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【ML251 (Marketing Lab 251)】文化マーケティング・トレンド分析

トレンド分析ML251の文化マーケティング関連Blogです。ML251の主業務はトレンド分析をコアにしたデスクリサーチ。

「働き方のリスク分散」

2012年04月25日 | 徒然
我が意を得たり!

「生け贄スタイルの理論と実践」(家入一真氏)

「月30万の給与で一つの会社に全人生突っ込むくらいなら、例えば起業なりフリーランスなり誰かのお手伝いなりで月10万の仕事3つこなした方がリスクヘッジになるんじゃないかな。明日会社があるかも解らない時代だしね。会社飛び出すとか一見リスキーだけど。」

「食うための仕事、趣味を兼ねた仕事、未来のための仕事、なんて分けたりも出来るし、収入の上振れ幅も可能性も、就職して一社に居続けるよりは大きいんじゃないのかな。むしろ一社に居続ける方が今の時代はリスキー。共倒れだってあり得る。」


それにしてもFacebookやってると色んな「出会い」ってあるものかと。
先日、読んだ津田さんの『動員の革命』で津田さんと対談されてた方だったんですね。
家入さんって。
気づきませんでした(笑)。



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与野の防衛隊は突破され、「赤軍」の大宮侵攻は時間の問題・・・

2012年04月18日 | 徒然
「浦和から多数の赤軍が京浜東北線にて北上中」

大宮公園を目指して約3000人が集結の模様

「去年までいたペドロビッチは更迭され、シベリア送り」

「ゲバラとスターリンの区別もつかないバカ共に負ける気か!」

「お前らな、乃木坂46に恥かかせる気か?」

「駅前のマツキヨで綿棒買ってやるから来いよ!」

「みうらは雁坂峠で行方不明、西野は赤軍ピンポンダッシュが怖いから電話にもでやしない」

「頑固なのは見沼のラーメンだけでいい!」

「勝つドッグでも食べながら楽しく観戦したいんだ・・・」

「弥生ちゃん、泣かないで、もうすぐ東は帰ってくるわ・・」

「ホームゴール裏まで赤軍に侵入されて、負けるなんて孫になんて説明すればいいんだよ」

「勝って、孫に赤軍より我が軍のほうが強いんだって自慢したいんだよ」

「土曜日は勝とうぜ」

総統閣下は大宮アルディージャにお怒りのようです


約2週間、パラレルワークでパワーポイント漬け・・・。
(でも、内容は刺激的で面白い!)
肩が凝り凝りですが、、、
土曜日は、美味しいラーメンかエスニックフードを食らい、ビールを飲んだ後、じっくり観ることにします。

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4月になって思うことなど

2012年04月01日 | 徒然
4月になりましたが何か?
私は約4年ほど草鞋を脱いでおりました会社から出ました。
この4年間で得たものは少なくはありません。
ポジとネガの色々な思いはありました。
が、そんなことをここで書いていてはキリがありませんし、そんなヒマもないのが実情です。
こんなときによく言うような「心機一転」とか「頑張ります!」という気分でもないですね。
そもそも、「頑張ります!」なんていうと、それが潜在意識に刷り込まれて、「頑張る」ということが「目標」になってしまいます。
それは、「手段」が「目的」と化してしまうことなので、はっきり言っていけないことなのです。

ま、会社もそうですが「組織」というのは「個人」と同じです。
「家庭」もそうですね。
「組織」も「個人」と同じように実に多様で、1社1社みな違います。

ほぼ4年間、私は“本音”をさらけ出すような付き合いは社内で極力避けてきました。
社員20数名の社内で瞬く間に情報が伝播するというリスクもありましたし(苦笑)。
このブログも含めて、割と自分の出す情報はコントロールしてきたつもりです。

私の退職の件、オフィシャルではほぼ直前に社内でアナウンスされましたが、なんせ情報伝播が異常に早い“社内文化”でしたから、昨年末から割と浸透していたはずです。

で、僅か数名の方の間で、昨年末から一昨日の期末納会の酒席までの間、“本音”トークの機会がありました。
そのほんの僅かながらも貴重な機会で感じたこと。
それは、コミュニケーションには“経験値”の占める比重が高いんですね、ということでした。

社員の構成は、マネジメント層が「団塊ジュニア」。
実働部隊が「団塊ジュニア」と「ポスト団塊ジュニア」だったんですけどね。

80年代前半生まれの「ポスト団塊ジュニア」の人達とはそのような機会はなかったんですが、おそらくあったとしても、私が彼ら彼女らのことを頭で理解することはできても、私の考えや立場を彼ら彼女らに理解してもらうのは難しかったと思います。
それはそれで、いたし方のないことなんですけどね。

やはり“本音トーク”ができたのは、結果的に「団塊ジュニア」世代の方々だったんですが、それは世代の特徴といったような話ではなく、単純に人生や仕事の経験値の問題でした。
特に、学卒後、いくつかの会社勤務を経験してきた方々とはスムーズに本音のお話ができた気がします。
新卒とか第二新卒で、ほぼその会社のことしか知らない人達ではなく。
でも、彼ら彼女らのことを非難しているわけじゃありませんよ。
私自身の“器”のこともありますし、十分な時間と、そういう会話が可能な社内文化があったらわかりませんでしたけどね。

さて、これからですが。
私は“アイデンティティ人間”です。
そのあたりは拙著の第1章に書いてありますが、仕事でも私生活でも一貫したアイデンティティを持って生きているつもりです。
職場や家庭や仲間内で“キャラ”を見事に使い分ける世代の方々とは違います。
(そういう意味では、“インサイダー”として生きるには、私にはきつすぎる会社でしたけどね・・・苦笑)

今日は休日ですが、休日でも仕事と同じモードです。
これは4年間の自分にはなかった“本来の自分”の姿です。
私の趣味のひとつにJリーグ観戦というのがありますが、実際、スタジアム観戦をするようになったのは2004年なので8年前からです。
それまでの私は、仕事一辺倒(好きな仕事でしたからですが・・・)で、正直、マズイ! いうことがありました。
今だから言えますが、パワハラまがいで部下に悪いことしちゃったということもありました。
自分の至らなさなのからですけど。。。
「これじゃマズイ! 何か趣味らしい趣味を持たないと自分は崩壊する」
と思って、友人の誘いもありスタジアム観戦を半ば無理やり趣味にしたというわけなんです。

ま、本来そういう人間だったわけで、そんな私が好きなはずの仕事を好きになれないという、とても不幸な状態にこの4年間あったわけですが、それは会社が悪い、という話ではありません。
私が“インサイダー”として、彼ら彼女らの“世界”を尊重しつつ、自分のパフォーマンスを発揮するという“器”がなかったこともありますし、何よりも“相性”の問題であり、それはどうしようもないことなのです。
若い人には、まだ理解出来んことでしょうけどね・・・。
自分の下の世代とのギャップや、外の世界とのコンフリクトに悩み抜いたりしないと(笑)。

