先日、CNET Japanにて、「2006年の音楽配信サービスは535億円規模、ダウンロード回数は3億回以上に」という記事を見ました。
詳しい数字は、ニュースソースの社団法人日本レコード協会のサイトをご覧下さい。
「mf247」の丸山茂雄さんが定義された「情報」としての音楽(デジタル配信楽曲)と、「作品」としての音楽(パッケージ商品)のパワーバランスが、ドラスティックに変動しているということです。
確かに、音楽ビジネスにおいて、シングルCDのシェアがシュリンクし、デジタル配信楽曲のシェアが高まっていくという仮説は決して新しいものではありません。
すでに大物アーティストのマーケティング・ミックスで、デジタル配信に注力する音楽メーカーさんもありますからね。
ところで、デジタル配信では、携帯などモバイル向けのが構成比で9割以上ですね。
(数量ベース93.5%、金額ベース:90.2%)。
ところが前年比ではPC(インターネット)向けのほうが高い。まだまだ伸びる。
実際、ユーザー調査の結果を見ても、PC(インターネット)向けサービスに対する需要(潜在需要も含む)が高いのです。
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今後のマーケットは、
①パッケージ販売
②デジタル楽曲配信
③ライブ(コンサート)
④アーティストブランドを冠した様々なカテゴリ商品・サービス
というバランスの中で、アーティストやレーベル、マネジメントの特性・戦略によってバラエティ豊かなマーケティング・ミックスが展開されていくことでしょう。
(「バラエティ豊かな」と言う表現を使うと、何となく明るい未来をイメージできるでしょ?-笑)
「ブランド価値」という視点からアーティストを見る場合、
やはり、バラエティ豊かなマーケティング・ミックスの最適化が求められるようになりますね。
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ちなみに、あくまで私個人の仮説ですが、デジタル配信サービスが見事に花開く(=マーケットの最大化)とすれば、こんな未来図ではないでしょうか?
ホームサーバなど家庭内インフラが普及し、
ダウンロードしたデジタル楽曲を、
どこでも(PC、オーディオ、TVなど)聴けたり、歌詞を見られたり、
ジャケットのような(?)アートワークを見ることができる。
もちろん簡単に。
現在のモバイル向けサービスの隆盛は、携帯デジタルプレーヤーの普及とともに、まだ「屋外」中心ですからね。30代以上は「車(クルマ)」の中も多いですし。
あと、言葉は悪いですが、「携帯という消耗品」で「消耗品としての音楽」を聴くというライフタイルが浸透しているのが現状です。
上記の私の仮説が正しいか否かにかかわりなく、デジタル配信サービスが普及するためには、クリアしなければならない
数多くのボトルネック
が存在しているのです。
現状のままでマーケットが順調に拡大するほど、ユーザーは甘くはおじゃりません。
現ユーザーだって、心の奥底では結構、不満タラタラなんです。
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ということで、今日は私のまとめたマーケティング・レポートの宣伝です。
調査企画・設計は、株式会社ライブドア様と共同。
アンケート調査はライブドア様のモニター会員様。
集計・分析・レポーティングは私が担当いたしました。
レポーティングでも校正をはじめ少なからぬご労力をライブドア様におかけしました。
この場にて深く感謝いたします。
宣伝文と内容の抜粋(一部)は、ライブドア様のサイトに記しておきましたのでご覧下さい。
このテーマの調査は、少なからぬネットリサーチ企業様も行われておりますが、
このマーケットについて造詣が深い私とライブドアのご担当者様が作成した、
『音楽配信サービス利用実態調査レポート2006』こそ、
PC向け音楽配信サービス生活者調査のスタンダード
であると自負しております。
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お読み頂き有難うございます。
(↓)クリックの程、宜しくお願い申し上げます。
詳しい数字は、ニュースソースの社団法人日本レコード協会のサイトをご覧下さい。
「mf247」の丸山茂雄さんが定義された「情報」としての音楽(デジタル配信楽曲)と、「作品」としての音楽(パッケージ商品)のパワーバランスが、ドラスティックに変動しているということです。
確かに、音楽ビジネスにおいて、シングルCDのシェアがシュリンクし、デジタル配信楽曲のシェアが高まっていくという仮説は決して新しいものではありません。
すでに大物アーティストのマーケティング・ミックスで、デジタル配信に注力する音楽メーカーさんもありますからね。
ところで、デジタル配信では、携帯などモバイル向けのが構成比で9割以上ですね。
(数量ベース93.5%、金額ベース:90.2%)。
ところが前年比ではPC(インターネット)向けのほうが高い。まだまだ伸びる。
実際、ユーザー調査の結果を見ても、PC(インターネット)向けサービスに対する需要(潜在需要も含む)が高いのです。
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今後のマーケットは、
①パッケージ販売
②デジタル楽曲配信
③ライブ(コンサート)
④アーティストブランドを冠した様々なカテゴリ商品・サービス
というバランスの中で、アーティストやレーベル、マネジメントの特性・戦略によってバラエティ豊かなマーケティング・ミックスが展開されていくことでしょう。
(「バラエティ豊かな」と言う表現を使うと、何となく明るい未来をイメージできるでしょ?-笑)
「ブランド価値」という視点からアーティストを見る場合、
やはり、バラエティ豊かなマーケティング・ミックスの最適化が求められるようになりますね。
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ちなみに、あくまで私個人の仮説ですが、デジタル配信サービスが見事に花開く(=マーケットの最大化)とすれば、こんな未来図ではないでしょうか?
ホームサーバなど家庭内インフラが普及し、
ダウンロードしたデジタル楽曲を、
どこでも(PC、オーディオ、TVなど)聴けたり、歌詞を見られたり、
ジャケットのような(?)アートワークを見ることができる。
もちろん簡単に。
現在のモバイル向けサービスの隆盛は、携帯デジタルプレーヤーの普及とともに、まだ「屋外」中心ですからね。30代以上は「車(クルマ)」の中も多いですし。
あと、言葉は悪いですが、「携帯という消耗品」で「消耗品としての音楽」を聴くというライフタイルが浸透しているのが現状です。
上記の私の仮説が正しいか否かにかかわりなく、デジタル配信サービスが普及するためには、クリアしなければならない
数多くのボトルネック
が存在しているのです。
現状のままでマーケットが順調に拡大するほど、ユーザーは甘くはおじゃりません。
現ユーザーだって、心の奥底では結構、不満タラタラなんです。
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ということで、今日は私のまとめたマーケティング・レポートの宣伝です。
調査企画・設計は、株式会社ライブドア様と共同。
アンケート調査はライブドア様のモニター会員様。
集計・分析・レポーティングは私が担当いたしました。
レポーティングでも校正をはじめ少なからぬご労力をライブドア様におかけしました。
この場にて深く感謝いたします。
宣伝文と内容の抜粋(一部)は、ライブドア様のサイトに記しておきましたのでご覧下さい。
このテーマの調査は、少なからぬネットリサーチ企業様も行われておりますが、
このマーケットについて造詣が深い私とライブドアのご担当者様が作成した、
『音楽配信サービス利用実態調査レポート2006』こそ、
PC向け音楽配信サービス生活者調査のスタンダード
であると自負しております。
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