【ML251 (Marketing Lab 251)】文化マーケティング・トレンド分析

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『音楽パッケージ商品購入実態調査2007』 ① DVD付CD受容度

2007年09月29日 | 音楽パッケージ商品購入実態調査2007
 こんにちわ!
 ブログ復活したと思ったら1日2記事アップ。。。
 ホント、「気まぐれな俺」には、自分でも困ったモンなんですが、
 実は事情があるのです。

 私が企画・設計・集計・分析・執筆させて頂いたマーケティング・レポートが、株式会社ライブイドア様から9月27日、リリースされたのです。

■ライブドアのリサーチ事業 [BizMarketing サーベイ]、
 『音楽パッケージ商品購入実態調査2007』の販売を開始

[CNET]のPR「ライブドアのリサーチ事業[BizMarketing サーベイ]、『音楽パッケージ商品購入実態調査2007』の販売を開始」はこちらです。

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 以下のCDは、私が何気に全部買い揃えていたあるアーティストさんの作品です。
 レポートの内容とは直接、関係がありませんので誤解のなきよう。

 

 

 

 

 

 

 さて、クイズです。
 この6枚のCD(4枚目だけアルバムで他はシングル)のうち、
 1枚だけ、「DVDがついていない」通常盤があります。
 それは上から何枚目のCDでしょうか?
 というクイズは 冗談 です。

 今回の調査項目の中に、
 「DVD付きCD」がどの程度、消費者に受け入れられているのか?
 を入れておきました。
 自身がファンである場合とファンでない場合に分けて。

 こちらの商品案内では、
 【図表5-6.初回盤特典などDVD付き音楽CDについて】
 にて、「ファンである」アーティストの場合、
 「DVD付きを購入したい」は64%という数字がチラリと見られます。
 「自分がファンではない」アーティストも含め、
 まぁ、こんなもんでしょうかね? という結果でした。

 ところで商品案内、【調査背景】の12行目には、
 「需要(受容)と供給のギャップ」
 という記述が見られますが、
 これは私特有の「オヤジ表現」のつもりではありませんので(^_^;)。

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「ライフハック~新時代のワークスタイル2.0~」 原尻淳一×小山龍介

2007年09月29日 | マーケティング話
 こんにちわ! ご無沙汰しておりました。
 9月はブログやmixiから離れた生活を送ってきた私です。
 季節はようやく秋らしくなってきました。
 秋は私が最も活動的になる季節。
 春は春眠、夏は夏眠、冬は冬眠しているようなもんでごあす、わたしゃ(^_^;)。

 という訳で、
 9月よりは更新の頻度も上げようと思ってますんで、
 そこんとこヨロシク、なんて言うほどのことでもないか。。。
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 で、先週(9月20日)のことなんですが、
 新宿は紀伊國屋ホールにて開催された、

 第87回新宿セミナー
 「IDEA HACKS!」(東洋経済新報社)刊行記念

  「ライフハック~新時代のワークスタイル2.0~」
         原尻淳一×小山龍介

 に行ってきました。

 知的なビジネスワークを志向する方ならば、
 書店では必ず見かけり、購読したことがあると思うのですが、
 私は、原尻さんの『PLANNING HACKS!』と、

 

 原尻さんと小山さん共著『IDEA HACKS!』を読ませて頂きました。

 

 書籍を読んで内容を理解したつもりでも、
 敢えて出版記念のセミナーに参加するのは意義深いことです。

 大切なエッセンスを再度、インプットしたり、
 執筆時のエピソードを聞くことによって、
 「記憶の構造」が強化されたりしますもんね。

 私が書籍の出版記念のセミナーに参加したのは、
 4月に開催された森行生さんのイノベータ理論の時以来、久々でした。
 この書籍のお話でしたね。

 今回の「ライフハック」セミナーも中々刺激的な内容でした。

 原尻さんの<Principle>は、
 「記憶に脳を占領させない」こと(処理と記憶)。
 脳は情報処理に専念させ、記録は外部に携帯する。
 実にシンプルです。

 携帯電話のメモをフル活用。
 気になった書籍のタイトルや著者名をメモに書き込んでおく。
 なぜなら書店に足を踏み入れると、
 数多くの刺激的なタイトルの(新刊)本に興味が向いてしまい、
 当初の目的を忘れてしまう。

