終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

やっと我が家にも春の恵み

2017年02月26日 | 田舎暮らし

我が家の斜面で蕗の薹を収穫

少しずつ山の上にも春が訪れてきたようだ。待ちに待った春の恵み『 蕗の薹 』 が顔をだしていた。いよいよ、寒い冬がおわって暖かい日が訪れると思うとウキウキしてきますね。ワラビ採り、竹の子堀など楽しみが待っている。

我が家では、フキの天麩羅、フキ味噌にしての肴が定番だ。夜が待ちどぉしい



リビングウイルをカルテに記載

2017年02月20日 | 終活生活

リビング・ウイル( 事前の意思表明 )を知る

本態性高血圧のわたしは、総合病院に、二ヶ月に一度外来受診して血圧をコントロールしている。妻とふたりで減塩に注意しながらの田舎暮らしだ。

交通の不便な山の中での暮らしは、健康であることが第一条件だ。

終の棲家でのふたり暮らしは、薪を作ったり、敷地内の草刈ができたり、体が動く間までだ。限界を感じたからといって、ふたりで老人ホームに入所することは簡単ではない。わたしはここでポックリ逝きたいが、それが叶うか心がけしだいだが、番狂わせがあるかもしれない。

最近、ふたりの会話に『 老老介護 』 の現実味が話題に。。。互いに覚悟するが。。。
共通して受け入れられないのが、不幸にして重篤な病に陥り、

  • 積極的な治療の開始後に回復不能な病気の末期であることが判明した
  • 他の治療法がなく、数時間ないし数日以内に死が迫っている
  • 生命維持が人工的な装置に依存し、必須臓器の機能不全が不可逆的な状況

このような状況に陥った時、本人も辛く苦しいが老老介護のパートナーもまた辛い上に、医者から医療方針について難しい判断を求められることになるだろう。

『 延命に次ぐ延命 』 が続き、病床での付き添いも時間が長くなれば、パートナーや家族に負担が重くのしかかってくる。このようなことは避けたいと思っていた。

病院のロビーに無料配布の医療小冊子があった。待ち時間の間に目を通していると『 リビング・ウイル 』 という文字が飛び込んできた。


リビング・ウイル(英語:Living Will)の必要性に気づく

リビング・ウィル( 終末期の医療についての意志表明書 ) があることで違いがある。もし突然体調が急変して救急搬送になれば、病院に入院することになる。

さらに、病状が悪化して意識が無くなり呼吸困難になれば医療従事者は、必要な救命救急処置や可能な限り延命治療を行なうだろう。

もちろん、積極的な先進医療によって病状回復の見込みがあるのであれば、『 神にも願う気持ち 』 でお願いしたいところだが、そうでなければ考えさせてもらいたいものだ。

わたしの意識があれば、
主治医と医療方針を相談しながら、わたしが望む医療行為が期待できる。

もし意識がなくなれば、
配偶者や家族と相談しながら延命治療が実施されるだろう。回復の見込みがないと診断されたわたしが、かつ死が迫るなか、人工呼吸器や透析、胃ろうなどによる生命を維持するための措置、わたしにとっては望まぬ『 延命に次ぐ延命 』 治療が続くことになる。

意志表明書という一枚の紙があれば、

リビング・ウイルにある、わたしの意志を尊重して終末期医療を考えてくれるだろう。

万一意識がなく 『 リビング・ウイル 』 がなければ、
わたしが願う、終末期にしてほしい医療についての意志を確認することは困難だ。
家族は一分一秒でも生きていてほしいと願うだろう。わたしは植物状態の『 チューブ人間 』 となり、配偶者や家族は身体的にも経済的にも負担と心労が続くことになる。


リビング・ウイルを電子カルテにスキャニング登録

どんな医者であれ、患者もそれぞれ色々な死生観を持っているだろう。
ある人は、終末期が迫っていても可能な限り先進医療をとことんやって欲しいと望む。
いや、先が長くないなら苦しまないように緩和医療を選んで静かにお迎えを待ちたい。

病のなか混沌とした意識状態でも『 自分の始末ぐらい 』 自分で決めたい。

しかし、自分で決めたいという意志も意識がなければ、医療従事者に伝えられない。
また、医療現場で一度始めた救命救急処置や延命処置を中断することは、現在の医療事情では相当困難なことだろう。

前回、総合病院を受診したときに、『 先生、リビング・ウイルを作ってあるんですが、病院で尊重してくれますかね? 』 と質問?

先生いわく 『 当病院でも簡単なリビング・ウイルの書式がありますよ。 』

今度持ってきて見せてください。そうだね~一番いいのは、

リビング・ウイルをスキャニングして電子カルテに載せて置くのが良いでしょう。

こんな記事を目にした、
『 救急車で運ばれてきたとき、患者は延命処置拒否の要望を記した事前指示書(リビングウィル)を握りしめていた 』(公益社団法人日本看護協会のウェブサイトの抜粋引用)
この協会のウェブサイトをよく読んでいくと、非常に考えさせられるものがある。


電子カルテ登録に際し改定したリビング・ウイル

最初に出会ったリビング・ウイルは、7年前病院のロビーに無料配布で置かれていた医療小冊子に掲載された記事だった。その書式を見ると(一般財団法人日本尊厳死協会)のウエブサイトと酷似していた。協会の記事だったのかもしれない。

今回、病院の電子カルテ登録に際し、妻とふたりで改めて熟慮を重ねて、終末期医療事前指示書書式を改定して作り直したのが、下記 『 リビング・ウイル 』 だ。

クリックしたら画像拡大、印刷もできるよ!

やっと納得の 『 リビング・ウイル 』 ができました。次の外来受診日に持っていってカルテにしっかり載せてもらおう。第二ステージの生活をおくっているが、後で「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも。



大風で屋根に大きな衝撃

2017年02月17日 | 田舎暮らし

大風で木の枝が屋根に落下して大きな衝撃が響く

今日はものすごい大風だ! 昨年の11月24日の大雪で折れた「どんぐり」の枝が、この大風で屋根に落下した。この半月、丸太の山を早くなくしたいの思いで、毎日薪作り作業が続いているのだった。遊びに行きた~い~

今日は作業を中止し、私の書斎でもあるロフト階でブログを見ていた。11時ごろ頭の上で、ものすごい音とともに大きな枝が地面に落下していった。

我が家の屋根は、ガルバリューム鋼板葺きなので音は凄かったが被害はなかった。落ちたこの枝も薪にしよう。