終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

高圧洗浄機キャブレター洗浄

2024年06月20日 | DIYを楽しむ生活

高圧洗浄機のエンジンかからない

久々に高圧洗浄機を使おうとしたのだが、エンジンが掛からない。どうした! なぜリコイル紐を何度弾いてもダメなのだ。

プラグに燃料は来ているのに? スパークしているのか確認する。火は飛んでいる。キャブ洗浄するしかないか。

OHVヘッドカバーからブリーザチューブを抜いた穴にテープを貼る。スターターに問題はないと思うが、錆が気になったので分解してみる。

キャブを取り外した給入口にティッシュペーパーを詰める。アクセルレバーの動きが重いので調整がいる。

ひと通りのキャブ洗浄をしてみる。




ポストの棟包みを板金加工

2023年01月23日 | DIYを楽しむ生活

2019年15号台風で屋根部分が杉皮葺・棟は孟宗竹で作ったポストの屋根材が吹き飛んだ。そのまま放置していたら、屋根部分の板が腐り、愛犬モミの鬼瓦飾りも無くなった。

写真のような当初の姿とは見る影もないほど汚い姿のポストになった。たかがポストと思うでしょうが、我が家の顔だ。新年早々のDIY作業にポストのリニューアルを試みた。

ここは山の上で風が強い。同じ杉皮葺・棟包みが孟宗竹では耐久性がないので持たないだろう。本格屋根材・棟包みをトタン板で作って被せることにした。

  
カラートタン板で棟包みの板金加工
少し余っていたアスファルトルーフィングを張った。 アスファルトシングル(330×1000)三枚を用意し、幅33㎝を11㎝幅に三つ切りにして重ね張った。
カラートタン板に鉛筆で切り取り線を引き、金切りはさみで切り取る。 作業台に鉄アングルを養生テープで固定し、角に折り線を合わせ養生テープでしっかり固定したらゴムハンマーで角を叩き折り目を着けていく。
織り込む順番を間違うと後が大変になるので、折る前に順番をきめる。 細かいところは板金はさみで折り込む。

棟の笠木に2×4材(38×89)を使い、板金加工した棟包みを被せる。張ったシングルアスファルトの縁には見切縁を取り付ける。これだけしっかり屋根部分を造作すれば、2019年15号台風並みの風が吹いても今度は壊れることはないだろう。


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ポストをリニューアルしてみた
移住と同時に設置したポストが13年たち、屋根部分が台風でボロボロになったのでリニューアルした。シンプルな色合いで目立つ山中のポストにする・・・
2023年1月23日 | DIYを楽しむ生活



ポストをリニューアルしてみた

2023年01月23日 | DIYを楽しむ生活

移住と同時に設置したポストが13年たち、屋根部分が台風でボロボロになったのでリニューアルした。シンプルな色合いで目立つ山中のポストにする。

屋根は、アスファルトルーフィングを張った上にアスファルトシングル3枚(336×1000)をカッターナイフで切って張り、板金加工した棟包みを被せ、前後に我が家に居ついたパンダ猫の顔を、後部におしりとしっぽを作り取り付ける。

居ついたといっても、ご飯を食べに来るだけ。食事の世話をして7年になるが、絶対に触らせてくれないし、いつもと違う動きをすると威嚇する雌猫。人になつくことを知らなく育った野生ネコだ。こんなにかわいい顔をして 🐼

ものすごく臆病で、ほかの猫とも仲良くできないようだ。でも生きていくために我が家を頼りにしてくれている。家の中に入ろうとしないのが少し寂しい気になるが、できるだけ面倒を見てやろう。

スギ丸太にはキシラデコール塗装をし、チェンソーで削ったフクロウが汚くなったので、紙サンドペーパーで擦って綺麗にし、水性ペイントで着色した。

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ここは山の上で風が強い。同じ杉皮葺・棟包みが孟宗竹では耐久性がないので持たないだろう。本格屋根材・棟包みをトタン板で作って被せることにした・・・
2023年1月23日 | DIYを楽しむ生活



薪割機シリンダーの動き遅い

2022年09月24日 | DIYを楽しむ生活

油圧シリンダーのサイクルタイムが異常に遅い

PLOWのPH-GS13 PRO(前期型)の油圧シリンダーヘッドから作動油#32が漏れ出したので、シリンダーアッセンブリ一式を販売元から購入し交換したときはこれで完璧と思った。

