南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

中国語漢字名的迷宮(欧米歌手組合編)後編

2010-03-21 11:39:03 | HONG KONG

先日、このブログで、中国語漢字名的迷宮(欧米歌手組合編)前編
という記事をアップさせていただきましたが、今回はいよいよ
その「後編」となります。

ということでこの記事を昨日アップしたのですが、間違えて
前編を削除してしまいました。どっかにデータがあるかと思って
探してみたのですが、ちょっとありません。どなたか内容を保存
されている人などありましたら教えてください。


前回は、欧米のイケてるバンド名も
中国語で漢字表記されると、ちょっと情けない雰囲気になって
しまうことも多いという例をご紹介いたしました。漢字表記に
なるのは、かなり有名なグループということになりますので、
どうしても時代的にちょっと古めの感じになってしまいます。
そういう意味で、若いみなさんにはよくわからない名前も多く
なってしまいますが、これはお許しくださいませ。

まず最初のものです。村人樂團。日本で言えば、『麦畑』で
一世を風靡した「オヨネーズ」を思い出してしまいそうですが、
そうではありません。これは、『YMCA』とか『In the Navy』
とかで有名なヴィレッジ・ピープルが正解です。70年代後半
から80年代にかけて活躍したこのグループは、ニューヨークの
「ヴィレッジ」からこの名前を付けたのだと思いますが、
「村人」になってしますと、ニューヨークというよりも
ちょっとなまった農村地帯になっちゃいますね。
西城秀樹が歌っていた『YMCA』や、ピンクレディーが歌って
いた『ピンク・タイフーン(In the Navy)』なんかももとは
この村人樂團ことヴィレッジ・ピープルが歌っていたんですね。

さてこちらは?

何だか哲学的な雰囲気。生か死か、それが問題だとか悩んで
いそうな感じ。そうこれはデッド・オア・アライブ。バブル
時代に流行っていたイギリスのバンドです。漢字で表記する
とちょっとすごすぎる。

こちらはいかがでしょうか?

こちらも何か大げさな感じ。地球、風、火、と来たら風林火山
の武田信玄?残念、これは、アース・ウィンド・アンド・
ファイアでした。漢字だと大げさです。

さてこちらは。

石が入っていると、猿岩石を思い出してしまいますが、これは
転がる石ということでローリング・ストーンズ。ロックバンド
の元祖ともいうべき有名バンド。

これはどうでしょう。

皇后というと、天皇皇后の皇后ですが、これを英語にすると
クイーン。モノマネ番組で、フレディーマーキュリーの真似
はよく見た事がありますが、実物はあまり記憶がありません。
でも"We are the champions"や"We will rock you"そして
"I was born to love you"などの曲はあまりにも有名です。

さてこちらは。

この寵物店というのは何のお店かと思うと、これは実は
犬や猫などを売っているペットショップ。そうこれは
あの、ペットショップボーイズです。80年代後半から活躍
しだした二人組のデュオ。日本にも何度も来日してますね。

さてこちらはいかがでしょう。

門戸?扉?そうドアです。ときたらドアーズです。
これまた古いですね。映画『地獄の黙示録』の中で使われて
いた彼らの曲でこのグループのことを知りましたが、
オリバーストーン監督は『Doors』という映画も作っていた
のですね。

おつぎはこちら。

女性三人組のようですね。「至上」と来たら、そうですね、
シュプリームスです。

さておつぎ。

警察楽隊というと、実際に香港警察楽隊とかいろんな楽隊
があるので紛らわしいですね。警察官のブラスバンドという
雰囲気ですが、実はこれはポリス。中国語だと何か変。

ではこれは?

深い紫ときたらディープなパープル、そうディープパープル。
樂団がつくとちょっと滑稽です。

それではこちらは?

海ザルがコーラスをやっている雰囲気ですが、実はこれは
ビーチボーイズ。

ではこれは?

ビーチボーイズにちょっと似た感じの漢字ですが、こちらは
じつはベイシティローラーズ。何だか船酔いしそうな雰囲気
ですね。

最後にこちらです。

これは男女4人組です。あば、そうアバですね。

という感じで今回もちょっと情けない感じの中国語表記でした。

以前、日本の歌手グループ名の中国語漢字表記ネタもご紹介
しましたがそれはこちらです。合わせてご覧ください。
ちょっとおかしな日本の歌手名の中国語訳
続ちょっとおかしな日本の歌手名の中国語訳

ではまた、何かまた面白いネタを思いつきましたら似たような
企画がいずれあるかもしれません。

よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村