終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

ブログ一年で私も陥りました

2016年02月25日 | ごあいさつ
ブログを始めて一年が過ぎた。世間でよく注目されているスマホ○○○ではないが、私も陥ってしまった。私は昔ながらの携帯でスマホではない。

ブログ依存症候群というのか確かな事は判らないが、自分自身では頑なに否定してきたがどうも症状が出ているようだ。

だれでも簡単に陥りやすいことなのか?

何やっているんだ。。。。。最初の生きがいを見いだすはどうしたんだ。

焦りと不安。。。。何がそうさせるのか。。。訳が分からない欲求を満たしたい煩悩か。。。

ブログについて初心に帰って考え直すときが来たようだ。


励みは裏を返せば不安につながりやすい。まずはランキングを気にしすぎないことだ。

自分のブログの持ち味というか特性を明確にすることだと気づくのだった。

そう、私は人を楽しませるような文章を書くのが苦手なのだった。

何でも自分でやってみる。挑戦してみる。見てみる。楽しんでみる。遊んでみる。

ただ単に行動してみるしかできないのだった。

のんびり生きていられるうちが花だ。日々を大切に楽しく生きる。明日はわからない。

活動記録日誌でよいではないか。

それに共感が得られればよいし、得られなければ割り切ってしまう考えが必要だ。

更新頻度に囚われない。ランキングという順位に惑わされないように距離感を持つ。

さあ、これでブログ依存症候群とやらを克服できるかな?

そんなこんなで二年目に入ります。

自分で屋根塗装編その3

2016年02月20日 | リフォームは自分で
アマチュアにとって傾斜した高所での屋根塗装は最大の難行といえる。それがやっと終わったので肩の力を抜きたいところだが、事務所玄関ポーチのトタン屋根の塗装が残っていたのだった。これをやればもうすこしで外壁塗りに移れるのだ。


トタン屋根に上がってみれば、旧塗装膜は剥げ落ち、笠木のトタンには錆が出ていた。


三種類のデイスク羽を使ってみたが、右端のBSサビトルネードサンダーが一番効果的で、布やすり♯80~♯100を補助研磨材として使いながらサウンディングすると綺麗な金属面を出すことができた。


根気強く研磨した甲斐があって、楕円状の頑固な錆を取ることができた。


この後は1液型エポキシ錆び止め塗料(サビカット:ロックペイント社製)を上から塗った。


ユメロックルーフ2液型シリコンウレタン塗料を2回塗りして完成だ。


瓦棒葺きトタン屋根も同様に処理して完成だ。


雨樋受けの上にある軒先は軒先唐草との間に屋根の下地合板が4センチほど出ている。この部分が長年の事、雨樋から跳ね返る雨水によって劣化し合板の接着層表面が剥がれ下に垂れていた。そこでカッターで分離してしまった部分を切り離した。


雨樋から跳ね返る雨水と屋根下地合板を遮断する金物が必要だ。既存の金物製品に何か無いか探した結果、外壁の出隅に使う役物(出隅L43)が目に留まった。


これを逆に使えば入隅として使え、ただ単に雨水を跳ね返せればいいのだ。


軒先唐草との間に露出した合板部に出隅L43を逆に取り付けて雨水対策完了だ。


これに錆び止め塗料を塗って上塗りすれば完ぺきな仕上がりになる。

自分で屋根塗装編その2

2016年02月17日 | リフォームは自分で
今思い返せば屋根の高圧洗浄作業が屋根塗装作業の中で気が重いうえに大変だった。
その後のシーラー塗りは単純にローラーを使ってシーラーをベタベタ塗るだけだった。

シーラー塗装の目的は、高圧洗浄されて地肌が露出したコロニアルと上塗りする塗装膜との接着を強化する為の下地調整材だ。通常は1回塗りだが、特に劣化が著しい場合は表面に照りがでるまで塗ったほうがいいと専門家は推奨していた。

写真ではその照りがうまく写っていないが、しっかりとした透明の膜ができた。下塗りができたら上塗りに移るのだが、コロニアルの塗装では注意しなければならない事があった。

塗装を塗装業者かリフォーム会社に依頼する我々は知らないことだが、業界では常識の事があった。塗装後に上下に重なり合うコロニアルに隙間が無くてはならない事だった。

屋根を葺いているコロニアル継ぎ目等からに進入した雨水や結露を排水する隙間が必要なのだ。この隙間が無いとコロニアルと防水シートの間に溜まりコロニアルを留めている釘穴等から浸水し雨漏りの原因になり屋根下地を傷めることになるらしい。

塗装業者は必ず縁切りを行なうのがセオリ(いろはのい)だそうだ。上塗り塗装後に上下に重なり合う段差箇所が塗料で密着してしまうことがある。これは袋状態を意味する。段差箇所にカッターや皮スキ等で隙間を設け排水できるようにするらしい。


この縁切り作業は手間が掛かり大変な作業だ。そこで縁切り作業をしないですむ方法がタスペーサーの挿入であった。タスペーサーはシーラー塗装が終わったら写真赤丸のようにコロニアル1枚に2個(端から左右15cm離し)を段差箇所に挿入する。

