【ML251 (Marketing Lab 251)】文化マーケティング・トレンド分析

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『日本をダメにしたB層の研究』 適菜収著 2012年 講談社

2013年08月27日 | 書評
1年以上前から気になっていたが、読む機会を逸していたら、
先日、同著者の『C層の研究』が発売されていたことを知った。
ということで本書を一読してみた。

「B層」とはいい加減な造語ではないようだ、一応。
2005年9月の郵政選挙の際、自民党が広告会社スリードに作成させた企画書「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)」による概念とのこと(同書47ページより)。

国民を「構造改革に肯定的か否か」を横軸、「IQ軸(EQ、ITQを含む独自の概念とされる)」を縦軸としたマトリクスで、「構造改革に肯定的でかつIQが低い層」「具体的なことはよくわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層」がB層とのことだ。

著者の主張を自分なりにまとめるとこういうことだ。

玄人=プロの世界が、素人に浸食されて久しく、大衆社会の負の側面が肥大化しているのが現代だ。
特に政治の世界でのその弊害は目も当てられない。
本書では特に、過去の民主党政権のトップ(僕も感じていて唖然としていたこと)や、橋下徹を鋭い批判の刃で切り刻んでいる。
「そういえば、プロの政治家っていなくなっちゃったよな」とは僕も感じていたことだ。
それを「時代の趨勢」と考え、思考停止状態になってしまったのも自分だ。

1980年前半、吉本隆明が「素人の時代」的なことを言いだしたが、

その「素人の時代」が今世紀に入り、弊害が大きくなり、国を滅ぼしてもおかしくない状況にわが国を追い込んでしまったということだろう。
しかも事態は深刻だ。
詳しくは本書を読んでいただきたい。

大筋において著者の主張には納得させられた。
という僕自身は、「大衆」の一人であり、こういうブログで書きたいことを書き連ねている僕も著者が矛先を向ける「素人」である(影響力は皆無ですが・・・)。

(以下、黒字部分は引用)

今はネット環境が整っていますので、誰でも声をあげることができるようになっている。
要するに、バカが情報を発信するインフラが整ったのです。
こうして素人が玄人の仕事に口を出す時代がやってきました。
分をわきまえる。身の程を知る、恥を知る、一歩下がる・・・・・・。
わが国から、こうした美徳が失われて久しい。
その一方で、マスメディアから自己啓発書まで社会全体一丸となって、「あなたは主人公だ」「もっと自信を持て」「もっと大きな声をあげよ」「社会に参加せよ」と素人を煽り立て、その気にさせている。
今は誰もが参加したがる時代です。そして参加してはならない場所に参加してしまう。


(以上、29-30ページより)

ニーチェの専門家の著者の筆致はアイロニーに溢れている。
これを小気味よいと感じるか、不快と感じるかは大きく分かれるところだろう。
(それも著者のブランディングだろう・・・)
僕は著者の主張に共感しつつも、批判対象を「バカ」と呼ぶ表現には違和感を感じる。
おそらく膨大な知識を備えた教養人であるはずの著者が、
著者の批判する人たちと大同小異であるように感じるからだ。
まるで匿名掲示板の住人たちのように。
おそらく著者はこう言うだろう。
「バカだからバカと呼ぶしかないだろ?」

それでも、「B層」の論者としてのポジションを確立した(?)著者は、その毒舌を持ち味としていくしかないと思う。
それも著者自身というよりも、編集者・出版社の方針かもしれないが。

著者は東日本大震災の後の、「アーティスト」の「ボランティア」に対しても、歯に衣を着せぬ批判をしている。
僕が自分がずっと感じていた「アーティスト」たちへの違和感を的確に表現していると感じ入った。

(以下、黒字部分は引用)

震災後に売れない歌手が被災地に行って歌を唄ったりしました。
あれも「参加」です。
「偽善と思われてもいい」などと言っていましたが、
誰も偽善だなんて思っていません。
ただの迷惑です。
一体、どれだけ高慢になれば「自分の歌で心を癒してほしい」などと言えるのでしょうか。
要するに子供ばかりの社会になってしまった。


(以上、63-64ページより。太字部分は引用者)

言い方はキツイが著者の音楽、特にジャズへの造詣は深そうだ。
また、山下達郎の全アルバムをテキストマイニングし、「ポップス職人」としての山下を尊敬している。
「紋切り型」とはネガティブどころかポジティブな意味でのポップスの本質であることも押さえている。

とにかく、こんな時代だからこそ著者の論はこの国にとって貴重だ。
独裁は民主主義の中からしか出てこないこと。
われわれが信じて疑わなかった「進歩史観」の誤り。
先人たちの労作=古典への軽視。
オルテガの大衆論(僕は80年代に西部邁の書籍で知りました)等々。

毒舌の中ではあるが(=多くの人たちを納得させるにはデメリットではあるものの)、
多くの気づきがちりばめられている。
著者の他の労作も是非、読んでみたい。

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100年ロック!!

