、サンモリッツ駅に着いたのは夕方5時10分過ぎであった。

早朝散歩のとき、ちょうど添乗員さんを見かけたので、時間があればセガンティーニ美術館に行きたいと話してみたら
「そこはお勧めの場所なので、是非行ってきてください」 と快く言って頂き、小雨の中を予定通りに行くことにした。
サンモリッツ駅で一応解散となり、我々4人はタクシー(チップ込み20フラン)でセガンティーニ美術館へ直行!

乗車したタクシーは、4人乗っても後ろの席が3人分空いていたので、少なくても客が7人は乗れるようだった。
詳細は不明だが、サンモリッツの駅前で見た数台は同じ仕様であり、日本の大型車(5人)とジャンボ(9人)の中間だ。
 


サンモリッツ駅~セガンティーニ美術館~ホテル・ラウディネラGPS軌跡 

 

セガンティーニ美術館(外観)・・・館内は撮影禁止で、貴重品も携帯も、持ち物全て鍵付きのロッカーに入れる。

セガンティーニはエンガディンを愛した風景画家で、運命3部作の 「生・自然・死」 が有名である。
この運命3部作も見応えあったが、私が最も興味があったのは、石積みの(丸い屋根の)建物自体(外観と内観)である。 
美術館の営業時間は10:00~12:00 ・14:00~18:00月曜休みで、入場は10スイスフランだった。
受付カウンターのお菓子と水はサービス、絵画の絵葉書などがゆっくり選べるようになっていて、記念に2枚購入した。 

行きをタクシーにしたのは、時間もなかったが、駅からは坂道の登りとなる為で、帰りは下りで楽々、徒歩でも十分だった。 
30分位の芸術鑑賞をして、美術館から徒歩12分位でホテルに戻れた。(スマホのGPSが頼りになり迷わず戻れた)
 

  
美術館前よりアザミとサンモリッツ湖                      ??

美術館はサンモリッツ湖を見下ろす位置に建っており、ホテルまで楽々の下りだった。(途中にCOOPあり)
 

 夕食はホテル内のイタリアンレストランで。。。


サンモリッツでの宿泊ホテルはギリギリまで決まらず、後(出発間際)に連絡が来たのである。
しかも、町の中心ドルフ地区ではなく、サンモリッツ駅からは離れた、湖の西側に広がるバート地区だったので、
一応事前に調べておいた、買い物に行きたい店と食事に行きたい店の下調べが全て外れてしまった(^^ゞ

この日の夕食はフリー、宿泊ホテル内のイタリアンの店を19時に予約しますと添乗員さんが希望者を募っていたので
天気も悪く、改めて出かける時間もないので、我々も一緒に予約をお願いし、「Pizzeria Caruso」で夕食となった。
パスタとピザの他に1品、添乗員さんのお勧めメニューで、サラダの盛り放題(一皿)を注文して4人でシェアした。
私は怪我を引きずって食欲なし(*´з`)・・・いつも張り切って撮っていた料理の写真も、ボーっとして撮り忘れた(^^ゞ 

ホテルラウディネラの地下にはレストランが4件あり、Pizzeria Carusoは人気店なのか、けっこう混んでいた。
お隣は 「蔵」 と言う日本食のレストランで、どんなメニューがあったのか?ちょっと興味を引いた。

7月13日のサンモリッツの日の入りは21時11分となっていて、一日が長いような錯覚に陥るが
ようやく暗くなったと思ったら、えっ?もうこんな時間(@_@。…と言う事になり、やっぱり一日は長くないのである。

ちなみに、以前に調べたことを思い出して今頃気付いたのだが、サンモリッツは標高が1775mの場所にある。
標高2~3000mの場所にも簡単に行けてしまったのは、そう言う事だったのだ!(この感覚は意識しないとなかなか掴めない)