今は趣味を持ちつつも、自分のパフォーマンスを思う存分発揮したいですね。
というよりも自然にそうなります。
長年封印してきた楽器プレイや、曲づくり、英語の勉強にも意欲的です。
そのあたりのタイムマネジメントは、その会社から得られた貴重なスキルで感謝してます。

あと、サッカー観戦を“表の趣味”とすると、“裏の趣味”っていうのもあるんですけどね。
このブログをずっとお読みの方には、何となく察しがつくかもしれませんが。
昨年末からの退職準備のため、それどころじゃなくなっちゃたんですよ、くそったれが(笑)。

拙著を読み返すうちに浮かんできた、「生活者心理分析」の私オリジナルのフレームも考えてます。
mixiを通じて、“日本の定性調査の神”である油谷・梅澤両先生の薫陶を受けた知人のマーケターから貴重なご示唆を頂いたのは嬉しき限り。
最先端の定性・定量調査のメソードを使った仕事にも関わりますが、やはりベーシックな理論構築は大切。
それも一人でできるものではありません。
理論構築にアドバイス頂いた知人とのネットワークを駆使し、若造どもの度肝を抜くような“我々世代”マーケターの底力(プロジェクト)も見せつけます(笑)。

おっと、もう3時!
こんな話書いてる場合じゃない。
出掛けんと。
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禁煙にまつわる思いをズラズラと・・・

2012年03月25日 | 徒然
この数日間、禁煙を続けています。
はっきり言って、煙草を吸わないとね、体の調子はいいんですよ。
意識も鮮明になります。
こういうときに煙草を吸うとね、血管が収縮して体がしめつけられるようになって、おかしくなるのが実感できるのです。

吸わないほうが体の調子いいのに、吸いたくなる。
これは中毒なんでしょうね。薬物依存のような。

ホメオスタシス(恒常性)というのがありますが、体に悪いのが実感できるとはいえ、「悪い状態」が当たり前(=見せかけの恒常性?)になっているから、禁煙は難しいのかな? と思いますよ。
私の場合、約30年ですからね。
30年あまり続いた習慣を変えるのって、ある意味人生を変えること。
大袈裟じゃないですよ。

受動喫煙がシビアな暴力となるような敏感な方ならともかく、一度も喫煙経験のない方から、「煙草をやめたら?」なんて言われますとね、
「30年の人生の伴侶とそうそう簡単に別れろなんてね。簡単に言ってもらっちゃ困るんだよ」
と思ってしまうこともよくあります。

「悪けりゃやめられる」だって?
お前は、スターリニストかファシストか!!!
何の障害もなくやめられれば人間苦労しない。
いや、悪いことも享受するのも人間。
だったら酒のほうが悪いんじゃないか???
俺が過去、数度にわたってな、命を落としかけたのは煙草ではなく、酒がキッカケだったんだぞ!!!

20代の頃、バンドメンバーが一人もいないとき、ライブハウスで「火、貸してくれませんか?」。
私、これで2つのバンドを組みましたからね。
そう、“男相手のナンパ”は得意だったんですよ。
(ともに渋谷で、デビュー直後のEchoesライブ)
それに、今までの彼女は全て、喫煙者でしたしね。

5年前の9月、1ヶ月間禁煙を続けたことがありました。
10月にはまた喫煙始めちゃったんですが、その時期、私はフリーランスでした。
1日のうち誰とも会話をしない、という日々が長く続いたり。
そのとき、「煙草とは自分にとって何?」と自問自答した結果が、「煙草は友達」でした。

で、今大変な状況です。
口元が寂しいことと、胃液の分泌が正常になったためか、食欲が高まり、あらゆるものを口にしそうな状態。
もちろん飲み物も、珈琲飲料、ヨーグルト、炭酸飲料。
何も口にしないと、発狂しそうになるので、チョコレート・キャンディ・せんべい類は出来るだけ切らさないように買いこんでます。
体もリバウンドしています。
ジムの運動だけでは限界がありますので、とにかく歩こうと。
そんな大変な状況です。

例えば先週の金曜日(3/23)の行動。
(この日は有給休暇)

午後、西麻布で打ち合わせ。
渋谷からのバス、南青山7丁目バス停を降り、セブンイレブンに駆け込んでコーラとグミを購入。
打ち合わせ後、ローソンに寄って、亀田製菓の柿ピーを購入。
寒い雨の中、傘をさしながら、歩きながら食しました。
この日はジムに行けないので、歩く必要を実感。

次の予定(法政大学)に時間があったので、寒い雨にも関わらず、信濃町まで歩こうと決意。
青山墓地を南北に縦断し、外苑前から、神宮球場、絵画館前を一人歩き信濃町へ。
西麻布から1時間近くかかった。
速めに歩くこと(ジムでは時速8キロ)を心がけたものの、ビジネスシューズ、荷物、傘という条件に制約された。
煙草自販機前、「ここらで一服」という気持ちを振りきる。

総武線で信濃町から市ヶ谷へ。
法政大学のあまりの変わりようには驚くばかり。

CBM(Consumer Based Marketing)研究会は盛況で、刺激的なご発表。
懇親会は市ヶ谷の「みひろ」
料理は美味な上に低価格。
が、こういう酒席は禁煙にとって大きな関門。
しかし!
約30名の出席者の中で、喫煙されてたのは和田充夫先生のみ!
和田先生が喫煙されることは知っていたが、他はゼロ。
空気を読んで吸わなかった方もおられたかもしれないが、それにしても喫煙者は減っている。
それが幸いした模様。
もし隣の方が喫煙されてたら、「もらい煙草」をしたかもしれない。
この「もらい煙草」こそ禁煙を妨げるトラップなのだ。
(その場だけで終わればいいのだが、なかなかそうはいかない・・・)。
それが、和田先生お一人しか煙を出されてなかったことが幸いし難なくクリア。
終電の都合で早めにお店を出ても、CVSで煙草を買うというトラップもクリア。
時間がなかったし雨も降っていたからね。

禁煙成功者のきっかけは人それぞれ。
あっけなく成功してしまうのが一番いいだろうが。

とにかく今は「機嫌の悪い」時期なのです。
さて。「明治ブルガリアのむヨーグルト」ばかり飲んでないで、トレーニングに出かけるとするか。

今回は本気ですよ。
こんな記事書いた日にゃますます。

*タイトル写真は御徒町の「HACOA」
この店内で「煙草やめよう」とい啓示が降りてきたわけです。
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3月になって思うことなど (その2)

2012年03月11日 | 徒然
久々の連投(と言っても渡辺久信ではない・・・)。
さっき書いた記事の締めは、仲野茂さんの動画。
で、「仲野茂BAND」のこと思い出しちゃったんで、そのこと書いてみたくなった。
「90年代Jロックの話」というカテゴリ、作ってなかったけど。
ああ・・・、この「J」っていう響き・・・、「いやだネ!」。

