いざという時に使える非常用発電機の保管!
台風15号による鉄塔倒壊、倒木による停電、長期の停電対策として急遽購入したのがインバーター搭載型発電機HONDA EG25i だ。
LED照明、冷蔵庫、テレビ、インターネット、パソコンなど電子回路がある家電製品はインバーター搭載型発電機でないと使えない。
動力系にしか使えない古いスタンダード発電機HONDA EB2300はこれからも薪作り現場でしばらく活躍してもらわなければならない。
我が家と同じように急遽発電機を購入して停電をしのいだ方、以前から発電機を持っていたがエンジンを起動することができなくて困った方もおられたようだ。
台風15号に対応して特設発電機売り場が設けられたが混乱していた。起動できないと修理依頼に来られる方もいたが断念して帰っていった。汎用エンジン共通のことだが「使ったら長期間放置しない」ことが鉄則なのだ。停電の非常時に使うとき「エンジンが起動しない」ことになるからだ。汎用エンジンを使う者として大切なことだ。
停電が解消して日常生活が戻り、発電機で停電を乗り切ったことを忘れてしまい、それから一か月半年が一年二年と発電機を使ったままにしてしまうことが多いものだ。
結果として燃料を入れてリコイル紐を何度引いても起動しない。
何ていう事態は避けたい。そこで忘れないうちに取扱説明書の長期間使用しないときの保管方法を読み実施した手順を記事にまとめた。
発電機を例に書きましたが、2サイクル、4サイクルエンジンに関係なくガソリンを燃料にしている機器は燃料の変質劣化に起因しての不調原因が多い。
一か月程度の短期間であればキャブレター内の燃料を空にすることが目的で、燃料コックレバーをOFFにしガス欠でエンジン停止すれば、次回起動時には一発起動できる。
使用したら燃料を抜く習慣が大切ではないでしょうか。
エンジンオイルまで抜かなくてもと思ったが何年後に使うかわからない発電機、エンジンオイルだって経年劣化して変質する。だったら抜いてしまい使用前にオイルを入れることにした。