お風呂の後は直ぐに寝たいところだったが、明日は移動日なので荷物の整理をしてから就寝(-_-)zzz
今日のお天気は目まぐるしく変わった!半分夢の中だったが、夜中には雷がなっていたようである。。。


参考)サンモリッツで行きたかったトレイルなど。


 ピッツネイル展望台…サンモリッツ・ドルフ→学校広場(図書館)左横の坂を上がるとケーブルカー乗場がある。
回るパノラマレストランあり、50m急登を登ると、シュタインボック像のあるピッツネイル頂上(3057m)

 サンモリッツ→<ケーブルカー>チャンタレッラ→<ケーブルカー>→コルヴィリア 8:30-17:10  20分間隔(所要時間:15分)
コルヴィリア→<ロープウェイ>→ピッツ・ネイル山頂 8.50-16:50 20分間隔( 所要時間:10分)

② ハイジフラワートレイル…ピッツネイルへの途中駅チャンタレッラで下車、ハイキングコースがサンモリッツまで続く。
ほぼ平坦な道、高山植物多彩、コースも色々、コース外れにTV撮影用のハイジの家がある。 

③ サンモリッツ湖ジョギング…湖の周りは約4kmの遊歩道でほぼ平坦、幅約600m、長さ約1600m、深さ約40m

  
 

3日目 7/14(木) > サンモリッツホテル~~<専用バス>サースフェー~<徒歩>~ハンニック展望台
~サース・フェー
<専用バス>~ティーシュ~<列車>~ツェルマットホテル(泊)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(2-1)

2016年08月30日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

ラーゴ・ビアンコ湖と対岸の峰々と氷河…世界遺産ベルニナ線の車中より車窓を撮る!


ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)


<2日目- ① 7/13(水) > サンモリッツホテル~<市内バス>~サンモリッツ駅~
<ベルニナ線>~オスピッツオ・ベルニナ~サッサル・マソン~
アルプ・グリュム



ホテル~サンモリッツ~オスピッツオ・ベルニナ鉄道軌跡と、オスピッツオ・ベルニナ~アルプ・グリュム徒歩軌跡+展望台


サンモリッツ湖畔まで早朝散歩。。。

少し早起きして、7:00~の朝食まで40分程だったが、同室のKさんとサンモリッツ湖畔まで散歩に出かけた。
ホテルから湖畔まで10分程、低い位置まで全体にガスが下りて来ていたが、湖や近くの建物は鮮明である。
スポーツセンターや大きな芝生広場などがあり、歴史ありそうな建物なども見ながら、イン川の橋まで行って折り返した。

 
 ホテルラウディネラと隣の公園           公園にあった動物の水飲み場 

  
  目を引いた建物              早朝の静かなサンモリッツ湖

 
 イン川に架かる最初の木橋             橋からイン川の流れる方向


ホテル前のバス停より出発!


昨日は移動日だったので、本格的な行動は今日からである!出発時にはガスが上がり青空も見えて、まぁまぁのお天気となる。
まずは添乗員さんから 「ベルクバーネン・インクルーシヴ」 と言うカードが、一人一人に配られた。
サンモリッツの提携ホテルに連泊している人の特権で、エンガディン地方の交通機関が無料になるパスである。
但し、ホテルで借りているものなので、無くしたら25フランのペナルティー(罰金)を払って頂きますと念を押された(^^ゞ

 
 
早速パスを使用して、ホテルの目の前のバス停より、エンガディンバスでサンモリッツ駅まで。
(右画像)バスはサンモリッツ・ドルフの中心を通ったようで、学校広場前の図書館が車窓で見えたので撮影!
図書館の左手奥にチャンタレッラ行きのケーブルカー乗場があり、自由時間に行きたかったピッツネイル展望台へアクセルできる。


世界遺産のレーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗車!

