終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

回り道して高くついた薪割り機

2018年11月27日 | 薪ストーブの暮らし

薪ストーブ生活をはじめるには薪がいる

2010年 ホンダ運搬車 力丸「HP-350」をYahooネットオークションにて¥150,000円位で買った。

薪ストーブ生活には薪が必要で、薪を買うか作るかしなければならない。

薪を作る人には、斧で割ることにこだわる人と薪割り機で割る人に分かれる。

私も薪は斧で割るものだと思い込みよく割れそうな斧を探した。そんな時あまりにパカパカ割っている動画を見てしまった。

これが失敗の始まり。これだと思い、少々高いなと思いつつもフィンランド製の斧(レバーアックス・ヴィポキルヴェス)を買った。

買ってすぐに柄を折ってしまい、高ぁ~い柄を買う羽目に。そして動画のように割れなくて泣きたぁ~い 使い方が悪いのか? 力が無いのか? 腰が痛いよぉ~!

 斧で割ることをあきらめました。体がおかしくなってしまうから!

妻に「斧で割るんじゃなかったの!」 、「ホームセンターで売っている1万円の斧の何倍もするのに」 、「役にもたたない高ぁ~い斧を買って」と散々いわれました。

斧を振り上げて割れるのは節のない木で、節が多い木は向かないんだよ。よっぽど屈強な人が使うもので、シニアのおじさんが使うものでない。苦し~い~言い訳

電動薪割り機でないと「節があってこんなに太い丸太!」こんなに大量にあるんだ!機械が無いと薪は作れないと必要性を訴え、ようやくOKがでました。

破砕力が電動で最高バワー7トンを買ったが、買って早々にスイッチボックスから火が吹いた。 慌ててコンセントを抜きボックスを開けてみるとコンデンサーが焼けていた。
薪を割ろうと3~5秒以上の高負荷を掛けてはいけないようだ。 中国製なのに高ぁ~いコンデンサーを取り寄せて自分で修理した。

モーター系電気製品は定格消費電力より瞬間的に高い起動電流が流れる。ボックス内の配線には高い電流が流れるのに、「ねじり結び」にテープ巻きという雑なもので圧着スリーブ等を使っていないのにはさすが中国製。電流負荷が大きくなるのも当然。

妻に「節がある木は斧では割れないと」あれほど説得して買ってもらった電動薪割り機10万円もしたのに、ちょっと節があると割れない! 無理するとまた火噴くかも。

 電動薪割り機で割ることをあきらめました。やってられない!

どうしたらエンジン式薪割り機を買ってもらえるか(・ ・ ・ ・ ・)
どう話せばわかってもらえるか(・ ・ ・ ・ ・)

妻は、あっさり(・ ・ ・ ・)と「買いなさいよ!」 あれじゃぁ仕事にならないでしょう! とにかく高くつく薪だこと! まあ~、「何かやることがないと楽しくないしね・・・」 早く買えばぁ~

破砕力20トン以上のが欲しかったが、実用ギリギリでお値打ちな製品を探すことに、決めたのが ㈱ホンダウォークが販売している「PLOW PH-GS13PRO」だった。

 エンジン式薪割り機13トンの破砕力は満足いくものだ!

製品には色々あるが、なんたって運搬車に載せられて自走(移動)できることだった。さらに、運搬車に乗るベストサイズであること、実用に耐えられる破砕力だろう。

はじめは楽しくて何も不満がなかったが、慣れてくると油圧作動油の液漏れ、薪受け台の形状、搭載しているブリックスエンジン(米国最大の汎用エンジンメーカー)の性能と振動音、排気音に不満を感じた。

買ってから4年経つ現在、油圧系は根本から改良され、色々な箇所が改善され、搭載エンジンまで国産HONDA製に替わってしまった。

 HONDA製エンジン式薪割り機に買い替えたいがもう無理だ!

最近色々と故障する、エンジンの故障も自分で修理するしかない。いつまで薪ストーブ生活を続けられるかわからないのに、これ以上のお金を使えない。