上塗り塗装前にタスペーサーを挿入しておけば塗料で段差が塞がれる事はなく、縁切り作業も必要なくなる。タスペーサーには02型と03型がある。

左が03型、右が02型で03型の方が作りが頑丈にできている。


隙間を開けるためのバネ力も03型は全体の構造で担い、02型は二箇所のバネが付いている。素材の厚みも03型の方が若干厚く見える。


上に持ち上げようとする姿を比較すれば見ての通りだ。メーカーは老朽化した屋根には03型を推奨している。値段は若干高くなるが機能を期待してタスペーサー03を1,150枚挿入した。手で挿していくのだが大変だった。エスパッターという専用工具がある。


自分で屋根塗装編その1での写真にあったように屋根に付いているケラバに赤錆び出て腐食がひどかったが、デイスクグラインダに錆び落とし用の羽を付けて磨き上げた。


1液型エポキシ錆び止め塗料(サビカット:ロックペイント社製)を上から塗ってきた。


いよいよ上塗り作業の準備に入る。使う塗料は2液型シリコンウレタン塗料(ユメロックルーフ:ロックペイント社製)だ。この塗料は2液型なので9対1に計量して混合することになる。使い捨て容器をデジタル計量秤の上に載せて塗料を容器に入れる。


9対1に相当する硬化剤をデジタル計量秤を使って計量する。


メーカーの希薄率は5%から15%となっている。気温が低く硬くなりがちなので10対1の比率のペイントうすめ液を計量して入れた。希薄しないと硬くて塗りづらい。


攪拌棒でよく攪拌をした。


シーラー塗装の上に一回目の上塗り塗装(ユメロックルーフ)を塗っている状況。


二回目の上塗り塗装を行なうと艶が一段と出る。タスペーサー03が手前に見える。


赤錆び出て腐食がひどかったケラバに錆び止め塗料(1液型エポキシ錆び止め塗料サビカット)を塗った上に上塗り(ユメロックルーフ)を二回塗った仕上がり。


娘孫達が様子を見に来て写真を撮ってくれた。


南側屋根面の上塗り塗装が終了した。屋根足場を支えている支柱保護ケース(黄色のプラスチックケース)の下もしっかりと塗らなければならない。クランプねじを緩めて上に持ち上げ紐で単管に縛って塗った。乾いたら元に戻す。


北側屋根面の上塗り塗装が終了した。


自分で屋根塗装編その3に続く

自分で屋根塗装編その1

2016年02月14日 | リフォームは自分で
屋根外壁塗装がやっと完成しました。毎日家に寝に帰るだけといっても過言ではない日々がやっと終わった。仮設足場を設置してから六ヶ月という月日が過ぎてしまった。

なぜこんなに掛かってしまったのか? 理由と原因を分析して最後の総括編に委ねる。

早く終わらしたいの一心で外壁塗装に入ってからブログ記事を編集する時間と気力がなくなり暫らく更新できませんでした。やっとパソコンに向かうことができるようになった。

ここからが本来の屋根外壁塗装だ。
築27年という期間は建物にとって厳しい時間経過だったようだ。
一度も塗装しなかったコロニアルの屋根、苔がびっしりと表面を覆っている。


屋根に付いているケラバ(切妻、片流れ屋根の妻側で雨樋がついていない面を指し、屋根材からの水切りをする)に赤錆び出て腐食がひどい状態。


高圧洗浄機でコロニアルに付いた汚れを落とすのだが、これがけっこうきつい作業だと思い知らされた。一人でホースを移動しながらの高圧洗浄を30分もやれば腰から腕肩に傷みが溜まる。100㎡の洗浄ならプロは一日でやるのだろうが、二日掛かってしまった。

高圧洗浄作業は妻との二人三脚でないとできない。なぜなら高圧洗浄機のエンジン出力を下げたり上げたりの調節や水道水の開閉など地上で操作してくれる人がいないとできないことだった。それは高圧洗浄1分の壁があったからだ。

起動中に高圧洗浄機の噴射停止から1分以内に再噴出させなければならない時間制限が面倒であった。エンジンが掛かっているときは、ポンプに過剰な負荷を掛けないために噴出停止時間を1分としている。のんびりとはしていられない。

エンジンを停止したほうが楽なのだが、妻がエンジンのリコイル紐を引いて起動させるのが大変なのだ。しかし、そのうち要領を得て掛けられるようになった。 助かった!

玄関ポーチ屋根7㎡の高圧洗浄中の作業写真。猛烈な汚れが流れ飛び散るのでブルーシートをしないと養生ネットがドロドロになり隣地にまで飛び出しそうだった。
実はお隣に出ていたようで急遽ブルーシートを移動しながらの作業に変更した。


このエンジン式高圧洗浄機の洗浄圧力は14ha、電動式は7haが標準圧力のようだ。
プロの業者は噴出圧力14ha以上のエンジン式高圧洗浄機を使っているようだ。
左上が洗浄前、右下が洗浄後で違いが一目瞭然。下地が出るまで洗浄した。


洗浄が終わったら透明シーラーを塗る作業に入る。弱溶剤1液型変成エポキシシーラー


ローラー(ロングの柄が楽)を使って塗るのだが、シーラーの吸い込みが良くコロニアルの表面に照りがでるには二回塗る必要があった。14kg缶二缶使用することになった。


傾斜した屋根での作業は腰の負担がきつい。南側60㎡のシーラー塗り2回目が終わった状態。屋根足場を支えている支柱保護ケースの下もしっかりと塗らなければならない。
クランプねじを緩めて上に持ち上げ紐で単管に縛って塗った。乾いたら元に戻す。


北側36㎡のシーラー塗りが終わった状態。


自分で屋根塗装編その2に続く