サンモリッツ駅8:48分発、ベルニナ線の2等車で約40分、途中駅となるオスピッツオ・ベルニナ駅で下車した。
このまま乗り続ければ、終点イタリアのティラノまで、約2時間半の優雅な列車の旅である。
あの有名なループ橋は残念ながら通ることはできなかったが、往復で5時間乗車するより、私には歩く方が良い(^^♪


 
ベルニナ線サンモリッツ駅から出発!         途中までガスで眺望なし!



オスピッツオ・ベルニナ駅の数分手前で、急激にガスが晴れた!…車窓より


 
オスピッツオ・ベルニナ駅で下車…線路は自由に渡れる。

ラーゴ・ビアンコ眺望ハイキング。。。

 
オスピッツオ・ベルニナ駅~アルプ・グリュム駅GPS軌跡

ベルニナ線の最高地点であるオスピッツオ・ベルニナ駅(2253m)を起点に、「白い湖」ラーゴ・ビアンコ沿いを歩き出す。
最初は線路に沿いながら、足元には花が多く、ガイドさんと名前を確認しながら、軽い散歩と言えるハイキングである。
花と湖とアルプスの眺望・・・これもなかなか良いのだが、白い湖と赤い電車とアルプス・・・これがまた絶好の被写体(^^♪
やっぱり電車の車窓より、ハイキングしながら走る電車を見下ろす方が、数倍楽しめる♪



ラーゴ・ビアンコ湖沿いをハイキング。。。



途中で見かけた牛舎?


花と湖を愛でながら。。。



ローテ・リヒトネルケ?


ベンケイソウ



リンドウ科



シラタマソウ







アルペンローゼ



タマシャジン属…クーゲリゲ・トイフェルクラーレ


    

    

    

    

    

    

    

    

    
ハイキング初日にして沢山のお花に遭遇した。(ここにアップしてない花も多数あり)
もう良いよ!って言いたい位の数だけど、この後サッサル・マソン山小屋からの下りでも、沢山の花に遭遇した。
雨上りの花が生き生きして美しかった事は言うまでもないが、更に新しい種類の花も多く、覚えられず頭はパニック(^^ゞ


電車は急にやってくるので、ベストショットは難しい(^^ゞ



おっ後ろから電車が来た!ベルニナ・エクスプレスのパノラマ車両だ!



目の前を通過。。。



前を歩く皆さんが一斉にカメラを向けている!…良い写真が撮れたかな?


 
踏切を渡って、今度は線路が左手になり、ビアンコ湖と線路の間を歩く。。。



正面、頭上に電車が来た!…皆さんもシャッターチャンスでパシャ、添乗員さんまで同じポーズだ(^^ゞ



青空一転、急に頭上に黒い雲が発生!この後、アラレ混じりの小雨となった。



体感温度は0度に近かったが、歩いているのでそれほど寒くはなく、カッパの上着だけ着て傘スタイルとなる。



サッサル・マソンへの案内板がある辺りから若干登りの山道に入る。

(注)クラブツーリズムの旅のしおりには、「サーサル・メゾン」 と書かれていたが、他の資料では「サッサル・マソン」である。
実際の小屋の看板にも「Sassal Masone」 ここでの案内看板にも「Sassal Masone」 と書かれている。



小雪混じりの冷たい小雨が降ったり止んだり・・・夕方のような暗さになった。


11:30頃、サッサル・マソンに到着して昼休憩。



山小屋レストランのサッサル・マソン(2355m) (画像はトイレのある裏側)・・・おっと、車?



