【ML251 (Marketing Lab 251)】文化マーケティング・トレンド分析

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U2「Achtung Baby <Super Deluxe Edition>」は食べきれないほど豪華

2011年12月19日 | U2(Favorite Artist)
まぁ、タイトルの通りです。

CDが6枚にDVDが4枚。
土日の昼、部屋の模様替えの作業を行いながらCD流してたんですが、とてもじゃないですけど食べきれないほど豪華です。

この「Achtung Baby」は1991年にリリース。
U2のアルバムでも特に好きでして、mixiを始めて間もなく、ハンドルネームを「アクトン・ベイビー」にしました。
しかし、バイリンガルで帰国女子の友人2名(ともに元、本物の「プラダを着た悪魔」)から指摘されたのでした。

「ベイビーじゃねーだろ! ベイベーだろ!  ちゃんと発音せんかい!」

怖いですね・・・。「プラダを着た魔女たち」ですよ、まったく・・・。
で、「アクトン・ベイベー」に改名したんですが、この2人の女子しか「ベイベー」と呼んでくれません。。。
普段、ほかの皆さんからは、「アクトンさん」「アクトン先輩」「アクトンの兄貴」「アクトン会長」と呼ばれてるので、「ベイビー」か「ベイベー」かは大した問題じゃなかったわけです。
まぁいいか。

人と音楽のルーツを語り合う時、「自分のルーツはU2です」 と言うと殆どの方は 「えっ!」 という顔をされます。
(ですよね-笑、東北大学の澁谷覚先生)
そりゃ、私も60年代や70年代のロックやジャズ、もっと古いルーツミュージックとか好きですし、子供の頃はGSや歌謡曲が好きで、初めて自分で買ったシングルが森進一だったりします。
クラシックもオーソドックスな作曲家(ベートーベン、モーツアルト他)は、ソノシートでよく聴いてましたし。

でも、メンバーは同年代ですし、音楽的にも精神的にもストレートにインスパイアされたバンドは、やはりU2なんです。

この映像(↓)は、DVDのDISK2 に収録されている「ONE」の「レストランヴァージョン」です。

U2 - One - Anton Corbjin Version


今回の Super Deluxe Edition にはもちろん収録されてませんが、2006年には、「ONE」で Mary.J.Blige ともセッションしてるんですね。
Mary.J.Blige、完全にボノとU2を喰ってます。
U2の場合、過去、憧れの BB.King ともセッションして、一緒に来日もしましたが、やはり自分達を喰ってしまう偉大なアーティストでも、リスペクトすればどんどんセッションをする。
そういう姿勢には多いに共感できます。

Mary J. Blige, U2 - One




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『絶望の国の幸福な若者たち』 (2)

2011年12月17日 | カルチュラル・キーワード備忘録
いや、あれですな(何が「あれ」なんだか???)、この本の備忘録の1回目を書いてから、別の本を5冊読んでましてね。
今6冊目と7冊目を読んでるところです。
で、2回目の備忘(美貌の方が好きなんですが、私・・・)録です。
(*黒字が引用部分)

世代論が流行するのは、階級論がリアリティを持たなくなった時である。
世代論というのは、そもそもかなり強引な理論だ。
階級、人種、ジェンダー、地域などすべてを無視して、富裕層も貧困層も男の子も女の子も、日本人も在日コリアンも外国人もひっくるめて、ただ年齢が近いだけで「若者」とひとまとめにしてしまうのだから。
(「第一章 「若者の誕生と終焉」50~51ページより)


著者が読売新聞電子版での全文検索結果を集計された「世代」の使用頻度の変化(50ページの【図3】折れ線グラフ)を見ても、60年代前半に「世代」の使用頻度が高まり、70年代前半から爆発的に高まっていますね。
著者は「一億総中流社会」と「世代論」の流行はパラレルと指摘されてますが、やはり、人口ボリュームの多い「団塊世代」が社会ででかいツラ、いや、前面化していったことともパラレルではないかと私は考えます。