2013年08月24日 | 徒然
100年ロック!!
いい響きです。
これで行きます。

過去も現在も未来もつながっているのです。
人は日々変わっていかなければならないと思います。
変わらない部分もあります。
が、変わらない部分は「そのまま」では褪せていくばかりなのです。
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「水野良樹(いきものがかり)のポップス感」 雑考

2013年08月19日 | 徒然
「Real Sound」のこの記事について、今しがたFacebookに書きました。

一部加筆しつつ再録しますです。
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「広く影響を及ぼしているという意味では暴力的」。
影響力=暴力的というのはわからんですが、影響力があるのは確か。
それも「消費」「消尽」されないと思う。
つまり彼の書いた曲たちは確実に残ると思う。

そういえば、カルチャーに目覚めた頃(大学生のとき)の自分は、「毒にも薬にもならん」表現を嫌悪していたなと(懐)。

『人畜無害だからこそ生まれる暴力性』というのは、水野良樹という人が言うのとは違う意味で暴力的かもしれない。
そもそも、自分と自分の表現を「人畜無害」とメタ化すること自体、「暴力的」なんじゃないかなと。
しかも、斉藤和義の「ずっとウソだった」に毒づくあたり、
僕は斉藤和義よりも水野良樹のほうにラジカルさを感じる。
僕が20代前半の頃、The Stalinの遠藤みちろうさんに受けた影響と似たようなエッセンスを感じる。

♪善意に群がるアーティスト 生きているのが楽しいか
正義に群がる知識人 てめえの未来を案じてな

このフレーズが突き刺さった吉本隆明が「硬いアイロニー」と呼んだフレーズだ。
『相対幻論』収録)

わははははは! さすがに、ここまでの毒はないだろうけど(笑)。

僕は「ありがとう」好きですよ。
「ゲゲゲの女房」のオープニング映像とこびりついてるんです。
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「人に伝える、伝わる-実践的文章表現」 ミュージックソムリエ・ベーシックコース特別講座

2013年08月18日 | ミュージックソムリエ協会
昨日(8/17)の午後、ミュージックソムリエ・ベーシックコース特別講座「人に伝える、伝わる-実践的文章表現」に行ってきた。
会場は南青山のティン・パン・バレー・タウンホール
8/17と8/24の両土曜日に開催される講座の1日目だ。

この講座は、ミュージックソムリエ・ベーシック(受講し試験に合格された方)が対象なので、ここで内容を記すわけにはいかないが、自分が印象的に感じたポイントを、自分の言葉で僅かながら記してみたい。

講師は僕が尊敬する大畠鎌児さん。
以下が大畠さんのプロフィール。

レインボータウンFM「月も笑う夜に」、ラジオニッポン「マット安川のズバリ勝負!」のラジオプロデューサー。1977年生。神奈川県出身、大阪府育ち。現在は東京下町在住。記者、編集者など出版業界10年。のち、08年ミッキー安川へ師事。現在はラジオ番組制作のほか、話術・文術指南、催事企画など。

「月も笑う夜に」では、ベーシックの皆さんの書かれたレコメンドが放送されているが、
大畠さんが原稿を校正されている。

■スキーマの重要性

やはり人に伝えるための文章(発言もそう)のポイントは、
相手の「スキーマ」を重視することかなと。
「スキーマ」を一言で言うと、「物事の認識の枠組み」。

大畠さんの喩えがとてもわかりやすかった。
(大畠さんは「スキーマ」という言葉をお使いにはならず、あくまで僕の認識だが)

インスタント珈琲を入れる時、ほとんどの人は珈琲の粉末をカップに入れてからお湯を注ぐ。
これが、多くの人にとっての「スキーマ」。
ところが、先にお湯を入れてから、珈琲の粉末を入れると、それを見ていた人は違和感を感じる。
作られた珈琲の味は変わらない。
にもかかわらず、「スキーマ」から外れた淹れ方の珈琲を飲まされるとき、気持ちよく飲めないこともある。

ビジネスの場でも言えることだろう。
当然、僕らは相手の役職・担当業務を意識的・無意識的に勘案しながら会話をする。
相手の「スキーマ」は当然、相手により微妙に変わっている。

まず、相手の「スキーマ」に合わせながら話を進めていくことが重要なのは言うまでもない。
特に、マーケティングの仕事では、相手と自分との関係次第で、
ときに「上から目線」となり、相手から「わけのわからんことを言う」と思われるリスクもある。

■接続詞

無意識的に接続詞を使う場合(僕もよく使う。つまり、クセ)、
「次に書く(言う)こと」を「考えながら」書く(言う)ということ。
このお話を聴きいて、冷や汗が出そうな気分だった・・・。
(ほかにも、拝聴していて冷や汗が出そうなことはいくつかあった・・・)

■機能文と芸術文

理想は「書くこと」(機能文)6割、「描くこと」(芸術文)4割。
例えば、優れた芸術文の比率が高い場合、
伝えやすさのために芸術文を削る(編集する)必要があり、
大畠さん(編集者)は、悔しさを感じながらも赤入れするとのこと。
プロなんだな! と思った。