 この日、私もセミナー参加前、紀伊國屋さんで、
 内田樹さんのある書籍を購入しようと思っていたんですけど、
 こんな面白い本(↓)を衝動買いしてしまってね、

  

 「あれ? 俺、何を買うつもりだったんだっけ???」

と思うなんてことよ~くあります。

 アナログの手帳に、有用な資料を「50%の縮小コピー」して貼り付けておく。
 ここまでは私もよくやるんです。
 でも、手帳のページに張ってはいなかったんですね。
 ここが大きな違い。

 詰めが甘かったぜ、俺は。。。

 まだ遅くはない、ということで糊付けしました(^o^)。

 また小山さんの「記憶」についての考え方もはっきりしています。

  ■記憶のヒエラルキー

    ・経 験 (高度)
    ・知 識   
    ・方 法 (プリミティブ)

 「LIFE HACKS!」のポイントは「方法」。
 昔、「記憶喪失」になっても、
 箸の持ち方や車の運転はできる、
 という話を聞いたことがあるんですが、
 たとえ考えなくても、頭を使わなくても、
 「方法」として肉体化することが大切なんでしょうね。

 あと結構、面白かったのは、小山さんにとっての「集中アイテム」。
 「理趣経」のCDを聴いてトランス状態に(笑)。
 これって割とわかります。
 私もね、水琴窟の音、集中アイテムとして聴いてみましょうか(^o^)。
 いや、やっぱ眠くなるだけかな。。。

 とにかく、リラックスした雰囲気のセミナーでした。
 「五感マーケティング」的なエッセンスも強かったですし。

 従来とは逆の発想って、いつの時代でも結構、有効かなと。

  ◆収納→分類
  ◆収集→整理
  ◆傾聴→反映

 「環境と身体」でもね、
 まず「環境」があって、次に「身体」、そして「脳」ができたという考え方。
 こういう考え方って結構、重要かなと。

 今回も備忘録になってしまったのでうまくまとまっていませんよね。
 ご興味のある方は、是非、書籍を読んで下さいませ。

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音楽パッケージ商品のことなど

2007年09月15日 | 音楽パッケージ商品購入実態調査2007
 こんにちわ!
 思いつきと勢いから禁煙に突入、
 約2週間が経過した「井上秀二@禁煙2週間」です。

 ニコレットを噛みまくっていたら、3日目で奥歯の冠が外れて歯科医へ。。。
 便秘体質になったこと、数年振りの口内炎(しかも2ヶ所)などは、
 二十年以上の習慣からの脱皮の“苦しみ”でしょうか?

 考えてみれば、「人間関係の潤滑油」ばかりではなく、
 「孤独の朋」でもあったんですね、煙草は。
 煙草について書くと長くなるので、
 「私と煙草のヒストリー」「禁煙日記」は、
 気が向いて、なおかつ時間があったらいずれ。

 とにかく、体のあちこちで変調をきたしつつも、
 クリアでニュートラルな体の状態に戻りつつあるのは実感しています。
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 そんな日々を過ごしている私ですが、
 7月にサーベイをかけて、8月上旬に分析レポートを執筆させて頂きました、
 上記タイトル(上)が9月中に発刊できそうです(ホッ・・・)。

 分析レポートのお話の前に、
 自分にとっての「音楽パッケージ商品」について感慨にふけっていたんです。
 数ヶ月前からなんですが。

 半年程前、「新コンセプト中古アナログショップ“MERSEY BEAT”」をご紹介しましたが、
 その後、何回か遊びに行ってですね、
 チョコチョコとシングルを買ってたんです。

 私が小学校や中学校に通っていた頃、
 家には、オーディオセット(ステレオ)なんてありませんでしたし、
 レコードを聴ける機械は、ポータブルのミニプレーヤーのみ。

 私はクラシックのソノシートばかり聴いていたのですが、
 ポピュラーミュージック(大衆音楽)も一通りは知っていました。

 でもレコードなんて高価なものは買えない。
 団塊の世代の従兄弟が「帰ってきたヨッパライ」とか持ってたので、
 その辺を聴かしてもらった位。

 そんでもって、リアルタイムでは手が届かなかったレコードを、
 オッサンとなった私、「MERSEY BEAT」で衝動買いした次第なんです。

 「自分のルーツ探し」

 なんて言ったら大袈裟でしょうかね?

