南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

田原の蔵王山に登って朝のラジオ体操を

2010-03-26 23:35:35 | 故郷

これは愛知県の渥美半島。このピンク色の点がついているのが
蔵王山。東北の蔵王山と同じ名前ですが、こちらは標高が250M
の小さな山。この山の頂上には昔から展望台があり、三河湾の
向こう岸から、太平洋までぐるりと見渡せます。

アップにするとこんな感じです。

この上のほうの三角印がついているのが蔵王山。頂上まで道路
が通じています。その蔵王山の南側に広がっているのが、田原
の町。先日、「菜の花の町」という記事で紹介したの
はこの地図の真ん中よりちょっと下のところにある三河田原の
駅です。ここは私が高校を卒業するまで育った町です。

この地図の中に田原中と書いてあるのが田原中学、成章高と
書いてあるのが愛知県立成章高校。いずれも私の母校です。

町の北側にはこの蔵王山がいつも見えているので、小学校から
高校まで校歌の歌詞には、この蔵王山が必ず登場しておりまし
た。というわけでこの町の人々にはとても馴染みのある山です。

最近、私の弟(永福亭邦やっこ)は、朝、この山に歩いて登っ
ているというのを知りました。3月の18日から突然、登り始め
たのだそうです。毎日というわけではないようですが、雨の日
以外はなるべく登るようにしているのだとか。

そこで何をするのかというと、朝の新鮮な空気の中でラジオ
体操をするのだそうです。ラジオの体操が朝の6時半に始まる
ので、それまでに頂上に到達して、ラジオの電波の受信状態の
よい所を選んで、ラジオ体操をするのだとか。

NHKのどよう楽市という番組で、中京大の
湯浅景元教授がゲストで健康について話していたのを聞いたの
だそうです。この人は「ラジオ体操健康法」という本も書いて
いて、弟はこれを読んで、勉強したのだとか。ちなみに彼は
今年から、このラジオ番組に熱心に投稿をしていて、何度か
ラジオで読まれたと言っておりました。

彼は、ラジオ体操を一人で始めたのですが、先日、どこかの
見知らぬ奥さんが「私も一緒にやらせて」と言ってきたのだ
そうです。一人二人と人が増えていくのは、何だか楽しい
ですね。「山登りでひと汗かいての体操は気持ちがいい」と
弟は言っていました。

田原のみなさん、是非、朝は蔵王山に登って、ラジオ体操を
しましょう。しかし近所にこんな手頃な山があるのは素晴らし
いですね。香港にも山がすぐそばにありますが、ちょっと私
は登る気にはなりません。シンガポールにいた頃は、週末の
朝はイーストコーストパークという海岸にたまに行っていま
した。ラジオ体操はないのですが、太極拳のようなのをして
いるグループをいくつも見かけました。やっぱり健康は大切
ですね。

こちらは弟が携帯で撮影した朝日。蔵王山の山頂から撮った
写真だそうです。

携帯で撮ったわりには、すごく雰囲気があります。
太陽は東から登るので、向こうは豊橋から静岡の方角ですが、
運がよければ富士山が見えることもあるのだそうです。
先日、見えたと弟は言っていました。


こちらは山頂付近の景色。風車があります。撮影は弟です。

朝、この山頂付近でラジオ体操をしている50くらいの眼鏡を
かけた男性を見かけたら、ぜひ声をかけてあげてください。

喜ぶと思います。いちおう、彼はまだ独身です。

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