昼食メニューは、雑穀スープと酸っぱい味のポテト&どでかいソーセージ2本・・・半分しか食べていない(^^ゞ
ここの定員さんはイタリア語だった・・・「prego」と言いながら料理を配っていたので、私は「グラッツェ」とお返事ができた。
帰り際の玄関で「チャオ」と言ったら、いつからサンモリッツに来ているのか?と聞かれ、片言英語で会話した(^^ゞ


サッサル・マソンからの眺望①・・・眼下のアルプ・グリュム駅とスイス・イタリア国境の山々。
ベルニナ線は、右端奥に小さく見えていた湖を越えて、イタリアのティラノへと下っていく。



サッサル・マソンから見えていたアルプ・グリュム駅を望遠で…ヘアピンカーブの手前が駅



サッサル・マソンからの眺望②・・・ピッツ・パルナと、ピッツ・パリュの間から流れるパリュ氷河が間近。



サッサル・マソンのワイン蔵



ワイン蔵にワインが整列…ドアが開いていたので、皆さんが揃うまで数人で雨宿り♪

 一旦止んでいた雨が食事中にまた降りだして、間もなくガスで眺望も消えた。
レストランで一旦脱いだカッパを、食後にまた着込んで、冷たい雨の中を下山開始である。
まもなく小降りとなり、氷河と花を見ながら、眼下のアルプ・グリュム駅を目指す巻き道を下っている間に、雨は上がった。



この後、サッサル・マソンからアルプ・グリュム駅まで下る!


2日目- ② 7/13(水) サッサル・マソン~アルプ・グリュム駅ディアポレッツァ展望台
<ベルニナ線>~サンモリッツ駅~
<タクシー>~セガンティーニ美術館~<徒歩>~サンモリッツホテル(連泊)



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(1)

2016年08月29日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

離陸前のスイスインターナショナルエアラインズ・・・成田空港より


ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12(火)~23(土) (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)

<緑色の文字はハイキングで歩いた区間、赤色は展望台>

1日目 7/12(火) > 成田空港~チューリッヒ空港~<専用バス>~サンモリッツホテル(泊)

2日目- ① 7/13(水) > サンモリッツホテル~<市内バス>~サンモリッツ駅~
<ベルニナ線>~オスピッツオ・ベルニナ~サッサル・マソン

2日目- ② 7/13(水) > サッサル・マソン~アルプ・グリュムディアポレッツァ展望台
<ベルニナ線>~サンモリッツ~<タクシー>~セガンティーニ美術館~<徒歩>~サンモリッツホテル(連泊)

3日目 7/14(木 > サンモリッツホテル~<専用バス>~サースフェー~<徒歩>~ハンニック展望台
~サース・フェー
~<専用バス>~ティーシュ~<列車>~ツェルマットホテル(泊)

4日目 7/15(金) > ツェルマットホテル~クラインマッターホルン展望台シュヴァルツゼー~ツェルマット(連泊)

5日目 7/16(土) > ツェルマットホテル~ゴルナーグラード展望台ローテンボーデン~リッフェルベルク
ツェルマット~スネガ展望台ブラウヘルト~フルアルプ小屋(泊)

6日目 7/17(日) フルアルプ小屋~シュテリー湖~フルアルプ小屋~シュテリー湖~グリンジ湖~ライ湖~スネガ
~ツェルマット~<列車>ティーシュ~<専用バス>~シャモニホテル(泊)

7日目 7/18(月) > シャモニホテル~<市内バス>~ル・トゥール~シャラミヨン駅経由リフト頂上駅~バルムのコル
~ル・トゥール~<市内バス>~レ・ブラ~フレジュール展望台~<市内バス>~シャモニホテル(連泊)

8日目-1 7/19(火) > シャモニホテル~エギーユ・ドゥ・ミディー展望台~シャモニ

8日目-2 7/19(火) シャモニ~グルント~メンリッヘンロッジ(泊)
(夕方、メンリッヘンロッジ~メンリッヘン山頂往復) 

9日目-1 7/20(水) > (早朝、メンリッヘンロッジ~山頂往復 メンリッヘンロッジ~クライネシャイデック

9日目-2 7/20(水)  クライネシャイデック~<ユングフラウ鉄道>~ユングフラウヨッホ展望台
<ユングフラウ鉄道&列車>~グリンデルワイトホテル(泊)

10日目 7/21(木) > グリンデルワイトホテル~<市内バス>~グローセシャイテック~
フィルスト展望台バッハアルプゼー~フィルスト~グリンデルワイトホテル(連泊)