 いちいち解説はしませんが、
 (わかる人にはわかるし、わからない人にはわからない、で結構)
 数ヶ月前、衝動買いしたシングル一覧です(↓)。

  

  

  

  

  

  

 最後の「ウイングス」あたりが中学校時代かな。

 私がバイトしてオーディオを買ったのは大学に入ってから。
 高校時代までは、レコードを何とかカセットにダビングして、
 デッキで聴いてました。(「デッキ」ってわかります?-笑)

 1970年代までのレコードは嗜好品でしたよね。
 音楽を渇望する子供達や学生にとって「エアチェック」全盛期。

 こういうFM雑誌(↓)を隔週で買ってですね、
 番組・曲名・歌手(アーティストではない)、曲順等をチェック、
 カセットに録音して、大事に聴いていたんですよ。
 いずれレコードを買えるのを夢見てね。

  

 見開きで右側が「FM東京」(↓)、左側が「NHK-FM」。
 当時はこの2局だけで十分。

 予約をしたり、新譜の入荷日に店頭に行くなんて贅沢なことはね、夢のまた夢(^_^;)。
 まずは、FMでエアチェック、「マイ・カセットテープ」を作るわけです。

  

 ついでのついでなんですけど、
 『週刊FM 東版』1979年8月9日号、
 この方(↓)、初々しいですね。

  
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そろそろ1周年・・・

2007年09月11日 | 徒然
 こんにちわ!
 先月末に予告した通り、中々記事をアップできず、これが9月初めての記事となってしまいました。
 「ラディカル・マーケティング・アナリスト」の井上秀二です。

 ところで、中々記事を書かなかったのは忙しさだけではないのです。

 来月でこのBlogを開始して1年になるんですが、
 この1年間を省みると、
 自分の筆致がどんどんエスカレートしていくのを感じているんです。
 テーマもそうなんですけどね。

 今日は、自分を分析の俎上に上げてみます。

 1人で仕事をするようになってから1年。

 会社という組織に属しなくなったということなんですけど、
 「誰とも話をしない」日が多いんですよね。
 買い物に出かけたスーパーのレジで、
 「どうも」、と言うのが唯一の「会話」。
 そんな日の連続。

 もちろん、仕事ではメールや電話や打ち合わせもあるんですけど、
 毎日、社に通うというのとは全く違う。

 「外出したほうがいいですよ」
 というアドバイスをよく頂くんですけど、
 会社勤めを辞めた経験がないとわからないと思う。
 外出や人との触れ合いは必要なんですけど、
 それは根本的な解決ではないことは自分でわかっている。

 結局ね、世の中との隔絶感 みたいなものなんです。
 自分がずっと感じてきたのは。「孤立感」と言ってもいいかな?
 すると、ネットの人格が過激になりやすい。

   ①世の中との接点にリアルさを感じられなくなる
   ②リアルさを感じようと、ネットでの人格が攻撃的になる

 こんな「現象」が、自分を鑑みることによって明らかになってきました。

 そして根本的な問題は、「自分の考え方」なのだと。

 真の意味で「自立」「自律」的な「責任主体」でないと、
 世の中に対する依存心→甘え、が生じてくるのかと。

 自分に必要なのは「謙虚さ」「人を思いやる気持ち」。
 難しいんですけどね。バランスが。
 でも、人の気持ちになることが必要。

 ところがネットでは逆に、人を貶すことが多くなる。
 人や企業を「馬鹿」呼ばわりもする。
 別の自分が、「お前、何様だよ!?」と問えば、
 また別の自分が「俺は俺様だ! 文句あるか?」と答える。

 「悪しき自己完結」

 こういうスパイラルから脱したいと思ってるんです。

 mixiの日記のほうでも心掛けてるんですが、
 こちらのほうでは、自分の考え方をある程度確立した上でないと書かない、というスタンスなんです、今は。

 仕事(実務)重視のスタンスを強めますし、アップの頻度は下がりますけど、
 「俺のBlog」に変わりはないので、1周年の反省をしながらも、
 また、色々書いていこうと思ってますよ

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