終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

自分で屋根塗装編その1

2016年02月14日 | リフォームは自分で
屋根外壁塗装がやっと完成しました。毎日家に寝に帰るだけといっても過言ではない日々がやっと終わった。仮設足場を設置してから六ヶ月という月日が過ぎてしまった。

なぜこんなに掛かってしまったのか? 理由と原因を分析して最後の総括編に委ねる。

早く終わらしたいの一心で外壁塗装に入ってからブログ記事を編集する時間と気力がなくなり暫らく更新できませんでした。やっとパソコンに向かうことができるようになった。

ここからが本来の屋根外壁塗装だ。
築27年という期間は建物にとって厳しい時間経過だったようだ。
一度も塗装しなかったコロニアルの屋根、苔がびっしりと表面を覆っている。


屋根に付いているケラバ(切妻、片流れ屋根の妻側で雨樋がついていない面を指し、屋根材からの水切りをする)に赤錆び出て腐食がひどい状態。


高圧洗浄機でコロニアルに付いた汚れを落とすのだが、これがけっこうきつい作業だと思い知らされた。一人でホースを移動しながらの高圧洗浄を30分もやれば腰から腕肩に傷みが溜まる。100㎡の洗浄ならプロは一日でやるのだろうが、二日掛かってしまった。

高圧洗浄作業は妻との二人三脚でないとできない。なぜなら高圧洗浄機のエンジン出力を下げたり上げたりの調節や水道水の開閉など地上で操作してくれる人がいないとできないことだった。それは高圧洗浄1分の壁があったからだ。

起動中に高圧洗浄機の噴射停止から1分以内に再噴出させなければならない時間制限が面倒であった。エンジンが掛かっているときは、ポンプに過剰な負荷を掛けないために噴出停止時間を1分としている。のんびりとはしていられない。

エンジンを停止したほうが楽なのだが、妻がエンジンのリコイル紐を引いて起動させるのが大変なのだ。しかし、そのうち要領を得て掛けられるようになった。 助かった!

玄関ポーチ屋根7㎡の高圧洗浄中の作業写真。猛烈な汚れが流れ飛び散るのでブルーシートをしないと養生ネットがドロドロになり隣地にまで飛び出しそうだった。
実はお隣に出ていたようで急遽ブルーシートを移動しながらの作業に変更した。


このエンジン式高圧洗浄機の洗浄圧力は14ha、電動式は7haが標準圧力のようだ。
プロの業者は噴出圧力14ha以上のエンジン式高圧洗浄機を使っているようだ。
左上が洗浄前、右下が洗浄後で違いが一目瞭然。下地が出るまで洗浄した。


洗浄が終わったら透明シーラーを塗る作業に入る。弱溶剤1液型変成エポキシシーラー


ローラー(ロングの柄が楽)を使って塗るのだが、シーラーの吸い込みが良くコロニアルの表面に照りがでるには二回塗る必要があった。14kg缶二缶使用することになった。


傾斜した屋根での作業は腰の負担がきつい。南側60㎡のシーラー塗り2回目が終わった状態。屋根足場を支えている支柱保護ケースの下もしっかりと塗らなければならない。
クランプねじを緩めて上に持ち上げ紐で単管に縛って塗った。乾いたら元に戻す。


北側36㎡のシーラー塗りが終わった状態。


自分で屋根塗装編その2に続く