これ(↓)は、ほぼ現在形の仲野茂さん。
ニューロティカ(村田君と大沢君元気かな? 村田君、PUFFYもやってんのか!)の楽屋のよう。
こういうオヤジギャグに笑わないと、トンデもないことになるんですわ・・・。

仲野茂 コメント


80年代のパンクシーンで、「スターリン派」と「アナーキー派」っていうのがあったって何年か前、書いたことがあったけど、俺は「スターリン派」だったわけで。
「全共闘世代」で山形大学時代、逮捕歴のあった遠藤みちろうさん(しかも、機動隊に連行されるニュース映像を実家の親御さんに見られたという・・・)から、思想的な影響を受けた俺だし、4年生のとき短いながらもギタリストとして加入していた「ラビッツ」の宮沢正一さんは、遠藤みちろうさんの後輩(みちろうさんは留年してたので同学年)。
俺の大学の一年先輩の石黒さん(イルボーン)は、スターリンの北海道ツアーにギターで参加していたりと。

スターリン派からアナーキー派へ:「知性がない」
アナーキー派からスターリン派へ:「根が暗い」

実際、アナーキーの親衛隊は暴走族が多かったし、バンドメンバーは国鉄(当時)のナッパ服着てて「いかにも左翼」気取りというのがダサいと思っていたわけで。
(茂さんって、今でも元「ブラックエンペラー」総長の宇梶剛士さんと仲がいいみたい・・・)
スターリンは、バンド名自体がアイロニー(皮肉)で、左翼を相対化していたし、思想とか考え方で「良い人」「悪い人」という烙印を押す日本の知識人の習性を攻撃していたわけ。
だから「反核運動」も皮肉る対象にしていたわけだ。

そんな俺だったんで、アナーキーのレコード、CDは一枚も買わなかったしレンタルもしなかった。
埼玉出身というのも、とにかく東京志向の「田舎モン」だった俺には気に食わなかったということもあった。

しかし、90年代に入ってたまたま「仲野茂BAND」のライブを観て、そんな過去のこだわりは吹っ飛んでしまった。
たしか、8月だったか? 台風で首都圏の鉄道が止まってしまった金曜日だった。
丸ノ内線にいたっては、お茶の水駅付近でで冠水したようだった。
当時、俺は恵比寿の会社に通っていたんだけど、夜になってから山手線が動き出した。
俺は、新宿ロフト(まだ西口の小滝橋通り沿いにあった)で、オールナイトライブを観る予定だったので、電車が止まっていても左程気にはならなかった。
たしか、下山アキラ君のバンドだったように思う。
「60/40」ね。ギターは下山淳さん。
思い出した! 「夜間徘徊助長演奏会」だった。
翌朝、楽屋でアキラ君から、当時の俺のバンドのデモテープを「イイネ!」と言われた記憶がある。

で、仲野茂BANDなんだけど、ギターは野島健太郎さん、ベースは奈良敏博さん。
とにかくカッコイイし、仲野茂さんもアナーキー時代よりも成熟されて(失礼しました!)。
仲野茂BANDの「遠くで火事をみていた」というアルバムもほどなくゲットしたわけです。
そのうちの1曲がこれ(↓)。

「とびきりグラッチェ」 仲野茂BAND


翌年の冬(2月か3月)に下北沢Shelterの友達(久留米出身)のイベントの打ち上げで、茂さんと奈良さんと同席させてもらい(朝まで飲んで山手線を2周周って出社した記憶・・・)、ほどなく俺は奈良さんの弟子になったという次第。

それから、仲野茂BANDのライブと打ち上げにはほぼ皆勤賞だったような。
ある打ち上げの席で、茂さん、小学校は旧大宮市、中学校は旧浦和市のご出身ということを聞いた。

ある週末、静岡県は富士市の「アニマルハウス」に仲野茂BANDを観に行ったこともあった。
土曜日の午後、奈良さんの弟子仲間4人で。
2人は当時の僕のバンドのドラムとベース。
もう1人は今も現役のベーシストで頑張っている。
「アニマルハウス」での演奏は凄く良かったのを覚えてる。
行きは新宿から小田急のロマンスカー。
帰りは、打ち上げの後、東海道線の大垣発東京行きの各駅夜行列車という強行軍。
家出でもしてきたかのような「暗い」乗客の中で、缶ビール飲んで騒いで、若かったね(笑)。
そのときリリースされてたのが、「大東亜のいびき」というミニアルバム。
これ(↓)は「遠くで火事をみている」という曲。

「遠くで火事をみている」仲野茂BAND


という、想い出話だけど、3月は卒業式シーズン。
近年、定番となっている「桜」「卒業」ソングじゃなくて、やはり俺はこれ(↓)かな?
ザ・スターリンの解散コンサート(「For Never」)の動画。
「さっさとくたばれ!!!」
アレルギーの小野君のギター、やっぱ、いいな(笑)。

「仰げば尊し」ザ・スターリン


これが、俺らの世代のパンクなわけ。
団塊ジュニアやそれより若い人達との埋められないギャップっていうのがあってね。
「ザ・ブルーハーツ」ってとてもいいバンドだし、日本のロック史に軌跡を残したのは認めるんだけど(事実、俺も、ブルーハーツやレピッシュを輩出した「Just A Beat Show」の島さんから、レーベルのA&R頼まれてやったこともある。このレーベルの発起人は甲本君らしい・・・)、どうしてもね、彼らを(メンバーは同世代だけど)、パンクとは認められんのですわ(苦笑)。

「俺は、ブルーハーツをパンクとは認めんからな!」
なんてね(笑)。
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3月になって思うことなど (その1)

2012年03月10日 | 徒然
3月11日がやってくる。
この場で言いたいことをまとめるのは俺には酷だ。
また、決まり切ったように、「被災された方々にご冥福を」ということを書きたくはない。
もちろん俺にもご冥福を祈る気持ちはある。
が、そんな紋切り型の言葉で締める気にはならない。

「どう生きるか?」
3・11が俺につきつけたのはこの言葉だ。

第三者的に俯瞰したような物の言い方になるのは、自分が決定的な被害を被ったからではないから、というのは百も承知だ。
俺たち人間は、自然にはぐくまれながら生きてきた。
が、時に無慈悲であるのが自然。
そこには善意とか悪意とかそんな「基準」なんてないわけだ。
人間から見れば蟻のような存在が、地球というレベルからみた人間の存在。
陸地に蟻のようにへばりついて生きているのが人間。

「文明」の進化とともに、人間は自然をある程度、自らのコントロール化におくことも可能になった。
だが、そんなことは自然界のほんの一部のこと。
「思い上がんじゃねぇぞ!」

この国も70年代までは公害問題に悩まされてきた。
俺が中学生の頃は、夏場、しょっちゅう「光化学スモッグ注意報」が発令され、不安の中、部活動をやってた記憶がある。
「公害大国日本」という言葉は、いつの間にかマスコミ報道から消えていった。
まだ、汚い川とかあるけど、科学技術とやらの進歩で、克服された(?)ケースも少なくはないだろう。

