映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

猿の惑星:新世紀(ライジング)

2014年09月17日 | 映画
先行上映をさっそく観に行ってきましたよ



前作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は、シスタマゴ2011年ベスト映画ランキングの結果を見てもわかるように、大大大大好きな映画でした

それだけに、“続編”を制作するという話は、あまり歓迎できるものではなかったのですが…
だいたい2作目、3作目と続くたびに作品の質が落ちていくのは定説(まれにそうでないのもありますが)

あれで完成されてるじゃん?どうして続きを作ろうとするんかな~(←映画会社の都合)
なんて、ブチブチ文句を言っていたのですが、作られたものは仕方がない。映画館に観に行って、きっちり落とし前を付けなければと思っていたのです。

予告編を観ると、あぁ、シーザーがついに人間と戦う羽目に…シーザーは喜んで人間と戦う猿じゃないのに、なんて思っていたのですが、本編を観るとおっとどっこい意外に悪くなかったので安心しました。

あれから15年後の世界。
予想してたような展開ではなく、おのずとそうなってしまった感がよく出ていました。

ゲイリー・オールドマンがてっきり悪役なのかと思っていたけれど、それも違って、悪役はもっと別の誰かだったのです。(個人的に気に入ってたむーちゃんがショックを受けていました)
猿と人間が衝突するきっかけも無理のない設定で、続編としてはなかなかだったのではないでしょうか。
クライマックスで、前作の1シーンと対比する場面も出てきます。

ただ、この映画を観てて思ったこと。

銃社会でさえなければ、猿と人間の戦争は起こらなかったのでは
舞台が日本なら、戦争は起きなかったはず。(まあそれじゃ映画にもならないけど)

つくづく銃を使用するのは、怯えの裏返しだと実感させられる物語でした



脚本、演出ともに文句のない出来です。
『創世記』と同じく脚本のリック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー夫婦は、次回作にジュラシック・パーク4にあたる『Jurassic World』の脚本も担当してるよう。

終わり方には、これがヒットすれば3作目が間違いなく作られるだろうな~という雰囲気はありました。

面白かったし、文句もないけど、やはり1作目のように何度も観に行きたいほどではなかったのは仕方ないことかな。
ホントにハマる映画というのは、10年に1本くらいなものです。

そうは言っても、シーザーは相変わらずカッコいいし、面白いしオススメです
観に行くときは、必ず前作の“創世記(ジェネシス)”を観てからね。できれば字幕で。

コメント
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