終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

ポストの棟包みを板金加工

2023年01月23日 | DIYを楽しむ生活

2019年15号台風で屋根部分が杉皮葺・棟は孟宗竹で作ったポストの屋根材が吹き飛んだ。そのまま放置していたら、屋根部分の板が腐り、愛犬モミの鬼瓦飾りも無くなった。

写真のような当初の姿とは見る影もないほど汚い姿のポストになった。たかがポストと思うでしょうが、我が家の顔だ。新年早々のDIY作業にポストのリニューアルを試みた。

ここは山の上で風が強い。同じ杉皮葺・棟包みが孟宗竹では耐久性がないので持たないだろう。本格屋根材・棟包みをトタン板で作って被せることにした。

  
カラートタン板で棟包みの板金加工
少し余っていたアスファルトルーフィングを張った。 アスファルトシングル(330×1000)三枚を用意し、幅33㎝を11㎝幅に三つ切りにして重ね張った。
カラートタン板に鉛筆で切り取り線を引き、金切りはさみで切り取る。 作業台に鉄アングルを養生テープで固定し、角に折り線を合わせ養生テープでしっかり固定したらゴムハンマーで角を叩き折り目を着けていく。
織り込む順番を間違うと後が大変になるので、折る前に順番をきめる。 細かいところは板金はさみで折り込む。

棟の笠木に2×4材(38×89)を使い、板金加工した棟包みを被せる。張ったシングルアスファルトの縁には見切縁を取り付ける。これだけしっかり屋根部分を造作すれば、2019年15号台風並みの風が吹いても今度は壊れることはないだろう。


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