だが、原子力は別だ。
もともと自然界には存在なかった物質を、われわれ人間は作ってしまったわけだ。
「どうすんだよ?」
「いやいやとりあえず・・・。いずれ科学技術が進歩すれば、ウランとか廃棄物質の問題も解決するでしょうから(笑)。ほら、『鉄腕アトム』っていう手塚漫画があったでしょ? 君達も子供の頃観てたはず。“科学の子”だよね」

そんな原発をわざわざ危険な海沿いに作ってしまった大馬鹿さ。
新潟県には柏崎原発があるけど、「原発マネー」で作った“箱モノ”の美術館の年間入場者収入は約90万円。
で、年間維持費は約9,000万円という。
こんな大馬鹿なことがまかり通っていたのが日本の現実。
これも氷山の一角にすぎないだろう。
先日、知人がFacebookで、音楽業界と広告業界がどんなに酷く「原発マネー」に汚されていたか?という事実を書かれていたが。
「民主党を批判してもしかたがないよ。なんせ当時の自民党は・・・、それに○○○や△△△や□□□は・・・」
という“危ない”内容だったが(笑)、俺はそんな“危ない”ことを暴露した知人が大好きだ。

80年代、俺は「反核運動」に批判的だった。
「運動」自体に批判的というよりも、「運動をしている人達」から距離を置きたかったからだ。
90年代の俺は、「原発に反対するなら、まず代替案を出せ!」
という、ごく一般的な考え方だった。
昨年の「フクシマ」を巡るネットの議論でも「代替案を出せ」という意見が多かったと思う。
が、俺は言う。
「まず代替案を」という主張は無効だ。
俺自身の反省を含め、「まず代替案を」というロジックは、既成事実を先に作った上で、有無を言わせず現状肯定を認めさせる実に“暴力的”な言辞で、一見、ロジカルなような屁理屈だ。
(言葉は悪いが)“女子供の直感”のようなものが、本能的に人間を救うことだってある。
「代替案をだせ!」という屁理屈を上回ることはいうまでもない。

今でも俺は、反原発運動とやらからは距離を置いている。
いいのか悪いのかわからないが、生理的にそう思っているのだから仕方がない。
「今すぐ、全ての原発を止めろ!」という非現実的な考え方ももってはいない。

またまた第三者的な言辞を弄させてもらうとね。
高度経済成長にも、ポジティブな面と公害というネガがあったように、原発からの恩恵を受けるしか生きる術をなくされた俺たちは、放射能汚染というネガもあわせて甘受しなければ生きていけないということなのかもしれない。
「フクシマ」だけに、戦中・戦後の「オキナワ」のような損な役割をおしつけるわけにはいかないぜ、ということも考えていくべきかもしれなし。
なんせ、東京だって避難しなければならなかったわけだし。
国内のマスコミは報道しなかったけど、客観的にみればかなり危ないことは、Facebookで津田大介さんがシェアしていたこの記事と動画(14分で長いけど)を見れば一目瞭然だ。
こうしてる間にも、首都直下型がくるかしれんしね。
明日、いや今日は我が身かもよ。

まあ、なんだな。
俺の地元の先輩ミュージシャンである仲野茂さん(「アナーキー」「SDR])の、この動画でもくらいやがれ!!!

「東電・イズ・バーニング」

落語家・立川談慶がアナーキーの「東京・イズ・バーニング」の替え歌を作り、それをアナーキー・SDRの仲野茂が激唱。
ギターはSDRの内藤幸也が担当。
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残響shop&残響塾 主催 「Girls Don't Cry」(@渋谷O-nest & 7th floor)

2012年03月07日 | 徒然
3月3日はひな祭りなわけで、なぜか知人のマーケター達の一団(たぶん野郎だけでしょう・・・)は「東京Girls Collection」に行くのを年中行事にしている模様。
そんな一団とは一線を画して、私は渋谷の「O-nest」へ。
ここは90年代、あたしにとって色々あったとことろです。
「nest」がオープンした直後、出演した友人のバンドメンバーが、「楽屋からラブホテルの中が見えたぞ!」とMCで興奮してたこともありました。そんなロケーションです。
1フロア上の「7th floor」はとても居心地のいいスペースで、あたしも貸切パーティを主催したこともありましたっけ。
でも圧倒的に多かったのは、ライブの打ち上げ。
自分のじゃなくて(既に現役引退後)、あたしのマネジメントしてたバンドや人様のバンドの打ち上げでしたけどね。

「奏でる女の子が大好きです。残響SHOP的ひな祭り。」

奏でてなくても女の子は好きです、という意見は置いといて、、、
「残響塾」と「残響SHOP」主催のイヴェントです。

会場の「O-nest」は、ビルの6階に受付とドリンク・フードのフロアがあって、ライブ会場は階段を降りた5階、飲んで食べながらくつろげるスペース「7th floor」が7階にあります。
この3フロアをフルに使ったのが今回のイヴェント。
14:00スタートで22:00頃までの長丁場でも、フロアを移動すれば疲れを軽減することができるのです(残念ながら私は21:00頃、帰りましたが)。


6階の受付フロアーはこんな感じで、即売スペース。
ドラムセットが置かれてますが、夜はここでもミニライブをやっちゃったようですね。


7階の「7th floor」では、美塾とのコラボ企画。
美塾×残響塾特別企画 「自分で自分のメイクのプロになる!」
「自分の顔の好きになれないところや、欠点と思っているところは、実は最大の魅力のポイントかも!欠点と思っているところを、隠したり変えたりせずに、世界にたった一つの自分自身が輝くための方法をお伝えます!」
講師は丹野拓子さん。

男性に人気の向かって右側より、左側のほうが松嶋菜々子さん本来の魅力があるそうです。
ま、そうでしょうね。
この文脈では、「美は乱調にあり」というテーゼは出さないほうがいいでしょう(笑)。

こちら(↓)は、「凛」「清「萌」「艶」という4象限のマトリクス。


あたしゃ参加しませんでしたが、会場にいた善男善女に互いを褒め合わせ、「凛」「清「萌」「艶」のいずれかを相手にを当てはめるというプチグループワーク。
その後は実演メーク。出演バンドの方々で女性2名、男性1名の実演でした。
こういうカルチャー・ミックスのイヴェント、さすが残響塾ですね。

この日の出演バンドは、私好みのtexas pandaaは残念ながら出演せず!(にしてもいいなぁ~、このバンドのセンス・・・笑)。
ほかのバンドは、残響レーベル以外だったわけです。
で、この日は「残響塾」虎岩塾長、「残響SHOP」田畑店長の秀逸なキュレーターぶりを目の当たりにすることになったのです。

5階の「O-nest」に行ったら、「テスラは泣かない。」が演奏中。
鹿児島のバンドとのこと。
遠路ご苦労さまです!
あたしもツアーで東京から熊本・大分まで車で行ったことありますが、しんどかった。
皆さん、飛行機か新幹線かな? だったらいいんですが・・・。