11・12日目 7/22~23(金土) > グリンデルワイトホテル~<専用バス>~チューリッヒ空港~成田空港


2年越しの夢が叶いスイスへ。。。


2年前のクラブの打ち上げで 「スイスに行きたいねー」 と数人で話題になり、今年になってようやく実現!
今回のメンバーは4名、出来れば個人旅行としたかったが、クラブツーリズムの(10泊12日)ツアー参加に決めた。
決め手は山小屋2泊が最大の魅力で、他社の類似ツアーよりハイキングの回数が多かった事もあり
一度に4都市 「サンモリッツ、ツェルマット、シャモニー、グリンデルワイト」 訪問と、途中で立ち寄るサースフェーも魅力だった。

事前の案内では参加者が定員いっぱいの20名だったが、1人キャンセルで実際は19名、それでも大所帯!
内訳は、我々金沢組4名、夫婦5組で10名、単独男性3名、単独女性2名… 添乗員のM氏を入れて総勢20名である。

バスの中で添乗員さんが質問されていたのだが、参加者にはスイス旅行2度目の方多数、中には3度目の方もいた(@_@
人の事には興味のない私だが「東京は暑いからちょっとスイスまで」…と、発言したリッチな人がいたとKさんから聞いた。
2年越しにやっとスイスへの夢が実現した私には 「金沢は暑いからちょっと白山まで」…と、同じ気軽さか?(^^ゞ

成田空港の集合時間が早朝8時の為、前泊予定で日本旅行のレール&ホテルセットを予約しておいた。
成田空港敷地内の成田エアポートレストハウス(朝食付き)が、ほぼJR代金のみであり、朝は楽々である(^^♪

元気印のメンバーの意見で、前泊するなら東京見物をしよう・・・と言う訳で、皆さんの行きたい候補をチェックしたが
運悪く月曜定休が多く、結果、NHKスタジオ見学と近くの代々木公園散歩、明治神宮参杯、最後は渋谷駅ブラ…。
渋谷から成田エキスプレスに乗ろうとしたら、何と事故で不通になっていて、山手線で日暮里へとの案内あり!
日暮里からは京成本線特急で成田空港駅に無事到着したのだが、大都会の交通網は予期せぬことが多いようである。

せっかく成田空港にいるので、早めに両替をすることに…添乗員さんから電話で事前に言われた通り
スイスフランを4万円分と、シャモニで使用するユーロを1万円分、(日本円で合計50,303円)の支出で
スイスフラン(370フラン)と、ユーロ(90ユーロ)が、交換(両替)で手元に返ってきた。
ここ何ヶ月かでレートが安くなっており、出発間際で1フラン(102.5円) 1ユーロ(111.2円)だったことや
今春辺りから燃油サーチャージが無料になるなど、今回の旅行には有利な条件が揃っていた。
実際には、1フランを100円と考えて使ったら、物価が把握し易く計算も素早くできて、お金の扱いが容易だった。

事前に、日本のスイス観光局より小冊子(郵送料350円のみ)を取り寄せたり、ネットで「地球の歩き方スイス」も購入して
例のごとく得意のグーグルアースで、宿泊予定のホテルや、ホテル周辺の環境などを見に行ってきた。
360度リアルに見れるので、「あっこれこれ、この建物だ!」と、現地では訪問が2度目であるかのような錯覚に陥る。

簡単な地図や自分流の工程表も作成(印刷)して持参したので、ガイドさんに言われる前に先読みできるのも面白い。

自由時間があれば、近くで行けそうな観光地やハイキング場所、行き方も調べておいた甲斐ありで
サンモリッツでは、閉店時間ギリギリではあったがセガンティーニ美術館へ、そしてサンモリッツ湖の早朝散歩、
ツェルマットでは、マッターホルンの朝焼けで有名なマッターフィスパ川に架かる橋へ(初日はガスだった)
メンリッヘン小屋ではメンリッヘン山頂を2度往復、山頂からユングフラウ3山の夕焼けとご来光を見る事ができた。
グリンデルワイトではフィルスト展望台で解散となり、バッハアルプゼー(湖)へ逆さシュレックホルンを見に行った。