ここに記したことはほんの一部だ。
書くことは「芸」「術」ではなく「道」である、
という大畠さんが最も仰せになられたかった核となるエッセンスをはじめ、
僕が感銘した内容はほかにも沢山ある。

しかし。
第二回目(8/24)に参加されるミュージックソムリエ・ベーシックの皆さんの楽しみを奪ってはいけないのだ(笑)。

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「もうかりやっこ」 岩槻のマニュアックなゆるキャラ

2013年08月14日 | 徒然
岩槻のゆるキャラのようです。
8月10日(土)、NACK5スタジアム。猛暑の中、大変でしたね。
この日はセレッソ大阪戦でしたから「彼」を見たとき一瞬、「大阪のゆるキャラか?」と思いました。
「もうかりまっか?」という連想です。

老若男女から好かれるポピュラリティはないと思います。
ふなっしーとは違いますね。
が、僕は昔から伝わる岩槻という場の風情を感じます。
岩槻と言えば「人形の街」ですが、
徳川時代、歴代将軍の日光への参詣ルートだった「御成街道」も通っているのです。
鯉が背後霊のごとく居るのも、元荒川の流れる岩槻ならではかなと。
つまり、マニュアックなキャラクターなんでしょうね。

左右の眼がチグハグなのが「ヘン」ですが、
子供が怖がる岡崎のキャラクター(僕は「若き日の石立鉄男か!」と思いました)より、ず~っとかわいいと思います。

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コンパクトエフェクター

2013年08月06日 | 徒然
先週末、ベッドの下に箱を見つけ、開けばこれらが。
ギターのコンパクトエフェクターですが、
僕が20代の頃に使ってたやつらです。
当然ながら、これらモデルは今、売ってません。

右側のGuyatoneのフランジャーは大学時代に使ってました。
エフェクターはとにかく色々買って使いましたので、
これらは一部ですね。
捨てたり売ってしまったのもありました。
YAMAHAの3機種(左からイコライザー、コンプレッサー、ディストーション)は、メインで使ってた時期は短かったと。

90年代の後半、あるきっかけがあって高価なギターアンプは全て高円寺の中古屋に売ってしまいましたが、コンパクトはさすがに処分しきれなかったんですね。

旧友、小嶋K子サマの一夜限りのユニットで人様の前で演奏したのは2002年の夏(@高円寺ペンギンハウス)。
それから、「いつか個人リハでスタジオ入って音出してみようか・・・」と思いながら、あっという間に11年の歳月が・・・。
5年前まで住んでた新中野では徒歩3分でスタジオがあったのにもかかわらず。
いくらでも時間はあったのにもかかわらず、自分の中の優先順位は低かったということでしょうね。

今年は浦和か大宮のスタジオに入りたいなと思ってます。
それに備えて、ちょこちょこリハビリも始めてます。
握力や指の力、落ちてますし。
90年代、梅が丘のスタジオで奈良さんにONE TO ONEで伝授されたリズムトレーニングとかも(笑)。
ま、それよりもまず入ってみることですね。
一人だからいいんです、まともに弾けなくったって。

現在のボードはこれです(↓)。



2002年の小嶋K子ユニット用に組んだままです。
右側の青いBOSS「ピッチ・シフター」で僕の持ち味の一つである「変態サウンド」が出るのです。
(自分で「変態」と名づけてるだけで、「変態ギタリスト」と呼ばれたことはありません。逆でしたよ・・・)

バンドをやってた頃と違ってシンプルです。
エフェクターに凝りに凝ってた昔と違い、
今は生音が好きですね。
今より「弾けた」と言っても、
20代、30代の頃は自分に自信がなかったので、
エフェクターに過度に依存してたんでしょうね。
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先着10名様限定!【モニターキャンペーン】ミュージックソムリエ・ベーシックコース 東京5期

2013年08月01日 | ミュージックソムリエ協会
お申込みはお急ぎください。
東京5期の会場は青山です。

午前中はリジチョーの講座で、
僕は午後イチの講座でお話をさせていただきます。
その後は神谷先生の著作権講座。

<9月7日(土)>
10:20-10:30 (ガイダンス)
10:30-12:00 ミュージックソムリエ講座概要&ミュージックカルテについて
13:00-14:30 音楽の今とこれから
        ~なぜ今、ミュージックソムリエが求められるのか 

14:40-16:10 音楽と権利とその利用
        ~音楽著作権と音楽著作隣接権(前半)
16:20-17:50 音楽と権利とその利用
        ~音楽著作権と音楽著作隣接権(後半)
17:50-18:00 (課題ガイダンス)  

学生さん向けのサイトでも、UMの石井さんのインタビューが掲載されてます。

【取材記事】「ミュージックソムリエ」って何?ユニバーサル ミュージック 石井氏に聞いてみた

修了生の皆さんの声も聞いてください。

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