【ML251 (Marketing Lab 251)】文化マーケティング・トレンド分析

トレンド分析ML251の文化マーケティング関連Blogです。ML251の主業務はトレンド分析をコアにしたデスクリサーチ。

Chrissie Hynde「2000 Miles」の2014年版ヴァージョン(クリスマスソング)

2014年12月26日 | 徒然
Chrissie Hynde - 2000 Miles


今年リリースされた姉御の初ソロアルバム『Stockholm (iTunes Festival Deluxe Edition)』にボーナス・トラックとして収録されているそうだ。
こちらのサイトより)

今までアップされていた「2000 Miles」では、1995年のライブが秀逸。
The Pretenders - 2000 Miles - 1995 (Better Graphics & Audio)


が、姉御は60歳を超えた今でも現役 Femaile Rocker である。
Chrissie Hynde - Back On The Chain Gang at Radio 2 Live in Hyde Park 2014


ストックホルム
ニール・ヤング,ジョン・マッケンロー
Hostess Entertainment


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『戦略思考ワークブック』(三谷宏治著、ちくま新書、2014年10月刊)

2014年12月10日 | 書評
「重要思考」をシンプルに解説。

(1) 「重み」と「差」で考える
(2) DMU(Decision Making Unit)の明確化

営業・販売から、サービス、マーケティング、事業戦略・ビジネスモデル、事務作業まで、シンプルなフレームワークを使った事例。
著者は、ケーススタディの答えを紙に書きながら読み進めることを推奨しているが、時間がなければ、まず読み進み、自分にとって重要と思われるケースを改めて書いてみるのもいいだろう。

■マーケティング

STPのセグメンテーション&ターゲティング=「DMU」、ポジショニング=「重み」、4P=「差」。
⇒「重み」「差」「DMU」の一貫性が必要

■事業戦略・ビジネスモデル

ポジショニング=「DMU」とその「重み」、ケイパビリティ=「差」
⇒ 「差」はマーケティングミックスの4Pだけでなく企業能力全体(CRM,SCM,FPM,R&D,HRM)で
⇒ 企業能力も自社内(バリューチェーン)のみならず他社を含めた全体(バリューネットワーク)へ

「DMU」もステークホルダー全体のうちその主なもの。

<事例>
・DMUにとってはその商品が本命でなく、ついで買いかもしれない。旭山動物園は札幌観光のついで商品として大成功。
・一番大きな市場を狙う。アップルiPpdはウインドウズユーザを取り込んで成功した。
・最大の価値を捨てることで再生することもある。ハウステンボスは「オランダへのこだわり」「全国市場」を捨て再生した。

戦略思考ワークブック【ビジネス篇】 (ちくま新書)
三谷宏治
筑摩書房

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「ミュージックソムリエが選ぶこんなときに聴きたい曲」 OK Music

2014年12月06日 | ミュージックソムリエ協会
お知らせが遅れましたが、OK Musicさんのほうで、標記の企画が毎週木曜日にアップされてます。

女にだって負けられない戦いがある!

「今日は・・・したいな」って思ったのに何もなかった時に聞きたい曲

「Oh, Pretty Woman」/Gary Moore

さてさて。できなかったことに対して反省だけではなく、発散したいと思う人に、オススメなのが、骨太のロック・ブルース。ゲイリー・ムーアのエネルギッシュに歪んだギターと、アルバート・キングの枯れているようで枯れていないエッジの効いたギターの絡み合い。
もう、後悔も傷心もすべて忘れて、自分の世界に浸ってください。今日は、諦めたけれど次回には頂きたいPretty Womanでも良いし、その他もろもろのPretty Womanのことを思いながらでも・・・まぁ、とにかく頑張ください。
(井上 秀二)

『今夜はだまってウィスキー』っていう時に聴きたい曲

一人旅に予定も立てずに出たくなる曲
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以上、まとめて観られる場合、こちらをご覧になってください。

「ミュージックソムリエの集合知」、面白いです。
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エンタティンメントとアート(東浩紀×菅野薫×廣田周作 対談より)

2014年12月05日 | カルチュラル・キーワード備忘録
宣伝会議「アドタイ」(2014年12月3日)より。

東浩紀×菅野薫×廣田周作「データベースが支配する世界で広告はどう形を変えるのか?」

▼MEMO 1.コンテクストについて

菅野:僕自身はツイッターでマーケティング解析をすることはないので、大したことは言えないんですが、人ってさんざん悪く言っていても意外に好きということもあるし、ほめている割に嫌いということもある。そういう、表面的に追うだけでは読み取れない部分の方が、自分としては興味があります。

東:数量的な分析と言葉の分析は違いますよね。「バカ」という言葉が本当に全部ネガティブなのか、それを前後の文脈から分析するところまで、今の技術ではまだまだできない。現時点では言葉の分析はあまりあてにならないと思っています。

▼MEMO 2.エンタメとアート

<私の感想>
世の中、エンタメ化しているものが多すぎる。だからブレる。行政だけでなく政治もじゃないかな? 行き過ぎた「サービス化」の帰結じゃないのかな?