他にも行きたい場所、歩きたいコースがいっぱいあって、候補を色々調べて行ったのだが、時間が取れず!
しかし、少ない自由時間にこれだけ動けた我々金沢組は、なかなかの行動力である(^^)v

スマホは電話を使用しない予定だったので、旅行中はずっと機内モードで、Wi-FiだけONにしていた。
滞在中数ヵ所のホテルでWi-Fiのパスワードを頂いたが、繋がったのは何故か3ヶ所のホテルのみである。
もしかしたら部屋ではなくロビーで使用とかの指定があったのかもしれないが、何せ時差が7時間であり、
スイスで夜の11時に送ったメールが日本では早朝6時到着となり、まだ寝ているかな~と言う時間帯である(^^ゞ

旅行中(7月14日)にフランスのニースで、花火見学の群衆にトラックが突っ込み、84人が死亡したテロ事件があった。
返信が次の日になったりすることもあったが、一言でも話せたことで、取りあえず元気で良かったと返信が来て
写真でこちらの様子も伝える事ができて、家族や友人の様子も分かったりで、何となくお互いに安心であった。

今回の海外旅行でとても役に立ったスマホアプリを二つ紹介しておく…もちろん無料で使えるものである(^^♪
「MAPS.ME」と言う地図アプリであるが、事前に自宅などで行先の地図を地域ごとにダウンロードしておけば、
いつでもどこでも利用できて拡大縮小も自在、しかもGPSで現在位置も直ぐに分かると言うものである。 

道案内もしてくれるのでグーグルマップと同じではあるが、山の標高が出てくるところがちょっとお気に入りである♪
グーグルマップ+MAPS.ME+山旅ロガー+地図ロイドの4点セットでスマホフル活用!用途に応じて使いこなしたので、
なかなか面白い軌跡も取れて、今回のように雪の為、当初の予定以外をハイキングした時などにも役立った。
長距離移動も多かったので、どの辺りを走っているのか?地名や、窓の外に見える湖や山の名前も分かる。
 
もう一つは「世界時計」アプリである。海外からメールなど送るときの日本時間が即座にわかる。

スマホは本来自力でその国の時間に修正されるのだが、何故か最初の2日間は変わらず、3日目に突然変わっていた。
腕時計を到着と同時にスイス時間に変更していたので、私の場合不便は無かったが
「7時間引いて考えれば良いだけ」と、頑固に時計を修正せず、朝はTVに表示される時間を頼りにしていたTさん、
私の腕時計と比較して気付いたのだが、たまたま見ていたTVはサマータイムが反映されていなくて危なかった。

そんなこんなで私にとって二つのアプリは、今回の海外旅行でとても頼りになったのである(^^)v 

お天気は?…もちろん日本気象協会の世界天気予報で、出発の直前まで何度もチェックしていたのであるが、
出発直前予報は、到着日から3日間は傘マーク付の曇り雨と一時雷雨予報もあり、4日目から4日間は晴れマークだった。
いくらチェックしても、お天気だけは運を天に任せるしかなかったが、天は我々に微笑んだのである(*^^*)

サンモリッツでは真冬に逆戻りして雷雨や雪、現地の人もビックリの夏の降雪となり、ベルニナ山群は見逃したが
ツェルマット、シャモニ、グリンデルワイトでは快晴となり、マッターホルンもモンブランも飽きるほど堪能できた。

そして何と言っても、何処に行っても一面のお花畑が出迎えてくれたことが最大に嬉しかった出来事♪
ガイドさんの話によると、スイスは日本とは逆で、今冬は残雪が多く、雪融けもかなり遅れていたそうである。
お蔭で花のピークに遭遇できて、エーデルワイス、ゲンチアナ、アルペンローゼのスイス三大花にも出会う事ができた。



<1日目…7/12(月) > 成田空港~チューリッヒ空港~<専用バス>~サンモリッツホテル(泊)


飛行機は定刻通りに離陸!