レッドでホットでチリで、いやいや、アンダーグランドなスピリッツが内にこもることなく、グルーブ感一杯で弾けてるステージには魅せられました。
“80年代のアンダーグランド男”だったあたしとしては、正味、羨ましいですよ。
この時代にこういう風にバンド活動されてるのって。

それにしても、「最近のバンド」という言葉は使いたくないですが、最近のバンド(使ってる)は、見せ方がうまいですね。
自分達をどう見せれば、どう見られれば美しいか? よくわかってるなと。
これも時代の流れでしょうか。

3フロアを行き来しながら、7階の「7th floor」では、イラストレーター河野愛さんを迎えたトークセッション。
「河野愛×虎岩正樹」


クライアントありきの職業としての「イラストレーター」と、「アーティスト」としての自分。
興味深いトークも聴けました。

時間は前後しますが、5階「O-nest」では、Aureole(オーリオール)というバンドが演奏中。

何だよ!「美塾」のグループワークのとき、男性が4人とも「萌え」系だった人達でした・・・(Vocal、Bass、Guitar、Drums)。


この人達の音楽性は、HPのバイオが的確なんでそちらから引用させてもらいます。
「ポストロック、ミニマル、ダブステップ、エレクトロニカ、クラシカル、プログレ、サイケ、民族音楽などを通過した奥深い「サウンド」と、あくまで聞きやすい「歌モノ」としての側面、この二つの要素が矛盾することなく融合している」

パンフにあった、文学的な田畑店長のアルバムコメントも(田畑さんメンゴ!)。
「幻想的なアートワークの期待を裏切らないトリップ・ミュージック。何れをとってもオリジナリティを悠然と主張し、モダンな北欧音楽にも通じる幽玄さと自由な発想でミックスされたサウンドは他に類を見ない。生楽器とエレクトロニクスの融合だけでなく、あらゆるセンスが絶妙に織り交ぜられた心地よさと、特異なヴォーカル・スタイルと日本語詩によるコラボレーションが結実した様」

文化って言うまでもなく皆、ミクスチャーなわけです。
彼らのバイオには「今後の日本の音楽シーンのキーマン」との記述がありますが、決して大げさな表現ではないと思います。
Aureole(オーリオール)には、日本発の音楽カルチャーの旗手としてのポジションを築いてほしいなと。
フル編成のライブには華がありましたが、もっと弾ける“何か”、たとえば小さじ一杯分のポピュラリティとかがあれば、無敵かもしれません。
今よりもバンドがずっと少なかった80年代だったら、YMOやプラスチックスのような存在だったろうにな、とも思いました。
Vocal,Gt&Progの森大地さん主催のレーベル「kilk records」にも興味ありますね。

Aureole / Imaginary Truth
ジャケ買いしたくなるようなアルバム。中身も裏切っていません。


こちらは、「7th floor」の「紙芝居」。
どんなもんだろ? と思って観てたら、バンド演奏の音つき。
おっ! 読んでいるのは「美塾」で実演メークを体験していた女性だ!


こちらの皆さん、after the greenroomというバンド。
で、ギター弾いてたただ一人の男性、本業はドラムとのこと。
「ドラムのほうが上手いんですよ」
って言ってたけど、いやいやギターだって上手いですよ。

ほどなく正式のバンド編成で現れたのがこちら(↓)。
このスリーピースの編成で Vo & G がテレキャスというのが潔い、というか、(僕の知る限り)連綿と続くfemaleバンドの“伝統”ですね。


♪再生 再生 再生
というフレーズとそれに続くテレキャスのカッティングが頭から離れなかった「カラスが見たもの」という曲。
これ、男じゃ絶対に書けない曲です。
HP見たら、ベースの方はフィッシュマンズが大好きとのこと。
わかるな~(笑)。
このバンド、例えて言えば「青リンゴ」のような感じ。
で、食べて見ると美味いんだけど、今まで味わったことのないようなストレンジな味、みたいな。

ここも田畑店長のコメントをパンフから拝借。
「軽やか且つ優しく跳ねるミディアム・テンポのリズムに乗せて、童話の始まりを予期させる歌い出しに現実から遠ざかってしまう。思わず合唱したくなるようなおおらかなメロディ。やまみ嬢の低音域から高音域まで自在に泳ぐレンジの広い歌声が、シンプルな楽器群が織りなした山あり谷ありを繰り広げる楽曲のファンタジーを、力強く伝えてくれるのだ。」

後になってCD買おうと思って物販スペースに行ったら誰もいない・・・。
しかも物販のタイムリミット9時なのに。。。
お友達と話していたベースの方を見つけ、ようやく声をかけました。
「商売っ気ないんですねぇ~~~」
と、皮肉じゃありませんよ。
こういうユルさって、まあ悪くはないんです。
これもこのバンドのカラーなのかもしれません(笑)。
ベースの日置亜由子さん、グリーンのステッカー、どもありがとです!



『虎岩塾長主催セッション大会』というキラーコンテンツを前に帰った私、残念でした。
次の機会には是非!!!
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▼『コンテンツを求める私たちの「欲望」』
電子書籍(無料)を出版しました。

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「Web閲覧」でも全文読めますが、
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最近のナイ~スな Facebook シェア画像<セレクト5>発表

2012年02月24日 | 徒然
<ベスト5>だと順位つけにゃいかんので、
<セレクト5>つーことにしました。


嬉しそうに流されていくのが、ほのぼのと。
俺も流されてみたいなと。


あなたもやってみたら?


あべちゃんが、なっちゃん飲んでる!


これが「怖い」表情だったら「心霊写真」とか言われそう。
この美しさとの間に、超微細ながら越え難いボーダーがあるのかと。


希望ってのは、どんな状況下でも、フッと顔を出すことがあるんだろうな。

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「北京2008」 政治風刺の鋭利で素晴らしい芸術作品

2012年02月04日 | 徒然
今まで、人様のコンテンツをそのままコピペした記事を書いたことない(つもり?)ですが、
今回は、自分のコメントを加えず、そのまま引用します。
あまりに素晴らしい絵画とコメントだからです。
やはり、Facebook 上で拡散しまくっている画像です。
李育軒さんという方のフォトアルバムが元です。
以下、テキストをコピーさせていただきます。
(少しだけ編集)
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正面下、背中に刺青を入れたアジア系の女性が中国。
絵の左、熱心にまじめに打っているのが日本。
上着を着て横を向いているのがアメリカ。
寝転がってみだらな状態なのがロシア。
隣で立っている小さな女の子が台湾。

これは「北京2008」という油絵だ。
最近、欧米やインターネット空間で、
筆者が用いた顔料の千倍以上もの量の唾が飛び交うような議論を巻き起こした。
画家は劉湓と言い、カナダ在住の中国人だ。
興味深いのはこの絵のタイトルは北京2008であり、
描かれているのは麻雀を打つ4人の女性だが、
実は背後に様々な意図が隠された意味深な絵なのである。