「世代論」を、ずっと昔からあったもの、普遍的なものと考えてしまうのはちょっと危険、という意味で著者の指摘は貴重です。
「世代論」そのものじゃないんですけど、われわれのマーケティングの世界では、当たり前のように「性年代別」という軸で解析をします。
「性年代別」だけじゃねぇ・・・というのは昔から言われてますし、世帯年収、個人年収、可処分所得や生活満足度、サイコグラフィック、ジオグラフィックといった軸でクロス集計とかしますが(他にも色々ありますよ・・・。私のオリジナルとかは内緒です・・・)、それでも「性別」「年代別」「性年代別」という軸は基本です。
ただし、そういった軸って当たり前で、昔も今も将来も、という思い込みは危険なんですね。
ポスト消費社会ですしね。

絶望の国の幸福な若者たち
古市 憲寿
講談社

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ソーシャルメディアの近未来 (2年後の姿)

2011年12月11日 | マーケティング話
12月に入り、忘年会シーズンの到来です。
これから色々な業界の方との忘年会が待っています。
プライベートのほうでは、先週12月3日のJ1最終節の試合後の飲み会からスタートしてます。

30代の仲間5人と私の6名という、コンパクトながらお洒落なお店でピザやパスタをつまみながらの食事会。
「3-1」で甲府さんに勝った試合の後でしたし、実に気持ちのいい会でした。
女性の幹事さんの感性に感謝です!





そして昨日12月10日はいわば「拡大版」の忘年会。
5月のゴールデンウィークに私がプランニングさせて頂いた「アウエイツアー」参加メンバーも含め10名以上の参加で盛り上がりました。
メンバーは20代から50代までと年齢層のバラエティも豊か(?)。
実は、フットサルチームの忘年会なんですが、創設メンバーであるのにもかかわらず、私は試合にも練習にも参加しておりません(いちおう、「会長」という肩書を頂いてます)。
それなのに、飲み会の時だけは「招集」がかかります。
有難いことです。

で、本題に入ります。
12月8日に、アライドアーキテクツ㈱さん主催の「ソーシャルメディアマーケティングラボ」に行ってきました。

そこで、ループスコミュニケーションズの斉藤さんの90分間に及んだお話を聴いたたんですが、質問コーナーでのお答えが最大の収穫でした。
斉藤さんのプレゼンは7月にも聴いてましたし、刊行されたばかりのご著書を読めばもっと理解が深まると思います(楽しみです)。

で、会場からの質問というのは、「例えば2年後のソーシャルメディアはどのようになっているか?」ということでした。

斉藤さんのお答えは以下の通りです。

▼mixi
若い女性中心のクローズドなSNS

▼Facebook
最もマジョリティなSNSに

▼twitter
情報流出入の場
⇒ 米国ではすでにコミュニケーションツールではない!
  ビジネスではPR・広告・アクティブサポートに限定

特に、twitter については、「我が意を得たり!」と思いました。

ちなみに最初に書きました、私とフットサルチームメンバーとのやりとりは、mixiです。

さて、ループス斉藤さんのようなソーシャルな企業では、社員一人一人もソーシャルメディアを使いこなすことによって、「個人ブランディング」も盛んのようです。

斉藤さんご自身のソーシャルメディア活用の基本は基本中の基本ですね。

■ブログ:ペルソナの格は専門性。アーリーアダプター対象でオンリーワンの情報提供

■SNS:人間性を表出していく

企業ブランディングと個人ブランディングの妙味ですね。

翻って2006年に開始した私のブログ・・・。

試行錯誤を重ねてきまして、1年半の「休業」があったり。

ソーシャルメディアの自分なりの使い分けは、5月に書きましたが、やはり、このブログの使い方とかは、今現在、試行錯誤どころか、当初の基本が疎かになっていることは否めません。

今は会社員(しかもソーシャルではない・・・)という縛りもあるんですが、私自身の環境を変化させることによって、来年は基本に帰ろう! と考えています。

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