終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

三月の庭の花R4

2022年03月31日 | 花と植物

2月まで咲いていた日本水仙が終わって、寂しくなった斜面にスノーフレーク(鈴蘭水仙)が咲きだした。同じスイセン属の仲間だが、鐘形で垂れ下がり白色で、花弁の先端には緑色の斑点が何とも言えない可愛らしさが好きだ。

日本水仙は寒い季節に咲いて終わってしまうが、道の駅で買い求めた球根キングアルフレッド 、マウントフットは今が見どころだ。

我が家のクリスマスローズはいっとき大株に育ち、見ごたえがあったのだが何故か小さくなってしまった。種から成長したものが広がって花芽を付けた。

ヒマラヤユキノシタは、だんだん根茎が伸びて花芽が広がりすぎた。調べてみると早春に根茎を短く切って差すだけで付くとあった。やってみよう。

ジンチョウゲ(沈丁花)この春も白い花を咲かせ、いい香りを放っている。10年から長くて30年で枯れるとあるがこれはどうなるのだろう。

ハナニラは家の前の道端に咲いていた。それらを敷地内に移植した。植えっぱなしでどんどん増えるとある。楽しみだ。




サクラが満開の家 R4

2022年03月31日 | 終の棲家

私たちが暮らす集落は、40~50年前に地元の人たちが道路沿いにソメイヨシノを植樹して、今では美しい花見ができる環境を作ってくださった地。そのおかげで我が家の敷地には桜の木がある。

我が家のサクラは、長い年月の風雪で枝が折れたり、てんぐ巣病などと闘い、なんとか生き抜いてきた老木。樹形は良くないが桜が開花すると心は踊る。

サクラは数年に一度は手入れをしてあげなければならない。造園屋さんに高所作業車で、てんぐ巣病の枝落とし、徒長した枝の剪定と管理がいる。

サクラが満開になると、家の窓からの景色が数日間だけだが淡いピンクに包まれるのが極上の幸せで、この土地を終の棲家にしてよかったと思うとき。




オニグルミの樹木治療をやる

2022年03月31日 | DIYを楽しむ生活

樹木医のまね事ですがオニグルミの外科治療

庭のシンボルツリー、オニグルミはキクイムシ幼虫で傷んでいる。伐採してしまえばいいのだが、胸高直径40センチ、樹高10メートルを超えると存在感がありすぎて伐採するにはもったいない気がする。

樹木医か造園屋さんに依頼して治療するという方法もあるが、処理費用が気がかりなので、自分でやることにした。なんとかキクイムシの食害に耐えているが、かなりの重症だ。今回治療しても最終的に伐採ということになるかもしれない。

まずはネットで空洞処理を検索して情報収集すると、空洞が大きい場合、発泡ウレタンを充填する方法があったが、ウレタンは紫外線に弱く、雨水が隙間に侵入して腐るとある。

雨水が侵入しそうな箇所と外気に接する表面に変成シリコン膜を塗布することで、少しの効果を期待することにした。これでも倒木の危険性が増したら伐採ですね。

樹木空洞部を清掃消毒後に発泡ウレタンの充填と後処理
斜面途中、根元から4メートルの足場板の上に立つと結構高く恐怖を感じる。安全第一で転落に注意しながら作業しないとと気持ちが引き締まる。 高所作業ではヘルメットを被り、安全帯、足元は地下足袋が必修だ。狭い足場板の上ではチェンソーをしっかり握りキックバックに注意しながら削る。
常に上から下へと縦方向にチェンソーの刃を送りながら1~3センチ削り出して、キクイムシを探していく。 大小5匹のキクイムシが隠れていて、すべてを見つけ駆除するのは困難だ。薬剤で殺すか窒息させるかだ。
効果のほどはわからないが、削った表面に向けてオルトラン水和剤、スミチオン乳剤500倍を噴霧する。 キクイムシが開けた穴やチェンソーの刃で削れなかった隅々まで薬剤を噴霧した。
オルトラン水和剤、スミチオン乳剤500倍を塗布した上に殺菌剤トップジンMペーストを塗る。 チェンソーの刃で細く削った表面にトップジンMペーストを刷毛で塗るのは難しい。
根元から上端まで幹が3~8センチの幅で口が開いている。養生シートで開口部を閉じ、発泡スチロール板40㎜厚を溝幅に合わせながらカッターで切り取り、隙間を塞いでいき養生テープで仮止めした。 発泡ウレタンは硬化しながら2倍ほど発泡して膨らむとある。開口部を塞いでいる発泡スチロール板に発泡圧力が掛かるのでしっかり固定しなければならない。木材の添え木と一緒にビニールテープで巻き固定した。
空洞内に発泡ウレタンを均一に隅々までいきわたらせて充填するには、70~80センチ間隔に注入口を設けウレタンを充填しなければならない。 発泡ウレタンは密閉空間では発砲しないと注意書きがあった。発泡空気の逃げ道が必要なのだ。注入口から発泡ウレタンが噴出してくる。
木材の添え木、発泡スチロール板、養生シートを取り除くと注入口から噴き出した発泡ウレタンだけが残る。 隙間や注入口からはみ出た発泡ウレタンをカッターナイフで切り取り、表面を整える。
外気に接触するウレタン表面に塗装を推奨している。塗装被膜よりは強そうな変成シリコンを充填しながら平へらで被膜を作ることにした。 ウレタンは紫外線に弱く、雨水で変質する。変成シリコンを充填塗布したことで7~8年は持ってほしいものだ。BD発泡ウレタン7缶変成シリコン2本使用した。