中国(正面下の女性)は場の「東」を鳴いている。
これには二つの意味が含まれている。
一つ目に、中国が「東風」の力を借りて再び巻き返そうとしているということ。
二つ目に、「東風(という)ミサイル」は中国がすでに場に出した有力な武器だということ。
中国の形勢は端から見れば悪くはないが、他の牌がどうなのかは分からない。
そしてその女性は卓の下で小細工を働かせている。

アメリカは胸中に勝算を秘めているような様子で、
台湾の方を見て、意味深な表情をしている。
一方で台湾の表情から何かを汲み取ろうと必死になっており、
また一方で視線で台湾に何らかの暗示もしている。

ロシアはもうどうにでもなれというような表情でいるが、実はそうではない。
右足を通じてアメリカとグルになり、また一方で中国に牌​を渡している。
ここから、この二カ国は裏で互いに利益を交換していると​もとれる。

日本人はただひたすらに自分の牌を見ている。
他の人が何をしているのかを全く知らない。
ただ、自らの牌を打つ事だけに気を留めている。

台湾は中華文明の真の継承者を意図した赤い腹かけ(肚兜)を身に纏っている。
台湾は片手に果物を、もう一方に果物ナイフを持ち、
陰険で憤りを含ませた表情で中国をじっと見ている。
しかしどうしようもない。麻雀に入ることはできないし、
最後に誰が勝利しようと、
台湾はただ勝者に果物を切ってあげることしかできない。

窓の外の河や薄黒い雲は濃く、
両岸(中国―台湾間)情勢の危機、一触即発の様相を暗示している。
とても興味深いのは壁の肖像画で、
孫文の髭、蒋介石の禿げた頭、そして毛沢東のいで立ちを拵えている。
四人の女性の服装についてみてみよう。

中国の上半身は裸で、下半身はスカートとショーツをはいている。
アメリカはレースのマントと下着を着ているが、下半身は裸である。
ロシアはショーツしか残っておらず、
日本はすでに何も残っていない。
つまりこれらは各国の情勢を克明に浮かび上がらせている。

アメリカが着ている衣服は端から見れば最も整っており、
実力も最も強大である。
その他はいずれも体を隠すこともできないものもある。
しかしアメリカの容貌は光にあふれているように見えるが、
しかし実際のところすでに自らのボロを見せている。
そして中国とロシアは確かに容貌は裸ではあるが、
重要なのは二者の陰部が隠れきれているところである。

仮にこの局を脱衣麻雀だとしよう。
誰が誰に負けて脱がされたのか。
一局目が打たれ、中国が負ける。
そして現在のロシアの状態までになる。
(ソ連解体と状況は似ている)
アメリカが負け、そしてロシアの状態にまで堕ちる、
ロシアが再び負け、今度は徹底的に何もない状態まで堕ちる。
そして日本は、実はすでに何もない状態に。
ロシアは公正に牌を打っているように見せかけて、
実はロシアは中国と牌を交換している、
真面目に打っているのは日本。
というのもすでに何もなく、
一度負ければすぐに席を立たなければならないからだ。

つまりまとめると、
アメリカは最も猫かぶっていて、
最も色鮮やかに輝いているように見えるが、
実は危機はそこまで小さくなく、
もしこの一局に敗れれば、たちまち「親」の地位を失うことになる。

ロシアは双方と裏で手と足を引いており、最も陰険狡猾、
状況は解放後の中国に似ており、
ソ連やアメリカのような状態に傾く可能性がある。
と言うのも自らに力が凝集されておらず、
双方がどうなるかによって自らの生存と発展を求めている。

中国の牌の多くは見ることができず、
これは中国が多くの実力を隠していることを説明しているのだろうか?
しかも卓の下ではロシアと牌を交換しており、
またアメリカ人は台湾の表情で中国とロシアが何をしているのかを推測することしかできない。
日本はすでに何も残っておらず、ただ自らの牌を打ち続けることに必死である。

台湾は冷静に状況を見ており、
卓の上の4人が何をしているかをすべて把握している、
心情は明らかだが麻雀を打つ資格も能力もなく、
また話す権利も存在せず、
不満を抱いても何にもならない、
ただ女性らしくおとなしくし、
勝利者に果物を献上する他ない。

勝利者はおそらく中国かアメリカの間に生まれるだろう。
この懸念は大きくはない。
しかしはっきりしているのは、
アメリカの力がたとえ強くとも、
4人が遊んでいるのは中国の麻雀であり、ポーカーではない。
中国人の決まりに従ってゲームを行う。
アメリカ人に勝利は果たしてあるのか?
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Googleがサイト閲覧履歴から予想した私の年齢と性別!?

2012年02月02日 | 徒然
これも Facebook から仕入れたネタです。

【なぜこんなことを? Googleはサイト閲覧履歴からあなたの年齢と性別を予想している】

このサイトから記事をそのまま引用してみますね(↓:黒字部分)

みなさんはご存知だっただろうか?
普段使っている検索エンジン「Google」が私たちのサイト閲覧履歴から、私たちの年齢と性別を予測していることを。

まずはこのページ(https://www.google.com/settings/ads/onweb/?hl=ja)へ飛び、Googleがあなたの年齢・性別をどう予想しているのかをご覧頂きたい。

いかがだろうか? そこにはあなたの興味・関心を表す「カテゴリ」、そしてGoogleが予想する年齢と性別を記した「ユーザー属性」というものが示されている。

ちなみに当編集部の男性5名・女性2名に、このページを見てもらったところ、「年齢」も「性別」も7人中5人が的中するという結果になった。

それでは一体、なぜGoogleはこういうことをしているのだろうか? その答えは、いたってシンプル。あなたの興味にあった広告を表示するためである。

例えばあなたがガーデニング関連のサイトを多く見ていたら、恐らくGoogleはガーデニング商品の広告を多く画面に表示させるだろう。(ポルノサイトなどの物議をかもす履歴情報は集めていないらしい)

また、女性のユーザーが多く訪れるサイトにアクセスしていたら、Googleはあなたを女性と予想し、女性向けの広告を出してくるだろう。

しかしこういった形で、個人情報が使われることを嫌うユーザーがいるのもまた事実。そういう方は、画面左上にある「オプトアウト」をクリックして設定を行えば、あなたの興味・ユーザー属性に応じた広告は表示されないようになる。

ただしGoogleが、ブラウザ上で広告を出すこと自体はやめさせられないので、そこはあしからず。

(文=田代大一朗)

参照元:Daily Mail(英文)


で、私、やってみました。
----------------------------------
カテゴリ

Google が Cookie に関連付けた興味/関心と推定のユーザー属性の概要を下で確認できます。カテゴリはいつでも削除または編集できます。

アート、エンターテインメント
コンピュータ、電化製品
ショッピング - 服飾
スポーツ - 団体競技 - サッカー

ユーザー属性

Google では閲覧したウェブサイトに基づいてユーザーの年齢と性別を推定します。これらはいつでも削除または編集できます。

年齢: 25~34 歳

性別: 女性
----------------------------------
25~34 歳の女性ですか! 私は(爆)。

ま、あたってないとかそういう話で取り上げたわけじゃないです。
Google によると、
私はこういう属性の人に典型的な情報検索行動をとってる、
ちゅーことですからね。

「アラフィフ」の私の興味と関心、
標準的な「アラフィフ男」の情報検索行動と違って当たり前。
でも、私のような“非標準”装備の人って、
減るどころか増えますからね、Google さん。

さあ、皆さんもやってみたらいかがですか(笑)。

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最近の笑える Facebook シェア画像<ベスト3>発表

2012年01月31日 | 徒然
第1位



数日前に mixi では共有済み。
ここは、イランかアフガンかいっ!?
とんだ間違いで大迷惑の宮崎放送、頑張れ!
あと、配信会社さんを大目に見てあげて下さい!