成田発のスイスインターナショナルエアラインは古い機体で、Wi-Fi もなくTVモニタも使い辛く、音声の接触も不良!
この3拍子に加えて日本語版の映画も少なく、やっと見つけても古い映画で、もちろんUSBなどの充電もできない(^^ゞ
つまり、スイスエアラインの機内でタブレットやPCなど長時間使用する場合は、大容量の携帯充電器バッテリーが必要であり、
私は今回スマホだけだが、1泊以上の外出時にいつも持っていく充電器(13000mAh)を機内に持ち込みしていた。

アイマスクも耳栓もネック枕も持参していたが、あの轟音では耳栓の効き目はほとんどなく、
眠れないので何とか日本語の映画を探して、2本見終わったのだが、他に探しても見たい映画は見つからなかった。

こうなったら楽しみは機内食(^^♪・・・


  
日本時間の11:10分過ぎに、お菓子の小袋とドリンクサービス(私はコーラ、白ワインは隣のKさん)
「And water please」とお願いしたら、快くお水も頂けた(^^♪・・・「water two please と目の合図」で2人分Get!



12:00頃にはドリンクとランチサービス、「野菜ラザニア」と「若鳥の照り焼き&ライス」が選べる(写真はラザニア)
日本時間13:00頃には、タイミング良く食後のコーヒーサービス・・・と続き。。。


 
昼食時のワインと食後のアイスクリーム・・・日本時間16時過ぎに間食のおにぎり(鮭)とドリンクサービス(日本茶を頼んだ)
家にいてもこんなには食べないので、機内では運動もできず一日で太りそう(^^ゞ

そしてこの辺りでカメラの時計をスイスタイムにしたので。。。



スイス時間で同日の13:30分頃(到着の2時間位前)に、2回目の機内食サービスとドリンク、食後におやつのチョコ1個
到着前の機内食は選べないので「野菜焼きそば」のみだが、見た目通り味が濃すぎてイマイチだった(^^ゞ

間食で配られたおにぎりと、ちょっとしたお菓子は後方の配膳室カウンターに置いてあるので、
機内で寝られない場合など、お腹がすいたら自由に取って来れるようであった。(夜食用におにぎりを1個Get!)

定刻通りにチューリッヒ空港に到着!

成田空港を10:25分に離陸、12時間25分の飛行でほぼ定刻通りの15:50分頃(スイス時間)チューリッヒに到着した。


 
右画像・・・「スカイメトロ」と言う綺麗な車両の電車で、到着ゲートから移動後に入国審査だった。



空港内の時計はスイスの高級時計メーカー「OMEGA」・・・荷物受け取りロビーにて

初日は移動日…チューリッヒ~サンモリッツへ

初日はチューリッヒ空港からサンモリッツまで移動して、ホテルに入るのみの行程である。



チューリッヒ空港~サンモリッツホテルGPS軌跡(専用バスで4時間ちょっと)


チューリッヒ空港到着時は雨だった。。。

地球の歩き方によると、サンモリッツは 「シャンパン気候」 として有名で、晴天日が年間平均322日もある町だとか!
「もしも天気が悪かったら、それは珍しい体験かも知れない」 と書かれていた。・・・何の慰めにもならないが、そう何だ~(*_*;
と言う訳で、我々一行は到着日の夜から出発日までの3日間、「世にも珍しい?」お天気体験をすることになる。


 
16:40分頃発、専用バスでサンモリッツに向かう。                窓の外は雨。。。


やがて雨はやみ。。。

機内では寝られなかったので、今度こそ寝ようと思ったが、いつまでも明るいので車窓が気になった。
到着時は雨だったが雲の切れ間に青空も覗き、サンモリッツまで雨上りの雰囲気を楽しみながら過ごした。



サンモリッツに近付くと、バスはどんどん標高を上げていく。

 

青空が見えて日が射し、車窓の山々が美しい・・・



山裾には雪解け水が勢いよく流れていた。



下り坂では流れの勢いがもの凄く、眼下は迫力満点!



