この作品が公開されると知ったのは、本当につい最近。
こういう作品があったことも知りませんでした
監督がスコセッシで、出演者がデ・ニーロとジョーペシ( )アル・パチーノにハーヴェイ・カテイル。す、すごい…。
こういう作品を私たちは密かに待っていたのです。(←本当。)
歳をとってからデ・ニーロは、かつてのガツンとくるような役がなくて寂しいなと思っていたし、ジョー・ペシにいたっては長い間映画で全然お目にかかっていなくてもう帰ってこないかと思っていましたから
なので、これは絶対に観に行かないと!と思いましたね。
事前に映画内容の情報はまったく入れなかったのでどんな話かも知りませんでしたが、この人たちなら間違いないと確信してました
約3時間半の上映時間、たぶん休憩も挟まないだろうし、大丈夫かな…と少し心配もしましたが、始まると見入ってしまって飽きることなくそのまま最後まで…って感じでした。(トイレの方も大丈夫でした)
ジョー・ペシを久しぶりに見たら少し痩せてやっぱり歳とったなぁ~という印象だったけど、映画観ているうちにそんなイメージもいつのまにか飛んで気にならなくなりました。
今回は以前のようなキレる感じの役ではなかったけど、物静かな中に恐ろしさが潜んでいる雰囲気が漂っていて、それがたまらなく良かったです。
さすがジョー・ペシ。素晴らしい
デ・ニーロは、こういうの待ってました!と期待通りの姿を見られて、もう思い残すことはないかも
かつての凄みある演技、そして抑えた演技も存分に堪能できていうことなしです…。(これぞスコセッシ監督作でのデ・ニーロだよ!! ってね。)
アル・パチーノのホッファ役にはイライラとハラハラの気持ちが入り交じりました。
周りの“心配してる”気持ちをもっと本気で汲み取っていたら、そんなに頑固でなかったら、また違う道を辿ったのかも…なんて思ったり。
デ・ニーロとアル・パチーノの演技合戦ではないけど、二人の共演シーンはジワ~ッとくるような迫力ありましたね。
何にしてもこの作品を撮ってくれたことに感謝ですね。
劇場公開してくれたことも。
映画館で観られてほんと良かったです
いろいろな思いがあって今回嬉し泣きが多いです。