第2位



「・・・・・・・・・・・・」

第3位



一度、ここで用を足してみたいけど、
こちらから見て、一番右側の「はさみ」がブラックすぎ。。。
一番左側の女性は、明らかに侮蔑の表情ですけど、
私は何とも思いません。
笑いたければ、笑いなさい(笑)。

番外編



神田敏晶さんは、
「プロセスより結果が大事か???」とか言ってたけど、
私は、何とも言葉が出ません。
もう言葉、出してるか。。。

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Gibson の SG をゲット!

2012年01月28日 | 徒然
しました。

カラーはチェリーレッド。
Gibson のSGといえばワインサンバーストが一番多いと思うんですが、
チェリーレッドはレアで貴重かもしれません。
SGは大学を卒業したばかりの頃、
当時、20~30万円した Gibson を買うことができず、
10万円以下の グレコ(国産)を買ったことがあります。
既に処分してしまいました。
そのギター、自分が使ったというよりも、
代々木の小屋で対バンした、インディーズ時代の「スピッツ」のギタリストに貸したことのほうが印象残ってますが・・・。
直接、本人から頼まれたわけではなく、
スーツ&ネクタイ姿のマネージャーさんから頼まれたんですけどね。。。
そのときのエピソードは、とてもここでは書けません(~_~;)。
ま、バンドマンの仁義の話です。

この写真は、お世話になっている事務所にて早々に撮影したもの。
このSGにどんなヒストリーがあったのか?
(具体的に誰が使っていたのか?)
についてはオフレコで、ここでは書けません。

ネックは反っていませんでしたし、
保存状態はとても良かったです。
サイドカッティング用途だったと見えて、
弦高は低目で、ハイポジではビビるところもありますが、
まずは、弦を張り替えて、
必要ならオーバーホールをすれば全く問題はありません。

貴重なギターを格安(しかも月賦)で売って頂いた社長には感謝です。
バンドを辞めてから幾久しく、
友人のセッションでのライブ(@高円寺、新宿)から10年。

これから、ちょこちょこと人様の前でギターを弾くことがあるかも?
2012年はそんなターニングポイントの年、ですかね?

墓地の裏山を登ってから、広大なクラフトパークに行きついた話

2011年11月23日 | 徒然
「寄り道をする」「道に迷ってみる」。
時間などの余裕さえあれば、贅沢な経験です。
(尤も、人生で寄り道しすぎた私は、今の自分とその環境に愕然として、自分のお尻に火をつけてますが・・・)

今回は下山取材(フィールドワーク)の続編です。

「気をつけてね!」
下山小学校の校長先生に見送られ、第一の目的地「本國寺」を後にしました。
第二の目的地は、本國寺のすぐ裏であることは確認済みです。
でも、「こっちにいってみたい・・・」ということを意識するわけでもなく、いや、あまり考えずに漠然と歩いていたら、第二の目的地への道程から外れたようです。
こういうのが、一人旅の醍醐味。
「セレンディピティ」を求める気持ちもあるのかも。
春のGWには、複数のメンバーの旅行をプランニングしましたが(2回)、予め厳密にコース・時間を設定する旅行とは別の楽しみです。
日常生活でも、こういう経験、たまにはいいものです。
仕事とかでも、工程通りの業務を工程通りの時間でこなす、といった連続では素晴らしいアイデアやひらめきなど得られるはずはありません。
自分の経験則でも、いいアイデアは、「寄り道」「迷い道」という一見、無駄な時間を費やす中で生まれるものです。
もちろん、普段から一生懸命考えることは必須ですよ。
そしていつの間にか熟成されたアイデアが浮かぶのはオフのときや休息時。
歩いている最中も多いですね。
デスクにかじりついているときに浮かんだアイデアなんぞ、大したことありません。

能書きはこのへんにしておきます。
このあたりは「下山」という地名ですが、今まで見た中で一番小さな信号を見つけました。
赤と青だけ、というのが潔(いさぎよ)いですね。
ただし、今は使われていないようです。


この信号を見ながら、坂道を登っていくと、すごくいい感じの神社がありました。
どうやらこの日は、数日後のお祭りの準備のようで、近在の方々があわただしく神社のお掃除をされおりました。
で、私も邪魔にならないようお参りさせて頂きました。
いただいたパンフレットによるとこの神社、「一宮賀茂神社」というそうです。
創立は天平勝宝年間(750年代)。
16世紀には武田氏、穴山氏の尊崇極めて篤く、河内領(下山、身延など)十七社の社頭として一之宮と尊称されていたそうです。
「社宝」としては、武田信玄公が寄進された宝物(数珠や陣太鼓、墨絵など)が沢山あるそうです。
やはり、寄り道はしてみるものですね。



境内から見た下山の集落(富士川方面)の眺め、よかったす(↓)。






また、この辺りは山の中腹なので、神社の裏の方から流れてくる水も勢いがあり、音も気持ち良かったことこの上なし。

さて第二の目的地は、南松院(臨済宗)です。
賀茂神社から急な坂を下って、本國寺の脇に戻り、別の坂道を登るとものの5分もしないうちに着きました。





禅庭です(↓)。


本國寺(幼稚園)の方のお話で、ご住職は外出と聞いていたので、だれもいらっしゃらないことはわかっていました。

南松院の裏山に墓地がありました。
墓地の墓石を見るのも大切なフィールドワークです。
それほど広い墓地ではありませんでしたが、裏山で道が途切れつつも登って行くと、舗装道路にでました。
重いバウンダリーパックを背負って歩きまわっていたので、ここで休憩です。
一泊なのに iPad なんか持ってくるんじゃなかったなと。
道端に座って、身延山を眺めながら休憩です(↓)。


南松院は、当初の目的地のラストでした。
舗装道路を小さな子供を連れたご夫婦が登ってきてました。
親子連れが歩いて行った方向に歩いて行きました。

3分程歩いたら、とてつもなく広い芝生の公園に行きつきました。


富士川クラフトパークというそうです。
こんな広い「パーク」、今まで見たことも来たこともありません。









「富士川クラフトパーク」内には、「道の駅」や様々な観光施設・ショップがありました。
ガラス工芸の製作体験ができたり。
一人で周るのはもったいない気がしました。
今度、行くときは誰か連れていきたいですね。
花見の季節とか良さそうです。


