四月も明日で終わり、竹の子シーズンが終わった。斜面の植物はワサワサと成長し、立体的な姿をしてきた。頭上の広葉樹は新芽の葉を広げて半日陰の空間を広げつつある。
地表では、破れ傘がいっぱいに葉を広げて繁茂している。自生のナルコユリは年々個体を増やし、斜面一面に広がって新芽を伸ばしている。
ホウチャクソウはナルコユリ同様に増えやすい植物で年々増やし、斜面一面に広がって咲いている。ヤマユリは、茎を伸ばしたくましく林立している。
我が家の斜面を縦横に走る散策路を上がっていくと、上に見える建物が週末別荘に利用している東京在住の方の別荘につながる私道路に行き着く。
破れ傘の中にヤマユリ、ホウチャクソウ
ナルコユリ(鳴子百合)は元々自生していた。最近は斜面の草刈作業(徒長した笹の選定)を5月末、11月と翌年2月の年3回行っている。
散策路は草刈機を使い、野生植物と混在しているエリアは電動バリカンで丁寧に手で手分けして刈っている。夏場に刈るときは発芽して幼年生へと成長したばかりの植物を傷める可能性があるので細心の注意がいる。この気遣いが各植物の個体が増加していることに関係しているかもしれない。
散策路を塞ぐように大株のナルコユリが登る足を止めさせる。
キチジョウソウ(吉祥草)のグランドカバーから咲く自生のホウチャクソウの花
ヤマヤリは順調に成長している。
キチジョウソウ(吉祥草)のグランドカバーから咲く自生のホトトギス