まとめ

樹木の空洞穴埋めといっても、空洞の位置や状態によって対処法も違ってくるのだろう。このオニグルミもうまく穴埋めができたとしても、年月の経過に伴う樹木の状態が改善されればいいのだが。最悪、伐採ということになるかもしれない。

なんとか元気に生き続けてほしいと願うばかりです。

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2022年02月18日 | DIYを楽しむ生活



やっぱり表ラバーをやめる

2022年03月13日 | 卓球で遊ぶ

バック面の表ラバーを剥がして裏ラバーに替える

ミズノ卓球教室に通って一年になる。新たに就任した指導コーチが、私のラケットのバック面のラバーを見て、なんで表ラバーを貼っているのと質問された。

練習で表ラバー チャレンジャー・ATTACKを打ちこなすには、まだ難しいよとアドバイスされた。

サークルで表ラバーを貼っている人が多かったので、私も一度は貼ってみたかったのと、球離れが早く、相手の回転の影響を受けにくいということは、下回転の球に対応できない自分に向いていると勘違いしたからだった。

球のつかみが悪く、バック打ちでコントロールが難しいように感じた。指導コーチからテンション系裏ラバーを貼ってみたらとアドバイスされたので、テンションスピンシート ニッタク(Nittaku) ファスターク C-1 厚 4,080円(税込み送料無料)を、amazonから購入した。

卓球ラバーの貼り替え手順の分解写真
保護プロテクターテープを剥がす。 ラバーを剝がす方向はグリップ側から剥がすと木目まで傷つけるので、斜め45度方向に丁寧にはがした。
綺麗に剥がれたように見えるが、細かいノリカスが付着しているので、養生粘着テープでこすって取り除いた。 ニッタク(Nittaku) ラバー用接着剤 ファインジップ50を500円玉の量を取り、手早くスポンジで塗り伸ばす。
塗った白い接着剤が透明になるまで自然乾燥するか、ドライヤーで冷風乾燥すると時間短縮できる。 透明に乾燥したらゆっくりラバーをグリップ側から貼り、ラップ芯を軽く転がし密着させた。
新しいカッターナイフの刃をラバーに突き刺し、マットを切る感覚でカッターを垂直に立てて一気に切り取る。 ラケットからずれることなくスポンジが綺麗に切り取られてホッとした。
練習量が多い人などは、頻繁にラバー交換するようで保護プロテクターテープを貼らない人がいる。初心者の私は保護プロテクターテープ10㎜を側面に貼る。 バタフライ コルベル-FLラケットのフォアー面はバタフライ ロゼナ 裏ソフト テンション 中、バック面にニッタク ファスターク C-1 厚の貼り替えが完了した。

まとめ

ニッタク(Nittaku) ファスターク C-1 厚を貼ったバック面を使って、フォアー打ち、バック打ちを試打してみたが、テンションスピンシートでの感想として、ボールを捉える感覚がいいですね! ラバー厚を中から厚にして、さらに球に威力というかスピードが上がったような気がする。

道具ではないことはわかっているが、もっとうまくなりたい。



クマ笹の春支度をやらないと

2022年03月04日 | 田舎暮らし

冬の庭にパンジーやビオラなど寒い季節でも花のある庭があるお宅が羨ましい。北側斜面の我が家では樹木等の陰になって、日照時間が極端に少なく花を植えても育ちません。日当たりがいい近所の庭を見ると寂しくなる。

しかし悪いことばかりではないと気を取り直す。中高木の半日陰斜面、水はけが良いからヤマユリの生息に適地のようだ。

ヤマユリが終わったら何もない寂しい斜面になってしまう。デッキ前にギボウシ花壇を作りクマ笹で縁どりして、少しでも寂しくならないようにと植えた。

四月から冬まで緑のクマ笹の縁どりが通路を際立たせる。冬になると府が入り冬のたたずまいにしてくれる。クマ笹がないとただの斜面、物足りない風景だ。

クマ笹の存在がこの斜面にとって必要不可欠な植物だと実感するが、クマ笹をそのまま放置していくと1メートルほどの背丈になり荒れ地と化してしまう。

クマ笹の地下茎は四方に伸びて広がる。植生範囲を抑えこむには徹底した管理が必要で、地下茎が伸びて出た新芽を追っかけて刈り取っていく。

春を前にして、クマ笹には新芽が出ている。地面に近い10センチほどの新芽を残して上を刈り取る作業が欠かせない。

新芽が伸び、分岐を繰り返し30センチほどに収まるように芯止めして見守る。実に手間のかかる植物なんだが、これがあると無いとでは景観が違う。

電動バリカンで葉部分の頭頂部を刈り取った後に、剪定はさみで丁寧に新芽を残して低くなるように刈りこんでいる。春を前にしてクマ笹の刈りこみがやっと終わった。やることがいっぱいあって嬉しい。