しばらくぶりに薪づくりをしようと交換後はじめて動かした。負荷を掛けていないときは動くが、負荷を掛けると超遅い動きになる。サイクルタイム10秒が30秒以上に感じられるぐらい超スローな動き。作動油#32も当然新しい、原因はなんなんだろうと頭を抱える。

油圧がかからないのであれば、油圧ポンプの不調が考えられる。動きが緩慢な症状からポンプに作動油#32が十分に送られていない可能性がつよい。

取扱説明書の分解図を見ると、作動油タンクの送り側コネクターにストレーナー(フィルターと記述)が付いていた。本来はストレーナーとフィルターは別々の役目があり別物だがストレーナーしかない。【掲載写真をクリックすると大きくなります。】

ストレーナー(フィルター)の清掃編
タンク内の作動油は、タンク内清掃用に手押しポンプにフィルターを付けて、ペットボトルに吸い上げる。 油圧ポンプへの送り耐圧ホースの締め付けバンドを緩める。
耐圧ホースを傷つけないようにウエスを巻いた上からウォータレンチでよじりながら抜く。 油圧ポンプ内から作動油が流れ出る。いくらも使っていないのに作動油は汚れていた。
コネクターの幅は36㎜、自在レンチをかませ柄にパイプを通し回すと簡単に緩んだ。 コネクターをゆっくり引き抜くと、固形物が付着したストレーナー(フィルター)があらわれる。
引き抜いたストレーナー(フィルター)を見て納得、油と汚れが固形化して網を覆い作動油が送れない。 パーツクリーナーをかけてみたが、あまりに固形物がすごく落ちないので、慎重に削って取ることに。
パーツクリーナーと歯ブラシでこすって、やっときれいになった。 タンク底に残った廃油は、ドレーンボルトを緩めて取ったところ、廃油受けに鉄粉や固形物が溜まった。
ペットボトルに取った作動油をタンクに入れて、タンク内の汚れを洗い流すことを繰り返し、汚れが出てきた。 ストレーナー(フィルター)を点検すると、先端部に小さな網の破れがあった。
アルミテープを巻き、その上からステンレス針金(ミニφ0.26㎜)を巻き上げて補強。 ネジの2山を残して13㎜幅のシールテープを2周ほど巻き、ヘルメチック配管用シール材「F-119」を塗る。
ゆっくり手で回してねじ込む。 36㎜幅のコネクターを自在レンチで締め上げ、最後に鉄パイプで締め上げて終わり。
油圧ポンプへの送り耐圧ホースをコネクターに戻し、新しい締め付けバンド2個をポンプ側ともに締める。 ENEOSスーパーハイランド32(20ℓ缶)を購入。二回交換ができる。
手押しポンプでオイルジョッキー2ℓに移す。 オイルジョッキー2ℓで4回注ぎ、いったんエンジンを起動して作動油の油糧を確認して調整した。
負荷を掛けなくても掛けても、まったく変わらない速さで動く。見事に復活した。ストレスなく薪割りができそう。作動油交換とフィルターの重要性を知っていれば。 新品のストレーナー(フィルター)に変えるには、GS13PRO#60 FILTER【GS13PRO-ALL-60】¥886(税込)送料 ¥880で手に入るそうだ。

まとめ

年間の使用時間にもよりますが、二年に一度は作動油#32を交換したいものだ。これとは同時に作動油タンクの送りコネクターを緩め、ストレーナー(PLOWではフィルター扱い)の清掃もやるべきではないかと感じた。

清掃後の負荷を掛けた状態でのサイクルタイム10秒は、とても満足がいく結果となった。原因は油圧ポンプではなく、ストレーナーのつまりでした。

作動油の交換とストレーナーの清掃はセットだ! 

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刈払機キャブ交換と組立整備

2022年08月13日 | DIYを楽しむ生活

点検しながら部品交換して組み上げてみたら

分解してみると意外と単純な構造で部品数も少なないことが分かり、分解前の状態をカメラで記録しておいたので何の心配もない。

分解した部品類を箇所別に整理し、ボルトネジ類も養生テープに包み箇所名をマジックで書いておいたので、組立時に困ることはない。

幸運なことに、古いキャブとワルボロ WYJタイプ キャブとが外径形状・対応排気量cc ・ 取付穴の距離:31㎜/ベンチュリー径:10㎜ネジ穴径 約φ5.4 本体奥行30㎜サイズなど見た目の外観等が酷似しているのでこれは使えると確信した。

分解整備の主目的は、キャブレター・コントロールケーブル交換、マフラー・排気ポートのカーボン落とし、燃料タンクグロメットの交換、クラッチライニングの点検、ギヤケース・シャフトのグリスアップ。【掲載写真をクリックすると大きくなります。】

