【ML251 (Marketing Lab 251)】文化マーケティング・トレンド分析

トレンド分析ML251の文化マーケティング関連Blogです。ML251の主業務はトレンド分析をコアにしたデスクリサーチ。

体験消費のアーキタイプ

2014年01月27日 | マーケティング話
昨夜、Facebookで知人がシェアしていたので、備忘録的にご紹介。

こういう時間消費のスタイルって言うのは、
僕がライブハウスに行く回数が減るのと比例して、
Jリーグのファンになったのと同じ構造。

試合とか勝ち負けだけではない。
キックオフの何時間か前に着いたスタジアムで、
昼からビール飲んでエスニックフードを食べる。
芝生で昼寝までしたり(埼スタ2002に通ってた頃だけど・・・)。
つまり、まったりする時間の贅沢さ。
試合が始まる前のほうが楽しかったりするのは、
旅行に行く前の晩のほうが、旅行中よりもワクワクするのと同じ。

いつもではないが、試合後に友達と飲むとか。
アウエイの試合のときは小旅行だったり。

まぁ、ロックフェスも同じようなもんだろうね。

「大谷:お笑いの現場でも面白い現象があって、多くの劇場はお客さんが少なくなってきているのに、歌舞伎座とか明治座にはいつも人がいっぱい入っていて、その多くはおばちゃんなんですね。なぜだろうと思ってよく観察してみたら、歌舞伎座のまわりには喫茶店がすごく多いことに気づいたんです。おばちゃんたちは10時に喫茶店で待ち合わせて、おしゃべりを楽しんで、12時になったら劇場に入って、公演の休憩でちょっと贅沢な1000円のお弁当食べて、見終わったら帰りに銀座で買い物して帰る。つまり、おばちゃんたちはそのエリアでパッケージされた一日を消費しているんです。」

Real Sound
ダイノジ大谷ノブ彦『俺のROCKLIFE』インタビュー(後編)
“体験をパッケージ”する発想をーーダイノジ大谷が提言する、これからの音楽サバイバル術


***************************************
▼記事へのご意見、Cultural Marketing Lab INOUE. (CMLI) へのお問い合わせは下記メールにてお願いいたします。
sinoue0212@goo.jp
***************************************
▼『コンテンツを求める私たちの「欲望」』
電子書籍(無料)、閲覧数 15,700 突破しました!

私の思想=文化マーケティングの視座が凝縮されています。
http://p.booklog.jp/book/43959
***************************************
お読み頂き有難うございます。
(↓)クリックの程、宜しくお願い申し上げます。


音楽 ブログランキングへ

マーケティング・経営 ブログランキング

UQIYO の風情のある音源(@more records インストアにて)

2014年01月26日 | ミュージックソムリエ協会
昨日の土曜日、大宮のmore recordsで、UQIYOという人たちのインストアライブを体験した。
more recordsに僕は何度か足を運んだことがある。
僕がandimoriはじめ、多くの若手バンドを知るきっかけとなった、
今は亡きHMV大宮LOFT店のスタッフが始めたお店とのこと。
アンビエント、エレクトロニカ、ダブの作品が多く、
全ての商品に手書きのコメントカードが添えられているという、
驚異的というか、いや、本当はみなこうあるべきなんだけど、というショップ。
聞いた話によると、6割がOver sea、4割がDomesticとのこと。
欧米だけでなく、北欧やアフリカからの直輸入品も少なくない。
もちろん、Facebookでもフォローしている。

ミュージックソムリエ協会のMTGがなぜ、大宮で?と思ったら、
more recordsに行ってみましょう、
その前に事業化についてのアイデア出しと意見交換。
だから大宮、ということ。納得。

1時間半のMTG後、19:00ギリギリにmore records着。
お邪魔したのは、副理事長の吉川さん、
ソムリエ・ベーシックホルダーで、協会の活動を強力にサポートして下さっている女性2名、男性1名と僕の5名で。
お客さんは20名強。いい感じだった。



UQIYOは今まで全く知らなかったが、
無駄なものと過剰なものがなく、
3人の才能がとてもバランス良く絡み合っている人たちだった。
音と映像は、彼らのサイトを覗いてちょうだい。
インストアでの音のバランスも抜群だった。

ライブは夜でもいいんだけど、
音のほうは、アフタヌーンのけだるさの中、
徐々にテンションを整えてみよう、というときにいいかなと。


で、彼らの音源(アルバム)が2アイテムCDで販売されていたんだけど、
僕はデータほうを買った。
それがこれ(↓)。



瓶の中の紙に、彼らのメッセージと、ストリーミング、ダウンロードのQRコードが印刷されているというもの。
瓶の中にはほのかなオレンジの香り。
こういうパッケージは、僕が知らないだけで他のアーティストたちも販売しているのかもしれないが、
なんかいいな、と思った。
インテリアにもあるし。

***************************************
▼記事へのご意見、Cultural Marketing Lab INOUE. (CMLI) へのお問い合わせは下記メールにてお願いいたします。
sinoue0212@goo.jp
***************************************
▼『コンテンツを求める私たちの「欲望」』
電子書籍(無料)、閲覧数 15,600 突破しました!

私の思想=文化マーケティングの視座が凝縮されています。
http://p.booklog.jp/book/43959
***************************************
お読み頂き有難うございます。
(↓)クリックの程、宜しくお願い申し上げます。


音楽 ブログランキングへ

マーケティング・経営 ブログランキング