終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

新芽だらけだが

2019年04月22日 | 花と植物

タケノコ:筍も新芽に入りますかね

タケノコ、タケノコの声が妻から聞こえる。薪置き場(土場)の隣地は竹藪になっていて以前からタケノコが生えてきては足で蹴って折っていた。

持ち主は集落の人でタケノコを掘らせてほしい旨をお願いしたところ、どうぞお友達もお誘いして好きなだけ掘ってくださいとお言葉をいただいた。

妻の友達二人も加わって二時間のタケノコ狩りとなった。その収穫が画像で見ての通りだが、持ち主曰く今年は不作の年だそうだ。私も以前に聞いたことがあるが不作の年と豊作の年があると。皆で分け合い新鮮なタケノコを茹でるべく解散となった。

さっそく妻は鍋であく抜きに取り掛かる。私の頭の中は刺身、新鮮な木の芽がたくさんあるので木の芽和え、若竹煮、たけのこご飯、青椒肉絲と妄想が膨らむ。

春の山菜と言えばワラビ、30年近く毎年取ることができた、車で一時間程の農業用水ため池ダム堤土手に「地区の者以外は山野草採取禁止」の立て札が突然立っていた。

目には黒く太いワラビがいっはい飛び込んでくるが諦めて館山で有名な名物蕎麦を食して帰宅した。

ただでは転ばない私たち、家の近所で誰にはばかることなく採取できる場所があるが、ワラビが緑色で細く数が少ないので無視していた。もうこうなったらこちらで希望をつなぐほかない。

山菜取り、年々よそ者が踏み入れるのを嫌う傾向が強くなった。

私たちに唯一残されたワラビ採取できる場所で、よそ者には採られたくないと考える狭く身勝手な心持ちの自分が恥ずかしくなる。

ホントに細いワラビだが、あく抜きしてワラビのお浸し(だし汁付け)、ワラビの山かけ、ワラビの味噌汁と美味しくいただけた。

普通の花はないが山野草だらけの我が家
シロバナフジ:白花藤(白花美短藤)の棚が腐ってしまった。何とかしてと妻から要望が出ている。 ヤマユリ:山百合の新芽がニョキニョキと出てきたよ。周りにヤブレガサ:破れ傘の新芽が繁茂して困る。
スズラン:鈴蘭の新芽が年々増えてきた。スズランといえば道産子の私には北海道の花という印象がある。 ナルコユリ:鳴子百合はヤマユリに負けないぐらい敷地全体に群生しているんです。