刈払機のオーバーホール組立整備編 
スロットルを上げても刃が回らない回転不調の原因の一つが、クラッチライニングの摩耗が考えられる。分解したライニング厚は1㎜あり、ドラム側に変形や摩耗もみられない。交換不要と判断し清掃して終わり。汎用品クラッチアッセンブリ一式がネットで売られている。 マフラーを外すと排気ポートにはカーボンが周囲に付着していた。細いドライバーを使いピストンを傷つけないようポートのカーボンを取り除き、プラグを抜き取りピストンヘッドをポート口下に合わせ、コンプレッサーでシリンダー内とポートのカーボンを吹き飛ばした。
当初は混合比25:1の燃料で使っていたが、混合比50:1用のFD級2サイクル混合オイルを農機具屋さんに奨められてから混合比50:1で使ってきた。卓上ガスバーナーでマフラー全体を炙り、開口部からはカーボンが燃える炎うがあがり、さらにカラカラに焼いた。 エンジン全体をパーツクリーナーを掛けブラシで洗った。マフラーガスケットに付着したカーボンも取り除き、全体をパーツクリーナーで洗った。焼いたマフラー内のカーボンを振り取り、外側を金ブラシ掛けした。ガスケットを挟みマフラーを組付けた。
左側が古いキャブレター。右側がワルボロ WYJタイプ キャブレター(1,850円)の新旧裏表とガスケットを比較した。この製品は取付穴の距離、ベンチュリー径、ネジ穴径 、本体奥行、対応排気量の互換があった。 前回、写真上側のパイプのグロメット(ゴム製品)を交換しなかったので、劣化したグロメットから燃料漏れした。燃料パイプ(黒:送り、透明:戻り)・グロメット一式を新品に交換しタンクに取り付けた。
エンジン側クラッチとクラッチドラムカバーを組み付けて固定ボルトネジを締め付けた。 燃料タンクに防振ゴム4つを取り付け、エンジンに取り付け、固定部品の。ボルトネジを締め付けた。
クラッチカバーにあるエンジンスイッチからのケーブルをイグニッションコイルに接続した。 エンジンにリコイルスタータベースを取り付けた後、エンジンカバーを取り付け、リコイルスタータを取り付けた。
チョーク、キャブカバー、フィルターをパーツクリーナーで洗浄して乾燥した。プラグの電極を金ブラシで清掃すれば使えそうなので交換しなかった。 新品のガスケット、キャブレターのエンジン側に黒色送りパイプ・チョーク側に透明戻りパイプ、チョーク(プラ製)順に組付け2本のネジでしっかり固定した。
上が古いコントロールケーブル。汎用品ケーブルは色々あるがケーブル長923㎜(アウター長850㎜、アウター・インナー差73㎜)と同じものを探した。 キャブアクセレーターにケーブルを掛け、シャフトに沿って配線し、アクセルレバーのケーブル穴に装着した。このケーブルはロビン純正ケーブルでネットで探した。
メインシャフトパイプにはグリースが充填されているが、パイプ内のグリースが減っていたのでグリスアップした。メインシャフトとクラッチカバー側とを連結固定した。 ギヤケースのグリスアップネジを緩め、半時計に回しながらグリスアップし、シャフトに連結固定した。グリスアップはギヤケース側とクラッチカバー側に注入口がある。
組みあがったところで燃料を入れ、プライマリーを数回押してエンジンを掛ける。アクセルレバーを最低に絞った状態で、刃が回転する手前までキャブのアクセルワイヤーネジを回してコントロール(スロー)調整した。 オドメーターがないので燃料と回転数調整が分からないが、アクセルの開き6~7割で滑らかな回転が得られる位置をニードル調整ネジを回して調整した。何度か草刈りしてみて微調整を繰り返すことで満足がいった。

まとめ

汎用キャブ ワルボロWYJタイプ キャブレター(対応排気量:23~33 cc)は、排気量に幅があるためロビンNB2510(排気量25cc)では燃料の供給が多いようで燃料の減りが早くなったが、エンジンの始動は改善され満足している。

購入当初は混合比を25:1の燃料にこだわっていたが、農機具店のアドバイスでは50:1用 高品質FD級オイルを使用すればキャブ詰まり、カーボンを減らす効果があるとのこと。もうFB / FC級オイルや混合比25:1の燃料を使う気にはなれない。

皆さんは混合比25:1派か50:1 FD級オイル派どちらでしょうか  

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