「切り絵の森美術館」では、高橋ユタカというアーティストの「切り絵とモビールの世界展」が開催されていました。
もちろん、私も拝見しました。
高橋ユタカという方は存じておりませんでしたが、「ユニクロ」の広告を手掛けられたりと、その業界では著名なアーティストのようです。


切り絵の森美術館を出て間もなく、タクシーを呼んで、下部温泉の宿に入りました。




宿のご主人にもヒアリングをして、とても貴重なお話も聞けました。
ご主人のお話を聞いて、偶然ながら「富士川クラフトパーク」に行って良かったと、つくづく思いました。
布団に入ってから、スポーツジムのウィーキングの負担を増やしたばかりの上、午後中歩き回ったため、太ももの裏がつりました。
生まれて初めての体験です。
昔からよく足がつりましたが、決まってふくらはぎでしたし。
その後、ジムのトレーニング負荷を高めました。

翌日は「金山博物館」(ほんのわずかながら「金」もゲット!)で金山衆の勉強です。
甲斐の国の金山といっても、東京都境の「黒川金山」(大菩薩)には、「花魁淵」という悲しいスポットがありますが、下部の「湯之奥金山」にはそういったお話を聞いたことがないので安心です。
「花魁淵」は、2010年春に甲府から青梅に抜ける柳沢峠越えのとき、入口辺りを通過しました。降りないで良かった・・・、ホッ。)

このフィールドワークから1ヶ月半経ってしまいました。
本当は、こうしてブログなんぞ書いてる場合じゃないんですけどね。

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最近のいいリツイート(烏賀陽弘道さん)

2011年11月22日 | 徒然
twitter、実はあまりログインしておりません (それでも、有益な情報収集ツールだと思ってますが・・・)。
で、昨日、今日と、ちょこちょこログインしたところ烏賀陽弘道さんのツイートが面白かったです。

以下、私がリツイートしたつぶやきを含め、烏賀陽弘道さんのつぶやきを勝手に引用しちゃいます。
自分的には名言だと思ってます。

■「御社は」「オンシャは」と面接ですらすら言う学生はそれだけで学生さらしさがなくて気持ち悪かった。

(注:朝日新聞にお勤めの時、新卒面接をご担当されたときのお話)

■自分を個性的だと思い込んでいる人に限って凡庸だ。つまらない。本当に個性的な人は子どものころから疎外感に苦しんでいる。

■批判も議論も運動もそれ自体が善ではないし知的でもない。

■「いまこそ原発が必要だ」という論者も包容できる脱原発ムラというのが成立したら、ぜひ信用したいと思います。

■他人の仕事を批判的に話すだけでも、万能感に陶酔してしまう人はいるものです。まして他人の前だと、いまわしい有様になります。

■和歌山カレー事件のときのアエラの中吊りコピー 「カレーやないでハヤシやで」

■オウム裁判が集結するそうだ。16年経った。「異論を唱える人がいない集団が暴走すると怖いわねえ」とみんなあのとき言っていた。原子力ムラの人も含めて。そしてきょうもツイッターは「異論」を袋叩きにする連中で一杯だ。

極めつけは以下のつぶやき。
自分的には「金賞」です(私ごときに「金賞」もらっても嬉しくはないでしょうけど・・・)

■JR新宿駅南口の雑踏で、「このたくさんの人間が心で考えていること(どうでもいいようなことが大半)が全部聞こえたら、うるさくて死ぬだろうなあ」と思った。ツイッターってそれに似ている。

次は「銀賞」です。

■「どうすれば面接に合格しますか?」と聞かれたら「どうすればカノジョと両思いになれますか?という質問と答えは同じです」と言います。

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飲食店がなくてお寺の境内でクリームパンとおまんじゅうを食べた話

2011年11月20日 | 徒然
今度は10月初旬の連休のこと。
自分のある趣味のため、取材旅行に出かけました。
どんな「趣味」かは内緒です (心を許した皆様には既にお知らせしておりますが・・・)。
おそらくこの記事をお読みの方にはおられないと思いますが。
どんなコンテキスト(文脈)で取材(フィールドワーク)に出掛けたのか、写真の羅列を見ただけで、わかる人には、検索なんぞせずにわかると思います(そんな人がおられたら嬉しいんですけどね・・・)。

当初、目的地には海側を回って、富士から身延線で向かう予定でしたが、9月の台風によるがけ崩れで身延線の身延・富士間が運休、新宿から特急で向かいました。
新宿発8時ちょうどの「あずさ2号」、今では「スーパーあずさ5号」となってしまいました。


目的地の駅に着きました。


無人駅です。男子便所の便器が外から丸見えです。
使うのに躊躇したものの、見ている人はどこにも見当たりません。


「波高島」の由来を書いた案内板。
要は「富士川の波が高いですね」ということ。
「島」とは、islandの意味ではなく、placeのような意味なんですね。


駅から5分ぐらい歩いたところにある橋。富士川の川上(北)方向。
10月上旬にしては日差しの強い暖かい日で汗をかきました。




第一の目的地。長栄山 本國寺(日蓮宗)。
立派なお寺です。






今回の目的は「巡礼」ではありません。
実はこの本國寺、「下山城址」でもあるのです。
この「下山城」をご存じの方がいたら、かなりの「同好の士」ということになります。
まず、いないでしょうね(ワッハッハッ)。


事前にグーグルで本国寺付近の飲食店をチェックしたつもりでしたが、身延名物のお饅頭屋さんの方に聞いたところ(マップ有難うございました)、何と付近に飲食店はないとのこと!
グーグルもあてにはならんもんですな・・・。無料だから仕方ないけど。
ところが、本国寺の入り口付近にパン屋さんというかお饅頭屋さんというか、とにかくお店がありましたんで、クリームパンとお饅頭を買いました。
この(↓)青いベンチで昼食をとらせていただきました。
非常用(大げさ・・・)の柿ピーと一緒に。
境内に自販機があって水を買いました。


「御葉付公孫樹」という銀杏の木です。
昭和六年、文部大臣より特別天然記念物に指定されたそうです。








そろそろ本國寺を去ろうとしていたら、ご近所にお住まいの方(下山小学校の校長先生)がいらして、お話を伺いました。
また、境内にある下山立正保育園の女性(パンフレット、有難うございます!)と3人でしばし歓談。
残念ながら、ご住職は外出中とのこと。
休日なので法事が多かったのでしょうね。
それにしても、銀杏の木のギンナンを食べに、鹿が山から降りてくると聞き、少し驚き。
校長先生によると、現在の駐車場のあたりが「城跡」とのことでした。
この景色を眺めながら、インスピレーションを働かせるのです。


疲れたんで、今日はここまで。
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