東:「リアルタイム」という言葉が出ましたけど、僕はエンタメとアートの違いはそこだと思っているんです。エンタメはリアルタイムに奉仕する。アートはそこからずれていく。ソーシャルメディアはリアルタイムということが本質だから、リアルタイムに機能する感情の増幅装置だと捉えています。逆に、時間がずれるということを考えられる人がアーティストだと思う。今リアルタイムの波に巻き込まれているものは沢山あって、その最たるものが行政です。ある理念に向かって進めるものだったはずが、リアルタイムに市民の声を聞きはじめて、ちょっとでもクレームがあると中止にしたり、どこに向かっているのか、混乱した状況になっている。先の世に残っていくものを作るには、今この瞬間のあるものをぐるぐる動かすことからは、少しずれていかないといけない。
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PENGUINのライブを体験して(@高円寺ShowBoat)

2014年12月03日 | 徒然
昨晩、高円寺ShowBoatで感じたこと。
我々(PENGUINのKevboard、大久保治信氏は私の中学の同級生でメンバー最年少)よりも年長の業界のレジェンドの演奏にあって、若手ににはないもの。当然、それは経験だ。
レジェンド達の演奏には、当然、力みがなく無駄なところに力が入っていない。どんな難しいプレイをでも。
それは、観ている方にも伝わってくる。つまり、観客も変なところに力が入らない。だから観るのも聴くのも楽なのだ。

そしてフロントマンの笑顔とオープンマインドが、場の空気を支配する。
観ている側はより一層、楽になる。
もちろん、二十代前半の大久保初夏ブルーズプロジェクトの演奏力は高く、惚れ惚れするものがあり、これからが楽しみだ。
(私はここで大久保初夏ブルーズプロジェクトを比較対照として取り上げたいわけではなく) とても多くの一般的なバンド・ユニットにとって、「一生懸命やってます・・」といったオーラが出まくっていると、観ている客も力んでしまい、最悪の場合、それを苦しく感じると刺激をシャットダウンさえしてしまう。
PENGUINのフロントマン(高橋マコトさん)が余裕の笑顔で、「努力とか苦労とか大嫌いなんです」。
ここまでくれば究極だろう。

ま、私も偉そうなことは言えないが、、ビジネス上のプレゼンテーション・講演から営業シーン、ビジネス外の色んなシーンでも経験値からくる余裕って心強いもんだね。
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『8割の人は自分の声が嫌い』(山広子著、角川SSC新書、2014年11月刊)

2014年12月01日 | 書評
学校に通ってる頃か社会人になってからか覚えていないが、親鸞とか日蓮といった仏教の教祖は、声が奇麗なことで人々を惹きつけた、つまり芸能的性格を有していたのでは、という説を何かの本で読んだことがある。
本書を読んでそれが科学的に裏付けられた確信に変わった。ビン・ラディンの声がもう1オクターブ半低ければ、欧米社会に与える影響は変わっていただろうどいうご説には納得した。

日本人の場合、欧米人に比べ声への意識は著しく低い。最近、サイトのニュースでもこれだけ豊かで治安のいい日本なのに「幸福感」が感じられにくく、自殺者も先進国の中で多いことが話題になっている。思わぬことだかその要因の一つに「声」に対する低すぎる意識・態度があるのではないか? と思わぬ視点が。
「声」を作る要素は8割が後天的で、先天的素養は僅か2割だという。
著者の山崎さんが力説するように、日本では幼児期から「声の個性」を没するように教育している。声がその人自身を表現する重要な手段であり、他人・社会と自分をつなぐメディアだという認識がない。本書を読むまで私もそうだった。
実際、ある小学校2年生のクラスの学級崩壊が、担任の女性教師の「声」のトレーニングの結果、ピタリと収まった事例も紹介されている。

さらに本書の素晴らしいところは、知識・教養書にとどまらずハウツー本でもあるところだ。どこどこでお金を払ってトレーニングしなさいと薦めるどころか、ほかならぬ自分自身のセルフトレーニングが最も有効でその方法が記されている。根気はいるものの難しいことではない。「オーセンティック・ヴォイス」を見つけることを早々、私も始めた。

山崎さんは人の声でその人の性格、育ってきた環境、現在の精神・身体状況を相当、深く読んでしまう。科学的根拠のみを背景にした「占い師」のような方だ(実際、米国の大学病院では声を録音しフィルターをかけることで特定の病気を診断する試みも始まっているという)。
読了して気づいた。今までの山崎さんとの会話の中で、私はどんな風に感じられていたのだろうか? 少し怖くなってきた(笑)。

8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声 (角川SSC新書)
山崎 広子
KADOKAWA/角川マガジンズ

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