夜の8:39分でこの眺望である。



バスの中から見えていた湖



バート(温泉)で有名なホテルだと添乗員さんが言うので、急いで写真だけ撮ったが、名前などは記憶から消えている(^^ゞ


 ようやくホテルへ。。。

到着予定時間を1時間オーバーして、ホテルにチェックインできたのは21時頃である。


 
サンモリッツでの宿泊ホテル・・・ホテル・ラウディネラ(正面からと側面からの入口が2ヵ所)ここに2連泊!
 

 
(左画像)雰囲気はエレベーターだったが、階段の横にあるので物置かも?と裏に回って見たりウロウロ・・・
ドアノブが付いており、それらしきボタンもないので、これがエレベーターだとは誰一人気付かず(^^ゞ
日本とは違っていて、到着のタイミングでドアを手前に引いてから乗るようで、ドアを開けなかったら永遠に乗れない。

(右画像)Wベットに見えるが、ツインがくっついている配置で、このホテルの部屋は狭かった。
お風呂に湯船はなく、シャワーのみで湯温調節が分かり辛く、2人とも超ヌル湯で入って、後に気付いた(*´з`)

スイスのお風呂とトイレ事情 

全てのホテルで、お風呂に置いてあるのは液体のソープ1種類のみ!(固形石鹸が置いてあったホテルはある)
1種類のみの場合、髪も顔もボディーも同じものを使って洗う事になる(^^ゞ・・・中身は何だったのか??

バスタオルとフェイスタオル、ドライヤーはあり! 歯ブラシセットなど他はもちろんないと思っていた方が無難である。
「シャンプー・リンス・ボディーソープ」と分けて使いたい場合は、 ボディータオルと一緒に日本から持参した方が良い。
私は、トリートメントとお風呂用ボディタオル、フェイスタオル、ドライヤー、洗濯用の粉石鹸を持参していて、 色々役立った。
ドライヤーは固定されているので、洗濯ものを早く乾かしたい時(手絞りでは洗濯機のように上手く絞れない)や、
ハイキングの場合では、急な雨で登山靴の中が濡れてしまった場合など、ドライヤーは大いに役立つと思える!

その他、携帯とカメラを一緒に充電する為、二股コンセントプラグも持参した。 (携帯とカメラに変圧器は必要ない)

ついでに書いておくと、スイスのトイレに(ホテルも含めて)ウォシュレットはなし!少なくともこの旅では見ていない。
有料トイレと無料トイレが半々くらい、添乗員さんが気を利かせて、なるべく無料トイレに案内してくれた可能性もあり!

地球の歩き方に「基本的にチップは不要」 と書かれていたが、チップを払った方が良いとの添乗員さんのアドバイスで
レストランで飲み物を注文した時、お釣りの端数をチップに、ホテルでは枕チップ、 タクシーでもチップを払った。

 24時間+7時間の長い長い一日だった。。。

初日の夕食はフリーだったので、日本からカップラーメンとおかゆなどの非常食を持参していたが、
機内で貰ったおにぎりを食べて寝ることに…日本は早朝のはずなので、これは朝ご飯?寝る前なので晩御飯かな?
と、ここからスイスタイムに頭を切り替えて、事実上の長い一日が終わり、23:30分頃やっと寝ることができたのである。



2日目- ① 7/13(水) > サンモリッツホテル~<市内バス>~サンモリッツ駅~
<ベルニナ線>~
オスピッツオ・ベルニナ~サッサル・マソン


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする